JPS6253647A - 骨膜下インプラント固定用ピン - Google Patents

骨膜下インプラント固定用ピン

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Publication number
JPS6253647A
JPS6253647A JP60194625A JP19462585A JPS6253647A JP S6253647 A JPS6253647 A JP S6253647A JP 60194625 A JP60194625 A JP 60194625A JP 19462585 A JP19462585 A JP 19462585A JP S6253647 A JPS6253647 A JP S6253647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
implant
sintered body
jawbone
bioactive glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP60194625A
Other languages
English (en)
Inventor
北村 郁夫
荻野 誠
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Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、新規な骨膜下インプラント固定用ピンに関す
るものである。
(発明の背景) 失われた咬合機能を回復するさせる手段として、近年歯
科用インプラントが注目を浴びている。特に歯を失って
から多くの時間を経過した場合には、骨膜下インプラン
トが有効である。
これは、例えば第9図に示すように、木の根に相当する
根部91と木の幹に相当する幹部92とからなるフレー
ム構造のもので、第10図に示すように、歯肉93及び
骨膜94を剥がして、顎骨95の表面形状にピッタリ適
合するような底面形状を有する根部フレーム91を作り
、これを顎骨85の上に乗せて、幹部フレーム92を除
いて再び骨膜94及び歯肉93で覆い、手術の傷の治癒
を待って、幹部フレーム92の頭部に上部構造(歯冠)
96を取りつけるものである。
従来、この骨膜下インプラントは金属で作られたが、根
部フレーム92と根部フレーム92との間に骨95が十
分に再生されるまではインプラントが固定されず、その
ためインプラントは、手術時にネジ状の金属製ピン97
(骨膜下インプラント固定用ピンと呼ばれる)で根部フ
レーム92を骨に固定することが提案された。
また、最近、骨と化学的に結合する生体活性ガラスで被
覆された骨膜下インプラントが開発された。これは、顎
骨表面上に根部フレームが生体活性ガラスを介して完全
に固着されるために従来のものより温かに高い維持力が
期待できる。しかしながら、この場合にも、根部フレー
ムが生体活性ガラスを介して骨に完全に固着されるまで
に通常3ケ月程度の期間を要し、それまでの間、インプ
ラントを顎骨表面にしっかりと固定させておく必要があ
る。従って、この場合にも、インプラントを手術時にピ
ンで骨に固定することが必要であり、ピンは金属製のも
のが用いられた。
しかし、木発明者らの研究によると、金属製ピンを用い
た場合、ピンと骨との間に繊維質の膜が成長して来て、
その結果ピンが緩むという欠点があり、また、この繊維
質の膜はやかて顎骨表面と根部フレーム底面の生体活性
ガラスとの結合面にも進出し、両者の化学的結合を破壊
してインプラント全体の脱落を招くという欠点もあるこ
とが判った。
(発明の目的) 従って、本発明の目的は、このような従来の欠点を解消
し、ピンと骨との間に繊維質の膜が成長して来て、その
結果ピンが緩むという欠点がなく、また、この繊維質の
膜がやがて顎骨表面と根部フレーム底面の生体活性ガラ
スとの結合面に進出し、最終的に両者の化学的結合を破
壊してインプラント全体の脱落を招くという欠点のない
骨膜下インプラント固定用ピンを揚供することにある。
(発明の概要) 本発明者らは、金属に代えて種々の材料を用いてピンを
試作し実験研究したところ、アパタイト系焼結体を用い
てピンを作ることにより、前記欠点を有せず、機械的強
度が十分であり、しかも、しばらくすると顎骨と生体的
に結合して維持力が高まることを見い出し、本発明を成
