JPS62501144A - P↓2nxci↓5モノマ−の溶液重縮合による、xが酸素原子又は硫黄原子である末端基pxci↓2を有する線状ポリクロロホスファゼンの製造方法 - Google Patents
P↓2nxci↓5モノマ−の溶液重縮合による、xが酸素原子又は硫黄原子である末端基pxci↓2を有する線状ポリクロロホスファゼンの製造方法Info
- Publication number
- JPS62501144A JPS62501144A JP60504580A JP50458085A JPS62501144A JP S62501144 A JPS62501144 A JP S62501144A JP 60504580 A JP60504580 A JP 60504580A JP 50458085 A JP50458085 A JP 50458085A JP S62501144 A JPS62501144 A JP S62501144A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polycondensation
- solvent
- temperature
- carried out
- polychlorophosphazene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G79/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing atoms other than silicon, sulfur, nitrogen, oxygen, and carbon with or without the latter elements in the main chain of the macromolecule
- C08G79/02—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing atoms other than silicon, sulfur, nitrogen, oxygen, and carbon with or without the latter elements in the main chain of the macromolecule a linkage containing phosphorus
- C08G79/025—Polyphosphazenes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B21/00—Nitrogen; Compounds thereof
- C01B21/082—Compounds containing nitrogen and non-metals and optionally metals
- C01B21/097—Compounds containing nitrogen and non-metals and optionally metals containing phosphorus atoms
- C01B21/098—Phosphonitrilic dihalides; Polymers thereof
- C01B21/0986—Phosphonitrilic dichlorides; Polymers thereof
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
P’ 2 NXCl5モノマーの溶液重縮合による、Xが酸素原子又は硫黄原子
である末端基PXC12を有する線状ポリクロロホスファゼンの製造方法
本発明は末端基−PXC12(ここてXは酸素原子または硫黄原子)を有する線
状ポリクロロホスファゼンのP2 NXCl3モノマー重縮合による製造方法に
関する。
周知のごと< 、PXC13放出に適合した圧力および温度条件下で、P2 N
XCl3 (ここでXは酸素原子または硫黄原子)化合物を加熱すると、末端基
−PXC12を有する線状ポリクロロホスファゼンが得られる。仏国特許出願N
o、 7924037号(公告No、 24 fi 8435号)中には、PO
Cl3 (7)放出用として選んだ圧力および温度条件で加熱することにより、
原水性式P2 N0CISのp−トリクロロN−ジクロロホスフォジル−モノホ
スファゼン化合物を重縮合させ、−POCl2式で示されるジクロロホスフォリ
ル末端基を有するポリクロロホスファゼンの製造方法が記載されている。198
3年7月 6日出願の仏国特許出願No、 8311264号(公告No、 2
548 [i 52号)テハ、PSC13放出に適した圧力・温度条件下で加熱
することにより、原水性式P2 N5C15のP−トリクロロ−N−ジクロロチ
オホスフォリル・モノホスファゼン化合物を重縮合させ−PSC12式で示され
るジクロロトリホスフォリル末端基を有する線状ポリクロロホスファゼンの製造
方法が記載されている。
末端基−PXC12を有するこの線状ポリクロロホスファゼン類の原水性式は、
C12(X)P−ENPCI2 +CI (1)に相当し、ここでnは4以上の
数値を示し、この値は、希望する全平均長の鎖を得たい場合、任意に選定できる
。
たとえば、nは4から1oooまで、またはjooo以上の数値を選ぶこともで
きる。
