JPS6245955Y2 - - Google Patents

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JPS6245955Y2
JPS6245955Y2 JP5391082U JP5391082U JPS6245955Y2 JP S6245955 Y2 JPS6245955 Y2 JP S6245955Y2 JP 5391082 U JP5391082 U JP 5391082U JP 5391082 U JP5391082 U JP 5391082U JP S6245955 Y2 JPS6245955 Y2 JP S6245955Y2
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JP
Japan
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seat
leg
fixed
floor
locking
Prior art date
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JP5391082U
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JPS58157729U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、必要に応じて座席を折り畳み荷物
を積むバン型車両、主としてバン型自動車におけ
る座席の脚部構造に関し、さらに詳しくは、座席
を組立て或いは折り畳む動作の中で座席の脚部を
フロア上面に対して自動的にロツクし或いはロツ
ク解除することができる脚部ロツク装置に関する
ものである。
車両後部室内のフロアに第1及び第2の後部座
席が配置されたバン型自動車においては、車両後
部座席を折り畳んだあとの荷物搭載スペースを広
くとるため例えば、いずれか一方の後部座席を折
り畳んだ上方に、他方の後部座席を積み重ねるよ
うに折り畳む座席の脚部構造が考案されている。
すなわち、このことを達成する具体的な構造とし
ては、たとえば第5図〜第7図に示すように、バ
ン型車両の前座席22後方のセパレータ23で区
切られた後部室K内のフロア21には第1後部座
席24及び第2後部座席34が配置されていて、
第1後部座席24と第2後部座席34はいずれも
その背当26,36が座部25,35に対して重
ね合せ可能にリクライニング装置L1,L2にて取
付けられ、座部25,35の後側には座部25,
35下面25B,35B側に曲げられる可動脚2
7,37が設けられている。そして座部25,3
5の前側には、上脚部29,39と下脚部30,
40とからなり、その枢着部分31,41でフロ
ア21側に曲げられる固定脚28,38が設けら
れる。さらに第1後部座席24と第2後部座席3
4の前後方向には一端が第1後部座席24の固定
脚28の下脚部30に枢軸32,32にて軸着さ
れ、かつ該枢着部位を回動支点として起伏可能に
された起伏アーム33,33を設け、該起伏アー
ム33,33の他端を第2後部座席34の固定脚
38の下脚部40に固着する構造にされている。
なお、この第1後部座席24及び第2後部座席3
4を折り畳む場合は、まず第1後部座席24を前
方のフロア21上に畳んだ後に第2後部座席34
が畳まれる。第2後部座席34の折り畳みは、背
当36を前傾させて座部35に重合させるととも
に、座部35後部を上方へ持ち上げて、回動脚3
7を座部35の下面35B側に回動させて畳む。
しかる後、座部35を、固定脚38の枢軸41,
41を回動支点として前方へ回動させ、一組の起
伏アーム33,33上にたて向き状に位置させる
〔第6図参照)。次いで、起伏アーム33,33の
後端を持ち上げ、起伏アーム33,33の前端の
枢軸32,32を回動中心として、同起伏アーム
33,33をたて向き状になるまで上方へ回動さ
せ(第7図参照)、折り畳んだ第1後部座席24
の上方に、折り畳んだ第2後部座席34を位置さ
せることにより折り畳まれ、折り畳んだ第1後部
座席24及び第2後部座席34は折り畳みの逆順
操作により正規の座席状態に戻されるものであ
る。
しかして、上記構造の第2後部座席34におい
ては起伏アーム33,33の起伏側端部に固着し
た第2後部座席34の固定脚40は、起伏アーム
33,33の他端の枢軸32,32部位を介して
間接的にフロアに固定されているにすぎないの
で、特に該第2後部座席34が使用されない場合
には、車両の振動によつて固定脚の下脚部下面と
フロア上面との間でガタ音が発生し振動騒音上問
題であつた。
本考案の目的は第1後部座席と第2後部座席が
配置され、一方の座席を折り畳んだ後、この上方
に他方の座席を積み上げて畳む構造の折り畳み脚
部における上記の問題点を解決し、振動騒音のな
い操作の簡単なバン型車両座席の折り畳み脚部に
おける脚部ロツク装置を提供することにある。
以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。第1図及び第4図は、車両の後部に設けた扉
