JPS6246124A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は暖房用などに用いられるｉ金体燃料の燃焼Ｐｉ
置に関し、ンα体燃料を電熱ヒーターをｊ、ｉｉ；　、
えた気化装置でガス化し、これに着火、燃焼さする石油
燃焼器に関する。

［従来の技術］ 灯油なとの液体燃料を暖房などを目的：こ燃焼させる方
法としては、芯なとて吸い上げて直接燃焼させる方式の
もの、ノズルから高圧で噴霧させて霧化燃料（こ直接着
火するもの、高温によって液体をガス化してこれを燃焼
させるもの等が挙げ・）れるが、中でもガス化燃焼方式
は、燃油・′ｊ）粒子が細かく、また高温のため燃焼用
空気と反応すやすく完全燃焼に近い青炎燃焼が得られろ
−１、ビｂ）＋’）室内排気の民生用暖房機を中心に広
く用い５）れている。

しかし、ガス化燃焼方式の欠点の一つに予熱時間が必要
な点があげられる。ガス化燃焼は気化装置を高温度に維
持し、ここに燃油な流入または噴霧させて加熱、気化さ
せる必要があるが、燃焼中に於いては燃焼熱を利用して
気化装置を加熱し燃油の気化を行う方法が考えられるも
のの、燃焼開始までは電熱により、気化装置を燃油気化
温度まて昇温させる必要があり、気化装置に取り付けら
れた電熱ヒーターに電源が投入されてから短いもので数
十秒、長いもので３〜１１分の時間を気化装置の予熱時
間として待たなければならなかった。

［解決しようとする問題点コ 前述の如き事情において１本発明は気化装置の予熱時間
を短縮し、使用性能の向上した燃焼装置を提供しようと
するものである。

［問題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するため９本発明の液体燃料燃焼装置
は、内蔵された気化装置を電熱ヒーターにて加熱して所
定温度まで達せしめ、該気化装置に燃油な流入させて気
化して着火させる装置てあって、装置の運転停止中に気
化装置を運転中よりも低い温度で保温する気化装置保温
手段を備えである。そして更に気化装置保温手段の動作
大切スイッチを備えであるかまたは気化装置保温手段を
所定時間作動させるタイマー手段を設けることにより気
化装置保温手段の動作を停止させることもできる。

［実施例］ このような本発明の液体燃料燃焼装置の実施例を第１図
に示す、なお実施例においてはブンゼン気化燃焼方式を
採り上げたが、燃焼方式はこれに限定されるものではな
い。

電源スィッチ（１）が投入されると中央制御回路（２）
はヒーター制御回路（３）に信号を送り、ヒーター制御
回路（３）ではこの信号を受けて電熱ヒーター（４）に
電流を送ってヒータ一温度を上昇させる。気化装置（５
）は電熱ヒーター（４）からの熱を吸収して温度上昇す
るが、気化装置（５）の温度は気化１ｆｉｔ（５）に取
り付けられた温度センサー（６）が常にこれを検知して
中央制御回路（２）に情報を送っており気化装置＜５）
が燃油の気化に十分な温度ζこ達した時中央制御回路（
２）はポンプ（７）、ソレノイド（８）２点火プラグ（
９）に駆動のための指令を発する。ポンプ（７）はこの
指令を受けると油槽（１０）から液体燃料を吸入して気
化装置（５）へ送り。

ソレノイド（８）は針弁（１１）を図面右方へ吸引して
気化装置（５）のノズル（１２）を開口させる。また点
火プラグ（９）も同様に指令を受けてバーナー（１３）
との間に高圧放電を発生させ、ノズル（１２）からバー
ナー（１３）へ噴出した気化ガスに着火させる。

この気化装置（５）をそのよ：Ｅ用いて予熱時間をさら
に短縮するためには予熱開始時に気化装置の温度が常温
（室温）よりも高い状態にあれば良い。

本実施例の燃焼装置においては中央制御回路（２）とヒ
ーター制御回路（３）との間にヒーター保温回路（１４
）が別に設けられており、電源スィッチ（１）がＯＦＦ
の状態゛Ｃ保温スイッチ（１５）がＯＮであった場合、
中央制御回路（２）はヒーター保温回路（１４）を介し
てヒーター制御回路（３）に働きかけ、ヒーター制御回
路（３）はヒーター（４）の温度が運転中よりも低い温
度に保たれる様ヒーター（４）に電流を送る。運転中よ
りも低い温度に保つための電流の制御の方法は特にこれ
を限定するものではなく、温度センサー、（６）により
気化装置（５）の温度を検知しながら所定の温度に保つ
様に電熱ヒーター（４）への電源を入・切する方法、予
め決められた少ない電力を常時供給する方法などがある
。

