JPS6253620A - 加熱容器及びこの容器の充填密封方法 - Google Patents

加熱容器及びこの容器の充填密封方法

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JPS6253620A
JPS6253620A JP60193566A JP19356685A JPS6253620A JP S6253620 A JPS6253620 A JP S6253620A JP 60193566 A JP60193566 A JP 60193566A JP 19356685 A JP19356685 A JP 19356685A JP S6253620 A JPS6253620 A JP S6253620A
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JP
Japan
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container
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heating
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JP60193566A
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始 石川
光一 松本
三隅 克美
安斉 将夫
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は飲料等の内容物と自己発熱性材料の両者を収納
した容器及びこの容器の充填密封方法に関する。
(従来の技術) 生石灰、又は生石灰と水の両者等の自己発熱性材料と飲
食物を同一容器内に収納して、その発熱反応により内容
物を加熱することのできる容器は公知であり、恐らく面
性に近い特許及び実用新案の公報が発行されている。
このうち、実際に製造、市販されたものは第2図の説明
用断面図に記載したものであって、内容物は日本酒であ
る。
第2図において、(1)は紙管から成る容器本体であり
、(2)はこの中に収納された金属製の反応容器で、内
容物(A>と自己発熱性材料との区画となっている。
反応容器(2)内部には、水を収納したプラスチックフ
ィルム製の水容器(3)と生石灰(21)が充填されて
おり、この両者が自己発熱性材料である。反応容器〈2
)には、(4)でしめず蓋が取り付けられており、この
蓋(4)、反応容器(2)、容器本体(1)は図に示す
ように、周辺で巻き締めによって一体化されている。
内容物(A)は反応容器(2)の外側に充填されており
、プルトップ式の金1i13%Mの蓋(5−)を容器本
体(1)と周辺で巻き締めることによって密封している
なお、図では省略しているが、容器本体(1)には更に
合成樹脂製のキャップが取り付けられており、このキャ
ップの中に突き刺し用の釘状の治具が配置されている。
この容器は、治具によって蓋(4′)を突き破ると共に
水容器(3)も突き破り、これによって水と生石灰(2
1)を反応させ、生じた熱により内容物を加熱するもの
である。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の容器は実際に市販されたものであり、火気のない
場所で加熱することができる点で優れたものであった。
ところが実際に市販されてみると、その発生件数はごく
わずかではあるが、二つの点で不都合が生じることが分
った。
すなわち、第一の点は、生石灰と水の反応により加熱さ
れた内容物から発生する水蒸気とヘッドスペースの空気
の熱による膨張により、蓋(5−)の巻き締め部分に隙
間が生じ、ここから水蒸気が外部へ出ることが起こるの
である。
また、第二の問題点は、I!(5Mが金属製のプルトッ
プ式の蓋であるため、開口後も開口部周辺にリング状の
金属が残り、しかもこの金属が加熱されていて、口を付
けることができないことが起こるのである。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこの二つの問題点を解決するため、容器本体の
内部に区画を設けてその一方に自己発熱性材料を充填密
封した後、他の一方に飲料等の加熱された内容物を充填
し、開封可能な蓋材により密封する加熱容器の充填密封
方法において、この蓋材が容器内部の内圧によって変形
可能なフレキシブルな蓋材であると共に、密封時の内容
物の温度が自己発熱性材料により加熱された時の内容物
の温度と同じか、又はそれ以上の温度であることを特徴
とする加熱容器の充填密封方法と、こうして得られた加
熱容器とを提供するものである。
(作用) 本発明によれば、蓋材の密封時に内容物が加熱されてい
るので、常温に冷却された時には容器の内部が減圧状態
となるが、この時、蓋材が変形することにより、この減
圧を吸収する。
自己発熱性材料の発熱により内容物が加熱される時には
容器内部の内圧が再び上昇するが、この温度は密封時の
温度と同一か、又はこれより低いので、その内圧はせい
ぜい密封時の内圧と同じであり、従って蓋材の変形によ
りこの内圧を吸収することができ、蓋材の密封部分から
空気や水が漏れることがない。
また、後述するように開口時には蓋材は残らないが、仮
に残ったとしても、この蓋材は熱容量の小さい金属製で
はないので、口を付けることができないほどの高温にも
ならない。
(実施例の説明) 以下、図面の第1図を参照して本発明を説明する。
第1図において、(1)は紙管等の容器本体であり、そ
の内面はヒートシール性のプラスチック材料から成って
いるのが良い。
容器本体(1)の上部、すなわち開口部には、合成樹脂
製のシール部材(6)を取り付ける。容器本体(1)が
円筒状の紙管である場合には、このシール部材(6)は
リング状であり、この両者の間を液密・気密に密着する
ため、シール部材(6)は容器本体く1)の内面の樹脂
と同一の樹脂か、これとシール性の良い樹脂を使用する
