JPS6240774A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPS6240774A
JPS6240774A JP18088485A JP18088485A JPS6240774A JP S6240774 A JPS6240774 A JP S6240774A JP 18088485 A JP18088485 A JP 18088485A JP 18088485 A JP18088485 A JP 18088485A JP S6240774 A JPS6240774 A JP S6240774A
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Tetsuo Fujii
哲夫 藤井
Toshio Sakakibara
利夫 榊原
Nobuyoshi Sakakibara
伸義 榊原
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NipponDenso Co Ltd
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/41Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions
    • H01L29/423Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions not carrying the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/42312Gate electrodes for field effect devices
    • H01L29/42316Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors
    • H01L29/4232Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate
    • H01L29/42356Disposition, e.g. buried gate electrode
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は小面積化を可能とする浮遊ゲート型不揮発性半
導体記憶装置にr!IJ″tjる。
し従来の技術] 消費電力がすくなく、動作速度の早いトランジスタとし
て、静電誘導トランジスタ(SIT)が知られている。
従来のMNOS型およびMONO8型の浮遊ゲートを用
いた不揮発性半導体記憶装置では、個々の記憶素子を構
成するソース、動作領域、ドレイン、電子トラップ層、
制御ゲート等は半導体基板の表面に横方向に配列されて
形成されている。このために半導体基板上の1個の記憶
素子の占める面積が大きく高集積化に難点があった。
[本発明によって解決される問題点] 本発明は集積度の高いSITでMNOS型およUMON
O8型の不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的
とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の不揮発性半導体記憶装置は、第1導電型の半導
体基板と、該半導体基板の表面部に形成されたドレイン
領域およびソース領域の一方となる第2導電型の不純物
埋込層と、該不純物埋込層の表面に形成された第2s電
型のエピタキシャル層と、該エピタキシャル層の表面か
ら該不純物埋込層の横方向に伸びる作動領域を形成する
ための該作動領域を囲む該エピタキシャル層の表面から
該不純物埋込層の縦方向に伸びる酸化物隔壁と、該作動
領域にトンネル効果が生ずる程度の酸化シリコン膜をへ
だてて縦方向に伸び、該酸化物隔壁内に設けられた窒化
珪素層と、該酸化物隔壁内で該窒化珪素層の該作動領域
と反対側に設けられ縦方向に伸びる少なくとも1個の制
御ゲートと、該作動領域の表面部に形成され該ドレイン
領域および該ソース領域の他方となる第2導電型の不純
物領域と、を有することを特徴とするものである。
即ち本発明の不揮発性半導体記憶装置は個々の記憶素子
を構成するドレイン、作動領域、窒化珪素層、制御ゲー
ト及びソースが半導体基板の厚さ方向即ち縦方向に配設
されている。このために記憶素子の集積密度が高くなる
本発明の不揮発性半導体記憶装置を構成する半導体基板
