JPS6239583A - ベンゾジオキソ−ル誘導体及びその製造法 - Google Patents

ベンゾジオキソ−ル誘導体及びその製造法

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JPS6239583A
JPS6239583A JP17966785A JP17966785A JPS6239583A JP S6239583 A JPS6239583 A JP S6239583A JP 17966785 A JP17966785 A JP 17966785A JP 17966785 A JP17966785 A JP 17966785A JP S6239583 A JPS6239583 A JP S6239583A
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JP17966785A
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English (en)
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Hidenori Iwamoto
岩本 英徳
Akihiro Tanaka
昭弘 田中
Koji Nishikiori
錦織 浩治
Hiroyuki Ikadai
筏井 洋之
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Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は医薬、殊に肝臓疾患の予防及び治療に有用な下
記一般式(I)で示される新規なベンゾジオキソール誘
導体及びその塩並びにそれらの製造法に関する。
「式中の記号は以下の意味を有する。
nil乃至5の整数 R2及びR2′;同−又は異って、水素原子、水酸基、
又は低級アルコキシ基。
A1及びA2;同−又は異って、炭素原子又は窒素原子
R3及びR4;同−又は異って、水素原子、水酸基、低
級アルコキシ基、アミン基、又はモノ−若しくはジー低
級アルキルアミノ基。
A3;酸素原子、硫黄原子、又はイミノ基(−NH−)
R4,A5及びAll ;同−又は異って、炭素原子、
酸素原子、硫黄原子又は窒素原子。
R5,R6及びR?;同−又は異って、水素原子、低級
アルキル基、水酸基、メルカプト基、低級アルキルチオ
基、カルボキシ低級アルキルチオ基、低級アルコキシカ
ルボニル低級アルチルチオ基、ベンゾジオキソリル低級
アルキルチオ基、カルボキシ基、シアノ基。
アミン基、モノ−若しくはジー低級アルキルアミノ基、
モノ−若しくはジルアラルキルRδ:水素原子又は低級
アルキル基を。
() : A’、 A5. A’の種類によっては、0
内のR6,R7,RAが非存在であること。
点線の環;共鳴構造の2重結合が存在すること。
Alk;低級アルキレン基。
R9及びRIO;同−又は異って、低級アルキル基(但
し R9及びRIOは窒素原子と一体となりピペリジン
環、ピロリジン環2モルホリン環を形成していてもよい
)。
R■;水素原子又は低級アルキル基。
Y;酸素原子又は硫黄原子 R12;低級アルキル基、ピリジル基、ピロリル基、水
酸基、低級アルコキン基、メルカプト基、又は低級アル
キルチオ基。] (発明の背景) 従来、肝臓疾、忠、殊に種々の急性、亜急性な(・し慢
性の肝障害の治療としては、安静、高タンパク高カロリ
ーの食餌療法、起因薬物の投薬中止。
禁酒などの一般療法の他、糖液、ビタミン類。
強肝剤などの一般薬物療法、プレドニゾロンなどの副腎
皮質ステロイド、免疫賦活剤などの薬物療法が行われて
いる。
しかし、特に遷延あるいは慢性化した肝障害などに対し
ては、未だ満足すべき治療剤はないのが実情である。ま
た、ステロイド剤、免疫賦活剤などによる薬物療法にあ
っては重篤な副作用の問題6があった。
最近、肝障害改善作用、肝細胞、肝機能賦活作用を有す
る化合物として、以下の化学式で示されるマロチレート
やノスカビン等が開発されているが1本発明化合物の如
きベンゾジオキソール誘導体の構造の肝臓疾患、特に肝
障害の予防、治療活性を有する化合物は全(知られてい
(発明の詳細な説明) 本発明者らは2種々のベンゾジオキソール誘導体を合成
し、その薬理活性につ(・て鋭意研究した結果2頭記一
般式(I)で示される文献未載の新規ペンゾジオキゾー
ル誘導体が1種々の薬物により人工的に肝障害を惹起さ
せた肝障害実験モデルを用(・たスクリーニングにより
肝、覧疾患の予防、治療剤として有用であることを見出
して本発明を完成した。
本発明の目的は2頭記一般式(I)で示されろ化合物及
びその塩並びにそれらの製法を提供することにある。
本明細書において「低級」なる語は特に断わらない限り
、炭素数が1乃至6個の直鎖又は分岐状の炭素鎖を意味
する。
従って、「低級アルキル基」としては、具体的には例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基。
イングロビル基、ブチル基、イソブチル基。
5ee−ブチル基、  tert−ブチル基、ペンチル
基(アミル基)、インペンチル基、ネオペンチル基、 
tert−ペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチ
ルブチル基、l、2−ジメチルプロピル基、ヘキシル基
、イソヘキシル基、1−メチルペンチル基。
2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基。
1.1−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基
、2,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル
基、2.3−ジメチルブチル基、3.3−ジメチルブチ
ル基、1−エチルブチル基、2−エチルブチル基+  
1+1+2  ) +)メチルプロピル基。
1.2.2− )リメチルプロビル基、1−エチル−1
−メチルプロピル基、1−エチル−2−、、’チルプロ
ピル基等が挙げられる。
また、「低級アルコキシ基」としては、具体的にはメト
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基。
インプロポキシ基、ブトキシ基、インブトキシ基、  
5ee−ブトキシ基、  tert−ブトキシ基、ペン
チルオキシ基、イソペンチルオキシ基、ネオペンチルオ
キシ基、  tert−ペンチルオキシ基、ヘキシルオ
キシ基環炭素数が1乃至6個の直鎖又は分岐状のアルコ
キシ基が挙げられる。
「低級アルキルチオ基」としては、具体的にはメチルチ
オ基、エチルチオ基、プロピルチオ・基、イングロピル
チオ基、ブチルチオ基、インブチルチオ基、  5ec
−ブチルチオ基、  tert−ブチルチオ基、ペンチ
ルチオ基、イソペンチルチオ基、ネオペンチルチオ基、
  tert−ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基等の炭
素数が1乃至6個の直鎖又は分岐状のものを挙げること
ができる。
さらに、「低級アルコキシカルボニル基」としては、メ
トキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキ
シカルボニル基、インプロポキシカルボニル基、ブトキ
