JPS6242341Y2 - - Google Patents

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JPS6242341Y2
JPS6242341Y2 JP210282U JP210282U JPS6242341Y2 JP S6242341 Y2 JPS6242341 Y2 JP S6242341Y2 JP 210282 U JP210282 U JP 210282U JP 210282 U JP210282 U JP 210282U JP S6242341 Y2 JPS6242341 Y2 JP S6242341Y2
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JP
Japan
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thermistor
plug
external
intake pipe
measurement space
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JP210282U
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、吸気管の温度センサに係り、特に
温度によつて電気的特性が変化する素子をサーミ
スタとして構成する自動車用吸気温度センサ装置
に関するものである。
従来の吸気温度センサは、例えば第1図におい
て、閉端管の金属ケース1内にサーミスタ2を収
納し、このサーミスタ2の出力端子と外部プラグ
3の外部端子4とを通常のリード線5で結線し、
サーミスタ2およびリード線5の固定保護のため
シリコーン6等を充填して構成していた。
このような従来センサによれば、サーミスタ2
は、金属ケース1を介して吸気温度を測定するこ
ととなり、その応答性が極めて悪いものであつ
た。またケース1には、センサ装着部の座温が伝
達され、かつサーミスタ2には、リード線5を介
して外部熱が伝達され、その測定値は、真の値に
対して大幅な誤差を生じる問題があつた。
この考案は、前記問題に鑑み案出されたもの
で、温度検出の応答性の向上と、測定誤差の減少
とを可能とする吸気温度センサ装置を提供し、前
記問題点を解消することを目的とするものであ
る。
以下、この考案による吸気温度センサ装置を図
示する一実施例に基づき説明する。
第2図において、吸気温度センサ装置は、略筒
状のサーミスタ収納ケース7と、このケース7の
下方開口端近傍に設けられた雰囲気温度測定空間
8と、同空間8の上方でサーミスタ9を保持して
なるサーミスタプラグ10と、ケース7の上方開
口端に嵌入された外部プラグ10′とから主たる
構成がなされている。前記収納ケース7は、熱絶
縁性の高い樹脂からなり、一方端の表面周囲に、
同装置取付フランジ11が形成され、他方端の、
前記空間8に相対応する位置には、同空間8内に
適度な対流を促し得る複数の通気用貫通孔12が
形成されている。また、その管内の前記空間8上
部には、前記サーミスタプラグ10を嵌合して固
定するソケツト座13が形成されている。前記サ
ーミスタプラグ10は、収納ケース7と同質の樹
脂から形成され、前記ソケツト座13に嵌入し得
る嵌合突部14によつてケース7内に固定されて
いる。同プラグ10は、この固定状態において、
前記サーミスタ9を測定空間8に突出させて保持
し得るよう、サーミスタ9の出力端子15を同プ
ラグ10の部材内に係止している。前記外部プラ
グ10′は、収納ケース7の上方開口端に嵌入し
得る嵌合突部14′によつてケース7に嵌入固定
され、その部材内に、外部リード線16に連なる
接続端子15′を係止している。前記のような一
対の両プラグ10,10′の、各出力端子15と
接続端子15′とは、それぞれ熱絶縁性の高い導
線17で結線され、かつ両プラグ10,10′間
には、絶縁性の熱伝導率の低いゲル状軟質樹脂1
8が充填されている。前記導線17は、サーミス
タ9と外部リード線16間の熱伝導を阻止しつつ
電気的導通を持たせるものである。この導線17
として細い金属線をコイル状に加工したもの、ま
たは、導電性の樹脂を紐状に加工したもの等を使
用することができる。前記軟質樹脂18は、前記
導線17を振動および衝撃等による破損から保護
するためのものであり、絶縁性を有し、かつ熱伝
導率の低いものであればシリコンプラスチツク
等、種々使用できる。
以上の様な吸気温度センサ装置は、次の様にし
て吸気管19に装着される(第3図参照)。
吸気管19には取付孔20が穿設され、センサ
装置は取付孔20に挿通され、かつガスケツト2
1を介して吸気管19に固定されている。前記フ
ランジ11にはボルト挿通孔22が穿設され、固
定ボルト23をこのボルト挿通孔22に挿通した
後に吸気管19に螺合することによつてセンサ装
置は吸気管19に固定されている。このように吸
気温度センサ装置の装置は、極めて簡単であり、
ガスケツト21によつて吸気管19内の負圧も確
実に保持されている。
第4図a,bにおいて、吸気温度センサ装置の
他の装着例を示す。
センサ装置は、一対のボルト挿通孔22を有す
る取付アタツチメント24を収納ケース7の下方
から挿入され、取付フランジ11の当接部に形成
された台形状の接着剤を充填してある接着剤留2
5によつて接合されている。
この状態においてセンサ装置は、ガスケツト2
1を介して、固定ボルト23によつて吸気管19
に螺着されている。
第5図a,bにおいて、センサ装置のさらに他
の装着例を示す。
この装着例による取付アタツチメント24′
は、前記アタツチメント24に対して吸気管19