はP型、N型のいずれでもよく、半導体基板の型を本発
明では第1導電型と称する。
この半導体基板の表面部に第21!ffi型の不純物埋
込層が形成される。ここで第2導電型と番よ第1導電型
と対象をなす導電型の意味である。即ち第1導電型がP
型の場合に第2導電型はN型となる。
この不純物埋込層の上に第2s電型のエピタキシャル層
が構成されている。エピタキシャル層の厚さは2〜10
μ。その不純物濃度は 1X1014〜5X10唱40m−3程度のものである
このエピタキシャル層に作動領域が形成されている。実
用的には1個の埋込層に対して多数の作動領域を形成す
るのがよい。作動領域は実質上エピタキシャル層の表面
から埋込層に向う、いわゆる、縦方向に形成された酸化
物隔壁で区画、形成される。この絶縁物隔壁はエピタキ
シャル層の表面から不純物埋込層にまで達するもので、
実質上エピタキシャル層を各作動領域に区画する。
窒化珪素層及び制御ゲートは実質的にこの絶縁    
□物隔壁の中に形成されている。窒化珪素層は作動領域
部からトンネル効果が生じる程度の厚さの酸化物m(2
0〜100人)をへだてた縦方向に伸びる簿膜状のもの
である。窒化珪素層は作動領域    )を囲む酸化物
隔壁の全ての部分に連続し形成してもよい。
窒化珪素層のその隣りにある作動領域と反対側の部分の
絶縁物隔壁内に制御ゲートが形成されている。この制御
ゲートは通常多結晶シリコンで形成される。1′IgA
の作動領域に対して2個、4個等の複数個の11911
ゲートを設けることができる。各制御ゲートは縦方向に
並列して配列することが必要である。なお、1個の作動
領域に対して複数個の制御ゲートを設けた場合でも窒化
珪素層は連続する一層でよい。ただし各制御ゲートと作
動領域の間には窒化珪素層が存在する必要がある。また
通常のMONO8型と同様に制御ゲートと窒化珪素層と
の間に酸化物層を介在させることも好ましい。この場合
酸化物層の厚さは数10A程度がよい。
作動領域表面部分にソース領域、ドレイン領域の他方と
なる不純物領域が形成される。
又不純物埋込層と基板表面との導電性を確保するために
、作動領域以外の部分のエピタキシャル層の表面に不純
物領域が形成される。なおエピタキシャル層の表面およ
び各不純物領域は酸化物層で被覆され、この酸化物層を
貫通する部分にアルミニウム電極が形成される。なお、
トレイン、ソースとなるいずれかの電極とその電極が隣
接する不純物領域との間に薄いトンネル効果が生じる程
度の絶縁膜を設けることが好ましい。このトンネル絶縁
膜はソースとドレイン間のカットオフ時には漏れ電流を
なくし、ハイインピーダンスとなる。
なお、絶縁膜としてはSio2膜が一般的であるが、そ
の他AitO3、Si 3N4およびそれらの複合膜を
使用することができる。
[本発明装置の作用] 本発明の不揮発性半導体記憶装置では、不純物埋込層お
よび動作領域に形成された不純物領域のいずれか一方を
ソース、他方をドレインとするものである。窒化珪素層
への古き込みは書き込みたい部分の窒化珪素層に隣接す
る制御ゲートにプラス電圧を加え、他のソースおよびド
レインをアースすることにより、制御ゲートと隣接する
窒化珪素層部分に作動領域よりトンネル酸化膜を介して
トンネル電流が流れ、窒化珪素層の該部分と酸化物層の
間に電子が蓄積、電子トラップ層が形成される。電子ト
ラップ層はその全周囲を窒化珪素層酸化物膜等の絶縁部
で囲まれているため、電子トラップ層中の電子は逃げ出
すことなく電子トラップ層に保持される。すなわち不揮
発性となる。
電子トラップ層の消去は、消去したい電子トラップ層に
隣接する制御ゲートのみを低い電位とし、他の制御ゲー
ト、ソースおよびドレインを高い電位にすることにより
、低い電位の制御ゲートに隣接する電子トラップ層から
電子がトンネル酸化膜を介して作動領域に流れる。これ
により、電子トラップ層の消去ができる。なお、全ての
電子トラップ層を消去するには、全ての制御ゲートを低
い電位とし、全てのソースおよびドレインを高い電位と
することにより、全ての電子トラップ層から電子が流出
し、全ての電子トラップ層の消去ができる。
電子トラップ層に電子が蓄積された、すなわち書き込ま
れた状態では、電子トラップ層の静iI誘導により、隣
接する作動領域に空乏層ができる。
このため作動領域の抵抗が増大し、ソースからドレイン
に流れる電気抵抗が増大する。窒化珪素層が書き込まれ
ていない場合は作動領域に空乏層が形成されない。この
