JPS6244367Y2 - - Google Patents

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JPS6244367Y2
JPS6244367Y2 JP16641578U JP16641578U JPS6244367Y2 JP S6244367 Y2 JPS6244367 Y2 JP S6244367Y2 JP 16641578 U JP16641578 U JP 16641578U JP 16641578 U JP16641578 U JP 16641578U JP S6244367 Y2 JPS6244367 Y2 JP S6244367Y2
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isolation transformer
resistor
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばフイードバツク制御装置、直
流電圧制御装置に用いられ、主回路の直流高電圧
を検出し、この直流高電圧の大きさに比例した電
圧を、主回路とは絶縁された制御回路に発生させ
る電圧検出用絶縁器の改良に関する。
第1図および第2図はこの種従来の電圧検出用
絶縁器の異る例を示す回路図である。すなわち、
第1図において発振トランス1の入力巻線にはト
ランジスタ2,3、抵抗4,5,6、ダイオード
7,8,9、直流電源10が接続され、これらに
よつて自励発振回路が構成されている。一方発振
トランス1の各出力巻線11,12,13,14
には方形波交流電圧が発生し、この電圧によりト
ランジスタ15,16,17,18,19,2
0,21,22がオン、オフするように構成され
ている。また入力端子には図示しない主回路の直
流高電圧Vが検出され、この検出電圧Vは抵抗2
5,26にて分圧した電圧により、トランジスタ
15,17と16,18とが交互にスイツチング
され、これによつて絶縁トランス27の一次巻線
に電圧が供給されるようになつている。この絶縁
トランス27の一次側の誘起起電力はトランジス
タ19,21と20,22とが交互にスイツチン
グされこれが平滑用抵抗37、平滑用コンデンサ
38によつて積分されて負荷28に伝達されるよ
うになつている。なおトランジスタ15,17,
19,21は同時にオンオフするようになつてい
る。図中の発振トランス1および絶縁トランス2
7に示す黒点は巻線の極性を示し、29〜36は
安定用抵抗を示している。このような構成のもの
において、検出電圧Vは抵抗25,26により分
圧されて絶縁トランス27に供給され、絶縁トラ
ンス27の巻数比に比例した電圧が負荷28に供
給される。
ところがこのような構成の電圧検出用絶縁器に
用いる発振トランス1は方形波交流電圧を発生さ
せるため、角形ヒステリシス特性を持つ鉄心を使
用しなければならず、しかも環状の焼結鉄心であ
るため高価であり、高電圧に使用する場合絶縁ト
ランス27の耐電圧のみでなく、発振トランス1
の巻線間の耐電圧も問題となる。
第2図はこのような問題を解決するため、高価
な発振トランス1を使用せず、ホトダイオード−
ホトトランジスタによる光結合により電気的に絶
縁し、高耐電圧で安価な電圧検出用絶縁器を可能
したものである。すなわち第2図において、入力
端子41,42に、端子41が陽極となるように
直流電圧が加つた場合発振器43によりホトダイ
オード44に、発振器43の発振周波数で通電さ
せるため、ホトトランジスタ45は発振周波数に
よりスイツチングがくり返される。ホトトランジ
スタ45がオンし、トランジスタ46がオンする
と、絶縁トランス47の一次側巻線には検出電圧
Vが抵抗48と49により分圧された電圧が加わ
り、絶縁トランス47の巻数比に比例した電圧が
絶縁トランス47の二次側に誘起され、ダイオー
ド50により整流されて負荷51に加わる。なお
抵抗52,53はホトトランジスタ45およびト
ランジスタ46の安定用抵抗、コンデンサ54は
抵抗49に加わる電圧を一定にするためのもので
ある。ダイオード55および定電圧ダイオード5
6はトランジスタ46がオフするときに、絶縁ト
ランス47の一次側に発生する逆起電力を抑え、
トランジスタ46の破壊防止のためのものであ
る。コンデンサ57は電圧を平滑するためのもの
である。次にホトトランジスタ45およびトラン
ジスタ46がオフのときは、ダイオード55の順
電圧降下と、定電圧ダイオード56のツエナー電
圧の和の電圧の巻数比に比例した電圧が、絶縁ト
ランス47の二次電圧と逆位相に誘起されるが、
ダイオード50により阻止される。
第2図で用いられるホトトランジスタ45は一
般トランジスタ46に比べ増幅率が大きいため、
