JPS6241905B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241905B2 JPS6241905B2 JP12168582A JP12168582A JPS6241905B2 JP S6241905 B2 JPS6241905 B2 JP S6241905B2 JP 12168582 A JP12168582 A JP 12168582A JP 12168582 A JP12168582 A JP 12168582A JP S6241905 B2 JPS6241905 B2 JP S6241905B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fender
- pillar
- sill
- sill outer
- extension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/04—Door pillars ; windshield pillars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車のフロント構造、とりわけ、フ
ロントピラーとサイドシルおよびフロントフエン
ダ下側部の接続部周りの構造に関する。
ロントピラーとサイドシルおよびフロントフエン
ダ下側部の接続部周りの構造に関する。
第１〜３図は従来のフロント構造を示すもので
（例えば実開昭55−125875号公報参照）、１はフロ
ントピラーを示し、該フロントピラー１の下側部
はピラーアウタ１ａとダツシユサイドパネル１ｂ
とで閉断面を構成している。ピラーアウタ１ａの
下端部は袋状になつていて後述するシルアウタの
前端を閉塞するようになつている。２は前記フロ
ントピラー１に接合したサイドシルで、シルイン
ナ２ａとシルアウタ２ｂとで閉断面を構成してい
る。シルインナ２ａの前側部はダツシユサイドパ
ネル１ｂの外側に接合してあると共に、前端をフ
ロントピラー１よりも前方に突出し、該前端をダ
ツシユロアパネル１０に突合せて接合してこれら
ダツシユロアパネル１０、ダツシユサイドパネル
１ｂによつて前端部を閉塞している。シルアウタ
２ｂはピラーアウタ１ａの内側に嵌合して接合し
てあり、このピラーアウタ１ａ下端の袋状部分で
閉塞してある。
（例えば実開昭55−125875号公報参照）、１はフロ
ントピラーを示し、該フロントピラー１の下側部
はピラーアウタ１ａとダツシユサイドパネル１ｂ
とで閉断面を構成している。ピラーアウタ１ａの
下端部は袋状になつていて後述するシルアウタの
前端を閉塞するようになつている。２は前記フロ
ントピラー１に接合したサイドシルで、シルイン
ナ２ａとシルアウタ２ｂとで閉断面を構成してい
る。シルインナ２ａの前側部はダツシユサイドパ
ネル１ｂの外側に接合してあると共に、前端をフ
ロントピラー１よりも前方に突出し、該前端をダ
ツシユロアパネル１０に突合せて接合してこれら
ダツシユロアパネル１０、ダツシユサイドパネル
１ｂによつて前端部を閉塞している。シルアウタ
２ｂはピラーアウタ１ａの内側に嵌合して接合し
てあり、このピラーアウタ１ａ下端の袋状部分で
閉塞してある。
３はフロントフエンダを示し、このフロントフ
エンダ３の上縁部は図外のフードレツジパネルに
ネジ固定してあり、そして、下端部はシルアウタ
２ｂの前端延長上にまで垂下形成してあり、この
下端部をピラーアウタ１ａ下端の袋状部分下面に
ネジ５固定してあると共に、下端部後縁に突設し
たブラケツト４を介してピラーアウタ１ａ下端部
にネジ６固定してある。
エンダ３の上縁部は図外のフードレツジパネルに
ネジ固定してあり、そして、下端部はシルアウタ
２ｂの前端延長上にまで垂下形成してあり、この
下端部をピラーアウタ１ａ下端の袋状部分下面に
ネジ５固定してあると共に、下端部後縁に突設し
たブラケツト４を介してピラーアウタ１ａ下端部
にネジ６固定してある。
ところで、自動車にあつては乗降性の向上のた
め車体開口部面積を拡大することが要求される