シカルボニル基。
インブトキシカルボニル基、  5ec−プトキシヵル
ホニtv 基、  tert −7’ トキシカルボニ
ル基、ペンチルオキシカルボニル基、イソペンチルオキ
シカルボニル基、ネオペンチルオキシカルボニル基、t
ert−ヘンチルオキシカルボニル基、ヘキシルオキシ
カルボニル基等カルボキシ基と炭素数が1乃至6個の直
鎖又は分岐状の低級アルコールとでエステル形成された
基が挙げられる。
rカルボキシ低級アルキレン基J、r低級アルコキシカ
ルボニル低級アルキルチオ基」や。
「ベンゾジオキソリル低級アルキルチオ基」は。
前記に例示された「低級アルキルチオ基」の具体的な基
にお℃・てその任意の位置の水素原子が。
それぞれカルボキシ基、前記r低級アルコキシカルボニ
ル基」、ベンゾジオキソリル基カ置換等のフェニル低級
アルキル基が挙げられる。 ′こまた。「モノ−若しく
はジー低級アルキルアミノ基」や「モノ−若しくはジ−
アラルキルアミノ基」は。
アミン基の一つ又は二つの水素原子が前記「低級アルキ
ル基」や「アラルキル基」で置換された基を意味する。
具体的にはメチルアミン基、エチルアミノ基、プロピル
アミン基、イソプロピルアミン基。
ブチルアミノ基、インブチルアミノ基、ペンチルアミノ
基、イソペンチルアミノ基、ヘキシルアミノ基等炭素数
が1乃至6個の直鎖又は分岐状のアルキル基で置換され
たモノアルキルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチル
アミン基。
ジプロピルアミノ基、ジインプロピルアミノ基。
又は分岐状のアルキル基でジ置換された対称型のジアル
キルアミノ基、エチルメチルアミノ基。
メチルグロビルアミン基、エチルプロピルアミノ基、ブ
チルメチルアミノ基、ブチルエチルアミノ基、ブチルプ
ロピルアミノ基等炭素数が1乃至6個の直鎖又は分岐状
のアルキル基のうち相異なるアルキル基でジ置換された
非対称型のジアルキルアミン基が挙げられる。
モノ−若しくはジ−アラルキルアミノ基も同様である。
Alkが示す「低級アルキレン基」としては、メチレト
リメチレン基、I−プロピレン基、2−プロピレン基、
fトラメチレン基、1−メチルトリメチレン基、2−メ
チルトリメチレン基、3−メチルトリメチレン基、1−
エチルエチレン基。
2−エチルエチレン基、ペンタメチレン基、へキサメチ
レン基等が挙げられる。
Y しては低級アシルアミド基、N−低級アルキル低級アシ
ルアミド基、ピリジン若しくはビロールカルボキサミド
基、N−低級アルキルーN−ピリジン若しくはピロール
カルボニルアミノ基。
カルバミド基、〇−低級アルキルカルハミド基(低級ア
ルコキシカルボニルアミノ基)、ジチオカルバミド基、
N−低級アルキルー〇−低級アルキルカルバミド基、S
−低級アルキルジチオカルバミド基、N−低級アルキル
ーS−低級アルキルジチオ力ルバミド基などである。こ
の低級アシルアミド基としては具体的にはアセトアミド
基、プロピオンアミド基、ブタンアミド基、2−メチル
プロパンアミド基、ペンタンアミド基、ヘキサンアミド
基等が挙げられる。
N−低級アルキル低級アシルアミド基は、上記低級アシ
ルアミド基の窒素原子に結合した水素原子が前記「低級
アルキル基」で置換された基である。〇−低級アルキル
カルバミド基は、カルノ(ミ)”基(HOOC−NH−
) のカルボキシ基が低級アル・N−低級アルキルー〇
−低級アルキルカルバミド基は、上記〇−低級アルキル
カルパミド基のキルジチオカルバミド基は、ジチオカル
バミド基(H83−NH−)のメルカプト基の水素原子
が低級S−ブチルジチオカルバミド基(CH3(CH2
)3S 5NH−)。
等が挙げられる。N−低級アルキルーS−低級アルキル
ジチオ力ルパミド基は、上記S−低級置換されていても
よ−・フェニル基あるいは少な(とも1ケの窒素原子を
有し、かつヘテロ原子が全体として1乃至4個含有し、
ベンゼン環と縮合していてもよい含窒素芳香族複素環基
であり、具体的には次の三種のタイプのベンゼン環及び
複素環を意味する。
このタイプの具体的な環基としては、ベンズが挙げられ
る。
を挙げることができる。       i。
本発明化合物中には塩を形成するものが存在する。本発
明は上記一般式(1)の化合物の塩をも包含するもので
あり、そのような塩としては、ナトリウム、カリウム等
のアルカ2金属、マグネシウム、カルシウム等のアルカ
リ土類金属、アルミニウム等の無機塩基との塩、エチル
アミン、プロピルアミン、ジエチルアミン、トリエチル
アミン。
モルホリン、ピペリジン、N−エチルピペリジン。
ジェタノールアミン、シクロヘキンルアミン等の有機塩
基との塩、リジン、オルニチン等の塩基性アミノ酸との
塩、アンモニウム塩や、塩酸、硫酸。
リン酸、臭化水素酸などの鉱酸塩、酢酸、シュウ酸、コ
ハク酸、クエン酸、マレイン酸、リンゴ酸。
フマール酸、酒石酸、ピクリン酸、メタンスルホ酸との
塩が挙げられる。
また9本発明化合物(1)には、不斉炭素原子の存在に
基づく光学異性体、ヘテロ環の種類や、オキソ基、ヒド
ロキシ基あるいはチオキソ基、メルカプト基の存在に基
づ(互変異性体が存在するものが含まれている。本発明
化合物には、これら異性体の分離されたもの、及びこれ
らの混合物が含まれる。
本発明化合物は9種々の方法により合成できる。
以下にその代表的な方法を例示する。
一般的合成法 R2′ に4 (I) はアリールスルホニルオキシ基を意味スル。)一般式(
I)で示される化合物は、一般式(III)で示される
チオール化合物又はそのアルカリ金属置換体であるチオ
ラート化合物と、一般式(III)で示される置換又は
未置換ベンゾジオキソリル低級アルキル−ハライド又は
スルホネートを反応させるリウム、カリウム、Xが示す
ノ・ロゲン原子としてゝζはヨウ素原子、臭素原子や塩
素原子などが挙げられる。また、低級アルキルスルホニ
ルオキシ基とL −’(il 、  メチルスルホニル
オタシ基、エチルスルホニルオキシ基等が、アリールス
ルホニルオキシ基としてはベンゼンスルホニルオキシ基
ヤp−トルエンスルホニルオキシ基すどのトルエンスル
ホニルオキシ基等が挙げられる。
反応は、化合物(Il)と化合物(Irl ’)とをほ
ぼ等モル、ある℃・は一方をやや過剰モルとして、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキッド、アセトン、
エチルメチルケトン、メタノール、エタノール、工fし
/”ロリド、クロロホルム、エーテル。
テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの有機溶媒又は水
、あるいは水と有機溶媒との混合溶媒中で行われる。
化合物(II)として、チオール化合物を用いるときは
、塩基の存在下に行われ、そのような塩基としては、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム。
なお9本発明化合物中R5、(R6)及び(R7)が、
ベンゾジオキンジル低級アルキル基である化合物は。
R1がメルカプト基で置換された含窒素5員複素環基で
ある原料化合物(n)と、化学当量の化合物(III)
とを反応させることによっても製造することができる。
置換基の相互変換法 本発明化合物中、特定の置換基の化合物は、対応する置
換基の本発明化合物を原料化合物としてその置換基を特
定の置換基に変換することによって製造することができ
