JPS6244194A - L−ソルボ−スの製造法 - Google Patents
L−ソルボ−スの製造法Info
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- JPS6244194A JPS6244194A JP9144786A JP9144786A JPS6244194A JP S6244194 A JPS6244194 A JP S6244194A JP 9144786 A JP9144786 A JP 9144786A JP 9144786 A JP9144786 A JP 9144786A JP S6244194 A JPS6244194 A JP S6244194A
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- JP
- Japan
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- sorbose
- medium
- dissolved oxygen
- oxygen concentration
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P19/00—Preparation of compounds containing saccharide radicals
- C12P19/02—Monosaccharides
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- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Zoology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は微生物によるL−ソルボースの製造法に関する
。
。
従来の技術
L−ソルボースは、ビタミンC合成の原料として有用で
あり、本物質はD−ソルビットを微生物、たとえばグル
コノバクタ−属菌により酸化する方法により製造されて
いる。
あり、本物質はD−ソルビットを微生物、たとえばグル
コノバクタ−属菌により酸化する方法により製造されて
いる。
発明が解決しようとする問題点
従来のL−ソルボースの醗酵生産法によると原料である
D−ソルビットをL−ソルボースへ変換する収率は約9
3%程度までてあり、5−ケトフラクトース、D−フラ
クトースあるいは2−ケトグルコン酸などがかなり副生
ずる。ビタミンCの原料コスト低減のために、その中間
製造工程におけるD−ソルビットのL−ソルボースへの
変換収率を従来以上に増大させ、上記副生物の生成をで
きるだけ抑制することが要望されている。
D−ソルビットをL−ソルボースへ変換する収率は約9
3%程度までてあり、5−ケトフラクトース、D−フラ
クトースあるいは2−ケトグルコン酸などがかなり副生
ずる。ビタミンCの原料コスト低減のために、その中間
製造工程におけるD−ソルビットのL−ソルボースへの
変換収率を従来以上に増大させ、上記副生物の生成をで
きるだけ抑制することが要望されている。
問題点を解決するための手段
本発明者らは上記の状況に鑑み、L−ソルボースを効率
よく生産する方法につき種々検討し、本発明を完成した
。
よく生産する方法につき種々検討し、本発明を完成した
。
すなわち、本発明はD−ソルビットを微生物学的に酸化
してL−ソルボースを製造する方法において、利用する
微生物の増殖期における培地中の溶存酸素濃度を約1〜
4 ppmに制御しながら培養することを特徴とするL
−ソルボースの製造法である。
してL−ソルボースを製造する方法において、利用する
微生物の増殖期における培地中の溶存酸素濃度を約1〜
4 ppmに制御しながら培養することを特徴とするL
−ソルボースの製造法である。
本発明製造法では、D−ソルビットを酸化してL−ソル
ボースを生成せしめる能力を有する微生物であればいず
れも用いることができる。その例としては、グルコノバ
クタ−属に属する微生物、たとえばグルコノバクタ−・
サブオキシダンス(G 1uconobacter
5uboxydans)あるいはグルコノバクタ−・オ
キシダンス(G 1uconobacteroxyda
ns)の種菌があげられ、その具体的な菌株例としては
、たとえばグルコノバクタ−・サブオキシダンスIF’
0 3254.IFO3257゜IFO12528,I
FO3255,IFO3256、IFO3258あるい
はIF’03291や、さらにはグルコノバクタ−・オ
キシダンス IPo 3189などが挙げられる。
ボースを生成せしめる能力を有する微生物であればいず
れも用いることができる。その例としては、グルコノバ
クタ−属に属する微生物、たとえばグルコノバクタ−・