が、限られた車体全長の中で車体開口部面積を拡
大することは仲々難かしい。そこで、このような
要求に対して第１図鎖線で示すようにフロントピ
ラー１の下側部を前方に傾斜させ、ホイールベー
スを変化させないでフロントピラー１の設定位置
を前方に移動することが考えられる。このように
フロントピラー１を前方に移動させれば車体開口
部面積を広げられると共に、車室の居住空間を拡
大することができる。
め車体開口部面積を拡大することが要求される
が、限られた車体全長の中で車体開口部面積を拡
大することは仲々難かしい。そこで、このような
要求に対して第１図鎖線で示すようにフロントピ
ラー１の下側部を前方に傾斜させ、ホイールベー
スを変化させないでフロントピラー１の設定位置
を前方に移動することが考えられる。このように
フロントピラー１を前方に移動させれば車体開口
部面積を広げられると共に、車室の居住空間を拡
大することができる。
ところが、前記従来の構造にあつて、フロント
ピラー１の設定位置を第１図鎖線で示すように前
方に移動しようとした場合、フロントフエンダ３
にはホイールハウスの外輪郭を形成するアーチ部
３ａを形成してあるため、該フロントフエンダ３
の後部下側部の幅がl1からl2に縮減し、しかも、
該フエンダ後部下端がサイドシル２の前端延長上
にまで延びているために該フエンダ後部下側部の
面剛性が著しく低下してしまう問題を生じる。
ピラー１の設定位置を第１図鎖線で示すように前
方に移動しようとした場合、フロントフエンダ３
にはホイールハウスの外輪郭を形成するアーチ部
３ａを形成してあるため、該フロントフエンダ３
の後部下側部の幅がl1からl2に縮減し、しかも、
該フエンダ後部下端がサイドシル２の前端延長上
にまで延びているために該フエンダ後部下側部の
面剛性が著しく低下してしまう問題を生じる。
本発明はかかる問題点に鑑み、フエンダ後部下
側部の面剛性の低下を可及的に小さく抑えて、フ
ロントピラーの設定位置の前方移動を可能にし、
車体開口部面積の拡大と車室居住空間の拡大を実
現し得る車体フロント構造を提供することを目的
とするものである。
側部の面剛性の低下を可及的に小さく抑えて、フ
ロントピラーの設定位置の前方移動を可能にし、
車体開口部面積の拡大と車室居住空間の拡大を実
現し得る車体フロント構造を提供することを目的
とするものである。
前記目的を達成するため、本発明にあつてはシ
ルアウタをフロントピラーアウタの外側に配置し
てその前端をフロントフエンダ後部下側部のホイ
ールハウス外輪郭を形成するアーチ部の延長上に
延設する一方、フロントフエンダの下端を該シル
アウタの上側棚部に整合し、該フエンダ下端の
前、後縁を同一高さ位置でシルアウタ延設部の前
端フランジおよびピラーアウタにネジ固定してい
る。
ルアウタをフロントピラーアウタの外側に配置し
てその前端をフロントフエンダ後部下側部のホイ
ールハウス外輪郭を形成するアーチ部の延長上に
延設する一方、フロントフエンダの下端を該シル
アウタの上側棚部に整合し、該フエンダ下端の
前、後縁を同一高さ位置でシルアウタ延設部の前
端フランジおよびピラーアウタにネジ固定してい
る。
以下、本発明の実施例を図面と共に前記従来の
構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
構成と同一部分に同一符号を付して詳述する。
即ち、本発明にあつては第４，５図に示すよう
に、サイドシル２のシルアウタ２ｂをフロントピ
ラー１のピラーアウタ１ａの外側に配置すると共
に、該シルアウタ２ｂの前端をフロントフエンダ
３の後部下側部のアーチ部３ａの延長上に延設し
てあり、かつ、該延設部前端に内側に向けてフラ
ンジ２ｃを曲折成形してある。一方、フロントフ
エンダ３の後部下側部の下端はシルアウタ２ｂの
上側棚部２ｄを整合してあり、かつ、この下端
前、後縁にそれぞれブラケツト３ｂ，３ｃを突設
し、ブラケツト３ｃをシルアウタ２ｂの延設部の
前端フランジ２ｃにネジ５固定すると共に、ブラ
ケツト３ｃをシルアウタ２ｂの上側フランジ２ｅ