る。以下にその代表的な製法を以下に例示する。なお、
下記の反応式に左いては、置換基のみを表わす部分構造
式により記述する。部分構造式の置換基の数は、1個の
みに限定されるものではなく、  R’、 (R’)、
 (R7)として3個まで置換する可能性がある。
− N < R+4 (“1) +41 − C0OR”    。   −COOH(
Ih)        (Ii) 性誘導体 (上記反応式中 yl、  Y及びMは前記と同じ意味
を、 R”&’!、低級ア低級アルキル基ジピリジル基
リル基、又は低級アルコキシ基を、 R+7は低級アル
キル基を、R18は低級アルキル基を、RBIはカルボ
キシ基、低級アルコキシカルボニル基、ベンゾジオキノ
リル基、ジ低級アルキルアミノ基、ヒ。
ベリジノ基、ピロリジノ基、又はモルホリノ基で置換さ
れた低級アルキル基を、X2は・・ロゲン原子を意味す
る) (1)N−アルキル化 本発明化合物中2部分構造式(Ib) 、 (Ic)及
び(Id)で示されるモノ若しくはジ低級アルキル化合
物(Ia)と、低級アルキル(又はアラルキル)ハライ
ド又は低級アルキル(又はアラルキル)スルホネートと
を反応させるN−アルキル化により製造することができ
る。
原料化合物(IV)及び(V)のうち、Xlがハロゲン
原子であるハライドを用いる反応は,無溶媒下あるいは
ベンゼン、トルエン、キシレン、ジメチルホルムアミド
、ジクロルメタン、ジクロルエタン、メタノール、エタ
ノール等反応に関与しない有機溶媒中,室温乃至加温下
,ある(・は加熱還流下に実施するが有利である。反応
に際し,炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナト
リウム、ピリジン、ピコリン、  N,  N −ジメ
チルアニリンなどの塩基を添加することが反応を円滑に
進行させる上で好ましい場合がある。
また、原料化合物(IV)及び(V)のうち、Xlが低
級“アルキルスルホニルオキシ基又はアリールスルホニ
ルオキシ基である化合物を使用する反応は,反応に不活
性な有機溶媒,例えばニーチル、メタノール、エタノー
ル、トルエン、テトラヒドロフラン等中,冷却下乃至室
温下に行う・のが有利である。
原料化合物(IV)の使用量は,目的物として化合物(
Ic)を製造するときは化合物(Ia)に対して2倍モ
ル以上,目的物として化合物(Ib)を製造するときは
ほぼ等モルが適当である。
なお、目的物として化合物(Ib)を製造するときは,
三級アミン化を抑制して目的物を収率よく製造するため
に,化合物(Ia)のアミン基に。
例エバトルエンスルホニル基,アセチル基,フェナシル
スルホニル基,)’Jフルオロメタンスルホニル基,ビ
スベンゼンスルホニル基等の保護基を導入して,化合物
(IV)と反応させ,反応後保護基を除去する方法を採
用するのが有利である。
非対称型ジ低級アルキル(又はアラルキル)アミン化合
物(Id)はこのようにして得られたモノー低級アルキ
ル(又はアラルキル)アミン化合物に,化合物(V)を
同様に反応させることによって製造することができる。
(2)  アミド(N−アシル)化 本発明化合物中9部分構造式(Ie)で示されるアシル
アミノ化合物は、対応するアミン化合物(Ia)又はモ
ノ低級アルキルアミノ化合物(Ib)に。
一般式(Vl)で示されるカルボン酸又はその反応性誘
導体を作用させて、アミド化することによって製造され
る。
化合物(Vl)の反応性誘導体としては、酸クロライド
、酸ブロマイドの如き酸ハライド;酸アニンスルホン酸
な六混合酸無水物等が挙げられる。
化合物(Vl)として遊離のカルボン酸を用いるとlき
は、ジシクロへキシルカルボジイミドや1r1′−カル
ボニルジイミダゾール等の縮合剤の存在下に反応させる
のが好ましい。
反応は、化合物(Ia)又は(Ib)と化合物(Vl)
又はその反応性誘導体とをほぼ等モルあるいは一媒2例
えばピリジン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エー
テル、ベンゼン、トルエン、キシレン、メチレンクロリ
ド、ジクロルエタン。
クロロホルム、ジメチルホルムアミド、酢酸エチル、ア
セトニトリル等の溶媒中に行われる。
反応性誘導体の種類によっては9反応に際し。
トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、ルチジン、N
、N−ジメチルアニリンや炭酸カリウム。
水酸化ナトリウム等の塩基を添加するのが反応を円滑に
進行させる上で有利な場合がある。
反応温度は9反応性誘導体の種類によって異なり特に限
定されない。
(3)  ジチオカルバミド化 本発明化合物中9部分構造式(If)で示されるジチオ
カルバミド化合物は対応するアミン化合物(Ia)又は
モノ低級アルキルアミノ化合物(Ib)に二硫化炭素(
VII)を作用させ、塩とすることにより、また部分構
造式(Ig)で示される S−低級アルキルジチオカル
ノクミド化合物は、対応するアミン化合物(Ia)又は
モノ低級アルキルアミノ化合物(Ib)に二硫化炭素(
Vll)及び一般式(Vll)で示される低級アルキル
ハライドを作用させることにより製造することができる
反応は、いずれもメタノール、エタノール。
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド。
エーテル、テトロヒドロフラン、ジオキサン等の有機溶
媒、あるいは水あるいはこれらの混合溶媒中、塩基の存
在下通常室温下に行われる。
用いられる塩基としては、水酸化ナトリウム。
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの
無機塩基、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリ
ジン、ピコリン、ルチジン。
N、N−ジメチルアニリン、N−メチルモルホリンなど
の有機塩基が好適である。
二硫化炭素及び低級アルキルハライドの使用量は、原料
化合物(Ia)又は(Ib)に対して等モル乃至過剰モ
ルが好ましい。
化合物(If)は、安定性に劣るのでその塩として単離
するのが望ましい。
(4)  エステルの加水分解 本発明化合物中 R1がカルボキシ基、カルボキシ低級
アルキルチオ基で置換された含窒素5員複素環基である
部分構造式(Ii)の化合物は。
対応する低級アルキルエステル化合物(Ih)ノ加水分
解により製造される。
反応は常法に従って行うことができ1例えばメチルエス
テル、エチルエステル等の比較的短い低級アルキルエス
テルは塩基によるケン化が、好ましく、tert−ブチ
ルエステルの如く、比較的長く、枝分かれしてt・る低
級アルキルエステルは酸によるケン化が好適である。反
応に用いられる塩基や酸としては、水酸化カリウム、水
酸化す) IJウムや塩酸、トリフルオロ酢酸等が挙げ
られる。
(1)  エステル化 (8)の反応とは逆に9本発明化合物中R1が、低級ア
ルコキシカルボニル低級アルキルチオ基で置換された含
窒素5員複素環基である部分構造式(Ih)のエステル
化合物は9部分構造式(If)で示される遊離カルボン
酸又はその反応性誘導体と、一般式(IX)で示される
低級アルコール又は低級アルキルハライドなど低級アル
コール成分の反応性誘導体とを反応させることによって
製造することができる。
反応は常法に従って容易に達成できる。