サブオキシダンス(G 1uconobacter
5uboxydans)あるいはグルコノバクタ−・オ
キシダンス(G 1uconobacteroxyda
ns)の種菌があげられ、その具体的な菌株例としては
、たとえばグルコノバクタ−・サブオキシダンスIF’
0 3254.IFO3257゜IFO12528,I
FO3255,IFO3256、IFO3258あるい
はIF’03291や、さらにはグルコノバクタ−・オ
キシダンス IPo 3189などが挙げられる。
上記に例示された各菌株は、財団法人発酵研究所(In
stitute For Fermentatio
n 0saka。
stitute For Fermentatio
n 0saka。
IFO)発行のリスト・オブ・カルチャーズ、 198
4、セブンス・エディジョン(List ofCul
tures、 1984.5eventh Edit
ion)に掲載されており、該研究所に保管されている
。
4、セブンス・エディジョン(List ofCul
tures、 1984.5eventh Edit
ion)に掲載されており、該研究所に保管されている
。
次に、本発明でいう微生物の増殖期とは、利用する微生
物を培養する際における誘導期および増殖対数期が終わ
るまでの培養期間をいう。本増殖期間は利用する微生物
の種類や培養条件によって異なるが、常法により増殖曲
線を求めることにより容易に知ることができる。一般に
は、培地中の窒素源が消費されるまでの培養期間で、た
とえば培養開始後約9時間までがこの増殖期に相当する
ことが多い。
物を培養する際における誘導期および増殖対数期が終わ
るまでの培養期間をいう。本増殖期間は利用する微生物
の種類や培養条件によって異なるが、常法により増殖曲
線を求めることにより容易に知ることができる。一般に
は、培地中の窒素源が消費されるまでの培養期間で、た
とえば培養開始後約9時間までがこの増殖期に相当する
ことが多い。
本発明では増殖期における培地中の溶存酸素濃度が約1
〜4 ppmに制御される。この場合、溶存酸素濃度の
変動幅をできるだけ少なくするのが有利であり、通常は
上記の濃度範囲内で選択された設定値を中心に約0 、
5 ppm以内、さらに好ましくは約0 、3 ppm
以内の変動幅に制御する。
〜4 ppmに制御される。この場合、溶存酸素濃度の
変動幅をできるだけ少なくするのが有利であり、通常は
上記の濃度範囲内で選択された設定値を中心に約0 、
5 ppm以内、さらに好ましくは約0 、3 ppm
以内の変動幅に制御する。
溶存酸素濃度は、酸素電極を用いて常法により測定し培
地中の該濃度を連続測定しながら培養の進行と共に通気
量、内圧、攪拌条件等を調整して制御される。たとえば
、培養の進行と共に通気量を約0.1〜1.OV、V、
M、まで、内圧を0〜2 、0 kg/ cm2Gまで
、それぞれ段階的に組み合わせていくとにより、さらに
必要に応じて攪拌機の回転数を調整しながら本発明で特
定する所定の溶存酸素濃度に制御することができる。
地中の該濃度を連続測定しながら培養の進行と共に通気
量、内圧、攪拌条件等を調整して制御される。たとえば
、培養の進行と共に通気量を約0.1〜1.OV、V、
M、まで、内圧を0〜2 、0 kg/ cm2Gまで
、それぞれ段階的に組み合わせていくとにより、さらに
必要に応じて攪拌機の回転数を調整しながら本発明で特
定する所定の溶存酸素濃度に制御することができる。
次に、増殖期以後における培地中の溶存酸素濃度は特定
の水準に調整する必要はないが、通常増殖期終了時の通
気攪拌条件でもって約0,5〜4ppm程度で培養を継
続すればよい。
の水準に調整する必要はないが、通常増殖期終了時の通
気攪拌条件でもって約0,5〜4ppm程度で培養を継
続すればよい。
本発明の特徴は増殖期における培地中の溶存酸素濃度を
約l〜4 ppmに制御することにあり、その他の製造
条件は通常の方法に従かえばよく、たとえば次の方法に
よって実施される。
約l〜4 ppmに制御することにあり、その他の製造
条件は通常の方法に従かえばよく、たとえば次の方法に
よって実施される。
培地中の炭素源としては主原料のD−ソルビット(D
−S orbitol)と、それに加えてD−グルコー
ス、D−フラクトース、D−マンニトール、エタノール
等を添加してもよい。一般に、培地中のD−ソルビット
は約10〜50W/V%、好ましくは約30〜50W/
V%で培養が開始される。
−S orbitol)と、それに加えてD−グルコー
ス、D−フラクトース、D−マンニトール、エタノール
等を添加してもよい。一般に、培地中のD−ソルビット
は約10〜50W/V%、好ましくは約30〜50W/
V%で培養が開始される。
また、窒素源としてはコーンステイープリカー。
