JPS6251821B2 - - Google Patents

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JPS6251821B2
JPS6251821B2 JP15784980A JP15784980A JPS6251821B2 JP S6251821 B2 JPS6251821 B2 JP S6251821B2 JP 15784980 A JP15784980 A JP 15784980A JP 15784980 A JP15784980 A JP 15784980A JP S6251821 B2 JPS6251821 B2 JP S6251821B2
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
protrusion
tab
plate
lid plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP15784980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5786473A (en
Inventor
Yukio Yoshikawa
Masato Koike
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP15784980A priority Critical patent/JPS5786473A/ja
Publication of JPS5786473A publication Critical patent/JPS5786473A/ja
Publication of JPS6251821B2 publication Critical patent/JPS6251821B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、容易に開封できるようにした食品等
の容器に用いる摘片付き蓋に関するものである。
(従来の技術) 従来、蓋体の天板部に設けた透通部に開封引手
を具えた合成樹脂製閉塞材をもつて容器に内容物
を充填し、開封に当たりて、引手を引き上げて閉
塞材を除くと共に、天板部に設けた開口部分を開
封する構造ともつたものは特開昭54−83590号公
報として知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のような、公報に記載されている従来の蓋
体は、金属箔を主材としていないので開封しにく
いという欠点がある。とくにその中の第1,2,
3実施例のように、閉塞材20で開口部分16全
体を閉塞するものでは、閉塞材20全体を引上げ
ることとなるので開封しにくいという欠点を生ず
るものである。
(問題を解決するための手段) したがつて、本発明の技術的課題は、開封し易
い摘片付蓋をうることを目的とするもので、この
問題を解決する技術的手段は、金属箔を主材とし
た蓋板の周縁に射出樹脂による縁枠を固着してな
るものにおいて、上記蓋板の所定位置に透孔又は
切れ目を設け、この透孔又は切れ目を貫通して射
出樹脂を蓋板の表面と裏面に至らしめ、表面の射
出樹脂で摘部が表面より遊離した摘片を形成し、
また裏面の射出樹脂で開蓋形状に沿う突条を裏面
に一体形成してなる摘片付き蓋である。
(発明の効果) 本発明の摘片付き蓋は、食品容器等において使
用するもので、被蓋した容器から内容物を取出す
場合、従来のように蓋全体を容器全体より取出す
煩わしさをさけ、摘片を引張ることにより、容易
に開封することができるものであり、蓋板を縁枠
形成用の金型内にセツトして型締めし、この金型
内に熱可塑性樹脂を射出することにより、蓋板に
縁枠が一体化されると共に、蓋板の表面には、こ
れと1部を一体化した摘片が形成され、更に裏面
には、摘片の1部と連結される開蓋形状に沿う突
条が一体化されて形成されるもので、この突条に
沿つて開封されるので、開封が容易な摘片付蓋が
えられ、蓋材が金属箔を主材としているので、更
に容易に開封され易いという特徴がある。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。
第1実施例(第1図乃至第4図)に示すもの
は、蓋本体1が薄板状の蓋体2と縁枠3とからな
るものである。
蓋板2は、金属箔からなる薄板にポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂をラミネー
トあるいはコーテングしたもので、周縁近くに
は、表面にポリエチレンで形成された摘片5がそ
の1部で溶着されている。この溶着部は、蓋板2
の透孔6(又は切れ目)を通してその裏面に至
り、裏面において透孔6の近くに欠円部7を残
し、蓋体2の外周縁に沿う円状の突条8と一体化
されている。この突条8は、摘片5と同様のポリ
エチレンにて形成されたもので、蓋板2と溶着さ
れている。
縁枠3は、上鍔9と下鍔10とを側壁11で結
ぶ断面がほぼZ状(左側において)をなすもので
あり、側壁11の内側には互いに90゜離れた位置
に突出片12が設けられている。そしてこの縁枠
3も摘片5と同様なポリエチレンから形成されて
いる。
蓋板2は、その周縁において、縁枠3の下鍔1
0上に溶着されており、この下鍔10と蓋板2の
裏面に溶着されている欠円状の突条8との間に
は、溝13が形成されている。
なお、摘片5には凸状の滑り止め14が設けら
れている。
第2実施例(第5図及び第6図)に示すもの
は、蓋板2の表面にその1部を一体的に形成され
た摘片16及び裏面に一体的に溶着形成された突
条17以外は、蓋板2と縁枠3との関係、これら
に使用する材料については第1実施例のものと同
様である。
そして摘片16は摘み易く、引張り易いように
リング状のものであり、突条17は、開蓋し易い
摘片16の溶着点より放射状に開く扇形状の区画
部18を形成している。
第3実施例(第7図及び第8図)に示すもの
は、第2実施例における突条17の外周に沿つて
さらに他の突条19を設けたものである。突条1
9は、望ましくは、前記下鍔10の延長として形
成され、上記突条17と0.5〜1.0mm位間隔をおい
て設けられている。
しかして、突条17によつて蓋板2を切断する
時、蓋板の破れが他部分へと広がらないようにす
ることができる。
本発明の摘片付き蓋の造り方は、図示されてい
ないが、次のような工程によるものである。
(イ) 蓋板2には、金属箔からなる薄板に、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂をラ
ミネートあるいはコーテングしたものの周縁近
く、あるいは中央部近くに透孔6(又は切れ
目)を穿設したものを用いる。