(rl)  エーテル又はチオエーテル化本発明化合物
中2部分構造式(Ik)で示されるエーテル又はスルフ
ィド化合物は2部分構造式(Ij’)で示されるヒドロ
キシ、又はチオール化合物又はそのアルカリ金属置換体
(アルコラード。
フェノラート、チオラート)と、一般式(X)で示され
るハライド又はスルホネートとを反応させることによっ
て製造できる。
反応は前記一般的製法とほぼ同様である。
一般式(1)で示される本発明化合物の塩は、当業界に
おいて慣用されてt・る造塩反応を適用して製造される
このようにして製造された本発明化合物(1)及びその
塩は、結晶化、抽出、留去、再結晶。
カラムクロマトグラフィー等通常の化学操作により単離
、精製される。
(発明の効果) 本発明によって提供される化合物(I)及びその塩は、
後述する如く、四塩化炭素等の薬物を投与することによ
って人工的に肝障害を作った病態モデルを用いた薬理効
果試験の結果、優れた肝障害の抑制作用を有することが
確認された。
従って2本発明化合物は、肝臓疾患、就中組織学的所見
により肝障害が認められる急性、亜急性。
慢性の全ての肝臓疾患の予防及び治療剤として有用であ
る。
このような肝臓疾患としては、ウィルス性肝炎。
劇症肝炎、薬剤性肝障害(中毒性肝障害及び特異体質の
過敏性肝障害の双方を含む)、アルコール性肝障害等の
小葉中心性壊死、小葉周辺性壊死。
小葉散在性の凝固壊死の如き壊死を伴なう急性及び亜急
性の肝障害、急性の肝障害から遷延した。
あるいははじめから慢性に経過した慢性の肝障害。
脂質代謝障害による脂肪肝や長期間継続した肝病。
変から進展した肝硬変病などが挙げられる。
以下に9本発明化合物の薬理効果について確認した実験
のうち、四塩化炭素の1回投与による肝炎病態モデルを
用い、その血清トランスアミナーゼ活性を指標とする薬
理効果試験の試験方法を示す。
すなわち四塩化炭素を投与すると、肝細胞膜。
ミトコンドリア膜あるいはミクロソーム膜に障害を与え
、肝細胞本来の機能を失わせ、小葉中心性2壊死を引き
起こす。肝細胞のこの様な障害時には酵素の遊出が起こ
υ1種々の酵素活性が血清中\に出現する。従って、肝
障害の指標として血清トランスアミナーゼの活性を測定
するのは適当な方法である。
この病態モデルを用いた薬理効果試験は、被験化合物の
肝障害に対する薬理効果をスクリーニングする方法とし
て最も好適な方法である。
(試験方法) 動物は6週齢の雄性SDラット(体重160g前後)を
用いた。四塩化炭素はオリーブ油に溶解し。
20%溶液とし、 これを5 rnl / kgで経口
投与した(四塩化炭素として1 ml / kg )。
被験化合物は、腹腔内投与の場合、クレモフォー//パ
ンファーに、経口投与の場合0.5%メチ背セルロース
に懸濁し、それぞれ5 ml / kgで投与した。被
験化合物の投与は四塩化炭素投与の1時間前および3時
間後の2回行なった。四塩化炭素投与24時間後に、エ
ーテル麻酔下のラットの腹大静脈より採血を行ない、血
清GPTを測定した。
本試験方法によれば1本発明化合物のうち、ある化合物
については、経口投与10mg/kgでも、四塩化炭素
投与によるGPT活性を有効に抑制することが確認され
た。従って本発明化合物は、肝疾患治療剤と有用である
一般式(I)で示される化合物及びその塩の1種または
2種以上を有効成分として含有する製剤は。
通常用いられる製剤用の担体や賦形剤、その他の添加剤
を用いて錠剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、カプセル剤、丸
剤、液剤、注射剤、坐剤、軟膏等に調製され、経口的ま
たは非経口的に投与される。
製剤用の担体や賦形剤としては、固体又は液体状の非毒
性医薬用物質が挙げられる。これらの例としては、たと
えば乳糖、ステアリン酸マグネシウム、スターチ、メル
ク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アラビアゴム、オリー
ブ油、ゴマ油、カカオバター、エチレングリコール等、
その他常用のものが例示される。
本発明化合物の臨床的投与量は、適用される患者の症状
2体重1午令や性別等を考慮して適宜法定されるが2通
常成人1人あたり経口投与で10〜600 mg/kg
であり、これを1回あるいは数回に分けて投与する。
(実施例) 以下に実施例を掲記し2本発明を更に詳細に説明する。
しかし9本発明は以下の実施例のみに限定されるもので
はない。
なお、実施例中、NMRは核磁気共鳴スペクトルヲ、 
 Massはマススペクトルを、 Analは元素分析
を意味する。
実施例1゜ リド3.41g(20mM)を加えた。室温にて30分
間攪拌し、エーテル200m1を加えかきまぜエーテル
層を分離し、水20n+l、飽和食塩水20+ntの順
に洗い無水硫酸マグネシウムで乾燥後エーテルを留去し
た。得られた帯黄色固体をn−ヘキサンで再結晶し融点
58〜59°Cを示すほとんど無色の2−(ピペロニル
チオ)ベンズオキサゾールの結晶3,7gを得た。
N M R(90MHz 、  D M S OIFa
 )4.55(2H,S、 −9CH2−)、 6.0
0(2H,s、 −0CH20−)6.70−7.80
 (7H,m、ベンゼン環プロトン)Mass(M/z
) 285(M+)  252,135゜ 実施例2゜ 実施例1と同様に2−メルカプトベンゾチアゾール(2
0mM)をビペロニルクロリドとを反応させ同様に処理
し、酢酸エチル−〇−ヘキサンで再結晶し融点64〜6
5°Cを示す2−(ピペロニルチオ)ベンゾチアゾール
の結晶を31g得た。
NMR(90MHz、 DMS O−da )4.57
(2H,s、  5CH2)、6.00(2H,S、 
 0CH20−)6.70−8.10 (7H,m、ベ
ンゼン環プロトン)Mass(M/z) 301(M+)、 268.135゜ 実施例3゜ 実施例1と同様に2−メルカプトベンズイミダゾール(
20mM)と、ピベロニルクロリドとを反応させ同様に
処理し、酢酸−エーテルで再結晶し融点164〜165
℃ヲ示f 2− (ヒベロニルチオ)ベンズイミダゾー
ルの結晶を2.6g得た。
NMR(90MHz、CDCls ) 4.48(2H,S、 −8CH2−)、 5.92(
2H,s、 −0CH20−)6.60−7.70 (
8H,m、ベンゼン環プロトン、−NH−)Mass(
M/z) 284(M+)、 251.135゜ 実施例4゜ 2−アミノ−5−メルカプト−1,3,4−チアジアゾ
ール1.13 g (10mM)を0.5N−水酸化ナ
トリウム水溶液20m7.アセトン20m1の混液に溶
解し水冷下ピベロニルクロリド1.71g(10mM)
を加えた。室温にて30分間攪拌した後析出した結晶を
沢取した。風乾後アセトンで再結晶し融点159〜16
1℃を示す2−アミノ−5−(ビペロニルチオ) −1
,3,4−チーアジアゾールの帯黄色結晶を2.2g得
た。
NMR(90MHz、 DMS O−de )4.20
(2H,8,−3CH2)、 6.00(2H,3,−
0CH20−)6.80 (2H,s、ベンゼン環プロ
トン)、  6.90 (LH,s。
ベンゼン環プロトン)、 7.24(2H,3,−NH
,)Mass(M/z) 267(M+)234,192,135゜Anal (
CloHgNi02Stとして)C(%)  H(%)
   N(チ)   S(%)理論値 44.93  
3.39  15.72  23.99実測値 45.