綿実粉、酵母エキス、乾燥酵母、フィツシュミール。
肉エキス、ペプトン、カザミノ酸その他の含窒素有機資
源、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、酢酸アンモ
ニウム、リン酸アンモニウム、塩化アンモニウム、アン
モニア水、アンモニアガスなどの無機窒素化合物の池、
グルタミン酸ソーダ、アラニンなどのアミノ酸、尿素な
どの有機窒素化合物が使用される。培地には上記の炭素
源や窒素源に加えて、微生物の生育に必要な種々の金属
、ビタミン。
源、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、酢酸アンモ
ニウム、リン酸アンモニウム、塩化アンモニウム、アン
モニア水、アンモニアガスなどの無機窒素化合物の池、
グルタミン酸ソーダ、アラニンなどのアミノ酸、尿素な
どの有機窒素化合物が使用される。培地には上記の炭素
源や窒素源に加えて、微生物の生育に必要な種々の金属
、ビタミン。
アミノ酸、核酸類などが適宜添加される。
本発明において、主培地としては合成培地を有利に用い
ることができる。この場合には炭素源として主原料とし
てのD−ソルビトールと、それに加えてD−グルコース
、D−フラクトース、D−マンニトールあるいはメタノ
ールを用いてもよい。
ることができる。この場合には炭素源として主原料とし
てのD−ソルビトールと、それに加えてD−グルコース
、D−フラクトース、D−マンニトールあるいはメタノ
ールを用いてもよい。
窒素源としては硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、
酢酸アンモニウムあるいはリン酸アンモニウムなどの無
機窒素源と、これに加えてグルタミン酸ナトリウムある
いはアラニンなどを併用してもよい。特に酢酸アンモニ
ウムを好ましくは使用できる。合成培地中の各種成分の
濃度(重量/容量%)は、たとえば次のような範囲から
選択し得る。
酢酸アンモニウムあるいはリン酸アンモニウムなどの無
機窒素源と、これに加えてグルタミン酸ナトリウムある
いはアラニンなどを併用してもよい。特に酢酸アンモニ
ウムを好ましくは使用できる。合成培地中の各種成分の
濃度(重量/容量%)は、たとえば次のような範囲から
選択し得る。
D−ソルビット 10〜50
K H、P O40,005〜0.1
Mg5O,・7H200,005〜0.05CaCO3
0,005〜0.05 酢酸アンモニウム 0.02〜0.05グルタミン
酸ソーダ 0.05〜0.2F eS O4・7
HtOO,00005〜0.0005MnS O4・m
Hto O,0000005〜0.00005
ニコチン酸アミド 0.0001〜0.01パン
トテン酸カルシウム0.00001〜0.01パラアミ
ノ安息香酸 0.000001〜o、oootビタミ
ンB 、 0.00001〜0.0OL
本発明において、溶存酸素濃度以外の培養条件は、通常
の条件と同様でよく、特に限定されない。すなわち、培
養温度は、一般的には約15°Cないし45°Cで、好
ましくは25°Cないし40℃であり、培地のpHは一
般的には約3.0ないし8.0で、好ましくは約3.5
ないし6.5である。また培養時間は一般的には約IO
ないし100時間であり、好ましくはI5ないし40時
間である。
0,005〜0.05 酢酸アンモニウム 0.02〜0.05グルタミン
酸ソーダ 0.05〜0.2F eS O4・7
HtOO,00005〜0.0005MnS O4・m
Hto O,0000005〜0.00005
ニコチン酸アミド 0.0001〜0.01パン
トテン酸カルシウム0.00001〜0.01パラアミ
ノ安息香酸 0.000001〜o、oootビタミ
ンB 、 0.00001〜0.0OL
本発明において、溶存酸素濃度以外の培養条件は、通常
の条件と同様でよく、特に限定されない。すなわち、培
養温度は、一般的には約15°Cないし45°Cで、好
ましくは25°Cないし40℃であり、培地のpHは一
般的には約3.0ないし8.0で、好ましくは約3.5
ないし6.5である。また培養時間は一般的には約IO
ないし100時間であり、好ましくはI5ないし40時
間である。
かくして、培養を終了した培養物中からし一ンルボース
を常法により、たとえば培養物をろ過して除菌後、活性
炭を用いて脱色し、減圧濃縮を経て、メタノール、エタ
ノール、アセトンなどでL−ソルボースを晶出させて得
ることができる。
を常法により、たとえば培養物をろ過して除菌後、活性
炭を用いて脱色し、減圧濃縮を経て、メタノール、エタ
ノール、アセトンなどでL−ソルボースを晶出させて得
ることができる。
実施例
以下に、実験例と共に実施例を挙げて本発明をさらに具
体的に説明する。
体的に説明する。
実験例!