を挟んでピラーアウタ１ａにネジ６固定し、下端
前後縁のネジ固定位置を同一高さ位置に揃えてあ
る。
に、サイドシル２のシルアウタ２ｂをフロントピ
ラー１のピラーアウタ１ａの外側に配置すると共
に、該シルアウタ２ｂの前端をフロントフエンダ
３の後部下側部のアーチ部３ａの延長上に延設し
てあり、かつ、該延設部前端に内側に向けてフラ
ンジ２ｃを曲折成形してある。一方、フロントフ
エンダ３の後部下側部の下端はシルアウタ２ｂの
上側棚部２ｄを整合してあり、かつ、この下端
前、後縁にそれぞれブラケツト３ｂ，３ｃを突設
し、ブラケツト３ｃをシルアウタ２ｂの延設部の
前端フランジ２ｃにネジ５固定すると共に、ブラ
ケツト３ｃをシルアウタ２ｂの上側フランジ２ｅ
を挟んでピラーアウタ１ａにネジ６固定し、下端
前後縁のネジ固定位置を同一高さ位置に揃えてあ
る。
この実施例構造によれば、第４図示のようにフ
ロントピラー１の下側部を前方に傾斜させ、フロ
ントピラー１の設定位置を前方に移動して車体開
口部面積並に車室居住空間を拡大しようとした場
合に、フロントフエンダ３の後部下側部のパネル
幅が縮減されるが、該後部下側部の長さはその下
端をシルアウタ２ｂの上側棚部２ｄに整合させて
短かくして、下側のネジ固定部と、図外のフード
レツジとのネジ固定部間のスパンを短かくできる
ため、パネル幅の縮減による面剛性の低下を極力
小さく抑えることができるのである。また、該フ
ロントフエンダ３の後部下側部の前、後縁のネジ
５，６固定位置を同一高さ位置に揃えてあるた
め、パネル幅が縮減された割にはねじれ剛性の低
下も可及的に小さく抑えることができるのであ
る。そして、シルアウタ２ｂの前端をフロントフ
エンダ３の後部下側部のアーチ３ａの延長上まで
延設してあるため、外観的に異和感を生じるのを
回避できるのである。
ロントピラー１の下側部を前方に傾斜させ、フロ
ントピラー１の設定位置を前方に移動して車体開
口部面積並に車室居住空間を拡大しようとした場
合に、フロントフエンダ３の後部下側部のパネル
幅が縮減されるが、該後部下側部の長さはその下
端をシルアウタ２ｂの上側棚部２ｄに整合させて
短かくして、下側のネジ固定部と、図外のフード
レツジとのネジ固定部間のスパンを短かくできる
ため、パネル幅の縮減による面剛性の低下を極力
小さく抑えることができるのである。また、該フ
ロントフエンダ３の後部下側部の前、後縁のネジ
５，６固定位置を同一高さ位置に揃えてあるた
め、パネル幅が縮減された割にはねじれ剛性の低
下も可及的に小さく抑えることができるのであ
る。そして、シルアウタ２ｂの前端をフロントフ
エンダ３の後部下側部のアーチ３ａの延長上まで
延設してあるため、外観的に異和感を生じるのを
回避できるのである。
以上のように本発明によれば、フロントフエン
ダ後部下側部の長さを短かくし、該フエンダ下端
のネジ固定部とフエンダ上縁のネジ固定部間のス
パンを短かくしてあり、しかも、該フエンダ下端
の前、後縁ネジ固定部を同一高さとしてあるた
め、パネルの面剛性、ねじれ剛性を一段と高める
ことができる。このため、車体開口部面積の拡大
のためにフロントピラー設定位置を前方に移動
し、これに伴つてフエンダ後部下側部のパネル幅
が縮減される場合にあつても、その面剛性、ねじ
れ剛性の低下を極力小さくすることができ、簡単
にベコツキを生じて品質感、信頼性を損うのを回
避できる利点がある。また、シルアウタをピラー
アウタ外側に配置して、その前端を前記フエンダ
後部下側部のアーチ部の延長上に延設してあるた
め、該フエンダ後部下側部の短小化による外観上
の異和感を生じるのを回避できる等、その実用上
の効果は多大である。
ダ後部下側部の長さを短かくし、該フエンダ下端
のネジ固定部とフエンダ上縁のネジ固定部間のス
パンを短かくしてあり、しかも、該フエンダ下端
の前、後縁ネジ固定部を同一高さとしてあるた
め、パネルの面剛性、ねじれ剛性を一段と高める
ことができる。このため、車体開口部面積の拡大
のためにフロントピラー設定位置を前方に移動