11  3.33  15.77  23.83実施例
5゜ 実施例4と同様に3−メルカプ1−−1.2.4− )
 ’Jアゾール(10mM)とピペロニルクロリドを反
応させ同様に処理し、メタノール水で再結晶し融点12
3〜124℃を示す3−(ビペロニルチオ) −1,2
,4−トリアゾールの無色の結晶を1.3g得た。
NMR(90MHz、 DMS O−da )4.27
(2H,s、−8CHt−)、5.97(2H,s、 
−0CR20−)。
6.70−7.00 (3H,m、ベンゼン環プロトン
)、 6.50 (LH,S。
トリアゾール環プロトン)、14.04(LH,−NH
−)Mass(M/Z) 235(M”)  202.135゜ 実施例6゜ 2−エトキシカルボニルメチルチオ−5−メルmlの混
液に溶解し、水冷下ピペロニルクロリド \1.71 
g (10mM)を加えた。室温にて30分間攪拌後、
エーテル100m1を加えかきまぜた後エーテル層を分
離した。水層をエーテル100m1で抽出しエーテル抽
出液を合し水30m1.飽和食塩水30m1で洗い無水
硫酸マグネシウムで乾燥後エーテルを留去した。得られ
た帯黄色油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶離液;ベンゼン)で精製し、酢酸エチル−れ−へキ
サンで再結晶しs点4o〜41℃を示すエチル[[5−
(ピペロニルチオ) −1,3,4−チアジアゾール−
2−イルコチオコアセテートの無色結晶1.4gを得た
NMR(90MHz、 CDC6,) 1.26 (3H,t、−CHa)、4.06 (2H
,s、 −5CH2CO−)。
Mass(M/Z) 370(M”)337,192,135゜実施例7゜ 2.5−ジメルカフ゛ト−1,3,4〜チアジアン゛−
ル1.50 g (10mM)をIN−水酸化ナトリウ
ム水溶液20m1.アセトン20mtの混液に溶解し、
水冷下ピペロニルクロリド3.41 g (20mM 
) ’k 加えた。
室温にて30分間攪拌し析出した結晶を2取した。
風乾後、酢酸エチルエステルで再結晶し融点117〜1
18℃を示t2.5−ビス(ヒベロニルチオ)−1、3
,4−チアジアゾールの結晶を2.5g得だ。
NMR(90MHz、 CDC1,) 4.40(4H,s、  5CHz−)、5.92(4
H,S、 −0CH20−)。
6.60〜7.OO(6H,m、ベンゼン環プロトン)
Mass(M/z) 418(Δ(+)  298.252.192.135
゜実施例8゜ 2−カルボキンメチルチオ−5−メルカプト−1、3,
4−チアジアゾール2.08g(10mM)をIN−水
酸化ナトリウム水溶液20mt、アセトン20m1の混
液に溶かし、水冷下ビペロニルクロリド1.71g(1
0mM)を加えた。室温にて15分間攪拌した後、アセ
トンを留去しIN−塩酸水溶液で酸性とし酢酸エチル3
0rnlで2回抽出した。抽出液を合せ水、飽和食塩水
で洗った後、無水硫酸マグネシウムで乾燥後酢酸エチル
を減圧留去した。得られたやや黄色油状物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー[溶離液;クロロホルム−メ
タノール(7:3)]で精製し、酢酸エチルで再結晶し
融点114〜115℃を示す[[5−(ピペロニルチオ
)−1、3,4−チアジアゾール−2−イル]チオコ酢
酸の無色結晶を2.0g得た。
NMR(90MHz、 DMS O−da )4.12
(2H,!!、−8GHzCO−)、4.42(2H,
s、−8CHz−)。
6.00(2H,s、 −OCH,O”)、 6.70
〜7.10(3H,m、ベンゼン環プロトン)、3.0
0〜5.00(IH,−COOH)Mass(M/z) 342(M”)、309,192,135゜実施例9゜ 4−メルカプトピリジン1.11 g (10mM)を
IN−水酸化ナトリウム水溶液10m1.  アセトン
10m1の混液に溶かし、水冷下ピペロニルクロリド1
.71 g (10mM)を加えた。 室温にて30分
間攪拌後、酢酸エチル30m1で2回抽出した。抽出液
を合せ水、飽和食塩水の順に洗い、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、酢酸エチルを留去した。得られた油状物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液;クロロ
ホルム)で精製し、酢酸エチル−n−ヘキサンで再結晶
し融点77〜78℃を示す4−(ピベロニルチオ)ピリ
ジンの無色結晶を1.4g得た。
NMR(90MHz、CD(j、ン 4.12(2H,s、  5CH2)、5.94(2H
,3,−0CH20−)。
6.60〜7.OO(3H,m、ベンゼン環プロトン)
、 7.10 (2H。
ピリジン環プロトン)、 8.37 (2H,m、ピリ
ジン環プロトン) Mass(M/z) 245(M”)、135゜ 実施例10゜ 4−ヒドロキシ−2−メルカプトピリミジン1.28g
(10mM)を0.5N−水酸化ナトリウム水溶液20
mt、アセトン20m1の混液にとかし氷冷下。
ピペロニルクロリド1.71 g (10mM)を加え
た。室温にて30分間攪拌後、水20m1を加え析出し
た結晶を沢取した。風乾後ジメチルホルムアミドで再結
晶し融点221〜222°Cを示す4−ヒドロキシ−2
−(ビペロニルチオ)ピリミジンの無色結晶を2.2g
得た。
NMR(90MHz、 Pyridine −d5 )
4.56(2H9s、−3CH,−)、5.94(2H
9s、0CH20−)。
6.38(IH,d、ピリミジン環プロトン)、6.7
0〜7.30(3L m+ベンゼン環プロトン)、 8
.00(LH,d、  ピリミジン環プロトン) Mass(M/z) 262(M”)、229,135゜ 実施例11゜ 3−ヒドロ苺シー5−メルカプトー4−インチアゾール
カルボン酸トリポタジウム塩5.82g(20mM)を
水20 mlに溶かし、ピペロニルクロリド3.41(
20mM)のアセトン20m4の溶液を加え室温にて3
0分間かきまぜた。アセトン150m4を加え析出結晶
を沢取した。得た結晶を水150mlに溶かし不溶物を
r去しf液を濃塩酸で酸性とし析出した結晶を瀝取した
。風乾後、ジメチルホルムアミド−メタノール混液で再
結晶し234〜235℃の分解点を示す3−ヒドロキシ
−5−(ピペロニルチオ)−4−インチアゾールカルボ
ン酸の結晶を1.8g得た。
NM R(90MHz、 DMS O−d、 )4.2
4(2H,!1.−8CH2−)、 6.00(2H,
8,−OCH,O−)。
6.7 C1−7,10(3H,m、ベンゼン環プロト
ン)Mass(M/z) 311(M”)、 293.176、135゜Anal
 ((+tHeNOsSzとして)C(チ)  H(@
 N(%)   S(%)理論値  46.29  2
.91  4.50  20.60実測値  46.3
4  2.99  4.51  20.69実施例12
゜ 3−ヒドロキシ−5−メルカプト−4−インチアゾール
力ルポニトリルジボタジウム塩2.34g(10mM)
をジメチルホルムアミド35m1に溶かし。
0〜5℃でピベロニルクロリド1.71 g (10m
M )を加え一夜同温度で放置した。ジメチルホルムア
ミドを減圧下に留去し、残留物を水40mtに溶かし、
酢酸エチル4011Itとふり混ぜ水層を採りIN−塩
酸水溶液10mAを加え酸性とし酢酸エチル300 m
lで抽出し抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、酢酸エチルを留去した。
得られた無色結晶をエタノールで再結晶し、融点205
〜206℃を示す3−ヒドロキシ−5−(ピペロニルチ
オ)−4−インチアゾールカルボニトリルの結晶を2,
1g得た。
NMR(9°OMHz、 DMSO−ds )4.40
 (2H,s、−5CHt−)、6.00 (2H,s
、 −0CHtO−)。
6.80〜7.10 (3H,m、ベンゼン環プロトン
)t  13.1(LH。
−0H) Anal (C,2H,lN2C,S2としてンC(%
)   H(チ)  N(チ)     S(チ)理論
値  49.30  2.76  9.58  21.