後述の実施例Iと同様の微生物および培地を用いて、増
殖期における培地中の溶存酸素濃度を種々変化させた以
外は、実施例1と同様の培養条件で培養を行なった。培
養終了後のL−ソルボース。
殖期における培地中の溶存酸素濃度を種々変化させた以
外は、実施例1と同様の培養条件で培養を行なった。培
養終了後のL−ソルボース。
D−フラクトース、2−ケトグルコン酸、5−ケトフラ
クトースのD−ソルビットに対する収率を表−1に示す
。
クトースのD−ソルビットに対する収率を表−1に示す
。
表−1
ト
フ
表−1において、L−ソルボース、D−フラクトース、
5−ケトフラクトース、2−ケトグルコン酸は、いずれ
も高速液体クロマトグラフィーにょって測定した。すな
わち、L−ソルボースは、ウォーターズンユガーバッタ
ーをカラムとしてlo−4モル濃度EDTAカルシウム
塩水溶液を移動相に検出器として高感度示差屈折計を使
用した。D−フラクトース及び5−ケトフラクトースは
l5A−07/52504(島原製作所(株)製)をカ
ラムとして3ホウ酸(1)I−48,0)を移動相にし
てアルギニン発色法を用いて蛍光分析器によって測定し
た。
5−ケトフラクトース、2−ケトグルコン酸は、いずれ
も高速液体クロマトグラフィーにょって測定した。すな
わち、L−ソルボースは、ウォーターズンユガーバッタ
ーをカラムとしてlo−4モル濃度EDTAカルシウム
塩水溶液を移動相に検出器として高感度示差屈折計を使
用した。D−フラクトース及び5−ケトフラクトースは
l5A−07/52504(島原製作所(株)製)をカ
ラムとして3ホウ酸(1)I−48,0)を移動相にし
てアルギニン発色法を用いて蛍光分析器によって測定し
た。
また2−ケトグルコン酸はショウデックスイオンバック
C−811(昭和電工(株)製)をカラムとして0.8
5%リン酸を移動相にして紫外部吸収(210nm)で
測定した。
C−811(昭和電工(株)製)をカラムとして0.8
5%リン酸を移動相にして紫外部吸収(210nm)で
測定した。
表1の結果に示されるように、増殖期における培地中の
溶存酸素濃度を本発明で特定するように制御し、培養す
ると(No、1.2および3参照)、これらよりも溶存
酸素濃度が高い場合(No、4゜5および6参照)に比
較して、5−ケトフラクトース、D−フラクトースある
いは2−ケトグルコン酸などの副生物量が減少し、目的
物であるL−ソルボースの収率を増大させることができ
る。
溶存酸素濃度を本発明で特定するように制御し、培養す
ると(No、1.2および3参照)、これらよりも溶存
酸素濃度が高い場合(No、4゜5および6参照)に比
較して、5−ケトフラクトース、D−フラクトースある
いは2−ケトグルコン酸などの副生物量が減少し、目的
物であるL−ソルボースの収率を増大させることができ
る。
実験例2
実験例1におけると同様の微生物および培地を用いて、
増殖期における溶存酸素濃度を表−2のように調整した
以外は実験例1と同様の方法により培養してL−ソルボ
ースを製造した。
増殖期における溶存酸素濃度を表−2のように調整した
以外は実験例1と同様の方法により培養してL−ソルボ
ースを製造した。
表−2
表−2の結果に示されるように、溶存酸素濃度の変動幅
が±0.3内に制御されるとき、L−ソルボースの収率
が高くなる。
が±0.3内に制御されるとき、L−ソルボースの収率
が高くなる。
実施例1
グルコノバクタ−・サブオキシダンスIFO3254を
D−ソルビット20%、グルタミン酸ソーダ0.2%、
炭酸カルシウム0.018%、ニコチン酸アミド0.0
03%、パントテン酸カルシウム0.0003%、ビタ
ミンB2 0.0001%。
D−ソルビット20%、グルタミン酸ソーダ0.2%、
炭酸カルシウム0.018%、ニコチン酸アミド0.0
03%、パントテン酸カルシウム0.0003%、ビタ
ミンB2 0.0001%。
パラアミノ安息香酸0.0001%、リン酸−カリウム
0.047%、酵母エキス0.03%、硫酸マグネシウ
ム0.01%、硫酸第一鉄0.00015%。
0.047%、酵母エキス0.03%、硫酸マグネシウ
ム0.01%、硫酸第一鉄0.00015%。
硫酸マンガン0.00001%、アクトコール0.00
05%からなる培地1(H2に接種し、30℃、24時
間培養し、これを種としてD−ソルビット30%、酢酸
アンモニウム0039%、炭酸カルシウム0.018%
、ニコチン酸アミド0.003%、パントテン酸カルシ
ウム0.00025%、ビタミン820.0001%。
05%からなる培地1(H2に接種し、30℃、24時
