JPS6244273Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244273Y2 JPS6244273Y2 JP19720184U JP19720184U JPS6244273Y2 JP S6244273 Y2 JPS6244273 Y2 JP S6244273Y2 JP 19720184 U JP19720184 U JP 19720184U JP 19720184 U JP19720184 U JP 19720184U JP S6244273 Y2 JPS6244273 Y2 JP S6244273Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- heater unit
- outlet
- cabinet
- air heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 4
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は、トイレ壁面収納体のようなキヤビネ
ツトに組み込んだ温風ヒータユニツトへの吸気口
と温風ヒータユニツトからの噴き出し口との位置
関係に関する考案である。
ツトに組み込んだ温風ヒータユニツトへの吸気口
と温風ヒータユニツトからの噴き出し口との位置
関係に関する考案である。
［背景技術］
従来からトイレ壁面収納体のようなキヤビネツ
トに温風ヒータユニツトを配設したものが知られ
ている。この温風ヒータユニツト付きキヤビネツ
トとしては、第７図のようにキヤビネツト１の下
部に噴き出し口４を設けて、足もとから温風を噴
き出すようにしていた。この第７図のものの場合
吸気口３を噴き出し口４よりもかなり上方に位置
させ、温風ヒータユニツト２により暖かくした温
風をダクト１５により下部の噴き出し口４に送つ
て室内に噴き出していたが、ダクト１５が長いた
め熱損失があり、熱効率が悪かつた。このため第
８図のようにキヤビネツト１の下部に噴き出し口
４と吸気口３とを近接させたものが考えられる
が、この第８図の従来例の場合には噴き出し口４
と吸気口３とが近いので第８図矢印のように噴き
出し口４から噴き出した温風の一部が吸気口３に
短絡して流れるという問題があつた。
トに温風ヒータユニツトを配設したものが知られ
ている。この温風ヒータユニツト付きキヤビネツ
トとしては、第７図のようにキヤビネツト１の下
部に噴き出し口４を設けて、足もとから温風を噴
き出すようにしていた。この第７図のものの場合
吸気口３を噴き出し口４よりもかなり上方に位置
させ、温風ヒータユニツト２により暖かくした温
風をダクト１５により下部の噴き出し口４に送つ
て室内に噴き出していたが、ダクト１５が長いた
め熱損失があり、熱効率が悪かつた。このため第
８図のようにキヤビネツト１の下部に噴き出し口
４と吸気口３とを近接させたものが考えられる
が、この第８図の従来例の場合には噴き出し口４
と吸気口３とが近いので第８図矢印のように噴き
出し口４から噴き出した温風の一部が吸気口３に
短絡して流れるという問題があつた。
［考案の目的］
本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであ
つて、その目的とするところは、長いダクトを必
要とせずに熱損失がなく、また噴き出し口から噴
き出す温風が吸気口に短絡するおそれがない温風
ヒータユニツト付きキヤビネツトの構造を提供す
るにある。
つて、その目的とするところは、長いダクトを必
要とせずに熱損失がなく、また噴き出し口から噴
き出す温風が吸気口に短絡するおそれがない温風
ヒータユニツト付きキヤビネツトの構造を提供す
るにある。
［考案の開示］
本考案の温風ヒータユニツト付きキヤビネツト
の構造は、キヤビネツト１の下部に温風ヒータユ
ニツト２を配設し、キヤビネツト１の外面部に温
風ヒータユニツト２への吸気口３と温風ヒータユ
ニツト２からの噴き出し口４とを近づけて配置
し、上記吸気口３よりも噴き出し口４を上方に位
置させ、噴き出し口４を吸気口３よりも室内側に
突出させて成るものであつて、このような構成を
採用することで上記した本考案の目的を達成した
ものである。すなわち、本考案にあつては、吸気
口３と噴き出し口４とを近づけることで、長いダ
クトを使用しなくてもよくなり、また噴き出し口
４が吸気口３よりも室内側に突出していることで
噴き出し口４から噴き出す温風が吸気口３に短絡
することがなくなつたものである。
の構造は、キヤビネツト１の下部に温風ヒータユ
ニツト２を配設し、キヤビネツト１の外面部に温
風ヒータユニツト２への吸気口３と温風ヒータユ
ニツト２からの噴き出し口４とを近づけて配置
し、上記吸気口３よりも噴き出し口４を上方に位
置させ、噴き出し口４を吸気口３よりも室内側に
突出させて成るものであつて、このような構成を
採用することで上記した本考案の目的を達成した