この考え方に制約されず、その構造式として、で表現してもよいP2 NXCl
3は下記反応形態にしたかって重縮合すると考えられる。
式(n)は原式(I)を有する線状ポリクロロホスファゼンの発展式と見なして
よい。
とくに操作の単純性、モノマーの高転化率、同じくこのモノマーの比較的安価な
理由からその利点が明白である一面、加熱によりモノマーP2 NXCl5を重
縮合させ末端u−PXChを有するポリクロロホスファゼンを製造する上記方法
も必ずしも満足とは言えない。その理由として、再現性のある高い重縮合度がこ
の方法では容易に得られないためである。
事実、PXCI3の放出が終った時点の生成線状ポリクロロホスファゼンの平均
重縮合度は低く、たとえば20〜30程度であり、このことは上記ポリクロロホ
スファゼンが短鎖状生成物であることを示す。さらに高重縮合度の重縮合物を得
るには、この短鎖生成物の両端間に反応を行わせ、長鎖生成物を形成させる必要
がある。このためには、PXC13化合物の放出が終ったのちも重縮合を継続さ
せねばならない。この重縮合操作の第二段階はきわめて調整困難であり、かつ、
約100以上の重縮合度の網状化を有しないポリクロロホスファゼンを得ること
は射倖的と言える。事実、網状化の危惧はポリマーの鎖が長くなるにつれ増大し
、この傾向は試製の都度変動して一定しない。したがって、高重縮合度を得よう
とすれば、その再現性の劣る結果となり、この方法を工業化する場合重大な阻害
要因となる。その理由は、線状ポリクロロホスファゼンの使用途の多くは高分子
生成物;っまり高重縮合度含をの生成物を目指しているからである。
本発明は、末端基−PXCI2を有する前記線状ポリクロロホスファゼン製造の
改良法を提供するものであり、これにより重縮合中網状化現象を極力低め、完全
に再現性のある高い重縮合度の生成物を得ることができる。
末端基−PXCI2 (ここでXは酸素原子または硫黄原子)保存の線状ポリク
ロロホスファゼン製造のための本発明工程は、PXC13放出を停止したのちも
前記加Q 操作を継続して、PXC13放出に適合する圧力・温度条件下で加熱
することにより、P2 NXCl5で示すモノマーを重縮合させる工程の一種で
あり、PXC13を放出させたのち少なくとも重縮合化操作を継続する。この場
合の操作は、モノマーと生成ポリクロロホスファゼンとを同時に溶解させ、かつ
重縮合反応の構成物には反応しない溶液雰囲気中で行うことを特徴としている。
したがってこの発明を利用して、まずPXCI3の放出が止むまで塊状に処理し
たモノマーの重縮合切操作を行い、ついで塊重縮合の結果生ずる反応媒体に、特
定の溶剤を加え、溶液中最終重縮合を行わずに好適な温度に、取得溶液を維持さ
せることができる。
また同様に、PXCI3放出とともに塊状重縮合段階を実施中、溶剤を反応媒体
に加えることができるが、この添加操作は上記重縮合進行中いかなる時点でも差
し支えない。
好ましくは、この溶剤はモノマーの重縮合の当初から終了時点まで維持するとよ
い。
溶剤をPXC1z発生とともに塊状重縮合段階中、重縮合反応媒体に加える場合
、またはモノマーの重縮合の当初から維持させる場合、この溶剤はPXCI3化
合物と共沸混合物を形成してはならず、また、溶剤の沸騰温度は、上記PXCh
化合物の温度より高いこと、できれば最低20℃たけ高い必要がある。
溶液中モノマーの重縮合に使用する溶剤は、単一の溶剤または溶剤の混合物構成
とすることができる。上記溶剤は、とくに芳香族1文化水素およびその塩素誘導
体の一以上の化合物であってもよい。この溶剤としては、とくにベンゼン、ナフ
タレン、ジフェニル、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼン
、テトラクロロベンゼン、ペンタクロロベンゼン、ヘギザクロロベンゼン、クロ
ロナフタレン、クロロジフェニルを挙げることができる。
溶液中の一段重縮合または格段の重縮合、すなわち、塊重縮合段階および溶液重
縮合継続段階では、125℃〜380℃間、さらに限定して言えば190 ”C
〜350’C間の温度で反応させることができ、さらに特定した場合、重縮合温
度は200℃〜320℃間、好ましくは2LO”C〜300 ’C間の温度を選
定する。
重縮合の際の圧力は通常大気圧がら約80バールの範囲である。しかしきわめて
高沸点の溶剤を使用する場合、減圧、すなわち、大気圧以下で重縮合を行わせ、
上記溶剤の沸騰温度をある程度低めてその結果、高すぎる温度下での作業要請を
回避することもできる。
大気圧またはその近傍の圧力下で重縮合を行わす場合、溶液自重縮合は、大気圧
でのその沸点が少くとも上記溶液内線重合用として定めた温度であり、発明に基
づく溶剤中で実施する。また、加圧下で重縮合を行わす場合、溶液自重縮合に用
いる溶剤の沸点は、上記溶液内重縮合用に選定した温度以上と認められる圧力下
での沸点とする。
溶液自重縮合に使用する溶剤量は相当変動することがある。しかし溶剤量の過剰
使用は避けた方がよい。その理由は、このため、重縮合反応が減速すること、反
応器の容量を増さねばならぬこと、大量の溶剤を再循環させねばならぬことによ
る。溶液自重縮合に使用する溶剤の重量は、重縮合進行中使用するモノマー型出
の0.1〜5倍、好ましくは0.3〜2倍であるのがよい。