94実測値  49.492.66  9.45  2
2.22実施例13゜ 2−メトキシチオフェノール1.40g (10mM)
を0.5N−水酸化ナトリウム水溶液20m1. アセ
トン20m1の混液に溶かし水冷攪拌下ビベロニルクロ
リド1.71 g (10mM )を加えた。室温にて
30分間攪拌しアセトンを減圧下留去し水溶液を酢酸エ
チル100m1で抽出した。酢酸エチル溶液を水、飽和
食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥後酢酸エチ
ルを留去した。得られた固形物をn−ヘキサンにて再結
晶し融点79〜80℃を示す 2−(ビベロニルチオ)
アニソールの結晶を1.9g得た。
NMR(90MHz、 CDCl、 )3.88(3H
,S、−OCH,)、 4.00(2H,8,−8CH
,−)。
5.9’O(2H,S、 −OCH,O−)、 6.6
0−7.30 (7H,m、ベンゼン環プロトン) Mass(M/z) 274(M”)、135゜ 実施例14゜ 3−アミノ−5−メルカプト−1,2,4−)リアゾー
ル1.16g (10mM )を0.5N−水酸化ナト
リウム溶液20m1.アセトン20m7の混液に溶かし
、水冷下ピペロニルクロリド1.71g(10mM)を
加えた。
室温にて30分攪拌し、酢酸エチル100m1を加え振
り混ぜた後、酢酸エチル層を取り水洗乾燥後。
酢酸エチルを留去した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶離液 クロロホルム−メタノール(
10:1))で精製し酢酸エチル−n−ヘキサンで再結
晶し融点142〜143℃を示す 3−アミノ−5−(
ピベロニルチオ) −1,2,4−)リアゾールの結晶
を1.0g得た。
NMR(90MHz、 DMS O−da )4.13
 (2H9s、−5CH2−)16.00 (2H9s
、−□cH20−)y6.40(2H,s、 −NH2
)、 6.7(1−7,00(3H,m、ベンゼンm7
°ロト7)、11.9(LH,s、−NH−)Mass
(M/z) 250(M”)、 135゜ 実施例 14 4.6−ジアミツー2−メルカプトピリミジン1.42
g (10mM)を0.5 N−水酸化ナトリウム水溶
液20 ml、 7 セトン20 rnlの混液て溶が
し、ビベロニルクロリド1.71g (10mM )を
加え室温にて30分間攪拌した。水30m1を加え析出
した結晶をf取し風乾後、アセトン−n−ヘキサンで再
結晶し融点166〜167Cを示す4,6−ジアミツー
2−(ピベロニルチオ)ピリミジンの結晶 2.0 g
を得た。
NMR(90MHz、  DMSO−d6 )4.16
(2H7s、  −8CH2)  5.16(IH,s
、  ピリミジン環プロトン6.00C2H,9,−0
CH20−’) 6.12(4H,s、 −NH2X2
 )6.6C)−7,10(3H,m、ベンゼン環プロ
トン)Mass (M/Z ) 276(M+)、  243. 135実施例 15 2.5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール3
.0g (20mM )をIN−水酸化ナトリウム水溶
液20mZ、7セトン10m1の混液に溶解し氷水冷却
下ビペロニルクロリド3.41g (20mM )のア
セトン10m1の溶液を滴下した。室温圧て30分間攪
拌後、水30 mlを加え析出した結晶をr取した。風
乾後シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液;ク
ロロホルム)で精製後、 クロロホルム−n−ヘキサン
で再結晶し融点121〜122Cを示す2−メルカプト
−5−(ビペロニルチオ) −1,3,4−チアジアゾ
ールの結晶 3.5gを得た。
NMR(90MHz 、 DMSO−do )4.36
(2H,s、 −5CH2−)、 6.00(2H,s
、 −0CH20−)6.80〜7.00(3H,m、
ベンゼン環プロトン)Mass (M/z ) 284 (M”)、 252.135 実施例16 665 ITlg (5mM )を0.5 N−水酸化
ナトリウム水、8XJ。
10mtKとかし氷水冷却下、3−メトキン−4,5−
メチレンジオキシベンジルクロリド1.1g (5mM
 Xl、1)のアセトン15m乙の溶液を滴下した。室
温シてて30分間攪拌後氷水5mt、酢酸エチルエステ
ル50 mlを加え攪拌後、有機層を分離し飽和食塩水
20 mlで洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を留去した。得られた帯黄色結晶をベンゼンで再結晶
し融点115〜116Cを示すほとんど無色の2−アミ
ノ−5−[[(7−メドキシー1.3−ベンゾジオキソ
ール−5−イル)メチルコチオ] −1,3゜4−チア
ジアゾールの結晶 1.2gを得た。
Anal (CHHHN303S2として)C(粥 H
(チ)   N(彌  S(幅計算値 44.43 3
.73 14.13 21.57実測値 44.53 
3.613 14.05 21.45NMR(90MH
z 、  DMSO−d、)3.76(3H,s、 −
0CH3)  4.20(2H,S、   5CH2)
5.96(2H,s、  −OCH,0−)6.60(
2H,dd、 ベンゼン環プロトン)7.26 (2H
、s 、 −NH2)Mass (M/z ) 297(M”)  264,222,165実施例17 2−メルカプトベンズオキサゾール7561T]g (
5mM )を0.5N−水酸化ナトリウム水溶液10m
tに溶かし氷水冷却下、3−メトキシ−4,5−メチレ
ンジオキシベンジルクロリド1.1g (5mMX 1
.1 )のアセトン15nn7の溶液を滴下した。室温
にて30分間攪拌後氷水5m4.酢酸エチルエステル5
0 mlを加えふりまぜた。
有機層を分離し飽和食塩水20 mlで洗い無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後溶媒を留去した。得られた油状物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶mW: n−
ヘキサン−酢飯エチルエステル(2:1))で精製した
後エタノールから再結晶し融点83〜84Cを示す2−
[[(7−メドキシー1.3−ベンゾジオキソール−5
−イル)メチルコチオ]ベンズオキサゾールの結晶1.
1gを得た。
Anal (C16Hl3NO4Sとして)C((6)
  H(%)   N(搬  5((6)計算値60.
94  4.16  4.44  10.17実測値6
0,95  4,00  4.27  9.99NMR
(90MHz 、  DMSO−d6 )3.80 (
3H、s +  0CHs )4.52(2H,s、 
−8CH2−)5.96(2H,s、  0CH20−
)6.70〜6.90(2H,d、d、ベンゼン環プロ
トン)7.20〜7.50(2H,m、ベンゾオキサゾ
ール環プロトン)7.5(1−7,80(2H,m、ベ
ンゾオキサゾール環プロトン)Mass (M/z ) 315 (M”)、  282,198,165実施例
18 2−メルカプト−5−(ピペロニルチオ)  1゜3.
4−チアジアゾール(実施例15で得られたもの)2.
42g (8,5mM )、  N −(2−クロロエ
チル)ピペリジン塩酸塩1.72g (8,5mM X
 1.1 )無水炭酸カリウム2.58g (8,5m
MX 2.2 )をジメチルホルムアミド50m乙に懸
濁し65〜70Cに加熱下、1時間攪拌した。
特 ゝ−lノ 冷後不溶物をr去し、ジメチルホルムアミドラ減圧下に
留去し残留物を酢酸エチル50 mlに溶かし水30m
1.飽和食塩水30 mlの順に洗℃・無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られた結晶を80
%−エタノールで再結晶し融点64〜65Cを示す2−
[(2−ピペリジノエチル)チオ]−5−(ピペロニル
チオ) −1,3,4−チアジアゾールの結晶2.9g
を得た。
Anal (C,7H21N302S3 として)C(
@H(−N(チ)S(@ 計算値 51.62 5.35 10.62 24.3
2実測値 51,57 5.22 10.58 24.