から後部室に荷物の出し入れをする車体形式に対
し、本考案を実施した例を示し、脚部は左右対称
構造よりなり図においては一側方のみを表してい
る。この車体形式においては、後部室の後部に配
置される第2後部座席1の座部2はその下面前方
には幅方向2個所に固定脚3,3を、後方には下
端部分でフロア9に掛止され、座部下面側に折り
畳みうる可動脚が設けられている(第5図及び第
7図参照)。固定脚3,3は上脚部4,4と下脚
部5,5とからなり、上脚部4,4の上端は座部
2の下面に固着され、下端部分において下脚部
5,5の上端部分と枢軸6,6により相互に回転
可能に結合されている。上脚部4,4の下端部分
前方にはカム部材7,7が突出して固設されてい
る。
下脚部5,5はその下端前方に起伏アーム8,
8の後端すなわち起伏側端部が固着されていて、
この起伏アーム8,8の前端は前方の第1後部座
席の固定脚の下脚部(又はその近傍のフロア9)
に枢着されている。下脚部5,5には第3図に示
すように上端に突出部10aをもち下端には舌片
状の係止部10bをもつロツクレバー10,10
が枢軸11,11により揺動自在に軸支されてい
て、このロツクレバー10,10と下脚部5,5
の後壁5a,5aとの間には引張りのバネ部材1
2,12が張架されている。下脚部5,5の後方
のフロア9上には係止部材13,13がボルト1
4,14及びワツシヤー15,15により固定さ
れていて、この係止部材13,13にロツクレバ
ー10,10の係止部10b,10bが係合する
ようにバネ部材12,12により付勢されてい
る。第1後部座席及び第2後部座席1を組立てた
正規の座席状態においては、第1図に示すよう
に、下脚部5,5のロツクレバー10,10が係
止部材13,13に係合状態にあり、これによつ
て固定脚3,3はフロア9に対してロツクされた
状態にある。後部座席を折り畳むには、第1後部
座席を折り畳んだあと、第4図に示すように、第
2後部座席1の背当16を前方に倒して座部2の
上に重ね合せ、次いで可動脚を座部下面へ折り畳
みながら全体を固定脚3,3の枢軸6,6を中心
に前方へ約90゜回転させる。この過程で上脚部
4,4の下端部分前方に突出して設けたカム部材
7,7が下脚部5,5のロツクレバー10,10
の突出部10a,10aと当接し、ロツクレバー
10,10はバネ部材12,12の引張り力に抗
して枢軸11を中心として図中時計方向に回転し
て係止部10b,10bと係止部材13,13と
の係合が自動的に解除される。このあと、第1後
部座席1全体は起伏アーム8,8の前方にある枢
軸を中心として上方に回動され、既に折り畳まれ
た第1後部座席の上方に重ねられて折り畳みが完
了する。逆に第2後部座席1を組立てるには、折
り畳みの逆操作を行なえばよい。すなわち、第1
後部座席の上方に畳まれた第2後部座席1全体を
起伏アーム8,8の前方にある枢軸を中心として
後方に回転させ第4図実線で示す状態とする。次
いで、座部2と背部16とを一緒に固定脚3,3
の枢軸6,6を中心に後方に回転させ同時に座部
2の下面後方の可動脚を下方に開いて座部2をフ
ロア9に対して支持する。この過程において、カ
ム部材7,7とロツクレバー10,10の突出部
10a,10aとの当接は解除され、ロツクレバ
ー10,10はバネ部材12,12の引張り力に
より枢軸11を中心として図中反時計方向に回転
し、係止部10b,10bと係止部材13,13
とが係合して固定脚3,3はフロア9に対して自
動的にロツクされる。
上記実施例は、第2後部座席1を前方に折り畳
み、しかるのち折り畳んだ第2後部座席1を第1
後部座席上方へ起伏する座席の脚部構造に対して
適用したが、リアエンジン形式の場合におけるよ
うに、第1後部座席を後方へ折り畳みしかるのち
全体を第2後部座席上方へ起伏して荷物は側面か
ら出し入れするような場合に対しても、単に前後
関係を逆にするだけでまつたく同様の構成が適用
できることは言うまでもない。
以上説明したように本考案は、車両フロアの前
後方向に着座可能な所定間隔で配置され、背当が
座部に対し重ね合せ可能に取付けられ、座部の一
側には座部下面側に曲げられる可動脚が設けら
れ、かつ座部の他側には上脚部と下脚部とからな
り、この枢着部位でフロア側に折り曲げられる固
定脚が設けられた第1座席と第2座席の前後方向
には、一端が前記いずれか一方の座席の固定脚の
下端あるいはその近傍のフロア部位に枢着されか
つ該枢着部位を回動支点として起伏可能にされた
起伏アームを設け、該起伏アームの他端を他方の
座席の固定脚下端に固着せしめたバン型車両の座
席の脚部構造において、前記起伏アームの起伏側
端部に固着した前記固定脚の下脚部に、上端に突
出部を有し下端には係止部をもつロツクレバーが
揺動自在に軸支され、車両フロア上には係止部材
が固定されて、座席を組立てた正規の座席状態に
おいて前記ロツクレバーの係止部が前記係止部材
に係合するようにバネ部材で付勢されているとと
もに前記固定脚の上脚部にはカム部材が突設され
ていて、前記上脚部をフロア側に折り曲げる動作
の過程で前記カム部材が前記ロツクレバーの突出