重縮合により生成するポリクロロホスファゼン塩素原子の以後の置換反応は、溶
液自重縮合に使用する溶剤の選定に当って考慮すべき事項である。たとえば、ポ
リクロロホスファゼンの塩素と残余のアルコラードを置換したい場合、溶剤分子
中に偶然存在する塩素原子が、アルコラードと反応し得ること、また、置換操作
時アルコラ−1・とともに溶剤の損失を防ぐには、溶液重縮合の場合、蒸溜によ
り重縮合物を容易に除去し得る塩素化溶剤、またはよければ非塩化溶剤でも選定
できることとを考慮に入れるべきである。
本発明により得る線状ポリクロロホスファゼンは、仏国特許出願No、7924
037号の対象である線状ポリクロロホスファゼンについて記載の用途に用いる
ことができる。
とくにこの物質はポリオルガノホスファゼン製造用としてその含有塩素原子群と
有機残留物等、とくにアルコキシまたはアリロキシ残留物との各種置換反応に利
用することができる。
この発明による方法の大きな利点は、重縮合の終段階において、重縮合物を含む
反応媒体が80−70”C程度に冷却したのちでは、多少粘性を示す塊状を示し
、ベンゼンのごとき溶剤を用い容易にこのものを希釈することができ、その結果
、置換反応を行わす部門に移送するに好適な溶液が迅速に得られることにある。
完全な塊状重縮合反応にかかわる従来の方法では、置換反応を行わずに利用し得
る形状の重縮合物を得るには数時間を必要とする。本発明による製造方法では、
この溶液状態とするのに相当の時間の節約が可能であり、これによりポリオルガ
ノホスファゼンを誘導する操作周期の時間間隔を相当程度短縮することができる
。
以下本発明について、これに限定されない実施例を示す。
求mM1
三つロフラスコ 500meから成る重縮合反応器内で操作するが、このフラス
コには、内部温度検温口と、試薬取入口と、蒸溜器頂部に継続取付の還流冷却器
と、水平凝縮器と、刻線連絡口とが備わり、一体装置は不活性雰囲気中に保持す
る。このフラスコを加温磁気撹拌棒により加熱したシリコン浦浴中に浸漬する。
この撹拌棒はまた、反応器の攪拌にも役立つ。
この反応器に、仏国特許出願Nα7924037号実施例I紀gで調製したP2
NOCl5 、372.34 Kと、大気圧下テ210°Cの沸点を示すトリク
ロロ−1,2,4ベンゼン 184.5g トラ導入する。後者物質は溶剤の役
目をする。
つぎに、反応器内容物を攪拌し、溶剤の還流温度に持ち来し、さらに、この温度
、攪拌条件、すなわち210°C186時間の条件のもとに保持する。この時間
経過するとPOCl3の放出が止み、回収POCl3 ffiはここで理論金の
98%を示す。ついで、上記温度条件で、さらに118時間かけて反応媒体を加
熱継続する。この時間経過後、真空蒸溜によりトリクロロ−1,2,4ベンゼン
の大部分が除去され、生成重縮合物をベンゼン中に溶解させる。
フィルターH目+1pore (ミリポアー)0.4μmを用い濾過することに
より、ベンゼン中の上記溶液留分の網状化ゲルが万−得られるかの調製テストの
結果は否定的であった。
重縮合物、すなわちP2 N0CISの重縮合により生成のポリクロロホスファ
ゼンのベンゼン溶液とCF3 CH2ONaで処理し、重縮合物の塩素原子と、
これより低反応性のCF3 C1120−基とを交換させる。この結果、一層処
理しやすいポリマーが得られ、このポリマーの分子量を決めることができる。C
F3 CH2ONaによる処理は、ポリジクロロホスファゼンに相当する処理に
ついてエイッチ・アール・アルクツクと協同研究者(Inorg、Chem、1
96B、5.p。
1714)が記載する同一条件を採用した。
生成トリフルオロエトキシル・ポリマーは、光拡散法により測定の、37100
0の平均分子Q < M I7.と、テトラヒドロフラン(略称THF)中30
℃で測定した45mfl/gの固有粘度(η)と、平均重縮合度(DP)153
0とを有している。
■はπVを一元構造体、すなわちトリフルオロエトキシ・ポリマーの構造体−N
P (CH3CH20)2−の分子量で除した商をあられす。
実施例2
操作法は実施例1の方法と同一である。POCl3の放出は83時間つづき、P
OCl3放出が止んだのち反応媒体の加熱操作はさらに 115時間継続する。
生成したポリクロロホスファゼンのベンゼン溶液にはゲルが含まれていない。
実施例1で示すととく、ポリクロロホスファゼンの塩素の置換により生成したポ
リトリフルオロエトキシホスファゼンは、以下の特性を有していた。
トリクロロ−1,2,4ベンゼンを同一重量のナフタレンと交換し、ナフタレン
の還流温度、すなわち大気圧下で218℃で操作する他は、その操作方法は実施
例1の場合と同一である。POCl3の放出は101時間を要し、POC13放
出が止んだのち、反応媒体の加熱操作はナフタレンの還流に対し、追加240時
間をかける。
この時間経過後、反応媒体を約70°Cに冷却し、ベンゼンで希釈する。
生成したポリクロロホスファゼンのベンゼン溶液にはゲルが含まれていない。
実施例1で示すごとく、ポリクロロホスファゼンの塩素置換により生成したポリ
トリフルオロエトキシホスファゼンの特性は、下記のとおりであった。
操作方法は実施例1記載の操作と同一であるが、トリクロロ−1、2、jベンゼ
ンをテトラクロロジフェニルの190gとおきかえ、重縮合操作温度を280℃
とする。
