JPS624054Y2 - - Google Patents

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JPS624054Y2
JPS624054Y2 JP9258579U JP9258579U JPS624054Y2 JP S624054 Y2 JPS624054 Y2 JP S624054Y2 JP 9258579 U JP9258579 U JP 9258579U JP 9258579 U JP9258579 U JP 9258579U JP S624054 Y2 JPS624054 Y2 JP S624054Y2
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JP
Japan
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vehicle body
interior panel
vehicle
speed transportation
window
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JP9258579U
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JPS569959U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高速輸送機関、とくに速度300Km/h
以上になる磁気浮上車両などがトンネルに突入す
る時などに生じる外圧変動に対応するための、客
室の内装パネルの構造に関するものである。従来
のこの種の車両においては第1図に示す様に内装
パネルAを車体の腰部K、窓部L、天井部M、に
それぞれ分割し、骨組を車体円周方向の強固な環
状骨格1と、長手方向の大型骨格2とにそれぞれ
固着するものであり、たとえば車体の内の圧力が
外より高くなるような外圧変動に対して、内装パ
ネルはその全面で外側向きの力を受け、これを環
状骨格1と、大型骨格2とで負担するため、骨組
全体に強度を要し、構造が複雑である上に重量も
重くなつて、高速輸送機関の車体には不適当とな
る欠点があつた。また車体の断面が円形であるた
め、内窓を曲面で形成せざるを得ず、取付けが複
雑となつて、製作しにくい欠点もあつた。
本考案はこれらの欠点を解決するためになされ
たもので、高速輸送機関の車体内装を構成する場
合、その構造的特徴を生かして、内装パネルを一
般にほぼ均等な前後の環状骨格間の幅と、円周方
向の均等な長さでほぼ四角形に分割して車体には
環状骨格にのみ固定すると共に、内装パネル中央
部に外側に向けた凹みを構成するものであり、内
装パネルの画一化を計つて構造を簡単かつ強化し
て車体の軽量化と量産性を向上したものである。
ここに本考案の実施例を第2図乃至第4図によ
り詳述すると、まず車体の構造は第2図のごとく
内外圧の変動に耐える円形の環状骨格1と、その
環状骨格1,1の間に適当な間隔で細い骨格4を
配設してある。細い骨格4は外板3に作用する内
圧や外圧を環状骨格1に伝えると共に、外板3の
挫屈を防止する。環状骨格1に固着する内装パネ
ルAは、第3図のごとく四角形状に合成樹脂等を
もつて成型した板体5で、その内装パネルAの板
体5には車体の環状骨格1に固定するため該骨格
1に沿う取付部7、板体5に作用する力に対抗
し、形状を維持するための補強部9(実施例では
端縁部を折曲げた形としている)、外方に押し出
した凹み8を設け、この凹み部は平坦ないし平坦
に近い曲面状態に構成する。取付部7にはネジ、
リベツト等を挿通して、内装パネルAを環状骨格
1に固定のための取付孔10を設ける。然してこ
の内装パネルAは第1図で示す腰部K、窓部L、
天井部Mに相当する車体の円周上いづれの場所に
も共通して使用できる様に円周方向の長さが等し
くなるよう成型する。もちろん事情に応じてすべ
てのパネルの長さを等しくする必要はない。窓B
の位置にあたるものは、内装パネルAの中央の凹
み8の平坦部ないし平坦に近い曲面部6をくりぬ
いて窓Bを作り、窓を作らない内装パネルAはそ
のまま使用する。
尚、相隣接する内装パネルAは、補強部9を互
いに結合せずに当接し、個々に強度を保持するも
のであるが、第5図に示す様に、補強部9を形成
することなく、この端縁部11相互を結合して取
付け、円周方向にある全パネルK,L,Mを一体
化すれば、補強部がなくとも十分な強度を確保す
ることが可能である。本考案のように内装パネル
A自体に耐圧強度を持たせて車体を内装すれば、
車体を構成する環状骨格1のみに強固な部材を使
用し、車体の長手方向に対しては細い骨格2を必
要な箇所のみに配置できるので、内外圧の変動に
対して必要かつ十分に耐えるばかりか、車両の軽
量化が図れて、高速輸送機関に最適となる。一
方、細い骨格2の配置と無関係にパネルを画一化
できるので車体の腰部、窓部、天井部に共通して
使用出来、中央部が平坦ないし平坦に近い曲面に
形成しているので、平面ガラスでも容易に一体的
に組込んで窓を構成することができる。
さらに、合成樹脂等を用いて成型すれば量産が
可能となり、製作コストを低減できる上に、内装
パネル自体は外方に押し出した凹みによつて、平
板のものより強度が向上し、しかも、外側に凹ん
でいるので車内のスペースが拡大すると共に車内
に変化を与えて単調化を防ぎ、居住性を良好にす
る等の作用効果を具備する。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示すものであり、
第1図aは従来の車体の骨組の一部を示す斜面
図、第1図bはその骨組に取付ける内装パネルの
斜面図、第2図は本考案の内装パネルを取付ける
車体の骨組の斜面図、第3図aは本考案の内装パ
ネルの正面図、第3図bは断面図、第4図aは窓
Bを作つた内装パネルの正面図、第4図bはその
断面図であり、第5図は別の実施態様にある内装
パネルの断面図である。 1……環状骨格、2……大型骨格、3……外
板、4……細い骨格、5……板体、6……平坦部
ないし平坦に近い曲面部、7……取付部、8……
凹み、9……補強部、10……取付孔、11……
端縁部、A……内装パネル、B……窓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 平坦ないし平坦に近い曲面をもつ凹みを中央
    部に、車体の環状骨格に沿う取付部を側端部
    に、補強部を端縁部におのおの設けて四角形と
    なし、車体の環状骨格に取付けてなることを特
    徴とする高速輸送機関の車体内装パネル。 (2) 前記平坦ないし平坦に近い曲面部に窓を設け
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の高速輸送機関の車体内装パネル。 (3) 前記車体内装パネルを車体の腰部、窓部、天
    井部相互間で交換可能なよう円周方向の寸法を
    等しくし、合成樹脂あるいはプラスチツクを用
    いて成形したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項記載の高速輸送機関
    の車体内装パネル。 (4) 前記車体内装パネルの端縁部相互を結合して
    一体化することで補強部にかえることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3
    項記載の高速輸送機関の車体内装パネル。
JP9258579U 1979-07-04 1979-07-04 Expired JPS624054Y2 (ja)

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JP9258579U JPS624054Y2 (ja) 1979-07-04 1979-07-04

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JP9258579U JPS624054Y2 (ja) 1979-07-04 1979-07-04

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Publication Number Publication Date
JPS569959U JPS569959U (ja) 1981-01-28
JPS624054Y2 true JPS624054Y2 (ja) 1987-01-29

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ID=29325575

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JP9258579U Expired JPS624054Y2 (ja) 1979-07-04 1979-07-04

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2577795B2 (ja) * 1989-04-24 1997-02-05 西部瓦斯 株式会社 ガス消費状況調査システム
DE102007019821B4 (de) * 2007-04-26 2012-11-22 Airbus Operations Gmbh Strukturelement eines Flugzeugrumpfs

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Publication number Publication date
JPS569959U (ja) 1981-01-28

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