ためにソースとドレイン間の電気抵抗は小さい。この抵
抗の差により1個の制御ゲートとそれに隣接する窒化珪
素層の部分で2個の信号を取りだすことができる。
[実施例1] 本発明の第1実施例の不揮発性半導体記憶装置の要部断
面を第1図、第2図に示す。第1図は縦方向の断面であ
り、第2図は第1図のA−A矢視断面である。この装置
はP型シリコン基板1、こ 。
のシリコン基板1の一定範囲に形成されたN型の不純物
埋込1t2、この表面に形成されたN型のエピタキシャ
ル層3、このエピタキシャル層3を各作動領域31に区
画する酸化物層4等で構成されている。この酸化物層の
内側に不純物埋込層2とエピタキシャルW!3の表面と
の導電性を確保する導電領域32が形成されている。酸
化物層4内には各作動領域31および不純物埋込層2と
接し、この酸化物層4の一部を構成するトンネル効果が
生じる厚さのトンネル酸化膜41が連続的に形成されて
いる。ざらにこのトンネル酸化膜41に接して窒化珪素
層5がgQ【プられている。そしてこの窒化珪素115
の縦方向に伸びる部分で各作動領域31と反対側の面に
接して各々制御ゲート61.62.63.64が設けら
れている。隣り合う制卸ゲート61と62および63と
64の間には隔壁を構成する酸化物FIJ42が設番ノ
られている。作動頭tii!31、導電領域32の上面
部にはN型の不純物領域71.72.73が形成されて
いる。制御ゲート61.62.63.64はそれぞれ配
線パターンに結線され、その表面に形成された保護絶縁
膜43に被覆されている。不純物領域71.72.73
は保護絶縁膜43、窒化珪素m5および熱酸化膜44に
設けたコンタクト穴を介して電極91.92.93に結
線されている。本実施例の不連発性半導体記憶装置は以
上のように構成されている。
次に第3図〜第9図により本実施例の不揮発性半導体記
憶装置の製造方法を説明する。まず、第3図に示すよう
に(100)P型のシリコン基板1(6〜8Ωcm)に
第五属の元素(As1P。
sb>を拡散させN型の不純物埋込層2を所定の領域に
形成する。その後N型で  1X10’4cm−3〜5
x1Q ’ 4 cm−3(1)エピタキシャル層3を
2〜10μmの厚さで成長させる。次に各領域を電気的
に分離さぼるため、第4図に示すようにシリコン基板1
とエピタキシャル!13に溝はり後CVD法でSiO2
を形成してアイソレーションをおこない酸化物層4を形
成する。その後第5図に示すように1000℃のスチー
ム雰囲気中の酸化でエピタキシャル層3の表面に0.8
〜1.0μmの熱酸化膜(SiOr)44を形成する。
そして一般に用いられるホトリソグラフィ、エツチング
手法により、溝35を形成する予定領域にレジストパタ
ーン48を形成し、次にこのレジストパターン48をマ
スクとして反応性イオンエツチング又はイオンミリング
、反応性イオンミリング等で異方性のエツチングを行な
って熱酸化膜44を部分的にエツチングし、引き続きエ
ピタキシャル層3を選択的に異方性エツチングを行ない
、エツチングの底部が不純物埋込層2に到達するまでエ
ツチングを進め溝35を形成する。この状態を第5図の
断面に示す。
次にレジストパターン48を除去して溝35内部を10
00℃〜1050’Cのドライ11i素中で熱酸化し、
溝35の内壁部と底面を500〜1o0O人酸化し、次
にこの熱酸化膜を除去する。この酸化、除去を行なうこ
とによって反応性イオンエツチングでの汚れ、エツチン
グ面の荒れを除去する。引き続き溝35のシリコン面が
表われたエピタキシャル層3の側面および不純物埋込層
2の上面にアルゴンで希釈したドライ酸素中で酸化し、
20〜100人の所謂トンネル酸化膜41を形成する。
続いて塩化珪素(Si Cλ4)またはシラン(S I
 Ha )とアンモニア(NH3)をソースとし、キャ
リヤガスに窒素と水素の混合ガスを用い、約80o℃で
熱CVDを行い5oO〜1000Aの窒化珪素膜5を全
面に形成する。この状態を第6図に示す。
次にLPCVD法により全面にひ素又はリンを多量に含
むN十型多結晶シリコン層をトンネル酸化膜41及び窒
化珪素膜5が形成された溝35が埋まるように堆積する
次に、反応性イオンエツチング等により表面に形成した
熱酸化膜44の表面が部分的に現われるまで上面の多結
晶シリコン層をエッチバッグ法により除去し、配線パタ
ーンを形成する。引き続き上記の溝35を形成した方法
と同様の方法で多結晶シリコン層をエツチングして第2
の溝36を形成する。このとき制御ゲート61.62.