POC13の放出は1.5時間経過後に止み、このPOCl 3放出停止後、反
応媒体の加熱過程をさらに2時間継続させる。
この時間経過後、反応媒体を約70℃に冷却したのち、ベンゼンで希釈する。
生成のポリクロロホスファゼンのベンゼン溶液にはゲルが含まれていない。
ポリクロロホスファゼンを実施例1記載の操作に準じポリトリフルオロエトキシ
ホスファゼンに転換させたが、媒体中に残るテトラクロロジフェニル中の塩素を
考慮してCF3 CL ONaを過剰使用している。生成のポリトリフルオロエ
トキシホスファゼンの特性はっぎのようで22容量二重囲いの琺瑯鉄器製の反応
器内で操作する。この反応器にはさらに、内部温度検温口と、試薬取入口と、蒸
留器頂部に継続取付の還流冷却器と、水平凝縮器と、耐圧ガラス管から成る連絡
口とが設けられ、一体装置は不活性気流中に保持する。反応器は二重囲い中に油
を循還して加熱し、−拙の撃打かくはん装置構成とする。
この反応器にP2 N0CI5 992gと、ジクロロ−1,4ベンゼン100
0 gとを導入する。装置全体を9バールの窒素圧下に保持し、これにより、2
80°Cでのジクロロ−1,4ベンゼンの還流操作を行うことができる。
上記温度下で反応媒体を1時間保持するとPOC13の放出が止み、その後さら
に引きつづきこの温度で2.5時間反応媒体を加熱する。
ついで真空下130℃でジクロロ−1,4ベンゼンを蒸留しベンゼン残留の生成
物を希釈する。
P2 N0C15の重縮合反応で得られるポリクロロホスファゼン含有の生成ベ
ンゼン溶液には、ゲルが含まれな実施例1で示すごとく、ポリクロロホスファゼ
ンの塩素原子置換により得られるポリトリフルオロエトキシホスファゼンの特性
は以下のようであった。
実施例1で採用の同一操作法を用いる。ただし、トリクロロ−1,2,4ベンゼ
ンをトリクロロジフェニル740gとおきかえ、240°Cおよび大気圧条件下
で重縮合全操作を行う。
反応媒体を240℃の温度下で19時間保持す、9ると2、POC1zの放出は
止むが、その後も、反応媒体を上記温度下で36時間継続処理する。
上記時間経過後、反応媒体を70℃近く冷却したのちベンゼンで希釈する。
ポリクロロホスファゼン含宵のベンゼン溶液には、ゲルが含まれていない。
ポリクロロホスファゼンは、実施例1のごとく操作してポリトリフルオロエトキ
シホスファゼンに転換されるが、媒体中に残るトリクロロジフェニル中の塩素を
考慮してCF3 CH2ONaを過剰使用する。
実施例1で示すごとく、ポリクロロホスファゼンの塩素原子をCF30H2ON
aと置換することにより生成するポリトリフルオロエトキシホスファゼンの特性
は以下のとモノマーP 2 NS、’C1sを重縮合させる。このモノマーは、
セグリンとその協同研究者(米国特許第3.231.327号)の発表のごと<
、POCl3中ノNHa C1上1m PCl5を反応させ、まずP 3 ’
NCL+を調製したのち、コーダックとギラロフ(!zv、Akad、Nauk
5SSR,Ser、Khim 1979(4)、p、924)の記載する操作
条件のもとて生成P 3 NCt++とP2 ssとを反応させて合成させる。
重縮合は実施例1と同一操作法で行うが、P 2 NSCl5350gとトリク
ロロ−1,2,4ベンゼン 116gとを使用する点がことなる。
反応媒体を還流温度で加熱し、65時間後、PSC13をすべて捕集する。PS
C13成分の放出が止んだのち、さらに89時間反応媒体加熱を継続する。
上記時間経過後、トリクロロ−1,2,4ベンゼンの大部分を真空蒸留にかけて
除去し、生成重縮合物をベンゼンに溶解させる。
生成したベンゼン溶液にはゲルが含まれていない。
実施例1で示すごとく操作して、P2NSC1sの重縮合により得られるポリク
ロロホスファゼンをポリトリフルオロエトキシホスファゼンに転化させる。
生成したポリトリフルオロエトキシホスファゼンは以下の特性を示した。
図面の簡単な説明
手続補正古(麗)
昭和62年 3月q日
Claims (12)
- 1.P2NXCl5式で示すモノマーを、PXCl3放出に好適な圧力および温 度条件下で加熱により重縮合させ、PXCl3放出終了後も加熱を継続し、少く ともPXCl3放出に引きつづき、モノマーと、重縮合反応成分に対し中性状態 で形成のポリクロロホスファゼンとを同時に溶剤物質中で液状化させ、加熱する ことにより、重縮合段階を経由することを特徴とする、末端基−PXCl2を含 む(ここでXは酸素または硫黄原子)線状ポリクロロホスファゼンの製造方法。
- 2.溶剤物質が芳香族系炭化水素およびその塩素化誘導体中より選定の−以上の 化合物から成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
- 3.溶剤物質が、ベンゼン、ナフタレン、ジフェニル、クロロベンゼン、トリク ロロベンゼン、ジクロロベンゼン、テトラクロロベンゼン、ペンタクロロベンゼ ン、ヘキサクロロベンゼン、クロロナフタレン、クロロジフェニル、中から選定 の一以上の化合物から成ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の方法。
- 4.重縮合操作を125〜380℃間の温度、さらに特定した場合190〜35 0℃間の温度で行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項の何れか に記載の方法。