し、これに伴つてフエンダ後部下側部のパネル幅
が縮減される場合にあつても、その面剛性、ねじ
れ剛性の低下を極力小さくすることができ、簡単
にベコツキを生じて品質感、信頼性を損うのを回
避できる利点がある。また、シルアウタをピラー
アウタ外側に配置して、その前端を前記フエンダ
後部下側部のアーチ部の延長上に延設してあるた
め、該フエンダ後部下側部の短小化による外観上
の異和感を生じるのを回避できる等、その実用上
の効果は多大である。
第１図は自動車のフロント部の側面図、第２図
は従来の構造の要部を示す側面図、第３図は第２
図の−線に沿う断面図、第４図は本発明の一
実施例の要部を示す側面図、第５図は同分解斜視
図である。 １…フロントピラー、１ａ…ピラーアウタ、２
…サイドシル、２ａ…シルインナ、２ｂ…シルア
ウタ、２ｃ…前端フランジ、２ｄ…上側棚部、３
…フロントフエンダ、３ａ…アーチ部、５，６…
ネジ。
は従来の構造の要部を示す側面図、第３図は第２
図の−線に沿う断面図、第４図は本発明の一
実施例の要部を示す側面図、第５図は同分解斜視
図である。 １…フロントピラー、１ａ…ピラーアウタ、２
…サイドシル、２ａ…シルインナ、２ｂ…シルア
ウタ、２ｃ…前端フランジ、２ｄ…上側棚部、３
…フロントフエンダ、３ａ…アーチ部、５，６…
ネジ。
Claims (1)
- １ フロントピラーに接合するサイドシルのシル
アウタをピラーアウタの外側に配置し、かつ該シ
ルアウタの前端をフロントフエンダ後部下側部の
ホイールハウス外輪郭を形成するアーチ部の延長
上に延設し、他方、フロントフエンダの後部下側
端を前記シルアウタの上側棚部に整合し、該フエ
ンダ下端の前、後縁を同一高さ位置で前記シルア
ウタ延設部の前端フランジおよびピラーアウタに
ネジ固定したことを特徴とする自動車のフロント
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12168582A JPS5911974A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 自動車のフロント構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12168582A JPS5911974A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 自動車のフロント構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5911974A JPS5911974A (ja) | 1984-01-21 |
| JPS6241905B2 true JPS6241905B2 (ja) | 1987-09-04 |
Family
ID=14817334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12168582A Granted JPS5911974A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 自動車のフロント構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911974A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0677366B2 (ja) * | 1984-10-19 | 1994-09-28 | セイコーエプソン株式会社 | ディスクカートリッジ装填装置 |
| JP4638926B2 (ja) * | 2008-07-30 | 2011-02-23 | 本田技研工業株式会社 | 自動車の車体側部構造 |
-
1982
- 1982-07-13 JP JP12168582A patent/JPS5911974A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5911974A (ja) | 1984-01-21 |