ものである。すなわち、本考案にあつては、吸気
口３と噴き出し口４とを近づけることで、長いダ
クトを使用しなくてもよくなり、また噴き出し口
４が吸気口３よりも室内側に突出していることで
噴き出し口４から噴き出す温風が吸気口３に短絡
することがなくなつたものである。
以下本考案を実施例により詳述する。図面の実
施例ではキヤビネツト１としてトイレ壁面収納体
の実施例が示してある。このトイレ壁面収納体は
前後方向の一部または前部が壁面に埋め込まれて
壁の一部となるものであるが、壁面に埋め込むも
のだけでなく、床に設置するだけの他の家具であ
つてもよい。キヤビネツト１には収納部１３が設
けてあり、収納部１３前面開口部分には扉１４が
設けてある。キヤビネツト１の下部には温風ヒー
タユニツト２が内装してある。またキヤビネツト
１の外面部にグリル１２を設け、このグリル１２
に温風ヒータユニツト２への吸気口３と温風ヒー
タユニツト２からの噴き出し口４とを近づけて配
置してある。ここで吸気口３よりも噴き出し口４
を上方に位置させてあり、この噴き出し口４は吸
気口３よりも室内側に突出させてある。ここでキ
ヤビネツト１はポリエステル化粧合板により形成
してあり、このキヤビネツト１の底板５の下側に
クロロプレンゴム発泡体あるいはその他の発泡体
よりなる緩衝材６を介して温風ヒータユニツト２
をはめこんであり、温風ヒータユニツト２は下支
持部材７上に載設されるものである。温風ヒータ
ユニツト２にはヒータ８、フアン９が設けてあ
る。第３図、第４図の実施例にあつては、緩衝材
６は温風ヒータユニツト２の空気の入り口１０及
び出口１１をのぞいて外周を覆つている。また緩
衝材６としてクロロプレンゴム発泡体の場合例え
ば２倍の発泡倍率のものを用いるものであり、厚
みは略10mm程度である。上記緩衝材６は使用量を
節約するため温風ヒータユニツト２の略全面を覆
うことなく、部分的に緩衝材６で温風ヒータユニ
ツト２を支持するようにしてもよい。しかして吸
気口３から吸入した空気は入り口１０から入つて
ヒータ８で加温されて温風となつて出口１１を経
て噴き出し口４から室内に噴き出されるものであ
る。この場合、噴き出し口４が吸気口３よりも室
内側に突出しているので、噴き出し口４より噴き
出した温風が吸気口３側に短絡しないこととな
る。ところで第３図のように温風ヒータユニツト
２の入り口１０を下向き開口とし、この入り口１
０の上方にフアン９を位置させることで、昆虫や
ごみが入つてもフアン９下方に落ちることとな
り、昆虫やごみがフアン９付近にたまつてモータ
に悪影響を与えたりしないこととなる。第６図に
は本考案の他例が示してあり、吸気口３を室内側
程下となるように傾斜させ、また噴き出し口４を
室内側程上となるように傾斜させておくと、いつ
そう噴き出し口４からの温風が吸気口３に短絡し
ないようにできるものである。また噴き出し口４
を室内側に突出させるということは第５図のよう
にヒータ８からグリル１２までの距離Ｌを長くと
れるということであり、この結果グリル１２の温
度上昇を防ぐことができるものである。またグリ
ル１２の下部の吸気口３部分は後ろへ後退してい
るため、この部分がキヤビネツト１のけこみとな
るものである。
施例ではキヤビネツト１としてトイレ壁面収納体
の実施例が示してある。このトイレ壁面収納体は
前後方向の一部または前部が壁面に埋め込まれて
壁の一部となるものであるが、壁面に埋め込むも
のだけでなく、床に設置するだけの他の家具であ
つてもよい。キヤビネツト１には収納部１３が設
けてあり、収納部１３前面開口部分には扉１４が
設けてある。キヤビネツト１の下部には温風ヒー
タユニツト２が内装してある。またキヤビネツト
１の外面部にグリル１２を設け、このグリル１２
に温風ヒータユニツト２への吸気口３と温風ヒー
タユニツト２からの噴き出し口４とを近づけて配
置してある。ここで吸気口３よりも噴き出し口４
を上方に位置させてあり、この噴き出し口４は吸
気口３よりも室内側に突出させてある。ここでキ
ヤビネツト１はポリエステル化粧合板により形成
してあり、このキヤビネツト１の底板５の下側に
クロロプレンゴム発泡体あるいはその他の発泡体
よりなる緩衝材６を介して温風ヒータユニツト２
をはめこんであり、温風ヒータユニツト２は下支
持部材７上に載設されるものである。温風ヒータ
ユニツト２にはヒータ８、フアン９が設けてあ
る。第３図、第４図の実施例にあつては、緩衝材
６は温風ヒータユニツト２の空気の入り口１０及
び出口１１をのぞいて外周を覆つている。また緩
衝材６としてクロロプレンゴム発泡体の場合例え
ば２倍の発泡倍率のものを用いるものであり、厚
みは略10mm程度である。上記緩衝材６は使用量を
節約するため温風ヒータユニツト２の略全面を覆
うことなく、部分的に緩衝材６で温風ヒータユニ
ツト２を支持するようにしてもよい。しかして吸
気口３から吸入した空気は入り口１０から入つて
ヒータ８で加温されて温風となつて出口１１を経
て噴き出し口４から室内に噴き出されるものであ