ベース、コレクタ間の等価静電容量が大きくな
る。そのため、コレクタ電位が変動するような回
路で使用した場合スイツチング速度が遅くなる。
この一例を第3図および第4図を参照して説明す
る。すなわち第3図の発振回路61からホトダイ
オード62には第4図の電流IFが流れ、またホ
トトランジスタ63と抵抗64,65、電源66
からなるエミツタ接地回路のホトトランジスタ6
3のエミツタ−コレクタ間には電圧VOUTが出
力される。第4図から明らかなようにホトトラン
ジスタ63のオフ時間が大きくなり、発振回路6
1の周波数を上げることができない。そのため第
2図の絶縁器において出力リツプルを減少させよ
うとすると、コンデンサ57の静電容量を大きく
しなければならず、反面静電容量を大きくするこ
とにより絶縁器の応答が遅くなる欠点がある。
この考案はこのような事情にかんがみてなされ
たもので、チヨツパ周波数を上げるように構成す
ることにより、フイルタ時定数を下げ応答時間を
速めることができる電圧検出用絶縁器を提供する
ことを目的とする。
以下この考案の実施例について図面を参照して
説明する。第5図はこの考案の一実施例を示す回
路図であるが、第2図と異る点についてのみ説明
し、第2図と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略する。すなわち入力端子41と入力端
子42との間に、抵抗68とダイオード69,7
0の直列回路を接続し、ダイオード69,70に
並列にコンデンサ71を接続し、ダイオード69
とコンデンサ71との接続点にホトトランジスタ
45のコレクタ(第2図ではトランジスタ46の
コレクタに接続されている)を接続し、また抵抗
49に直列にダイオード72を接続した点であ
る。
以下このような構成の動作について第6図を参
照し説明する。すなわち第5図において入力端子
41,42に、入力端子41が陽極となるように
直流電圧が加わつた場合、発振器43によりホト
ダイオード44は通電をくり返し、これにともな
つてホトトランジスタ45およびトランジスタ4
6はスイツチングをくり返す。ホトトランジスタ
45のコレクタ電位は入力直流電圧より抵抗68
を介してダイオード69,70に流れる電流によ
り得られるダイオード順方向の電圧降下である。
ダイオード69,70の順方向の電圧降下は順方
向の電流の大きさにかかわらずほぼ一定であるか
ら、入力電圧の変動にかかわりなくほぼ一定とな
る。従つて第6図に示すホトダイオード44の通
電電流IFとホトトランジスタ45のコレクタ−
エミツタ間電圧VCEとから明らかなごとく、ホ
トトランジスタ45のオフ時間が短かくなり、発
振周波数を上げることができる。トランジスタ4
6がオンのときに絶縁トランス47の一次側に加
わる電圧は、抵抗48と49、ダイオード72に
より分圧される抵抗48とダイオード72との電
圧降下の和である。絶縁トランス47の二次側に
は、一次電圧と絶縁トランス47の巻数比に比例
した電圧が誘起され、その誘起起電力はダイオー
ド50に整流され、かつコンデンサ57により平
滑されて負荷51に与えられる。またトランジス
タ46がオフの時は絶縁トランス47の二次電圧
はダイオード50により阻止され、コンデンサ5
7の放電電圧が負荷51に加えられる。なおダイ
オード72は出力電圧のダイオード50による電
圧降下分を補正するように作用する。
第7図はこの考案の他の実施例を示す回路図で
あり、第5図のものは絶縁トランス47の二次側
にダイオード50が1個しか挿入されていないの
で半サイクルしか整流されず、リツプルが大きい
のを、小さくするようにしたものである。すなわ
ち、入力端子41,42間に抵抗73,74およ
びダイオード75の直列回路を接続し、絶縁トラ
ンス47の一次側の中性点タツプと抵抗73,7
4との接続点を接続するとともに、この接続点に
コンデンサ76の一端を接続し、コンデンサ76
の他端を入力端子42に接続する。また発振器4
3の出力側に別のホトダイオード77を接続し、
これによつて動作するホトトランジスタ78のコ
レクタを抵抗68とダイオード69との接続点に
接続し、このエミツタと絶縁トランス47の一次
巻線の一端との間にトランジスタ79のベースと
コレクタを接続する。フオトトランジスタ78の
ベースと入力端子42との間およびエミツタと入
力端子42との間に、それぞれ抵抗80,81を
接続する。絶縁トランス47の二次巻線の中性点
タツプをダイオード50に一端が接続されている
平滑用コンデンサ57、平滑用抵抗51の他端を
接続し、接続トランス47の二次巻線の一端とダ
イオード50のアノード間に別のダイオード82
を接続する。
以下このように構成した電圧検出用絶縁器の動
作について第8図を参照して説明する。すなわち