63.64が形成される。その状態を第7図に示す。
次に第2の溝36に酸化部層42を堆積し、さらに保護
絶縁膜43を堆積する。その後電気的接続をとるための
コンタクト穴を形成し、コンタクト穴からN+の不純物
領域71.72.73を形成するため不純物を所定領域
にイオン注入で形成する。
次いでコンタクト穴の部分に一般に用いられるアルミ蒸
着層を形成し、ホトリソグラフィー、エツチングにより
配線層を含む電極91.92.93を形成する。このよ
うにして第1図に示す本実施例の不揮発性半導体記+1
1装置を製造する。
なおこのN十不純物領域71.72.73は、第7図に
J3いて多結晶シリコンm50をエッチバックした状態
に示す多結晶シリコン層をエッチバックした状態におい
ても形成することができる。
また第2の溝36の形成を行なう前に表面の窒化珪素膜
5酸化1]!44を除去して所謂選択酸化法(LOCO
8法)等により表面の平滑化を行なうとともに、本実施
例では示さなかった所謂通常のMOSトランジスタをエ
ピタキシャル層3領域及びP型アイソレーション(図示
せず)に形成することもできる。このときP型アイソレ
ーションはPwellの濃度で形成すればよい。
以上のように形成した装置は本実施例では所謂EEFR
OMとして使用される。
本実施例の動作の一例を第8図に示す。この第8図はよ
き込み動作を示すもので、書き込みたい窒化珪素層5の
部分に容量結合している制御ゲーj〜63にプラス(+
)電圧を加える。他の全ての制御ゲート61.62.6
3.64および全ての電極91.92.93はアースす
る。これにより、制御ゲート63と作vJ領域31間に
あるトンネル酸化膜41中をトンネル電流が流れ、この
トンネル酸化膜41と窒化珪素m5の間の部分に電子が
M Mされ電子トラップ層411が形成される。その結
果制御ゲート63に電圧が印加されなくとも電子トラッ
プ層411中の電子による電荷によって第9図に示すよ
うに作動領域31へ空乏層31aが伸びる。この空乏m
31aの広がりは電子トラップ層411中の電子の由に
より決まる。又多聞に電子が書き込まれている時は、こ
の空乏層31aの拡がりはある一定の値になる。所謂M
OSダイオードにおける反転層が形成された時の空乏層
の幅であり、この幅xd−maxは次式で示さここでN
dは本実施例の場合エピタキシャル層3の濃度である。
例えばエピタキシャルm3が1X10’4cm−3の時
は、Xd−maX=2゜7μm、1x101 S(、m
−3の時は、Xd −max−1,0μmである。
本実施例のように、向いあった2つのEEPROMを使
用し、かつ、lX10’4cm−3のエピタキシャル層
を使用した場合、制m+領域31の窒化珪素層の部分の
距離を例えば4μmとすれば、2つの部分に電子トラッ
プ層が形成されて電子が書き込まれた時両方がら空乏層
が伸び、くっつき合うことにより不純物埋込層2とコン
タクト部に形成した不純物領域72がカットオフし電流
が流れなくなる。第9図は一個の制御ゲート63に容量
結合している窒化珪素m5の部分のみに電子ドラッグ層
411が形成され、電子が書き込まれている状態を示し
、この状態では作動領域31の抵抗は高くなるが電流は
流れる。
次に、本実施例のEEPROMを消去する場合を説明す
る。第10図は電子トラップ層411を消去する時の状
態を示す。すなわち消去したい部分の制御ゲート63に
のみ、例えば、0ボルトにし、制御ゲート61.62.
64および全ての他の電極91.92.93を高い電位
にする。これにより作動領域31へ電子トラップ層41
1から電子がトンネル電流として流れ、消去される。
本実施例の不揮発性半導体記憶装置においては1個の作
動領域31に2個の制御ゲート62.63をもち、それ
ぞれの制御ゲートに対応して作動順・域をトンネル酸化
膜41を隔てた窒化珪素層5をもつ。このため1個の作
動領域31のいずれの制御ゲート62.63の窒化珪素
層5の部分も自き込まれていない場合(0,0)、1個
の制御ゲ     □−トロ2のみの窒化珪素層5の部
分に電子トラップ層が形成されて書き込まれている場合
(1,0)、他の1個の制御ゲート63のみの窒化珪素
WJ5の部分に電子トラップ層が形成されて書き込まれ
ている場合(0,1)、および2個の制御ゲート62.