2ONMR(90MHz 、  CDCl3 )1.2
0〜1.70(6H,m、  ピペリジン環プロトン)
2.30〜2.60(4H,m、  ピペリジン環プロ
トン)2.70 (2H、t 、  NCH2)3.4
4(2H,t、   5CH2)4.40(2H,S、
−8CH2−) 5.93(2H,s、  −0CH20−)6.60〜
7.00 (3H、m 、ベンゼン環プロトン)Mas
s (M/z ) 395(M+)、  135 実施例19 2−メルカプト−5−メチル−1,3,4−チアジアゾ
ール1.32g (10mM)をIN−水酸化ナトリウ
ム水溶液10mA、アセトン10mtの混液圧溶解し氷
水冷却下ピペロニルクロリド1.71g (10mM)
を加え。
室温にて30分間攪拌した。水15mZ、酢酸エチル5
0 mlを加え振りまぜ分離した有機層を水20m1飽
和食塩水20 mlの順に洗い無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶離液;1%メタノール含有クロロ
ホルム)にて精製し得られた結晶を酢酸エチル−n−ヘ
キサンで再結晶し融点45〜46Cを示す2−メチル−
5−(ビペロニルチオ)−1,3,4−チアジアゾール
の結晶1.1gを得た。
Anal (CIl HION202S2として)C(
@H(彌  N(慢  S((転)計算値 49.61
 3.78 10.52 24.08実測値 49.6
6 3.66 10.57 23.96NMR(100
MHz 、  CDCl、 )2.71(3H,s、−
CF!3) 4.43(2H,s 、 −8CH2−)5.93(2
H,s、 −0CH20−)6.60〜6.90(3H
,m、ベンゼン環プロトン)Mass (M/z ) 266 (M”)、  233.192.135実施例
20 2−アミノ−5−メルカプトトリアゾール580mg 
(5mM )を0.5N−水酸化ナトリウム水溶液11
m7アセトン15mZの混液に溶かし 3−メトキシ−
4゜5−メチレンジオキシベンジルクロリド1.1g 
(5mM X 1.1 )を加え室温にて30分間攪拌
した。水15mt、酢酸エチルエステル50 mlを加
え振りまぜた。
分離した有機層を水20 ml +飽和食塩水20 m
lの順に洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を留
去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶離数;酢酸エチルエステル)で精製し酢酸エチルエ
ステル−n−へキサンで再結晶してル)メチルコチオ]
 −1,3,4−チアジアゾールの無色結晶1.0gを
得た。
Anal (CBH12N403Sとして)C(チ) 
  H(%)   N(幡   5((6)計算値 4
7,13 4.32 19.99  11.44実測値
 47.00 4.11 19.80  11.41N
MR(90MHz 、  DMS O−do 、 )3
.80 (3H,s 、  0CH1)4.12(2H
,s 、  5CH2)5.93(2H,s、 −0C
H20−)6.04 (2H,s 、 −NH2)6.
50〜6.70(2H,dd 、ベンゼン環プロトン)
11.90(IH,s、 −NH−) Mass (M/z )+  280 (M+)、24
7,195+  165実施例21 エチル[(2−メルカプト−1,3,4−チアジアゾー
ル−5−イル)チオ]ブチレート1.32g(5mM 
)を0.5 N水酸化ナトリウム水溶液11m1アセト
ン11m1に溶解し、ピペロニルクロリド938111
g (5mM X 1.1 )を加え室温にて30分間
攪拌した。水15m1.酢酸エチル50 mlを加え振
りまぜた後静置し9分離した有機層を水20mt、  
飽和食塩水20 mlの頭に洗い無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー[溶離液;酢酸エチルエステル−n
−ヘキサン(1:3)]で精製し、無色油状物の2−[
[3−(エトキシカルボニル)プロピルコチオ]−5−
(ピベロニルチオ) −1,3゜4−チアジアゾールを
1.3g得た。
NMR(100MHz 、  CDCl5 )1゜25
(3H,t、 −CH,) 1.90〜2.30(2H,m、  CH2−)2.3
0−2.60(2H,m、 −CH2Co−)3.32
(2H,t 、 −5CH2−)4.13 (2H、q
 +  OCR2)4.42(2H,s 、 −8CH
,−)5.96(2H,s 、  0CH20)6.6
0〜7.00(3H,m、ベンゼン環プロトン)Mas
s (M/z ) 398(M+)、353,264,192,135実施
例 22 2−アミノ−4−メチル−5−メルカプト−1゜3−チ
アゾール0.89 gをIN−水酸化ナトリウム水溶液
6.74 rnlとアセトン6.74 rnlの混液に
溶解し。
水冷攪拌下にビベロニルクロリド1.15gを加えた後
、30分間攪拌を続けた。反応液に酢酸エチルを加え、
かきまぜた後、酢酸エチル層を分離した。
得られた酢酸エチル層を飽和食塩水てて洗浄後。
無水硫酸ナトリウムで乾燥し濃縮した。得られた残渣を
シリカゲルカラム[溶離液;トルエン−アセトン(3:
1)]にて精製した。得られた淡黄色シロップを5 m
lのメタノールに溶解し、水冷下に塩/−4−メチルー
5−ピペロニルチオ−1,3−チアゾール 塩酸塩の無
色結晶を0.25’g得た(融点155C分解)。
NMR(90MHz、 DMSO−d6)1.90(3
H,s、 −CH,) 3.83(2H,s、 −8CH,−)5、0 (2H
,s +  0CH20)5.30−5.90(3H,
m、  ベンゼン環プロトン)Mass (FAB ) 計算値 45,49 4.14  8.84 20.2
4 11.19実測値 45.28 4.19  8.
75 20.50 11.27実施例 23 晶。
5−メルカプト−1−メチルテトラン゛−ル1.36g
をIN−水酸化ナトリウム水溶液11.7 mlとアセ
トン11.7 mlの混液に溶解し、水冷攪拌下にヒヘ
ロニルクロリド2.0gを加えた。反応液を室温に戻し
30分反応を続けた後、酢酸エチルを加え力・きまぜた
後、酢酸エチル層を分離した。得られた酢酸エチル層を
飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し濃
縮した。得られた残渣を71ツカゲルカラ、ム[溶離液
;トルxン−2−7”:j’/7(6:1)]Kて精製
後、メタノールで再結晶し。
融点77〜78 Cを示す1−メチル−5−(ビペロニ
ルチオ)テトラゾールの無色結晶を2,8g得た。
NMR(100MHz、 CDCl、 )N 3.85(3H,s 、  −CH5)4.48 (2
H、s +  S CH2)5.96(2H,s、  
−0CH20−)6.64〜6.96(3H,m、  
ベンゼン環プロトン)Mass (M/z ) 250 (M”)、  189. 135Anal、 
 (C16H1(IN402Sとして)C(彌   H
(919N(@S(チ)計算値 47.99 4.03
 22.39 12.81実測値 48.19 3.8
0 22.40 12.65実施例24 2−アミノ−5−(ピペロニルチオ) −1,3,4−
チアジアゾール2.0gを20 rnlの無水ジメチル
ホルムアミドに溶解し、無水炭酸カリウム3.1gを加
え、水冷攪拌下にベンジルプロミド1.07 mlを滴
下した。反応液を室温に戻しさらK 10時間攪拌を続
けた。反応液をろ過し得られたろ液を濃縮後。
酢酸エチルに溶解し2回水洗した。酢酸エチル層を無水
硫酸ナトリウムにて乾燥後濃縮した。得られた残渣をシ
リカゲルカラム[トルエン−2−ブタノン(5:1)]
にて精製し淡黄色シロップを得た。得られたシロップを
10mAのメタノールに溶解し、水冷下に塩酸ガスを吹
き込んだ後、濃縮した。得られた残渣をメタノール−ア
セトンから再結晶して融点179 C(分解)を示す 
2−ベンジルアミノ−5−(ピベロニルチオ) −1,
3,4−チアジアゾール塩酸塩の無色結晶を0.3 g
得た。
NMR(100MHz、 DMSO−da )4.32
(2H,s、 −8CH,−)5.20(2H,s、 
−NCH2−)5.99(2H,s、 −0CH20−
)7.36(5Hts+@  ) Mass (FAB ) (M/Z) 358 (M+)、  135.91 Ana1.(C17H16N302S2C1として)C
(@H(−N(@S(%I  ct(@計算値 51.