後者においては外気温等による影響を受けるため気化装
置（５）の温度を一定に保つことは出来ないが、気化装
置（５）を常温より高い温度で保温し予熱時間を常温か
らの開始よりも短縮する目的を果たすには十分である。

保温スイッチ（１５）は燃焼装置外装の容易に操作可能
な場所に取り付けられる。保温中の電熱ヒーター（４）
の消費電力は燃焼時に気化装置（５）を気化温度に保つ
に要する消費電力に比較すれば、わずかな程度ではある
ものの、夜間など長時間に渡って１呆温を続けることは
経済性の面から好ましくなく、使用者の判断により保温
スイッチ（１５）の人・切を行うことができるようにし
たものである。

なお電源スィッチ（１）が入れられた時は保温スイッチ
（１５）の入・切にかかわらずヒーター保温回路（１４
）の働きは解除され通常のヒータ一温度制御が行われる
ことは言うまでもない。

また本発明の液体燃料燃焼装置の別の実施例を第２図に
示す、燃焼装置部分は第１図と同様のため省略する９本
例においては前出の保温スイッチ（１５）の代わりにタ
イマー装置（１６）が設けられている。電源スィッチ（
１）をＯＦＦシて運転を停止させると、タイマー装置（
１Ｇ）はこれを受けて中央制御回路（２）に定められた
一定時間信号を送り、前例同様気化装置（５）の温度を
運転中よりも低い温度に保った後、保温回路の働きを解
除する様動作する。

［発明の効果］ 以上説明した様に１本発明の燃焼装置は電源スィッチ（
１）が切られ燃焼が停止した後も保温回路が働いて気化
装置（５）の温度を常温より高い温度に保持することが
できるので、再び運転を開始するために電源スィッチ（
１）を入れてから気化装置（５）が燃焼開始可能温度に
達するまでの予熱時間を短縮することが出来、使用者に
与えろ着火待ちの煩わしさを低減させることができる。

また、長時間燃焼装置の運転を休止する場合などは保温
回路を働かせないためのスイッチが設けられているか、
または運転停止復電められた一定時間が経過した後には
この保温回路の働きを停止させるタイマー装置が設けら
れているため、長時間ヒーターへの通電を続けて電力を
消費するという経済的なロスも極力押さえることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る液体燃料燃焼装置とその制御手段
の一例を表す概略構成図である。 第２図は別の制御手段の例を表す概略構成図である。 １・・・電源スィッチ、２・・・中央制御回路、３・・
・ヒーター制御回路、４・・・電熱ヒーター、５・・・
気化装置、１４・・・ヒーター保温回路、　１５・・・
保温スイッチ、　１６・・・タイマー装置。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）内蔵された気化装置を電熱ヒーターにて加熱して
   所定温度まで達せしめ、該気化装置に燃油を流入させて
   気化して燃焼させる装置であって、装置の運転停止中に
   気化装置を運転中よりも低い温度で保温する気化装置保
   温手段を備えたことを特徴とする液体燃料燃焼装置。
2. （２）内蔵された気化装置を電熱ヒーターにて加熱して
   所定温度まで達せしめ、該気化装置に燃油を流入させて
   気化して燃焼させる装置であって、装置の運転停止中に
   気化装置を運転中よりも低い温度で保温する気化装置保
   温手段と、該ヒーター保温手段の動作入切スイッチを設
   けたことを特徴とした液体燃料燃焼装置。
3. （３）内蔵された気化装置を電熱ヒーターにて加熱して
   所定温度まで達せしめ、該気化装置に燃油を流入させて
   気化して燃焼させる装置であって、装置の運転停止中に
   気化装置を運転中よりも低い温度で保温する気化装置保
   温手段と、該気化装置保温手段を所定時間作動させるタ
   イマー手段を設けたことを特徴とした液体燃料燃焼装置
   。