間培養し、これを種としてD−ソルビット30%、酢酸
アンモニウム0039%、炭酸カルシウム0.018%
、ニコチン酸アミド0.003%、パントテン酸カルシ
ウム0.00025%、ビタミン820.0001%。
パラアミノ安息香酸0.00001%、リン酸−カリウ
ム0.02%、硫酸マグネシウム0.01%、硫酸第一
鉄0.00015%、硫酸マンガン0.00001%か
らなる培地100Qに移植した。
ム0.02%、硫酸マグネシウム0.01%、硫酸第一
鉄0.00015%、硫酸マンガン0.00001%か
らなる培地100Qに移植した。
これを30℃で培養し、培養開始後9時間、溶存酸素濃
度を2.5±0 、5 ppmになるように通気量を0
.1〜0.6V、V、M、及び内圧を0.1〜1 、5
kg/ cm’ Gの範囲で調整し、次いで増殖期以
後は通気fil 0.6V、V、M、、内圧1.5k
g/cm”Gで培養し、合計20時間培養した。このと
きの、溶存酸素濃度(DO)、D−ソルビットおよびL
−ソルボースの濃度変化と培養時間の関係を第1図に示
す。本培養法により、L−ソルボースが対ソルビット収
率961%で蓄積された。
度を2.5±0 、5 ppmになるように通気量を0
.1〜0.6V、V、M、及び内圧を0.1〜1 、5
kg/ cm’ Gの範囲で調整し、次いで増殖期以
後は通気fil 0.6V、V、M、、内圧1.5k
g/cm”Gで培養し、合計20時間培養した。このと
きの、溶存酸素濃度(DO)、D−ソルビットおよびL
−ソルボースの濃度変化と培養時間の関係を第1図に示
す。本培養法により、L−ソルボースが対ソルビット収
率961%で蓄積された。
実施例2
グルコノバクタ−・サブオキシダンスIFO3257を
D−ソルビット20%、グルタミン酸ソーダ02%、炭
酸カルシウム0.018%、ニコチン酸アミド0.00
3%、パントテン酸カルシウム0.0003%、ビタミ
ンB、 0.0001%。
D−ソルビット20%、グルタミン酸ソーダ02%、炭
酸カルシウム0.018%、ニコチン酸アミド0.00
3%、パントテン酸カルシウム0.0003%、ビタミ
ンB、 0.0001%。
パラアミノ安息香酸o、ooot%、リン酸−カリウム
0.047%、酵母エキス0.03%、硫酸マグネシウ
ム0.01%、硫酸第一鉄0.00015%。
0.047%、酵母エキス0.03%、硫酸マグネシウ
ム0.01%、硫酸第一鉄0.00015%。
硫酸マンガン0.00001%、アクトコール0.00
05%からなる培地10f2に接種し、30℃24時間
培養し、これを種にして、D−ソルビット30%、酢酸
アンモニウム0.029%、炭酸カルシウム0.018
%、ニコチン酸アミド0.003%、パントテン酸カル
シウム0.00025%、ビタミンB、 0.000
1%。
05%からなる培地10f2に接種し、30℃24時間
培養し、これを種にして、D−ソルビット30%、酢酸
アンモニウム0.029%、炭酸カルシウム0.018
%、ニコチン酸アミド0.003%、パントテン酸カル
シウム0.00025%、ビタミンB、 0.000
1%。
パラアミノ安息香酸0.00001%、リン酸−カリウ
ム0.02%、硫酸マグネノウム0.O1%、硫酸第−
鉄0.00015%、硫酸マンガンo、ooooi%か
らなる培地100Qに移植し、これを30℃で20時間
培養した。この培養期間中、培養開始後、9時間までの
溶存酸素濃度を3.5±0 、5 ppmになるように
通気量を0.2〜0.6V、V、M、、内圧を0 、2
〜1 、5 kg/cm2G 。
ム0.02%、硫酸マグネノウム0.O1%、硫酸第−
鉄0.00015%、硫酸マンガンo、ooooi%か
らなる培地100Qに移植し、これを30℃で20時間
培養した。この培養期間中、培養開始後、9時間までの
溶存酸素濃度を3.5±0 、5 ppmになるように
通気量を0.2〜0.6V、V、M、、内圧を0 、2
〜1 、5 kg/cm2G 。
攪拌を230〜300 rpmまで変更して培養し、増
殖期以後は通気量 0.6V、V、M、、内圧1.5k
g/cm”G、Q拌300 rpmで培養したところL
−ソルボースが対D−ソルビット収率95.7%で蓄積
された。
殖期以後は通気量 0.6V、V、M、、内圧1.5k
g/cm”G、Q拌300 rpmで培養したところL
−ソルボースが対D−ソルビット収率95.7%で蓄積
された。
実施例3
グルコノバクタ−・ザブオキシダンスIFO12528
をD−ソルビット20%、グルタミン酸ソーダ0.2%
、炭酸カルシウム0.018%、ニコチン酸アミド0.
