JPS6254830A

JPS6254830A - 光デイスク記録再生装置

Info

Publication number: JPS6254830A
Application number: JP60194120A
Authority: JP
Inventors: Shigemi Maeda; 茂己前田; Toshihisa Deguchi; 出口　敏久; Takeshi Yamaguchi; 毅山口; Shozo Kobayashi; 省三小林
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1985-09-02
Filing date: 1985-09-02
Publication date: 1987-03-10
Also published as: JPH0421250B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明はレーザー光によりディスクに記録情報に応じた
ビットを形成し、このビットの検出信号の変化により記
録情報の再生を行なう光ディスク記録再生装置に関する
。

〈従来の技術〉近年、レーザー光を用いた光ディスク装置が実用されて
いる。この光ディスクは、磁気ディスクに比較して記録
トラック密度が２桁以上と高密度化でき、大容量メモリ
を構成することができる。

また、この光ディスクは、レーザービームをディスク面
に集光し、ディスク上に予めカッティングされたプリグ
ループによりヘッドの位置決めが非接触で行なえるため
、記録媒体が移動できることが大きな特徴である。

〈発明が解決しようとする問題点〉従来の光ディスク装置においては、ディスク毎にあるい
はディスクの記録位置によって異なる記録感度のばらつ
きやレーザー素子のビーム強さの変動、さらに環境温度
による記録感度の変化等により、記録条件が変動する。

その結果として、記録ビット長がばらつくことにより、
再生信号の位相マージンが失われることになり、これを
考慮した記録密度を設定する必要があることから、高密
度化の障害になっていた。

〈問題点を解決する為の手段〉本発明は、任意のパルス幅のレーザービームを発生する
レーザービーム発生手段と、このレーザービーム発生手
段により順次に異なるパルス幅のレーザービームを発生
させこのレーザービームをディスクに照射して記録ビッ
トを形成する記録手段と、上記記録ビットに対する再生
信号のパルス幅が所定の長さになるときの上記レーザー
ビームノパルス幅を検出するレーザービームパルス幅検
出手段とを備え、上記レーザービームのパルス幅にもと
づいて上記ディスクに情報の記録を行なうことを特徴と
する。

〈実施例〉第１図は本実施例の光ディスク記録再生装置の基本的な
構成を示す。１は光記録ディスク、２はこの光記録ディ
スクの情報の記録と再生を行なう光ピツクアップである
。光ピックアラ、プ２は、任意のパルス幅のレーザービ
ームを発生するレーザー２１と再生信号検出器２２とか
らなる。３はレーザー２１を駆動するレーザードライバ
、４は実際の情報記録に先立って一定の周波数で順次に
パルス幅の異なるレーザービームを光ピンクアップ２に
より発生させるべくレーザードライバ３に駆動信号を与
えるパルス幅可変回路である。５はパルス幅可変回路４
に一定周波数のパルス信号を与えるとともに後述するマ
ルチプレクサの選択信号を与える制御回路である。６は
再生信号検出器２２の出力を増幅するアンプ、７はアン
プ６の出力をレベルスライスしてパルス信号を出力する
コンパレータ、８はコンパレータ７からのパルス信号の
パルス幅と所定値との大小関係を弁別するパルス幅弁別
器である。

第２図はパルス幅可変回路４の構成を示す。４１゜４２
．４３．４４はそれぞれ入力信号を時間ｔだけ遅延させ
て出力するディレィラインである。制御回路５からの一
定周波数のパルス信号をディレィライン４１は時間ｔだ
け遅延させて出力し、ディレィライン４２は時間２ｔだ
け、ディレィライン４３は時間３ｔだけ、ディレィライ
ン４４は時間４ｔだけそれぞれ遅延させて出力する。４
５は制御回路５からの一定周波数のパルス信号とディレ
ィライン４１．４２，４３．４４から出力されるパルス
信号の中のひとつを制御回路５からの選択信号に応じて
選択的に出力するマルチプレクサである。４６はマルチ
プレクサ４５の出力信号の立上りエツジを検出する正エ
ツジ検出回路、４７はディレィライン４２の出力信号の
立下りエツジを検出する負エツジ検出回路である。４８
は正エツジ検出回路４６の出力によりリセットされ負エ
ツジ検出回路４７の出力によりセントされるＲ−Ｓフリ
ップフロップである。

