JPS6246517Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6246517Y2
JPS6246517Y2 JP5966879U JP5966879U JPS6246517Y2 JP S6246517 Y2 JPS6246517 Y2 JP S6246517Y2 JP 5966879 U JP5966879 U JP 5966879U JP 5966879 U JP5966879 U JP 5966879U JP S6246517 Y2 JPS6246517 Y2 JP S6246517Y2
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JP
Japan
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cutting tool
hole
washer
elongated hole
elongated
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Expired
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JP5966879U
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English (en)
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JPS55160753U (ja
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  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はミーリングフライス等の加工機の刃具
取付装置に関するものである。
本考案の目的は、スピンドル先端面に取付けら
れる刃具の交換を迅速且つ容易にしたことであ
る。
従来、ミーリングフライス等において、スピン
ドルの先端面に突設したボスに刃具を回り止め状
態で固定するには刃具の軸心に貫通したボルト穴
に締付ボルトを挿通し、ボスに設けたねじ穴に螺
合して締付固定していた。従つて、刃具交換時の
脱着に当つては締付ボルトを完全に取り外さなけ
れば刃具の入換ができないので、短時間で交換す
ることができず、作業能率に影響していた。殊に
一基の加工機に対し異種工作物を流し加工する場
合、工作物に応じた刃具の交換は迅速性を要求さ
れている。
上記従来の問題を解決するために、刃具の中心
取付穴の正面に座ぐり部分を設け、この座ぐり部
分に直径方向で対向する一対の凹部と、この凹部
と直交する直径方向に軸方向に開放的な一対の凹
穴部を形成し、前記一対の凹部に係合し、かつ凹
穴部では刃具を軸方向に抜き差しを許容する座金
を介してボルトによりアーバーに締付ける構造の
正面フライスが実開昭53−60191号によつて提案
されている。このものにおいては、刃具の中心取
付穴の正面座ぐり部分に、直径方向で対向する一
対の凹部と、この凹部と直交する直径方向に軸方
向に開放的な凹穴部とを形成する面倒な加工を必
要とし、またこのような特別の形状、構造を有し
た刃具のみアーバーに着脱可能であつて在来一般
の刃具には応用できないばかりでなく、刃具の締
付固定においては、座金を凹穴部と合致している
位置より90度回動して凹部に係合し、しかる後に
ボルトを締付方向に回転する操作を行い、また刃
具を抜き取るときには、ボルトを緩めて、しかる
後に座金を90度回動して凹穴部と合致させる操作
を必要とする。すなわち、刃具の締付固定及び抜
き取りの何れにおいてもボルトを締付け、緩め方
向に回転する操作と、座金を90度回働する操作と
の別々の2操作を必要としている。
一基の加工機に対し異種工作物を流し加工する
場合、工作物に応じた刃具の交換には迅速性が要
求されるものであり、前記従来装置では未だ刃具
交換の迅速性を満足するものではない。
本考案は前記従来の問題点に鑑み、簡単な構造
でワンタツチの操作により迅速な刃具交換を可能
とした取付装置を提供するものである。
以下本考案の実施例について図面により説明す
る。第1図及び第3図において1はスピンドル、
2はスピンドル1の端面にスピンドルと同心円で
突設されたボス、3はボス2の軸心に設けられて
いるねじ穴、4は刃具の回り止め突起である。5
はスピンドル1の端面にボス2を介して装着され
る刃具であり、ボス2に嵌合する穴7と該穴7の
端部に後記するワツシヤ8が嵌入する前記穴7と
同心円で大径の凹段部6が設けられている従来一
般の刃具である。
8はワツシヤで、その中心を通る直径方向に長
穴9が開設されている。この長穴9は長手方向の
長さが刃具5の穴7の径と略等しいか若干短い長
さがある。この長穴9の長手方向の両端側部の相
対位置に一対の突起10が突設されている。そし
て突起10には直角二面の当接面10a,10b
が形成されている。その一方の当接面10aは長
穴9の長手方向に沿う面であり、他方の当接面1
0bは長手方向とは直交する面である。
さらに、締付ボルト11は長形頭部12を有し
ている。この長形頭部12は前記ワツシヤ8の長
穴9の形状よりも若干小形の外形であり、長穴9
と位相を一致させたときには刃具5は自由に抜き
差しができ、長穴9の長手方向と直交する90度回