への当接面を幅広に形成し、吸気管19の取付孔
20に、ガスケツト21を介して挿入されたセン
サ装置の取付フランジ11を、耐熱ゴムからなる
パツキング26を介して上方から挿圧固定するも
のである。
以上のようにして装着されたセンサ装置の収納
ケース7は、樹脂製であるため周囲部材の固有熱
を遮断しており、かつ前記導線17によつて外部
リード線16からの熱伝導も阻止されている。こ
のためサーミスタ9は熱的に独立し、さらに通気
用貫通孔12を設けてある測定空間8によつて、
適度な対流を促されつつ、高速の吸気流から保護
されている。
この考案による吸気温度センサ装置の一実施例
は、以上の通りであり、次のような優れた効果を
有する。
サーミスタが熱的に独立とされるとともに、測
定空間を介して吸気管内に晒されるようになつて
おり、サーミスタが被検出温度に即応し、応答性
および測定精度に著しい向上が見られた。また、
その装着に際しても、簡単なアタツチメントを使
用するだけで容易かつ強固に装着し得る等、組付
性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来型の吸気温度センサを示す断面
図、第2図は、この考案による吸気温度センサ装
置を示す断面図、第3図は、同装置の装着例を示
す断面図、第4図a,bは、同装置の他の装着例
を示す平面図および側面図、第5図a,bは、さ
らに他の装着例を示す平面図および側面図であ
る。 1……金属ケース、2……サーミスタ、3……
外部プラグ、4……外部端子、5……リード線、
6……シリコーン、7……収納ケース、8……測
定空間、9……サーミスタ、10……サーミスタ
プラグ、10′……外部プラグ、11……取付フ
ランジ、12……通気用貫通孔、13……ソケツ
ト座、14……嵌合突部、15……出力端子、1
5′……接続端子、16……外部リード線、17
……導線、18……軟質樹脂、19……吸気管、
20……取付孔、21……ガスケツト、22……
挿通孔、23……固定ボルト、24,24′……
アタツチメント、25……接着剤留、26……パ
ツキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車等の内燃機関吸気管に装着される吸気温
    度センサにおいて、熱絶縁性の高い樹脂から略筒
    状の吸気管に装着し得るサーミスタ収納ケースを
    形成し、このケースの一開口端に、雰囲気温度測
    定空間と、その周方向に複数開口された通気用貫
    通孔とを設け、前記サーミスタ収納ケースの中間
    部には、測定空間に隣接してサーミスタプラグを
    設け、このサーミスタプラグによつてサーミスタ
    を支持してサーミスタを雰囲気温度測定空間内に
    突出させ他方開口端には、外部リード線に連なる
    外部端子を設けてある外部プラグが嵌入され、前
    記サーミスタの出力端子と、前記外部端子とを熱
    絶縁性が高い導線で結線するとともに、両プラグ
    間に絶縁性の熱伝導率の低いゲル状軟質樹脂を充
    填し、サーミスタを周囲部材の固有熱から熱的に
    遮断してなることを特徴とする吸気温度センサ装
    置。
JP210282U 1982-01-11 1982-01-11 吸気温度センサ装置 Granted JPS58104938U (ja)

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JP210282U JPS58104938U (ja) 1982-01-11 1982-01-11 吸気温度センサ装置

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JP210282U JPS58104938U (ja) 1982-01-11 1982-01-11 吸気温度センサ装置

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JPS58104938U JPS58104938U (ja) 1983-07-16
JPS6242341Y2 true JPS6242341Y2 (ja) 1987-10-30

Family

ID=30015089

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JP210282U Granted JPS58104938U (ja) 1982-01-11 1982-01-11 吸気温度センサ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104641208A (zh) * 2012-09-28 2015-05-20 三菱综合材料株式会社 温度传感器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2789986B2 (ja) * 1993-02-02 1998-08-27 株式会社デンソー サーミスタ温度センサ
DE102010050216B4 (de) * 2010-11-04 2015-01-08 Heraeus Sensor Technology Gmbh Turboladerüberhitzungsschutzeinrichtung und Verfahren zu ihrer Herstellung

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JPS58104938U (ja) 1983-07-16

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