63の窒化珪素層5の部分に電子トラップ層が形成され
て共に書き込まれている場合(1,1)の4つ状態を記
憶することができる。
記憶されている状態の検知は容量結合している制御ゲー
トに電圧を印加し、ソースとドレイン間の抵抗変化で検
出できる。例えば、電子トラップ層が形成されて書き込
まれている場合、この電子トラップ層に容量結合してい
る制御ゲートに電圧を印加してもソースとドレイン間の
抵抗変化は小さい。これに対して電子トラップ層が形成
されておらず書き込まれていない場合は、その制御ゲー
トに電圧を印加するとソースとドレイン間の抵抗は大き
く増大する。このようにして、各制御ゲートに対応して
書き込まれているか否かが検知でき、記憶装置として使
用できる。
本第1実施例では、1個の制御領域に対して2個の制御
ゲートをもつものである。この制御ゲートの数は用途に
応じて1個以上であればよく、たとえば、第11図に示
したように、1個の作動領域31に対して、4個の制御
ゲート62.63.66.67を設けることができる。
なお、第11図は第1実施例の第2図に相当する断面図
で、不揮発性半導体記憶装置のもつ1個の作動領域の中
央横断面部分図である。
(実施例2) 本発明の第2実施例の不揮発性半導体記憶装置の要部縦
断面図を第12図、第13図に示す。この実施例の不揮
発性半導体記憶装置は第1実施例の不揮発性半導体記憶
装置と大部分同一の構造をもち、窒化珪素W5と各制御
ゲート61.62.63.64との間に酸化膜45が設
けられている点のみが異なる。なお、第1実施例と同一
の部分を示す符号数字は本第2実施例でもそのまま同一
の符号数字を使用している。この酸化膜45は窒化珪素
層5を形成した後、制御ゲート61.62.63.64
を形成する前に熱酸化により窒化珪素層5の表面にs+
 Of膜を形成するものである。
この酸化膜45は一定の対絶縁特性をもつために窒化珪
素層5とトンネル酸化膜41との間に形成される電子ト
ラップ層の電子の保持がより確実になる事と窒化狸素F
rIJ5を薄くでき書き込み量を多くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1実施例の不揮発性半
導体記憶装置を示し、第1図はその要部縦断面図、第2
図は第1図のA−A矢視断面図、第3図ないし第7図は
第1実施例の不揮発性半導体記憶波Uを製造するときの
主要工程ごとの装置の要部を示す断面図であり、第3図
はエピタキシャル層を形成した時の断面図、第4図は酸
化物層を形成したときの断面図、第5図は窒化珪素層を
形成するための溝を形成したときの断面図、第6図は溝
にトンネル酸化膜および窒化珪素層を形成したときの断
面図、第7図は制御ゲートを形成するための第2の溝を
形成したときの断面図、第8図ないし第10図は第1実
施例の不揮発性半導体記憶装置の作動状態を示し、第8
図は書き込み時の配線を示す断面図、第9図は検出時の
配線の状態を示す断面図、第10図は消去時の配線状態
を示す断面図である。第11図は第1実施例の変形例の
要部を示し、作動領域の横断面図である。第12図およ
び第13図は第2実施例の不揮発性半導体間II装置を
示し、第12図は要部縦断面図、第13図は第12図の
A−A矢視断面図である。 1・・・基板      2・・・不純物埋込層3・・
・エピタキシャル層 31・・・作動領域   11・・・酸化物層41・・
・トンネル酸化膜 5・・・窒化珪素層 61.62.63.64・・・制御電極71.72.7
3・・・不純物領域 特許出願人  日本電装株式会社 代理人   弁理士  大川 宏 同    弁理士  丸山明夫 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型の半導体基板と、 該半導体基板の表面部に形成されたドレイン領域および
    ソース領域の一方となる第2導電型の不純物埋込層と、 該不純物埋込層の表面に形成された第2導電型のエピタ
    キシャル層と、 該エピタキシャル層の表面から該不純物埋込層の縦方向
    に伸びる作動領域を形成するための該作動領域を囲む該
    エピタキシャル層の表面から該不純物埋込層の縦方向に
    伸びる絶縁物隔壁と、該作動領域にトンネル効果が生ず
    る程度の酸化シリコン膜をへだてて縦方向に伸び、該酸
    化物隔壁内に設けられた窒化珪素と、 該酸化物隔壁内で該窒化珪素層の該作動領域と反対側に
    設けられ縦方向に伸びる少なくとも1個の制御ゲートと
    、 該作動領域の表面部に形成され該ドレイン領域および該
    ソース領域の他方となる第2導電型の不純物領域と、を
    有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. (2)窒化珪素層と制御ゲートの間には酸化物層が介在
    する特許請求の範囲第項記載の不揮発性半導体記憶装置
  3. (3)作動領域を囲む絶縁物隔壁内には、該作動領域を
    対称中心とする2個の制御ゲートが設けられている特許
    請求の範囲第1または第2項記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  4. (4)作動領域を囲む絶縁物隔壁内には、該作動領域を
    対称中心とする4個の制御ゲートが設けられている特許
    請求の範囲第1または第2項記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  5. (5)不純物埋込層はドレイン領域およびソース領域の
    一方の共通の領域を構成する特許請求の範囲第1または
    第2項記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. (6)作動領域の表面部に形成された不純物領域にはト
    ンネル効果が生じる程度の絶縁膜を介して形成された電
    極をもつ特許請求の範囲第1または第2項記載の不揮発
    性半導体記憶装置。
JP18088485A 1985-07-25 1985-08-16 不揮発性半導体記憶装置 Granted JPS6240774A (ja)

Priority Applications (2)

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