入力端子41,42に、入力端子41が陽極とな
るように直流電圧が加わつた場合、ホトトランジ
スタ78,45は、第8図のごとく位相が180゜
ずれてスイツチングをくり返しているものとす
る。このとき、トランジスタ79はホトトランジ
スタ78がオンのときオンし、トランジスタ46
はホトトランジスタ45がオンのときにオンす
る。絶縁トランス47の中性点と端子42との間
に加わる電圧は、抵抗73と74とダイオード7
5により分圧された抵抗74とダイオード75の
電圧降下の和であり、絶縁トランス47の二次巻
線に発生する電圧は、前述の分圧された電圧と、
絶縁トランス47の巻数比に比例した電圧がホト
トランジスタ78がオンするか、ホトトランジス
タ45がオンするかにより、誘起電力の方向を異
にして生じる。このときホトトランジスタ78お
よび45のコレクタ電位は、前述の実施例と同様
に入力直流電圧を利用し、抵抗68を介してダイ
オード69,70の順方向の電圧降下分であるた
め、一定となつており、ホトトランジスタ78,
45のスイツチング時間が短かくなり、スイツチ
ング周波数を上げることが可能となる。絶縁トラ
ンス47にの二次巻線に発生した電圧はダイオー
ド50,82により全波整流され、かつコンデン
サ57により平滑されて負荷51に印加される。
なおこの考案は前述の実施例の限らず次のよう
に変形して実施できる。第5図の実施例に設けら
れているダイオード72は絶縁トランス47の巻
数比等により複数個直列に接続するようにしても
よい。その他この考案の要旨を変更しない範囲で
種々変形して実施できる。
以上述べたこの考案によればホトトランジスタ
のコレクタ電位として、入力直流電圧を利用しダ
イオードの順方向の電圧降下が用いられるので、
ダイオードの順方向の電流の大きさにかかわらず
ほぼ一定であることから、入力直流電圧の変動に
関係なく、ホトトランジスタのコレクタ電位を一
定に保つことができ、これによりホトトランジス
タのスイツチング時間を短くすることができ、チ
ヨツパ周波数を上げることができ、従つて負荷に
加える入力電圧の波形を平滑するコンデンサの容
量を小さくでき、応答速度を上げることができる
電圧検出用絶縁器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ異る従来の電圧
検出用絶縁器の回路図、第3図は第2図の欠点を
説明するための回路図、第4図は第3図のホトダ
イオードとホトトランジスタの電流および電圧波
形図、第5図はこの考案による電圧検出用絶縁器
の一実施例を示す回路図、第6図は第5図ホトダ
イオードの通電電流波形およびホトトランジスタ
のコレクタとエミツタ間の電圧波形を示す図、第
7図はこの考案による電圧検出用絶縁器の他の実
施例を示す回路図、第8図は第7図のホトトラン
ジスタのタイミング図である。 41,42……入力端子、43……発振器、4
4,77……ホトダイオード、45,78……ホ
トトランジスタ、46,79……トランジスタ、
47……絶縁トランス、50,69,70,7
5,82……ダイオード、51〜53,68,7
3,74,80,81……抵抗、57……平滑用
コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流入力電圧をホトトランジスタのスイツチン
    グ作用によりチヨツピングし、絶縁トランスを介
    して負荷に直流電圧を供給する電圧検出用絶縁器
    において、前記ホトトランジスタのコレクタに、
    前記直流入力電圧をダイオードの順方向の電圧降
    下により分圧した電圧を与えるようにした電圧検
    出用絶縁器。
JP16641578U 1978-12-02 1978-12-02 Expired JPS6244367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16641578U JPS6244367Y2 (ja) 1978-12-02 1978-12-02

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JP16641578U JPS6244367Y2 (ja) 1978-12-02 1978-12-02

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Publication Number Publication Date
JPS5581776U JPS5581776U (ja) 1980-06-05
JPS6244367Y2 true JPS6244367Y2 (ja) 1987-11-21

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