る。この場合、噴き出し口４が吸気口３よりも室
内側に突出しているので、噴き出し口４より噴き
出した温風が吸気口３側に短絡しないこととな
る。ところで第３図のように温風ヒータユニツト
２の入り口１０を下向き開口とし、この入り口１
０の上方にフアン９を位置させることで、昆虫や
ごみが入つてもフアン９下方に落ちることとな
り、昆虫やごみがフアン９付近にたまつてモータ
に悪影響を与えたりしないこととなる。第６図に
は本考案の他例が示してあり、吸気口３を室内側
程下となるように傾斜させ、また噴き出し口４を
室内側程上となるように傾斜させておくと、いつ
そう噴き出し口４からの温風が吸気口３に短絡し
ないようにできるものである。また噴き出し口４
を室内側に突出させるということは第５図のよう
にヒータ８からグリル１２までの距離Ｌを長くと
れるということであり、この結果グリル１２の温
度上昇を防ぐことができるものである。またグリ
ル１２の下部の吸気口３部分は後ろへ後退してい
るため、この部分がキヤビネツト１のけこみとな
るものである。
［考案の効果］
本考案は叙述のようにキヤビネツトの下部に温
風ヒータユニツトを配設し、キヤビネツトの外面
部に温風ヒータユニツトへの吸気口と温風ヒータ
ユニツトからの噴き出し口とを近づけて配置し、
上記吸気口よりも噴き出し口を上方に位置させ、
噴き出し口を吸気口よりも室内側に突出させてあ
るので、長いダクトを使用しなくてもよくなつて
熱損失を防ぐことができ、また噴き出し口が吸気
口よりも室内側に突出していることで噴き出し口
から噴き出す温風が吸気口に短絡することがなく
なつたものである。
風ヒータユニツトを配設し、キヤビネツトの外面
部に温風ヒータユニツトへの吸気口と温風ヒータ
ユニツトからの噴き出し口とを近づけて配置し、
上記吸気口よりも噴き出し口を上方に位置させ、
噴き出し口を吸気口よりも室内側に突出させてあ
るので、長いダクトを使用しなくてもよくなつて
熱損失を防ぐことができ、また噴き出し口が吸気
口よりも室内側に突出していることで噴き出し口
から噴き出す温風が吸気口に短絡することがなく
なつたものである。
第１図は本考案の全体側面図、第２図は同上の
正面図、第３図は同上の温風ヒータユニツトの取
り付け部分の側面断面図、第４図は同上の温風ヒ
ータユニツトの取り付け部分の正面断面図、第５
図は同上の噴き出し口とヒータとの距離関係を示
す説明図、第６図は本考案に用いるグリルの他例
の断面図、第７図は従来例の断面図、第８図は他
の従来例の断面図であつて、１はキヤビネツト、
２は温風ヒータユニツト、３は吸気口、４は噴き
出し口である。
正面図、第３図は同上の温風ヒータユニツトの取
り付け部分の側面断面図、第４図は同上の温風ヒ
ータユニツトの取り付け部分の正面断面図、第５
図は同上の噴き出し口とヒータとの距離関係を示
す説明図、第６図は本考案に用いるグリルの他例
の断面図、第７図は従来例の断面図、第８図は他
の従来例の断面図であつて、１はキヤビネツト、
２は温風ヒータユニツト、３は吸気口、４は噴き
出し口である。
Claims (1)
- キヤビネツトの下部に温風ヒータユニツトを配
設し、キヤビネツトの外面部に温風ヒータユニツ
トへの吸気口と温風ヒータユニツトからの噴き出
し口とを近づけて配置し、上記吸気口よりも噴き
出し口を上方に位置させ、噴き出し口を吸気口よ
りも室内側に突出させて成る温風ヒータユニツト
付きキヤビネツトの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19720184U JPS6244273Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19720184U JPS6244273Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61110038U JPS61110038U (ja) | 1986-07-12 |
| JPS6244273Y2 true JPS6244273Y2 (ja) | 1987-11-20 |
Family
ID=30755330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19720184U Expired JPS6244273Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6244273Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP19720184U patent/JPS6244273Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61110038U (ja) | 1986-07-12 |
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