すに至った。
なお、アパタイト系焼結体と同様に生体と結合する生体
活性ガラスは、ピンの頭部にはインプラントを押さえる
「つば部」が必要であり、しかもピン自体、例えば直径
21長さ6mmと小さいものであるので、加工性の点で
難点があり、仮に加工できたとしても強度が低下してし
まうため使用できないし、また、つば部と本体部との間
で破損し易いので、適当ではないことが判った。
従って、本発明は、アパタイト系焼結体からなることを
特徴とする骨膜下インプラント固定用ピンを提供する。
アパタイト系焼結体それ自体は公知であり、合成ホイド
ロキシアパタイトまたはフルオロアパタイト粉末を焼結
することにより容易に製造される。
この場合、十分な機械的強度を出すには1200℃以上
特に1400℃以上の高温で焼結することが好ましいが
、そうすると酸化アパタイトが生成し易く、そのため生
体親和性が低下するので、より低温で焼結しても十分な
機械的強度がでるようにバインダーを混合して焼結して
もよい。このようなバインダーとしては、Ca O,M
g O,A 12 t C)+などの無機酸化物やガラ
スがあげられるが、そうすると、これらの不純物により
焼結体の生体親和性が低下する。そこで、生体活性ガラ
スをバインダーとして使用することが好ましい。この場
合、生体活性ガラスは、焼結体全体の40〜70重量%
を占める割合で使用すると、焼結体の機械的強度が高ま
るので特に好ましい。
このような生体活性ガラスもそれ自体は公知であり、例
えば次の組成(1)、(2)のものがあげられる。
(1)  5i(h−・−・−−−一−−−・・−40
〜62重量%NazO−−−・−−−−−−10〜32
〃CaO−−−−−−−−10〜32  l/PzOs
−−・−・〜・−・3〜9 〃CaFz −−−−−−
−−−−0〜18  〃Bz(h−−−一−−−−・−
−−−−0〜7.5〃(2)  SiO□−・−−−−
一−−・−35〜60モル%NazO’−”−’−””
−’−10〜30  〃CaO−−−−−−−−−−5
〜40  〃B20.−・−・−・−−−−0〜15〃
Ti0z・−・・−・−−−−ON10  〃PzOs
−−・・−・−・−o〜15〃に、0−−−一・−・・
−−−−0〜20〃Li20−・−−−−−−−−−0
〜10〃門go  ・−・−・−・−・・−−−一−・
−−−−−−・−・−一−−−−・−〇〜5モル%A 
I Jy  + Zr0z + Nb2O5−m−−−
−−’−−−−−−0〜8   ”LazOz + T
az05  + Y2O3−−−−=−−−−−0〜B
   ”F2 ・−・・・−・・−−−−・・・・−−
−−−−−一−・・−・−・−・・−・・・O〜20 
〃生体活性ガラスは常法により粉砕して粉末とする。粉
末の粒度としては一般に200〜500メツシユが適当
である。
他方、合成ハイドロキシアパタイト及びフルオロアパタ
イトもそれ自体公知であり、前者は化学式:Cato(
POa)6(OR)z又はこれに類似の構造を存し、後
者は前者の水酸イオンが弗素イオンに置換した構造: 
Cata(PO□)Jtを有する。前者は例えばCaイ
オンとリン酸イオンとを、後者はCaイオンと弗素イオ
ンとリン酸イオンとをそれぞれ水溶液中で反応させて、
Ca/Pの原子数比が1.5〜1.67のリン酸カルシ
ウム沈澱物を作り、この沈澱物をろ別後、乾燥させて粉
末となし、その後800℃で焼成(calcine) 
L/て製造される。いずれも、粉末の粒度としては一般
に200〜500メツシユが適当である。
焼結体を製造するには、ハイドロキシアパタイト又はフ
ルオロアパタイト粉末を場合により生体活性ガラス粉末
と混合した後、常法に従い金型を使用して例えば1〜2
  t/adの圧力でコールドプレスし、次いで常圧下
に一般に700〜1200℃好ましくは700〜900
℃の温度で一般に2〜5時間焼結すればよい。この場合
、焼結温度を1200℃より高くすると、ハイドロキシ
アパタイトが相当量酸化アパタイトに変化するので適当
ではない。それに対してフルオロアパタイトを出発原料
に用いると、ハイドロキシアパタイトに比べ酸化アパタ
イトへの変化が少ないので好ましい。また、フルオロア
パタイト焼結体の方がハイドロキシアパタイト焼結体に
比べ体液耐久性が高く、ピンとしては好ましい。もっと
も、焼結する場合にハイドロキシアパタイトと弗素を含
有する生体活性ガラスを使用して焼結すると、ある条件