83 4.09 10.67 16.28 9.00実
測値 51.86 3.90 10.61 16.00
 8.91実施例25 2−アミノ−5−(ビベロニルチオ) −1,3,4−
チアジアゾール4.0 gを40m1の無水ジメチルホ
ルムアミドに溶解し、無水炭酸カリウム6.2gを加え
、水冷攪拌下にヨウ化メチル1.4 mlを滴下した。
反応液を室温に戻し、さらに3時間攪拌を続けた後反応
液をろ過した。得られたろ液を濃縮後、得られた残直に
酢酸エチルを加え、析出した結晶をろ去後、得られたろ
液を水洗し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後濃縮した。
得られた残渣を20m乙のメタノールに溶解し、水冷下
に塩酸ガスを吹き込むと融点1951:’ (分解)を
示す2−メチルアミノ−5−(ピペロニルチオ) −1
,3,4−チアジアゾール塩酸塩の無色結晶を0.9g
得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は以下の意味を有する。 R^1;式▲数式、化学式、表等があります▼で示され
    る基、式▲数式、化学式、表等があります▼で示される
    基、又は式▲数式、化学式、表等があります▼で示され
    る基、 n;1乃至5の整数 R^2及びR^2′;同一又は異って、水素原子、水酸
    基、又は低級アルコキシ基、 A^1及びA^2;同一又は異って、炭素原子又は窒素
    原子、R^3及びR^4;同一又は異って、水素原子、
    水酸基、低級アルコキシ基、アミノ基、又は モノ−若しくはジ−低級アルキルアミノ基、A^3;酸
    素原子、硫黄原子、又はイミノ基(−NH−)A^4、
    A^5及びA^6;同一又は異って、炭素原子、酸素原
    子、硫黄原子又は窒素原子、 R^5、R^6及びR^7;同一又は異って、水素原子
    、低級アルキル基、水酸基、メルカプト基、低 級アルキルチオ基、カルボキシ低級アルキ ルチオ基、低級アルコキシカルボニル低級 アルキルチオ基、ベンゾジオキソリル低級 アルキルチオ基、カルボキシ基、シアノ基、アミノ基、
    モノ−若しくはジ−低級アルキ ルアミノ基、モノ−若しくはジ−アラルキルアミノ基、
    式▲数式、化学式、表等があります▼で示される基、 又は式▲数式、化学式、表等があります▼で示される基 R^8;水素原子又は低級アルキル基、 ( );A^4、A^5、A^6の種類によっては、(
     )内のR^6、R^7、R^8が非存在であること。 点線の環;共鳴構造の2重結合が存在すること、Alk
    ;低級アルキレン基、 R^9及びR^1^0;同一又は異って、低級アルキル
    基(但しR^9及びR^1^0は窒素原子と一体となり
    ピペリジン環、ピロリジン環、モルホリン環 を形成していてもよい)。 R^1^1;水素原子又は低級アルキル基、Y;酸素原
    子又は硫黄原子 R^1^2;低級アルキル基、ピリジル基、ピロリル基
    、水酸基、低級アルコキシ基、メルカプ ト基、又は低級アルキルチオ基。] で示されるベンゾジオキソール誘導体又はその塩(2)
    一般式 R^1−SM [式中の記号は以下の意味を有する。 R^1;式▲数式、化学式、表等があります▼で示され
    る基、式▲数式、化学式、表等があります▼で示される
    基、又は式▲数式、化学式、表等があります▼で示され
    る基、 M;水素原子又はアルカリ金属原子 A^1及びA^2;同一又は異って、炭素原子又は窒素
    原子、 R^3及びR^4;同一又は異って、水素原子、水酸基
    、低級アルコキシ基、アミノ基、又はモ ノ−若しくはジ−低級アルキルアミノ基、 A^3;酸素原子、硫黄原子、又はイミノ基(−NH−
    )A^4、A^5及びA^6;同一又は異って、炭素原
    子、酸素原子、硫黄原子又は窒素原子、 R^5、R^6及びR^7;同一又は異って、水素原子
    、低級アルキル基、水酸基、メルカプト基、低 級アルキルチオ基、カルボキシ低級アルキ ルチオ基、低級アルコキシカルボニル低級 アルキルチオ基、ベンゾジオキソリル低級 アルキルチオ基、カルボキシ基、シアノ基、アミノ基、
    モノ−若しくはジ−低級アルキ ルアミノ基、モノ−若しくはジ−アラルキルアミノ基、
    式▲数式、化学式、表等があります▼で示される基、 又は式▲数式、化学式、表等があります▼で示される基
    、 R^8:水素原子又は低級アルキル基、 ( );A^4、A^5、A^6の種類によっては、(
     )内のR^6、R^7、R^8が非存在であること、 点線の環;共鳴構造の2重結合が存在すること、Alk
    ;低級アルキレン基、 R^9及びR^1^0;同一又は異って、低級アルキル
    基(但しR^9及びR^1^0は窒素原子と一体となり
    ピペリジン環、ピロリジン環、モルホリン環 を形成していてもよい)、 R^1^1;水素原子又は低級アルキル基、Y;酸素原
    子又は硫黄原子 R^1^2;低級アルキル基、ピリジル基、ピロリル基
    、水酸基、低級アルコキシ基、メルカプ ト基、又は低級アルキルチオ基。] で示されるチオール又はそのアルカリ金属置換体と、一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中の記号は以下の意味を有する。 R^2及びR^2′;同一又は異って、水素原子、水酸
    基、又は低級アルコキシ基、 n;1乃至5の整数 x^1;ハロゲン原子、低級アルキルスルホニルオキシ
    基、又はアリールスルホニルオキシ 基。) で示される置換又は未置換のベンゾジオキソリルアルキ
    ル−ハライド又は−スルホネートとを反応させることを
    特徴する一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2、R^2′及びnは、前記の意
    味を有する。)で示されるベンゾジオキソール誘導体の
    製造法。
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WO2009129953A1 (de) * 2008-04-22 2009-10-29 Bayer Cropscience Ag 2-(benzylsulfonyl)-oxazol-derivate, chirale 2-(benzylsulfinyl)-oxazol-derivate 2- (benzylsulfanyl) -oxazol-derivate, verfahren zu deren herstellung sowie deren verwendung als herbizide und pflanzenwachstumsregulatoren

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