動したときには長穴9を跨いで刃具5の抜脱を拘
束し、且つ前記突起10の他方の当接面10bと
当接するものである。
本考案は上記の通りの構造であるから、従来一
般的な構造の刃具5をスピンドル1に締付固定す
る場合は、刃具5の凹段部6に嵌合されているワ
ツシヤ8の長穴9とボス2のねじ穴3に螺合され
ている締付ボルト11の長形頭部12との位相を
合致した状態で刃具5の穴7をボス2に嵌合し、
締付ボルト11を締付方向に回転することによ
り、第2図Aに示すように長形頭部12は突起1
0の一方の当接面10aに当接して長穴9と直交
し、その状態を保持し、ワツシヤ8を共に回動し
て締付固定する。
また、刃具5をスピンドル1より抜き取る場合
は、締付ボルト11を緩め方向に回転することに
より、第2図Bに示すように長形頭部12は突起
10の他方の当接面10bに当接し、長突9との
位相を合致した状態を保持してワツシヤ8が共に
回動され、締付けが緩められたところで刃具5を
軸線方向に抜き取るのである。
以上のように本考案による刃具取付装置は、前
記した特定形状構造のワツシヤと締付ボルトの2
部品によつて従来一般的な構造の刃具の着脱が得
られコスト的に非常に有利であり、従来装置のよ
うに刃具の中心取付穴に凹部と凹穴部とを形成し
た特別な構造の高価な刃具のみの着脱並びに面倒
な加工を要する欠点を解消し、また、刃具の着脱
操作も締付ボルトの回転のみでワツシヤを共に回
動し、1操作で刃具の締付け並びに抜き取りが得
られ、殊に抜き取りに際しては、締付ボルトの長
形頭部が突起の他方の当接面に当接しワツシヤと
共に回動しても長形頭部はワツシヤの長穴と常に
位相を合致しているため、任意の緩め位置にて刃
具は直ちに軸線方向に抜き取りが可能であり、迅
速な刃具交換作業が行われる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の分解斜視図、第2図Aは
刃具締付状態、第2図Bは刃具取外し状態の説明
図、第3図は刃具取付状態の断面図である。 1……スピンドル、2……ボス、3……ねじ
穴、5……刃具、6……凹段部、7……穴、8…
…ワツシヤ、9……長穴、10……突起、10
a,10b……当接面、11……締付ボルト、1
2……長形頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スピンドルの先端面に突出した同心のボスに回
    り止め状態で嵌合する穴と、この穴の端部に穴と
    同心円で大径の凹段部とを有する刃具を前記スピ
    ンドルに固着する装置であつて、前記凹段部に嵌
    合当接するワツシヤと、このワツシヤを貫通して
    前記ボスに設けられているねじ穴に螺合する締付
    ボルトからなり、前記ワツシヤには、その中心の
    直径方向に前記刃具の穴径と略等しい長穴が開設
    され、この長穴の長手方向の両端側部の相対位置
    に、長穴の長手方向に沿う面と直交する面との直
    角二面を有する一対の突起が突設されており、ま
    た前記締付ボルトには、前記長穴より若干小形の
    長形頭部が設けられ、前記ボスのねじ穴に螺合し
    た締付ボルトは、その長形頭部をワツシヤの長穴
    と直交し前記突起の一方の面に当接しワツシヤと
    共に回動して刃具を締付固定し、前記長形頭部を
    前記突起の他方の面に当接してワツシヤの長穴と
    同一の位相としワツシヤと共に回動して刃具の締
    付けを緩め、刃具をスピンドルの軸線方向に抜取
    り可能としたことを特徴とする加工機の刃具取付
    装置。
JP5966879U 1979-05-07 1979-05-07 Expired JPS6246517Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5966879U JPS6246517Y2 (ja) 1979-05-07 1979-05-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5966879U JPS6246517Y2 (ja) 1979-05-07 1979-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55160753U JPS55160753U (ja) 1980-11-18
JPS6246517Y2 true JPS6246517Y2 (ja) 1987-12-16

Family

ID=29293659

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JP5966879U Expired JPS6246517Y2 (ja) 1979-05-07 1979-05-07

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4791826B2 (ja) * 2006-01-06 2011-10-12 オーエスジー株式会社 刃具交換式回転工具、その刃具交換式回転工具に用いられる交換刃具およびホルダー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55160753U (ja) 1980-11-18

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