下では両者は反応してハイドロキシアパタイトがフルオ
ロアパタイトに変わることがあることが判った。
こうして得られた焼結体は、更にホットプレス焼結する
と、機械的強度が平均で30〜40%向上する。ホット
プレス焼結は、一般に50〜200 Kg/cjの圧力
で700〜1200℃好ましくは750〜950の温度
に10〜3時間保持することで実行される。さもなけれ
ば、常圧焼結を省いてコールドプレスしたものを直接ホ
ットプレス焼結することによっても機械的強度の向上し
た焼結体が得られる。ホットプレスの場合には、耐熱性
の高いプレス型例えばグラファイト型を使用する。型に
は、焼結体の焼付けを防ぐため離型剤例えばBN粉末を
予め塗布しておくことが好ましい。
ホントプレス焼結では、熔融したガラスが焼結体の微細
な気孔や隙間に流入して、それらの空間を埋めるので、
焼結体の機械的強度が向上するものと考えられる。
そのほか、本発明のアパタイト系焼結体には、アパタイ
ト相を析出したガラスセラミクスも含まれる。これは、
特殊な組成のガラス粉末を焼結することによりアパタイ
ト相(リン酸カルシウム)とウオラストナイト相(Ca
O・5iOz)を析出させたものである。
こうして得られた焼結体は、そのまま形状寸法が合えば
ピンとして使用でき、もし合わなければ適当に切削、研
削等の加工を施して目的とするピンにする。
ピンの形状は、従来のネジ型でもよいが、加工が難しい
ので、釘型や鏡型でもよい。しかし、釘型や鏡型では抜
は易いので次の(A)及び(B)の形状が好ましい。
(A)骨肉に埋植される、上面内径より小さい下面内径
を有する略円筒状の本体部と、その上面に一体又は別体
に接合する略ドーナツ状のっぽ部とからなり、かつ前記
本体部が上下方向に複数に分割されているもの。
この場合、前記つば部が、本体部の分割位置に相当する
部分において、他の部分に比べて厚さが薄(なっている
ものが特に好ましい。
(B)骨内に埋植される略円柱又は円錐台状の本体部と
インプラントを押さえるつば部とからなり、かつ前記本
体部が円筒面に突起部を有するもの。
この場合、前記突起部は、環状でも、らせん状でもよい
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
(実施例1〉 +1)ハイドロキシアパタイトの製造:0.5モル/1
のCa (OH) z懸濁液101中に、0.3モル/
lのリン酸水溶液106を加え、温度20°Cにて撹拌
しながら1時間反応させた。反応後、撹拌を止め、同温
度で48時間熟成した。その後、反応生成物を水洗、ろ
過した。ろ別された含水生成物を噴霧乾燥法を用いて瞬
時に乾燥と造粒を行なった。得られた約100メツシユ
の粉体を粉末X線回折法と化学分析法で調べると、それ
はCa/Pの原子数比が約1.6の値をもち、自然のハ
イドロキシアパタイトの構造に類似した微結晶質リン酸
カルシウムであった。このリン酸カルシウムを粉砕し、
200メソシユの「ふるい」にかけて、それより粗いも
のを除去した。
(2)フルオロアパタイトの製造: 0.5モル/iのCa(OH)z 懸濁液101中に、
0.3モル/βのリン酸水溶液101と0.1モル/l
の弗酸水溶液101を加え、温度20℃にて撹拌しなが
ら1時間反応させた。反応後、撹拌を止め、同温度で4
8時間熟成した。その後、前項に記載したハイドロキシ
アパタイトの製造と同様に処理してフルオロアパタイト
粉末を得た。
(3)生体活性ガラスの製造: SiO□・−−−−−46,1モル% NazO−−−−−−24,4〃 Ca0−−−13.5   〃 CaFz・−−−−40,2〃 Pros−−−−−−2.6   〃 からなる粉末原料を白金るつぼで加熱熔解し、清澄し、
徐冷して 融点:約1050℃の生体活性ガラスを製造
した。
このガラスを常法により粉砕し、500メツシユの「ふ
るい」にかけて、それより粗いものを除去した。
(4)焼結体の製造: 前項で製造したハイドロキシアパタイト粉末と生体活性
ガラス粉末とを重量比で50 : 50の割合で混合し
た後、200gの混合物を分取し、これに200ccの
エタノールを加えてボットミルで2時間混合した。混合
物をろ別し、110℃の乾燥器で残留エタノールを蒸発
させた。
得られた粉末混合物を金属製プレス型に充填し、1.5
  t/c+Jの圧力でコールドプレスした。
このプレス成形物を大気中で200℃/hourの速度
で900℃に昇温し、この温度で2時間焼成し、その後