部に当接し、前記バネ部材による付勢力に抗して
前記ロツクレバーを回転させ前記係止部と前記係
止部材との係合が解除される脚部ロツク装置とな
したため、本考案の所期の目的が確実に達成され
るものである。すなわち、本考案は起伏アームの
起伏側端部に固着した後部座席の固定脚の下脚部
に、上端に突出部を下端には係止部を有するロツ
クレバーを揺動自在に軸支し、フロア上面には係
止部材を固定して後部座席を組立てた正規の座席
状態においてはロツクレバーの係止部がフロア上
面の係止部材と係合する向きにバネ部材で付勢し
てあり、又固定脚の上脚部には、折り畳みの回転
動作の過程でロツクレバーの突出部と当接し、バ
ネ部材の付勢力に抗して係止部と係止部材との係
合を解除する方向にロツクレバーを回転させるカ
ム部材を突設する構造としたので、単に組み立て
又は折り畳む動作のなかで、起伏アームの起伏側
端部に固着した後部座席の固定脚をフロアに対し
て自動的にロツクし或いはロツク解除することが
できる。従つて後部座席を組立てた状態では常に
その脚部がフロアに対して固定された状態にあり
フロア上面との間で騒音を発生することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示すもので
あつて、第1図は本例ロツク装置を設けた後部座
席の固定脚を主体とした側面図、第2図は第1図
−線における断面図、第3図はロツクレバー
を示す斜視図、第4図はロツク解除の状態を示す
後部座席の作用説明図である。第5図〜第7図は
本考案を適用する初期考案例を示すものであり、
第5図はバン型自動車における第1後部座席及び
第2後部座席の構造を示す側面図、第6図は第1
後部座席及び第2後部座席の折り畳み過程を示す
説明図、第7図は第1後部座席及び第2後部座席
を折り畳んだ状態の説明図である。 3……固定脚、4……上脚部、5……下脚部、
7……カム部材、8……起伏アーム、10……ロ
ツクレバー、10a……突出部、10b……係止
部、11……枢軸、12……バネ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両フロアの前後方向に着座可能な所定間隔で
    配置され、背当が座部に対し重ね合せ可能に取付
    けられ、座部の一側には座部下面側に曲げられる
    可動脚が設けられ、かつ座部の他側には上脚部と
    下脚部とからなりこの枢着部位でフロア側に折り
    曲げられる固定脚が設けられた第1座席と第2座
    席の前後方向には、一端が前記いずれか一方の座
    席の固定脚の下端あるいはその近傍のフロア部位
    に枢着されかつ該枢着部位を回動支点として起伏
    可能にされた起伏アームを設け、該起伏アームの
    他端を他方の座席の固定脚下端に固着せしめたバ
    ン型車両の座席の脚部構造において、前記起伏ア
    ームの起伏側端部に固着した前記固定脚の下脚部
    に、上端に突出部を有し下端には係止部をもつロ
    ツクレバーが揺動自在に軸支され、車両フロア上
    には係止部材が固定されて、座席を組立てた正規
    の座席状態において前記ロツクレバーの係止部が
    前記係止部材に係合するようにバネ部材で付勢さ
    れているとともに前記固定脚の上脚部にはカム部
    材が突設されていて、前記上脚部をフロア側に折
    り曲げる動作の過程で前記カム部材が前記ロツク
    レバーの突出部に当接し、前記バネ部材による付
    勢力に抗して前記ロツクレバーを回転させ前記係
    止部と前記係止部材との係合が解除されることを
    特徴としたバン型車両座席の折り畳み脚部におけ
    る脚部ロツク装置。
JP5391082U 1982-04-13 1982-04-13 バン型車両座席の折り畳み脚部における脚部ロツク装置 Granted JPS58157729U (ja)

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JPS58157729U JPS58157729U (ja) 1983-10-21
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60105233U (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 車体工業株式会社 貨客兼用自動車に於ける運転席後方の座席の折曲機構
JPS60118531U (ja) * 1984-01-23 1985-08-10 車体工業株式会社 貨客兼用自動車に於ける運転席後方の座席の折り畳み及び固定機構
JP5742466B2 (ja) * 2011-05-23 2015-07-01 日産自動車株式会社 車両用シートの収納構造

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JPS58157729U (ja) 1983-10-21

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