第３図はパルス幅弁別器８の構成を示し、８１はコンパ
レータ７からのパルス信号の立上りエツジを検出する正
エツジ検出回路、８２は正エツジ検出回路８１により検
出した立上りエツジごとに一定パルス幅の基準パルスを
出力する単安定マルチバイブレーク、８３は単安定マル
チバイブレーク８２からの基準パルス信号の立上りエツ
ジにてコンパレータ７からのパルスをサンプリングする
フリップフロップである。このフリップフロップ８３は
、コンパレータ７からのパルスのハイレベル側ノハルス
ｍ　が基準パルスのロウレベル側のパルス幅より大か小
かによって出力が反転する。

第４図はこの光ディスク記録再生装置の要部における信
号波形を示す。ａは制御回路５からパルス幅可変回路４
へ与えられる一定周波数のパルス信号であり、ｂ、ｃ、
ｄ、ｅはそれぞれディレィライン４１，４２，４３．４
４の出力である。ｆはマルチプレクサ４５の出力、ｇは
正エツジ検出回路４６の出力、ｈは負エツジ検出回路４
７の出力、ｊはＲ−Ｓフリップフロップ４８の出力であ
る。ｋは光記録ディスク１の記録ビット、ｌはアンプ６
の出力、ｍはコンパレータ７の出力、ｎは正エツジ検出
回路８１の出力、０は単安定マルチバイブレーク８２の
出力、ｐはフリップフロップ８３の出力である。

以下、この光ディスク記録再生装置の作用を説明する。

制御回路５から一定周波数のパルス信号ａがパルス幅可
変回路４へ与えられ、パルス幅可変回路４では制御回路
５からの選択信号ｉに応じてマルチプレクサ４５は期間
ｔ１にはパルス信号ａを出力し、期間ｔ２にはパルス信
号ａより時間ｔだけ遅延したパルス信号す１期間ｔ３に
はパルス信号ａより時間２ｔだけ遅延したパルス信号Ｃ
１期間ｔ４にはパルス信号ａより時間３ｔだけ遅延した
パルス信号ｄ、期間ｔ５にはパルス信号ａより時間４ｔ
だけ遅延したパルス信号ｅをそれぞれ出力する。そして
、正エツジ検出回路４６がマルチプレクサ４５の出力信
号ｆの立上りエツジにて短いパルスｇを出力し、負エツ
ジ検出回路４７がディレィライン４２の出力信号Ｃの立
下りエツジにて短いパルスｈを出力する。

いま、期間ｔ１において、制御回路５からの選択信号ｉ
によりマルチプレクサ４５から出力信号ｆとして制御回
路５の出力信号ａが出力されると、Ｒ−Ｓフリップフロ
ップ４８は信号ａの立上りでリセットされ信号ａより２
ｔだけ遅延した信号Ｃの立下りでセントされるので、Ｒ
−Ｓフリップフロップ４８の出力ｊは信号ａに対してハ
イレベル側のパルス幅が２ｔだけ短い信号になる。以下
同様に、期間ｔ２においては信号ａよりｔだけ遅延した
信号すと信号ＣによりＲ−Ｓフリップフロップ４８の出
力ｊは信号ａに対してハイレベル側のパルス幅がｔだけ
短い信号になり、期間ｔ３においてはＲ−Ｓフリップフ
ロップ４８は信号Ｃの立上りでリセットされ信号Ｃの立
下りでセントされて出力ｊは信号ａと増減なしのハイレ
ベルパルス幅の信号になり、期間ｔ４においては信号ａ
より３ｔだけ遅延した信号ｄと信号Ｃにより出力ｊは信
号ａに対してハイレベルパルス幅がｔだケ長い信号にな
り、期間ｔ５においては信号ａより４ｔだけ遅延した信
号ｅと信号Ｃにより出力ｊは信号ａに対してハイレベル
パルス幅が２ｔだけ長い信号になる。そして、期間ｔｌ
、ｔ２．ｔ３．ｔ４゜ｔ５にそれぞれ異なったハイレベ
ルパルス幅の信号ｊが順次にレーザードライバ３に与え
られ、レーザードライバ３はこの信号ｊにしたがって光
ピツクアップ２のレーザー２１を駆動し、信号ｊに対応
したパルス幅のレーザービームが回転する光記録ディス
ク１に照射される。この結果、光記録ディスク１には期
間ｔｌ、ｔ２．・・・、ｔ５においてそれぞれ異なった
長さの記録ビットｋが形成される。

次に、光記録ディスク１に形成された記録ビットｋが光
ピンクアップ２の再生信号検出器２２により検出され、
アンプ６によって増幅されて信号ｌに変換された後、コ
ンパレータ７によってレベルスライスされてパルス信号
ｍが得られる。このパルス信号ｍは、そのハイレベル側
のパルス幅カ期間ｔ１で最も短く、期間ｔ２．ｔ３．・
・・へ移行するとともに順次長くなり、期間ｔ５で最も
長くなる。このパルス信号ｍはパルス幅弁別器８におい
て正エツジ検出回路８１により立上りエツジが検出され
、この立上りエツジの検出信号ｎにより単安定マルチバ
イブレーク８２が起動し、この結果、単安定マルチバイ
ブレーク８２からはパルス信号ｍの立上りエツジが発生
するごとに一定パルス幅の基準パルス信号０が出力され
る。