500 ’C/ hourの速度で冷却し、柱状の焼結
体を得た。
この焼結体は、JIS:R1601に従い4点曲げ強度
を測定したところ17.2 kg/ 1m”であった。
焼結体全体に占める生体活性ガラスの割合を40〜70
重量%に変えた種々の焼結体についても同様に製造し、
4点曲げ強度を測定したところ9.2〜17.2kg/
Im”の値を示した。ちなみに、ハイドロキシアパタイ
ト単独のそれは、2.0 kg /m”であった。
また、生体親和性については、焼結体を研削して底面直
径2龍長さ5mmのテーパ一度1/20の円錐台状のイ
ンプラントを作り、これをウサギの大Y退骨に埋植し、
8週間後にウサギを層殺し、圧縮強度試験機を用いてイ
ンプラントを大腿骨から押し出し、このとき要した力を
結合面積(インプラントの円筒面の面積)で割って結合
強度を求めたところ、3.5 kg /van”であっ
た。
(5)骨膜下インプラント固定用ピンの製造:前項で製
造した柱状の焼結体を、ガラス加工技術を用いて研削、
研磨を繰り返して次の形状寸法のピンを作製した。
このピンは、第1図に示すように外径R1= 2.0m
111長さL+= 5.5 mmの略円筒状本体部1と
その上面に一体に接合する厚さt =0.5 mmの略
ドーナツ状のっぽ部2とからなる。 本体部1の下面内
径rl は1 mmであり、上面内径は下記のr2−1
.6 mmより僅かに小さいものである。つば部2ば外
径1h=4mmで、内径rz −1,6mmである。つ
まり、ピンにはっは部2上面から本体部下面にかけて円
錐台状の穴が貫いている。
そして、本体部1は、上下方向に幅w 1.= 0 、
4闘の割り3が入っており、これにより2つに分割され
ている。この分割位置に相当する部分2aのつば部2の
厚さtは他の部分に比べて0.1mmはど薄くなってい
る。そのため、つば部2は、この分割位置に相当する部
分2aで割れ易い。
第4図は、このピンを使用するときの補助具4であり、
下面直径Rz=1.1mm上面直径!’+4 = 1.
5+1+*長さLz”3.5 mmの円錐台形状を有し
、第5図に示すようにピンを上下に貫く円錐台状の穴の
上部に嵌合するように形作られている。材質はアパタイ
ト系焼結体でもよいし、金属、プラスチック、ガラス、
セラミクスなど何でもよい。
このピンを使用するには、予め顎骨5にピンの本体部1
の外径R+= 2.0 mm長さL+=5.5 mmに
ほぼ等しい穴6を穿孔しておき、顎骨5の上に骨膜下イ
ンプラント(根部フレーム91が生体活性ガラスで被覆
されたもの、ただし図面には生体活性ガラス被覆層を省
略しである)を乗せ、該インプラントの根部フレーム9
1に開けられたピン通し用のホールと六6との位置を合
わせる。その上で補助具4を嵌合したピンを前記ホール
を通して六6に打ち込みインプラントを顎骨5に固定す
る。
しかしながら、顎骨5に穿孔された六6の内径はピン本
体部1の外径と等しいかやや大きいので、ピンは穴6か
ら容易に抜けてしまう。
そこで本実施例では、ピンを六6に打ち込んだ後、第6
図に示すように補助具4を別の棒で下方向く第6図太い
矢印方向)に押す。そうすると、ピンを上下に貫く円錐
台状の穴が先き細りになっているので本体部1の下部を
左右に押し開く方向(第6図細い矢印方向)に応力が働
く。そのため、つば部2の分割位置に相当する部分2a
に引張応力が作用して、つば部2はその部分2aから割
れる6特に本実施例のものは、分割位置に相当する部分
2aが薄くシであるので、割れ易い。
その結果、補助具4はより下に進むことができ、そのた
め本体部1の下部は更に左右に押し広げられて、ピンは
六〇から抜は落ちることがなくなる。
そして、3 ケ月も過ぎると、このピンはアパタイト系
焼結体からできているので骨と化学的に結合してしまい
相当な応力が作用しても、もはや抜けることはなくなる
(実施例2) 実施例1の第(4)項で製造した柱状の焼結体を、ガラ
ス加工技術を用いて研削、研磨を繰り返して次の形状寸
法のピンを作製した。
即ち、このピンは、第7図に示すように、外径R5−4
,Qmm 、長さり、= 5.5 mmの円柱状の本体
部1とその上面に一体に接合する外径R6=3mm厚さ
L ”1.0 mmの略円板状のっぽ部2とからなる。
大体部1の下部円筒面には、最大高さh =0.15m
5幅Wz ”1.0mmの突起部7が円周面に沿って環
状に2個設けられている。この突起部7により、顎骨5
