JPS6239278B2 - - Google Patents

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JPS6239278B2
JPS6239278B2 JP54157341A JP15734179A JPS6239278B2 JP S6239278 B2 JPS6239278 B2 JP S6239278B2 JP 54157341 A JP54157341 A JP 54157341A JP 15734179 A JP15734179 A JP 15734179A JP S6239278 B2 JPS6239278 B2 JP S6239278B2
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JP
Japan
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impeller
stage
blades
pump
impellers
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JP54157341A
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English (en)
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JPS5581291A (en
Inventor
Baa Fuitsuchi Jeemusu
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SPX Technologies Inc
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General Signal Corp
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Publication date
Application filed by General Signal Corp filed Critical General Signal Corp
Publication of JPS5581291A publication Critical patent/JPS5581291A/ja
Publication of JPS6239278B2 publication Critical patent/JPS6239278B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C19/00Rotary-piston pumps with fluid ring or the like, specially adapted for elastic fluids
    • F04C19/005Details concerning the admission or discharge
    • F04C19/007Port members in the form of side plates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/08Rotary pistons
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C23/001Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids of similar working principle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/06Silencing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、円滑で無脈動の気体又は蒸気除去が
望まれるような産業上の用途に広く使われている
液体リングポンプの改良に関する。液体リングポ
ンプの周知の設計は、例えば、H.E.Adamsに与
えられた米国特許第2940657号および同第3221659
号;I.C.Jenningsに与えられた米国特許第
3209987号;およびKenneth W.Roeその他に与え
られた米国特許第3846046号に示されており、こ
れらは、著しい成功を収めている。
英国特許出願第14912/1977には、液体リング
ポンプの有利な設計が開示されており、その主要
な特長の1つは、騒音と振動を減ずる目的で、ポ
ンプインペラに素数枚の等角度間隔のへだたつた
羽根を設けることである。従来の液体リングポン
プでは、例えば12枚の等間隔をなした羽根を設け
るのが普通であつた。最初このような構成がイン
ペラの回転羽根励起振動数の倍数および約数で振
動起するものと考えた。インペラに素数枚の等間
隔をなした羽根を設けることによつて、低調波即
ち分数調波(Sub−harmonic)振動が発生せず、
騒音および振動の相当な減少が得られる。
本発明の目的は、騒音および振動の尚一層著じ
るしい減少を得るようにすることである。
以下の説明から明らかになるように、本発明
は、上述した英国出願の発明を具体化する液体リ
ングポンプの連続又は平行配列の多段の異なるイ
ンペラに異なる素数枚の羽根を設ける概念にあ
る。
従つて本発明によれば、気体、液体およびその
混合物用の改良された液体リングポンプは、第1
段ケーシング部分と、別の第2段ケーシング部分
と、第1のものが第1段ケーシング部分内に回転