003%、パントテン酸カルシウム0.0003%、ビ
タミン820.0001%。
をD−ソルビット20%、グルタミン酸ソーダ0.2%
、炭酸カルシウム0.018%、ニコチン酸アミド0.
003%、パントテン酸カルシウム0.0003%、ビ
タミン820.0001%。
パラアミノ安息香酸0.0001%、リン酸−カリウム
0.047%、酵母エキス0.03%、硫酸マグネシウ
ム0.01%、硫酸第一鉄0.00015%。
0.047%、酵母エキス0.03%、硫酸マグネシウ
ム0.01%、硫酸第一鉄0.00015%。
硫酸マンガン0.00001%、アクトコール0.00
05%からなる培地100Qに移植し、30℃24時間
培養し、これを種としてD−ソルビット30%、酢酸ア
ンモニウム0.039%、炭酸カルシウム0.018%
、ニコチン酸アミド0.003%、パントテン酸カルシ
ウム0.00025%、ビタミンB、 0.0001
%。
05%からなる培地100Qに移植し、30℃24時間
培養し、これを種としてD−ソルビット30%、酢酸ア
ンモニウム0.039%、炭酸カルシウム0.018%
、ニコチン酸アミド0.003%、パントテン酸カルシ
ウム0.00025%、ビタミンB、 0.0001
%。
バラアミノ安息香酸o、oooot%、リン酸−カリウ
ム0.02%、硫酸マグネシウム0.01.%、硫酸第
−鉄0.00015%、硫酸マンガン0.00001%
、からなる培地1,0OOi21:移植し、これを30
℃20時間培養した。この培養期間中、培養期間中開始
後9時間溶存酸素濃度が1.5±0 、5 ppmにな
るように通気量を0.1〜0.5V、V、M、、内圧を
O〜1 、5 kg/cm’Gまで変更して培養し増殖
期以後通気fio、5V、V。
ム0.02%、硫酸マグネシウム0.01.%、硫酸第
−鉄0.00015%、硫酸マンガン0.00001%
、からなる培地1,0OOi21:移植し、これを30
℃20時間培養した。この培養期間中、培養期間中開始
後9時間溶存酸素濃度が1.5±0 、5 ppmにな
るように通気量を0.1〜0.5V、V、M、、内圧を
O〜1 、5 kg/cm’Gまで変更して培養し増殖
期以後通気fio、5V、V。
Ml、内圧1 、5 kg/cm”Gで培養したところ
し−ソルボースが対D−ソルビット収率96.3%で蓄
積された。
し−ソルボースが対D−ソルビット収率96.3%で蓄
積された。
発明の効果
本発明によると、D−ソルビットを微生物学的に酸化し
てL−ソルボースを製造する方法において従来法に比較
して、L−ソルボースの収率を増大させることができる
。すなわち、従来法ではD−ソルビットに対するL−ソ
ルボースの収率は高くても約93%程度までであったが
、本発明によると従来法よりも2〜3%以上収率を上げ
ることができ、しかもD−フラクトース、2−ケトグル
コン酸、5−ケトフラクトースなどの副生物の生成を少
なくすることができる。この結果、ビタミンC製造にお
ける原料コスト中、その占める割合がきわめて高いL−
ソルボースを従来法よりも安価に供給することができ、
医薬、食品等において幅広い用途を有するビタミンCの
製造コストが低減される。
てL−ソルボースを製造する方法において従来法に比較
して、L−ソルボースの収率を増大させることができる
。すなわち、従来法ではD−ソルビットに対するL−ソ
ルボースの収率は高くても約93%程度までであったが
、本発明によると従来法よりも2〜3%以上収率を上げ
ることができ、しかもD−フラクトース、2−ケトグル
コン酸、5−ケトフラクトースなどの副生物の生成を少
なくすることができる。この結果、ビタミンC製造にお
ける原料コスト中、その占める割合がきわめて高いL−
ソルボースを従来法よりも安価に供給することができ、
医薬、食品等において幅広い用途を有するビタミンCの
製造コストが低減される。
第1図は実施例1に従って本発明を実施したときの培養
時間と培養液中の溶存酸素、D−ソルビットおよびL−
ソルボースの濃度の関係を示す。図中、−0−は溶存酸
素濃度を、−・−はD−ソルビット濃度を、また−〇−
はL−ソルボース濃度をそれぞれ示す。
時間と培養液中の溶存酸素、D−ソルビットおよびL−
ソルボースの濃度の関係を示す。図中、−0−は溶存酸
素濃度を、−・−はD−ソルビット濃度を、また−〇−
はL−ソルボース濃度をそれぞれ示す。
Claims (1)
- D−ソルビットを微生物学的に酸化してL−ソルボース
を製造する方法において、利用する微生物学的の増殖期
における培地中の溶存酸素濃度を約1〜4ppmに制御
しながら培養することを特徴とするL−ソルボースの製
造法
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8674785 | 1985-04-22 | ||