期間ｔ１およびｔ２においては、パルス信号ｍのデユー
ティは偏っており、パルス信号ｍのハイレベルパルス幅
が基準パルス信号Ｏのロウレベルパルス幅よりも短いた
め、フリップフロップ８３の出力ｐはロウレベルが保持
されたままである。

次に期間ｔ３において、パルス信号ｍのハイレベルパル
ス幅と基準パルス信号０のロウレベルパルス幅とが等し
くなると、フリップフロップ８３の出力ｐはハイレベル
に反転する。以後、期間ｔ４゜ｔ５においては、パルス
信号ｍのハイレベルパルス幅は基準パルス信号０のロウ
レベルパルス幅より長くなるため、フリップフロップ８
３の出力ｐはハイレベルを保持する。

フリップフロップ８３の出力ｐが反転する期間ｔ３にお
けるパルス信号ｍすなわち再生信号のデユーティ比は５
０％であり、これはレーザービームのパルス幅をパルス
幅可変回路４において遅延信号Ｃを選択して定めた結果
である。したがって、再生信号のデユーティ比が５０％
である最適な記録が行なわれるためには、レーザービー
ムのパルス幅を遅延信号Ｃを選択して設定すればよいこ
とが判定される。そして、この後、この選択されたパル
ス幅のレーザービームにより、実際の情報の記録が行な
われる。

なお、本実施例においては、パルス信号ｍのハイレベル
側のパルス幅および立上りエツジを用いて判定を行なっ
ているが、パルス信号ｍのロウレベル側のパルス幅およ
び立下りエツジを用いてもよいことはいうまでもない。

さらに、パルス信号ｍのハイレベル側とロウレベル側の
両方のパルス幅を用いて判定を行なえば、レーザービー
ムのパルス幅のより高精度な設定が可能になる。

く効果〉以上説明したように、本発明においては、レーザービー
ムのパルス幅を順次に変化させながら記録を行ない、再
生信号のパルス幅が所定の長さになるときのレーザービ
ームのパルス幅を選択するようにしたので、ディスクご
とに記録感度が異なったりレーザービームの強度が温度
により変動しても、使用するディスクおよび環境条件の
もとて最適な記録条件の設定が可能になり、再生信号の
信頼性を向上させることができるとともに、情報記録の
高密度化が実現で°きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の基本的な構成を示すブロック図
、第２図は本発明実施例のパルス幅可変回路の構成を示
すブロック図、第３図は本発明実施例のパルス幅弁別器
の構成を示すブロック図、第４図は本発明実施例の信号
波形を示す図である。ｌ・・・光記録ディスク２・・・光ピツクアップ３・・・レーザードライバ４・・・パルス幅可変回路５・・・制御回路６・・・アンプ７・・・コンパレータ８・・・パルス幅弁別器４１．４２，４３．４４・・・ディレィライン４５・・
・マルチプレクサ４６・・・正エツジ検出回路４７・・・負エツジ検出回路４８・・・Ｒ−Ｓフリップフロップ８１・・・正エツジ検出回路８２・・・単安定マルチバイブレーク８３・・・フリップフロップ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）任意のパルス幅のレーザービームを発生するレー
ザービーム発生手段と、このレーザービーム発生手段に
より順次に異なるパルス幅のレーザービームを発生させ
このレーザービームをディスクに照射して記録ビットを
形成する記録手段と、上記記録ビットに対する再生信号
のパルス幅が所定の長さになるときの上記レーザービー
ムのパルス幅を検出するレーザービームパルス幅検出手
段とを備え、上記レーザービームのパルス幅にもとづい
て上記ディスクに情報の記録を行なうことを特徴とする
光ディスク記録再生装置。
（２）上記記録手段が上記ディスクに記録する信号は一
定の周波数である特許請求の範囲第１項記載の光ディス
ク記録再生装置。
（３）上記レーザービームパルス幅検出手段は、上記再
生信号の立上りまたは立下りのエッジを検出する信号エ
ッジ検出手段と、この信号エッジ検出手段により起動さ
れるタイマ手段と、このタイマ手段のタイムアップ時に
上記再生信号の極性を判定する極性判定手段とを備えた
特許請求の範囲第１項記載の光ディスク記録再生装置。