(ロ) このような蓋板2を縁枠成形用の金型内にセ
ツトして、型締めすると共に、蓋板2の板面に
補強用のリング状の波形4を形成する。このリ
ング状の波形4は、第2実施例、第3実施例に
示すように形成しなくともよい。
(ハ) 金型内にポリエチレン樹脂を射出し、この射
出した樹脂にて縁枠3が形成されると共に、摘
片5と欠円状の突条8、あるいはリング状の摘
片16と扇形状の突条17が透孔6(又は切れ
目)を通して一体に成形される。
縁枠3及び突条8あるいは17,19は、そ
の材料が蓋板2の外面にラミネートあるいはコ
ーテングした樹脂と同一なものであるから、接
合面で溶着してよく一体化する。この場合、摘
片5あるいは16が蓋板2の表面に全面的に溶
着しない手段を講じていることはもちろんであ
る。
本発明の摘片付き蓋は、その上鍔9を容器本体
15の上縁鍔に接着することによつて内容物を封
緘するものであるが、この内容物を取出すために
開封するには、従来のこの種容器の開封における
ように、その蓋全体を取出すのではなく、摘片
5、あるいは16を引張ることにより、その引張
り応力は摘片5、あるいは16の蓋板2に対する
溶着部に集中し、先ずこの溶着部の薄い蓋板2に
開封のための破壊が生ずる。この破壊は、第1実
施例のものでは、摘片5が欠円状の突条8と一体
化されており、しかもこの突条8と下鍔10との
間には狭い溝13が存在していて、蓋板2は金属
箔を主材として薄くて突条8に比して破れ易いか
ら、この狭い溝13の部分に沿つて進み、切離し
の進んだ蓋板2は、最後の欠円部分7にて引きち
ぎられて開封される。この場合、突条8に欠円部
分7を設けているのは、摘片5による開封のため
の最初の破壊が、欠円部分7側に及ばす、常に溝
13の部分に沿つて一方向に進むようにせんがた
めである。
第2実施例のものの場合は、摘片16の薄い蓋
板2に対する溶着部の最初の破壊は、突条17が
薄い蓋板2の裏面に溶着されており、しかも蓋板
2は縁枠3に緩みなく溶着されているから、摘片
16の上方への引張りにより突条17があたかも
切断刃物の働きをして、突条17と薄い蓋板2と
の溶着の辺縁に沿つて進み開蓋形状に開封され
る。この場合、切断方向の進みは、2方向といつ
てもほぼ同方向の扇形をなす2辺であるから、比
較的開封し易いものである。
第3実施例にあつては、第2実施例における蓋
板の切断をさらに円滑かつ正確に行なうことがで
きる。
本発明の摘片付蓋は、以上説明したように摘片
を摘んで引張ると、金属箔を主材としている薄い
蓋板は、その裏面に熱可塑性樹脂の射出成形によ
つて一体的に溶着されている突条が、その摘片と
の溶着部より上方に引張られることになるから、
突条は薄い蓋板に対してあたかも切断刃物の働き
をして、薄い蓋板を突条に沿つて切断し破壊す
る。
したがつて、常に比較的少ない力をもつて突条
に沿い滑かに容易に開封することができる。
なお、第1実施例のものにおいては、蓋板は薄
板にもかかわらず、板面には中央にリング状の波
型が形成されており、かつ、ドーム状に突出成形
されているから、内容物を加熱充填密封したと
き、冷却後の変形が蓋によつて吸収され、歪曲す
ることがない。
さらに、リング状の波形により開蓋中蓋板の変
形をよく防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
第1実施例の拡大断面図、第2図は同上の平面
図、第3図は同上の下面図、第4図は同上の一部
拡大断面図、第5図は第2実施例の断面図、第6
図は同上の平面図、第7図は第3実施例の断面
図、第8図はその平面図である。 1……蓋本体、2……蓋板、3……縁枠、4…
…波型部分、5……摘片、6……透孔、8……欠
円状突片、9……上鍔、10……下鍔、11……
側壁、13……溝、16……リング状の摘片、1
7……扇形状の突条。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属箔を主材とした蓋板の周縁に射出樹脂に
    よる縁枠を固着してなるものにおいて、上記蓋板
    の所定位置に透孔又は切れ目を設け、この透孔又
    は切れ目を貫通して射出樹脂を蓋板の表面と裏面
    に至らしめ、表面の射出樹脂で摘部が表面より遊
    離した摘片を形成し、また裏面の射出樹脂で開蓋
    形状に沿う突条を裏面に一体に形成してなる摘片
    付き蓋。 2 前記突条は縁枠に沿わせて設け、両者間に溝
    を形成した特許請求の範囲第1項記載の摘片付き
    蓋。 3 前記突条は、蓋板を通しての摘片と一体部分
    にまで至ることのない部分を有する欠円状である
    特許請求の範囲第1項及び第2項記載の摘片付き
    蓋。 4 前記突条は、蓋板の一部にあつて、かつ例え
    ば扇形状無端環状に形成した特許請求の範囲第1
    項記載の摘片付き蓋。 5 前記突条の外周に沿つてさらに他の突条を設
    けた特許請求の範囲第4項記載の摘片付き蓋。
JP15784980A 1980-11-10 1980-11-10 Cover with picking piece Granted JPS5786473A (en)

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JP15784980A JPS5786473A (en) 1980-11-10 1980-11-10 Cover with picking piece

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JPS5786473A JPS5786473A (en) 1982-05-29
JPS6251821B2 true JPS6251821B2 (ja) 1987-11-02

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JP15784980A Granted JPS5786473A (en) 1980-11-10 1980-11-10 Cover with picking piece

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JPS6143125U (ja) * 1984-08-24 1986-03-20 凸版印刷株式会社 容器蓋
JPH0712295Y2 (ja) * 1986-07-23 1995-03-22 大和製罐株式会社 バリヤ−性キヤツプ

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JPS5786473A (en) 1982-05-29

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