JP60-86747 | 1985-04-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6244194A true JPS6244194A (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=13895368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9144786A Pending JPS6244194A (ja) | 1985-04-22 | 1986-04-21 | L−ソルボ−スの製造法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0199548A3 (ja) |
JP (1) | JPS6244194A (ja) |
CN (1) | CN86102773A (ja) |
DK (1) | DK184086A (ja) |
ES (1) | ES8706834A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000049133A1 (de) * | 1999-02-19 | 2000-08-24 | Basf Aktiengesellschaft | Verfahren zur herstellung von l-sorbose |
JP2002115624A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-19 | Robert Bosch Gmbh | ディスクフィルタを備えた絞りエレメント |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3781699T2 (de) * | 1986-02-11 | 1993-03-11 | Takeda Chemical Industries Ltd | Verfahren zur herstellung von l-sorbose. |
FR2677665A1 (fr) * | 1991-06-14 | 1992-12-18 | Asahi Chemical Ind | Plasmide contenant un gene d'un cytochrome specifique et procede de fermentation par oxydation. |
CN112625955B (zh) * | 2020-12-24 | 2022-07-08 | 浙江新和成股份有限公司 | 一种氧化葡糖杆菌及其在生产古龙酸中的应用 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS592691A (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-09 | Asahi Chem Ind Co Ltd | アルコールおよび糖質の酸化法 |
-
1986
- 1986-04-17 EP EP86302878A patent/EP0199548A3/en not_active Withdrawn
- 1986-04-21 JP JP9144786A patent/JPS6244194A/ja active Pending
- 1986-04-21 ES ES554207A patent/ES8706834A1/es not_active Expired
- 1986-04-22 CN CN198686102773A patent/CN86102773A/zh active Pending
- 1986-04-22 DK DK184086A patent/DK184086A/da not_active Application Discontinuation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000049133A1 (de) * | 1999-02-19 | 2000-08-24 | Basf Aktiengesellschaft | Verfahren zur herstellung von l-sorbose |
JP2002115624A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-19 | Robert Bosch Gmbh | ディスクフィルタを備えた絞りエレメント |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN86102773A (zh) | 1986-11-12 |
ES554207A0 (es) | 1987-07-01 |
EP0199548A3 (en) | 1988-08-24 |
ES8706834A1 (es) | 1987-07-01 |
DK184086A (da) | 1986-10-23 |
DK184086D0 (da) | 1986-04-22 |
EP0199548A2 (en) | 1986-10-29 |
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