- 5.重縮合操作温度を200〜320℃間の温度、さらに好ましくは210〜3 00℃間の温度とすることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の方法。
- 6.重縮合操作を大気圧から約60バールまでの圧力下で行うことを特徴とする 特許請求の範囲第1項から第5項の何れかに記載の方法。
- 7.溶液内重縮合に用いる溶剤重量を、重縮合用モノマー重量の0.1〜5倍、 好ましくは0.3〜2倍とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第6 項の何れかに記載の方法。
- 8.PXCl3の放出を伴う塊状重縮合段階を通じ、その反応展開の任意の時点 であっても支障なく、溶剤を反応媒体に添加することを特徴とする特許請求の範 囲第1項から第7項の何れかに記載の方法。
- 9.溶剤をモノマーの重縮合反応の初期から終了段階を通じ保持させることを特 徴とする特許請求の範囲第1項から第7項の何れかに記載の方法。
- 10.溶剤がPXCl3化合物と共沸混合物を形成することなく、かつ、その沸 騰温度が上記化合物の沸点より高いこと、好ましくは少くとも20℃高いことを 特徴とする特許請求の範囲第8項または第9項に記載の方法。
- 11.重縮合操作を大気圧下で行わせ、かつ、大気圧条件での溶剤の沸点が少く とも溶液内重縮合温度と同一とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項から 第10項の何れかに記載の方法。
- 12.重縮合操作を加圧下で行わせ、かつ、相当する圧力条件における溶剤の沸 点が、少くとも溶液内重縮合に採用する温度と等しいことを特徴とする特許請求 の範囲第1項から第10項の何れかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8415892 | 1984-10-17 | ||
FR8415892A FR2571710B1 (fr) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | Procede de preparation de polychlorophosphazenes lineaires possedant un groupement terminal pxcl2, x designant o ou s, par polycondensation en solution des monomeres p2nxcl5 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62501144A true JPS62501144A (ja) | 1987-05-07 |
JPH0458405B2 JPH0458405B2 (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=9308732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60504580A Granted JPS62501144A (ja) | 1984-10-17 | 1985-10-15 | P↓2nxci↓5モノマ−の溶液重縮合による、xが酸素原子又は硫黄原子である末端基pxci↓2を有する線状ポリクロロホスファゼンの製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4693876A (ja) |
EP (1) | EP0178997B1 (ja) |
JP (1) | JPS62501144A (ja) |
BE (1) | BE903456A (ja) |
CA (1) | CA1248323A (ja) |
DE (1) | DE3562761D1 (ja) |
FR (1) | FR2571710B1 (ja) |
IT (1) | IT1201482B (ja) |
WO (1) | WO1986002344A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2612172B1 (fr) * | 1987-03-10 | 1989-06-16 | Atochem | Procede de preparation de polychlorophosphazene |
FR2612170B1 (fr) * | 1987-03-10 | 1989-06-16 | Atochem | Procede de preparation de polychlorophosphazene en presence de bis(dichlorophosphoryl)imide |
FR2612169B1 (fr) * | 1987-03-10 | 1989-06-16 | Atochem | Procede de preparation de n(dichlorophosphoryl)trichlorophosphazene |
