JPS6244281Y2 - - Google Patents

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JPS6244281Y2
JPS6244281Y2 JP2580481U JP2580481U JPS6244281Y2 JP S6244281 Y2 JPS6244281 Y2 JP S6244281Y2 JP 2580481 U JP2580481 U JP 2580481U JP 2580481 U JP2580481 U JP 2580481U JP S6244281 Y2 JPS6244281 Y2 JP S6244281Y2
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JP
Japan
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flat tube
evaporator
water passage
fin
water
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JP2580481U
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JPS57139175U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、カー・クーラー、とくにカー・ク
ーラー用蒸発器における結露水排出装置に関す
る。
従来技術およびその問題点 一般に、カー・クーラー用蒸発器は、冷媒通路
を有する蛇行状偏平管の各直管部間にコルゲー
ト・フインが介在されておりかつ強制送風により
冷媒通路と直交状に風が流されるようになつてい
る。
蒸発器が稼動すると、蒸発器近辺の空気が冷却
されて、空気中の水分が蒸発器の外表面に結露す
る。偏平管の外表面に生じた結露水は、コルゲー
ト・フインの上面側に流下するとともに、コルゲ
ート・フイン上面に生じた結露水は、強制送風に
よる結果、前記流下水と合わせて偏平管の風下側
縁部両側近くに吹寄せられる。
ところで、第4図に示すように、従来より偏平
管11の風下側縁部11aは通常横断面突弧状に
形成せられ、またコルゲート・フイン12は放熱
面積を大きくするために風下側縁部11aまで配
されているため、偏平管11の横断面突弧状の風
下側縁部11aとフイン12の間に小間隙13が
生じる。そのため上記のように風下側に吹寄せら
れた水は、上記小間隙13によつて流動を妨げら
れて偏平管11の側縁部11aに達することがで
きず、そのため同側縁部11aを伝つて流下し得
ないで、フイン12上の風下側縁部に滞留する。
こうして生じた滞留水Wは風の流通抵抗を増し、
これが凍結すると流通抵抗を一層増して蒸発器の
機能を低下させ、車内の冷房効果の低下をまねく
うらみがあつた。
この考案の目的は、上記の問題を解決した蒸発
器における結露水排出装置を提供することにあ
る。
問題点の解決手段 この考案による結露水排出装置は、添附第1〜
3図に示すように、冷媒通路1を有する蛇行状偏
平管2の各直管部2a間にコルゲート・フイン3
が介在されておりかつ強制送風により冷媒通路1
と直交状に風Aが流される蒸発器において、偏平
管2の風下側縁部2bがフイン3より外方に突出
し、突出部4の両側に側部通水溝8,9がまた先
端に端部通水溝10がそれぞれ設けられているも
のである。
側部通水溝8,9および端部通水溝10は、好
ましくは突出部4の長さ方向に全長にわたつて設
けられている。溝幅および溝深は特に限定されな
い。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図から第3図において、この考案による結
露水排出装置は、冷媒通路1を有する蛇行状偏平
管2の各直管部2a間にコルゲート・フイン3が
介在されておりかつ強制送風により冷媒通路1と
直交状に風Aが流される蒸発器において、偏平管
2の風下側縁部2bがフイン3より外方に突出
し、突出部4の両側に側部通水溝8,9がまた先
端に端部通水溝10がそれぞれ設けられているも
のである。
偏平管2はアルミニウム押出型材で形成せられ
ており、その内部に多数の冷媒通路1が並列状に
設けられている。偏平管2の両端には、冷媒通路
1と連通状に冷媒供給ヘツダ5および冷媒排出ヘ
ツダ6が接続せられている。コルゲート・フイン
3はアルミニウム薄板製で、偏平管2にろう接せ
られており、かつ多数のルーバ7を備えている。
側部通水溝8,9および端部通水溝10は、突
出部4の長さ方向に全長にわたつて設けられてい
る。
送風機により発生せしめられた風Aは、第1図
および第3図中の矢印方向に流される。この風A
により、偏平管2の風下側に吹寄せられた結露水
W1は、第3図に示すように突出部4に至り、そ
の側部通水溝8,9に流入し、溝内を流下する。
そして流下水W2が側部通水溝8,9を満してこ
れら溝から溢れると、溢出水W3は風Aでさらに
突出部4の先端に吹寄せられ、端部通水溝10に
流入してやはり溝内を流下する。こうして結露水
Wは側部通水溝8,9ないし端部通水溝10を通
つて速やかに蒸発器の外部に排出され、そのため
水切性がすこぶるよくて、結露水が車内に飛散す
るおそれがない。
考案の作用および効果 この考案によれば、偏平管2の風下側縁部2b
がフイン3より外方に突出し、突出部4の両側に
側部通水溝8,9がまた先端に端部通水溝10が
それぞれ設けられているので、蒸発器の外表面に
結露して強制送風Aで偏平管2の風下側に吹寄せ
られた結露水W1は、突出部4に至つてその側部
通水溝8,9に流入し、溝内を流下する。そして
流下水W2が側部通水溝8,9を満してこれら溝
から溢れると、溢出水W3は風Aでさらに突出部
4の先端に吹寄せられ、端部通水溝10に流入し
てやはり溝内を流下する。
したがつてこの考案によれば、フイン上の結露
水Wを側部通水溝8,9ないし端部通水溝10を
通して速やかに蒸発器の外部に排出させることが
できる。その結果結露水がフインの風出側端部に
滞留するのを防止して、滞留水およびその凍結氷
による風Aの流通抵抗をなくし、蒸発性能を大幅
に向上させることができ、さらに水が車内に飛散
して車中の人に降りかかるのを完全に防止するこ
とができる。こうしてこの考案により極めて実用
的な蒸発器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図まではこの考案の実施例を示
すもので、第1図は蒸発器の斜視図、第2図は第
1図中の−線にそう拡大断面図、第3図は第
1図の要部拡大図である。第4図は従来技術を示
す第2図相当の断面図である。 1……冷媒通路、2……偏平管、2a……偏平
管の直管部、3……コルゲート・フイン、4……
突出部、8,9……側部通水溝、10……端部通
水溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷媒通路1を有する蛇行状偏平管2の各直管部
    2a間にコルゲート・フイン3が介在されており
    かつ強制送風により冷媒通路1と直交状に風Aが
    流される蒸発器において、偏平管2の風下側縁部
    2bがフイン3より外方に突出し、突出部4の両
    側に側部通水溝8,9がまた先端に端部通水溝1
    0がそれぞれ設けられている結露水排出装置。
JP2580481U 1981-02-24 1981-02-24 Expired JPS6244281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2580481U JPS6244281Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2580481U JPS6244281Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57139175U JPS57139175U (ja) 1982-08-31
JPS6244281Y2 true JPS6244281Y2 (ja) 1987-11-20

Family

ID=29823497

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JP2580481U Expired JPS6244281Y2 (ja) 1981-02-24 1981-02-24

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JPS57139175U (ja) 1982-08-31

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