必要がある。同様の理由から、容器本体(1)の上部は
外側にカールさせて、ここにフランジ部分をつくり、内
面の樹脂とシール部材(6)の接触面積を大きくするこ
とが望ましい。両者の接着は、例えば超音波シール、高
周波誘導加熱等によってできる。
(2)は金属製の反応容器であるが、内容物と接する面
には、内容物と反応せず、内容物の風味を損うことがな
いよう、合成樹脂の層が形成されていることが望ましい
。また、自己発熱性材料(21)と接する面にも、この
自己発熱性材料や反応生成物によって金属が侵されるこ
とのないよう、合成樹脂の層が形成されていることが望
ましい。
この反応容器(2)の内部に、自己発熱性材料が収納さ
れているが、この自己発熱性材料は、例えば、生石灰(
21)と水容器(3)とから成る。
なお、内容物(A)を加熱した時の温度は、原則として
、自己発熱性材料の量と内容物の量によって決まるから
、目的とする温度に達するよう、両者の量°を実験的に
決定すべき、である。
第1図に示すように、反応容器(2)は、容器本体(1
)と、その周縁部を巻き締めることにより密封できる。
この反応容器(2)の蓋(4)の部分は第2図に示すよ
うな形状であって構わない。
こうして容器本体(1)の底部に、反応容器(2,)、
自己発熱性材料、及び反応容器のH(4)を取り付けた
後、内容物(A)を充填し、蓋材(5)をシール部材(
6)にシールして密封する。
密封時の内容物の温度は、上記で実験的に設定した自己
発熱性材料の発熱による温度と同一か、これより高くな
ければならない。内容物が日本酒の場合には、自己発熱
性材料によって人肌程度に加熱すれば良いから、密封時
の温度は殺菌充填する際の温度であれば充分である。
高温で密封された直後の蓋材(5)の位置は、第1図の
(5)の位置にあるが、放置して冷却されるに従って容
器内部が減圧状態となるから、図の(a )の位置に変
形する。
このように、内圧の変化で変形し得るフレキシブルな蓋
材(5)としては、アルミニウム箔の内面にプラスチッ
クを積層したものが例示できる。
また、図示は省略しであるが、この容器には、プラスチ
ック製のキャップと突き刺し用の冶具とをセットしてお
くと便利である。治具は耐熱性の樹脂から成るものでも
良い。
この容器は、第2図の容器と同じく、反応容器(2)の
蓋(4)を治具で突き破ると共に水容器(3)を破袋さ
せ、水と生石灰とを反応発熱させて使用する。突き破る
時には、容器全体を倒置させてから突き破り、そのまま
で数分静置した後、更にひつくり返して正置させると、
水が生石灰に行き渡って発熱の速度や効率が良い。
自己発熱性材料の発熱により加圧状態となった容器内部
は、蓋材(5)が再び図の(5)の位置に戻ることによ
り、この加圧状態を吸収できること、従って空気や水蒸
気の漏れが生じないことは上述の通りである。
また、正しい使用方法の通り使用せず、倒置して治具に
より発熱させたままにすると、従来の容器では反応容器
(2)の蓋(4)に内圧がかかったが、本発明の容器で
は蓋材(5)が内圧を吸収するので、この場合でもこの
内圧を吸収でき、その巻き締め部分に負担がかからない
この後、蓋材(5)をタブ(51)によりシール部材(
6)から剥離して開口して内容物を飲食することができ
る。蓋材(5)は剥離してしまうので、口をつけるのは
合成樹脂製のシール部材のところになる。
(発明の効果) 本発明によれば、自己発熱性材料の加熱による容器内部
の加圧状態を蓋材(5〉により吸収できるので、空気や
水蒸気が漏れることがない。また、充填密封時には、容
器が完全に密封されていれば、冷却に伴なって蓋材(5
)が(a)の位置にへこむが、密封が不完全の時にはへ
こまないので、これによって密封状態を判別できるとい
う効果も併せ持つ。
更に、口を付ける部分は熱容jの大きいシール部材であ
るので、不用意に高温になることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す説明用断面図、第2図は
従来例を示す説明用断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)飲料等の内容物と自己発熱性材料の両者を、互いに
    区画して容器本体の内部に充填し、開封可能な蓋材によ
    り密封して成る加熱容器において、蓋材が、容器内部の
    内圧により変形可能なフレキシブルな蓋材であることを
    特徴とする加熱容器。 2)容器本体の口部に合成樹脂製のシール部材を取り付
    け、このシール部材に蓋材をシールすることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1)項記載の加熱容器。 3)容器本体の内部に区画を設けてその一方に自己発熱
    性材料を充填密封した後、他の一方に飲料等の加熱され
    た内容物を充填し、開封可能な蓋材により密封する加熱
    容器の充填密封方法において、この蓋材が容器内部の内
    圧により変形可能なフレキシブルな蓋材であると共に、
    密封時の内容物の温度が、自己発熱性材料により加熱さ
    れた時の内容物の温度と同じか、又はそれ以上の温度で
    あることを特徴とする加熱容器の充填密封方法。 4)容器本体の口部に合成樹脂性のシール部材を取り付
    け、このシール部材に蓋材をシールすることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3)項記載の充填密封方法。
JP60193566A 1985-09-02 1985-09-02 加熱容器及びこの容器の充填密封方法 Granted JPS6253620A (ja)

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JPS6417989U (ja) * 1987-07-23 1989-01-30

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