DE3874035T2 (de) * | 1987-07-02 | 1993-03-18 | Atochem Elf Sa | Verfahren zur regulierung des molekulargewichts von polychlorphosphazenen und davon abgeleiteten polyorganophosphazenen und die in diesem verfahren angewandten regulierungsmittel. |
FR2629442B1 (fr) * | 1988-03-29 | 1990-11-23 | Atochem | Procede de preparation de compositions de polydichlorophosphazenes a taux controle d'oligomeres cycliques et les compositions resultant de la mise en oeuvre de ce procede |
FR2647100A1 (fr) * | 1989-05-19 | 1990-11-23 | Atochem | Procede de polycondensation en masse du n-dichlorophosphoryl- ou n-dichlorothiophosphoryl-p-trichlorophosphazene |
FR2653423A1 (fr) * | 1989-10-20 | 1991-04-26 | Atochem | Procede de regulation des masses moleculaires de polydichlorophosphazenes. |
IL95939A0 (en) * | 1989-10-20 | 1991-07-18 | Atochem | Process for compensating the harmful effects of impurities of n-dichlorophosphoryltrichlorophosphazene and its polycondensation product |
FR2709256B1 (fr) * | 1993-07-15 | 1997-05-30 | Gen Electric | Procédé de préparation d'une composition catalytique de phosphazène utile pour la polycondensation et la redistribution de polymères d'organosiloxane. |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4005171A (en) * | 1974-05-28 | 1977-01-25 | Horizons Incorporated, A Division Of Horizons Research Incorporated | Catalytic preparation of soluble poly(dichlorophosphazenes) |
FR2424876A1 (fr) * | 1978-05-05 | 1979-11-30 | Firestone Tire & Rubber Co | Polymerisation en solution de chlorophosphazene avec du soufre comme agent de modification |
FR2466435A1 (fr) * | 1979-09-27 | 1981-04-10 | Inst Mondial Phosphate | Nouveaux polychlorophosphazenes et leur procede de preparation |
FR2548652B1 (fr) * | 1983-07-06 | 1985-11-22 | Elf Aquitaine | Polychlorophosphazenes lineaires possedant un groupement terminal dichlorothiophosphoryle, procede de preparation de ces composes, et leur utilisation |
-
1984
- 1984-10-17 FR FR8415892A patent/FR2571710B1/fr not_active Expired
-
1985
- 1985-10-15 JP JP60504580A patent/JPS62501144A/ja active Granted
- 1985-10-15 US US06/882,958 patent/US4693876A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-10-15 DE DE8585402001T patent/DE3562761D1/de not_active Expired
- 1985-10-15 EP EP85402001A patent/EP0178997B1/fr not_active Expired
- 1985-10-15 WO PCT/FR1985/000294 patent/WO1986002344A1/fr unknown