とピンとの摩擦抵抗が向上してピンが抜けにくくなる。
突起部7は環状ではな(、本体部1の円筒面にらせん状
に形成されていてもよい。
そして、このピンは第8図に示すように、顎骨5に開け
られた直径2.11の小さめな六6に無理に差し込むこ
とにより抜けにくくなり、そのためインプラントの根部
フレーム91は顎骨5にしっかり、と固定される。
固定の3 夕月後には、ピンもインプラントも顎骨と化
学的に結合して完全に固定される。
(発明の効果) 本発明によれば、骨膜下インプラント固定用ピンヲアパ
タイト系焼結体で作製したので、■ピンと骨との間に繊
維質の膜が成長して来て、その結果ピンが緩むという欠
点がなく、また、■この繊維質の膜がやがて顎骨表面と
根部フレーム底面の生体活性ガラスとの結合面に進出し
、最終的に両者の化学的結合を破壊してインプラント全
体の脱落を招くという欠点がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例1にかかる骨膜下インプラン
ト固定用ピンの正面図である。 第2図は、同じく上面図である。 第3図は、同じく下面図である。 第4図は、補助具の正面図である。 第5図は、第1図のピンに第4図の補助具を嵌合させた
状態を表す断面図である。 第6図は、骨膜下インプラントを実施例1のピンで顎骨
に固定した様子を示す概念図である。 第7図は、未発明の実施例2にかがる骨膜下インプラン
ト固定用ピンの正面図である。 第8図は、骨膜下インプラントを実施例2のピンで顎骨
に固定した様子を示す概念図である。 第9図は、骨膜下インプラントの一例を示す斜視図であ
る。 第10図は、第9図のインプラントを従来のピンで顎骨
に固定した様子を示す概念図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1−−−−一本体部      4−・・−・−・補助
具2−・−・・一つば部      5−−−−−一顎
骨2a−・−・−・・分割位置に相当する部分3−−−
−−一割り       6−−−−−−顎骨にあげた
穴91−・−−−−−根部又は根部フレーム92−・−
・−・幹部又は幹部フレーム93−・−・−歯肉   
   9 G −−−一・歯冠94−−−−−−一骨膜
      97−−−−−−ピン95−・・・−・−
顎骨

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アパタイト系焼結体からなることを特徴とする骨膜
    下インプラント固定用ピン。 2 前記焼結体が、ハイドロキシアパタイト又はフロオ
    ロアパタイトと生体活性ガラスとからなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の骨膜下インプラント固
    定用ピン。 3 前記生体活性ガラスが焼結体全体の40〜70重量
    %を占めることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の骨膜下インプラント固定用ピン。 4 前記焼結体が、加圧下で焼結されたものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の骨膜下インプ
    ラント固定用ピン。
JP60194625A 1985-09-03 1985-09-03 骨膜下インプラント固定用ピン Pending JPS6253647A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03239065A (ja) * 1990-02-16 1991-10-24 Tokyo Electric Co Ltd ファクシミリ装置
WO1994008532A1 (en) * 1992-10-16 1994-04-28 Daiki Co., Ltd. Artificial tooth fixing structure
JPH08187255A (ja) * 1992-10-16 1996-07-23 Hiroshi Oguchi 義歯の固定構造
JP2010517602A (ja) * 2007-02-01 2010-05-27 ファイブーセブン コーポレイション リミテッド 人工歯茎及び歯根

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