- 1985-10-16 CA CA000493085A patent/CA1248323A/fr not_active Expired
- 1985-10-16 BE BE0/215733A patent/BE903456A/fr not_active IP Right Cessation
- 1985-10-17 IT IT22530/85A patent/IT1201482B/it active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1248323A (fr) | 1989-01-10 |
DE3562761D1 (en) | 1988-06-23 |
FR2571710A1 (fr) | 1986-04-18 |
EP0178997B1 (fr) | 1988-05-18 |
FR2571710B1 (fr) | 1986-12-26 |
WO1986002344A1 (fr) | 1986-04-24 |
JPH0458405B2 (ja) | 1992-09-17 |
IT1201482B (it) | 1989-02-02 |
US4693876A (en) | 1987-09-15 |
EP0178997A1 (fr) | 1986-04-23 |
IT8522530A0 (it) | 1985-10-17 |
BE903456A (fr) | 1986-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100257799B1 (ko) | 폴리하이드로겐 실세스퀴옥산의 분자량 분별방법 | |
JPS63227628A (ja) | ポリエステルアミドとポリエーテルチオエーテル−エステル−アミドならびにこれらの製造方法 | |
JPS62501144A (ja) | P↓2nxci↓5モノマ−の溶液重縮合による、xが酸素原子又は硫黄原子である末端基pxci↓2を有する線状ポリクロロホスファゼンの製造方法 | |
JP2005505647A (ja) | 純粋な大環状オリゴエステルを調製するための有機チタネート触媒 | |
JP2544928B2 (ja) | 新規ポリシラザン及びその製造方法 | |
JP2005290301A (ja) | ポリベンゾオキサゾール樹脂前駆体の製造方法およびポリベンゾオキサゾール樹脂の製造方法 | |
JPH0397609A (ja) | N―ジクロロホスホリルまたはn―ジクロロチオホスホリル‐p‐トリクロロホスファゼンの塊重縮合方法 | |
US4175113A (en) | Purification of crude chlorophosphazene compounds by treatment with water | |
JPS5848572B2 (ja) | 窒化塩化燐ポリマ−の製造方法 | |
CN106488945A (zh) | 共聚的聚酰胺树脂、用于制备其的方法及包含其的模制品 | |
KR100798242B1 (ko) | 고리형 에스테르 올리고머의 제조 | |
US7038007B2 (en) | Process for a continuous polymerization for the production of high molecular weight polybenzimidazole | |
US4554113A (en) | Linear polychlorophosphazenes possessing a dichlorothiophosphoryl terminal group, process for preparation of said compounds and utilization thereof | |
JP6021002B2 (ja) | ポリエーテルケトン及びその製造方法 | |
JPS62280220A (ja) | 高分子量ポリラクチド又はポリグリコリドの製造法 | |
EP0424235A1 (fr) | Procédé de régulation des masses moléculaires de polydichlorophosphazènes | |
JPH05201710A (ja) | ヘキサクロロシクロトリホスファゼンをベースとする前駆体組成物からポリジクロロホスファゼンを製造する方法 | |
SU735606A1 (ru) | Способ получени полифенилхиноксалинов | |
JPS6220124B2 (ja) | ||
JPH0481522B2 (ja) | ||
SU717090A1 (ru) | Способ получени полиамидобензимидазолов | |
KR810000094B1 (ko) | N,n'-테레프탈로일 비스-프탈이미드의 제조방법 | |
SU749858A1 (ru) | Способ получени сополибензимидазолобензоксазолов | |
SU761524A1 (ru) | Способ получения олигомерных хлорфос.фазенов 1 | |
JP4611352B2 (ja) | ポリイソシアネート重合用金属カーボネート開始剤及びこれを利用したポリイソシアネートの重合方法 |