自在に取付けられ、第2のものが第2段ケーシン
グ部分内に回転自在に取付けられている少くとも
2つのインペラとを有し、前記インペラの各々は
流体を圧送するためインペラに等角度間隔に支持
された素数枚の半径方向羽根を有し、前記第1イ
ンペラと第2インペラは互に異なる数の羽根を有
し、それによつて前記インペラの各々の励起振動
数、従つてポンプの騒音及び振動を減少させ、さ
らに夫々のインペラの異なる数の羽根が前記第1
と第2のインペラについて異なる励起振動数を生
じさせてポンプの振動及び騒音を一層減少させ、
少くとも1つの吸引口及び少くとも1つの吐出口
を前記インペラの各々に隣接して配置したことを
特徴とする、気体、液体及びこれらの混合物のた
めの液体リングポンプである。
好ましくは、少くとも2つのインペラのインペ
ラ羽根の数は素数7、11、13、17、19から選ば
れ、2つのインペラポンプについては、一方のイ
ンペラに13枚の羽根を、他方のインペラには17枚
の羽根を設けるのが好ましい。
以下の説明では、異なるインペラに異なる素数
の羽根を設けること以外は、上述の英国出願第
14912/1977に説明した態様と実質的に等しい態
様を参照して本発明を説明する。しかしながら、
本発明は特定のポンプ設計のあらゆる仕方に対し
て一般的な適用をもち、本発明を単に例示してい
る以下に記載の設計に限定されるものではない。
図面を参照して本発明の好適な具体例について
詳細な説明をするが、各図面における同様の構造
要素には同様の符号が付けてある。
第1図は本発明の特徴を具体化した複式ポンプ
の斜視図を示している。ポンプのハウジングすな
わちケーシング10は、吸込端ケーシング12、
第1段胴体部分14、第1段中央板16、第2段
中央板18、第2段胴体部分20および吐出端ケ
ーシング22を有する。吸込口24は流体例えば
気体または蒸気を吸込端ケーシング12および吸
込マニホールド26に導びく。第2図および第3
図に更にはつきり示されているように、吸込マニ
ホールド26は第1段のインペラの端に位置した
吸込孔を並列に連結している。
前述したケーシング部分と一体に作られている
吐出マニホールド28は、〔第2段のインペラの
端に位置した吸込孔へ〕第1段の吐出孔からの吐
出気体を導びく。第2段の吐出孔を去る気体は吐
出端ケーシング22に導びかれ、吐出口30を経
て装置を去る。種々のケーシング部分を互いに締
付けるため、複数のタイボルトとナツト32が設
けられている。最後に、ケーシング10の内部に
密封用液体を入れるために、入口導管34が設け
られる。
第1図の線2−2および線3−3に沿つた断面
図である第2図および第3図は、本発明の主要内
部構成部分を示している。吸込端軸受ハウジング
40および吐出端軸受ハウジング42が軸受4
4,46を支えている。軸受44,46内で回転
するように設けられた軸48は、吸込端ケーシン
グ12および吐出端ケーシング22に置かれてい
るシール50,52を貫通している。液体リング
ポンプでよく知られている様式で、軸48は第1
段胴体部分14で定められた第1段ポンプ室54
と、第2段胴体部分20で定められた第2段ポン
プ室56の中に偏心的に設けられている。両ポン
プ室54,56は胴体部分14,20の中心へ向
つて延びている半径方向の壁すなわちバツフルを
持つていない。それで圧送される液体および気体
は、軸48およびインペラ以外の障害物と出会わ
ずに各室の一端から他端へ流れることができる。
軸線方向長さL、直径Dの第1段インペラ58
は、軸48上に設けられ、室54の中でこの軸と
ともに回転する。また軸線方向長さL′、直径
D′の第2段インペラ60が軸48上に設けられ
て室56の中で軸とともに回転する。
液体リングポンプの構造をよく知つている者
は、このポンプの圧送能力がインペラの軸線方向
長さおよび直径によつて大きな影響を受けること
を理解するであろう。ポンプ速度および液体リン
グ自体の厚さとともに、上記の寸法はポンプの容
積量を大幅に制御する。一定の運転速度でさらに
能力を増そうとする場合、従来技術は、インペラ
の直径を増大してインペラ羽根の間の半径方向容
積室の体積を増すことを教示している。しかし、
このようにすると長さを増したインペラ羽根の先
端の接線速度が増して摩擦も増加し、この増加を
克服するには軸へ前より大きな動力を加えて速度
を維持しなければならない。勿論、ハウジングの
直径も前より大きくなる。従来のポンプでは、イ
ンペラの直径を変えないでインペラを軸線方向に
長くしてポンプ能力を増す試みがなされた。しか
し、これらの試みは、インペラの長さと直径の比
が約1.06を超えた場合にポンプの効率が望ましく
ない低下を来すので不成功であつた。
本出願人は、吸込孔および好ましくは吐出孔が
インペラの両端に位置していると、一定速度にお
ける摩擦を最小にするためインペラの直径を実際
に小さくすることができ、かつ容積量を維持する
ためインペラの軸線方向の長さを増大して全ポン
プ性能を予想外に改良できることを発見した。
1.06より大きく好ましくは約1.2ないし1.5の長さ
対直径比が、減少した先端速度により動力消費を
減小させしかも容積効率を損じないことが判つ
た。勿論、両端の吸込孔が使われる場合には、上
記の範囲外の長さ対直径比を使うことも本発明の
範囲内に入る。両端の吸込孔は、単一端吸込孔に
比べると、圧送中にインペラ羽根の各対の間の全
体積が実際上有効であるようにポンプの息抜きを
改善する。従来装置では、長さ対直径比が1.06よ
り大きくかつ一端にのみ吸込孔のあるインペラ
は、単一の吸込孔と反対の端で液体が不足する傾
向があり、そのため容積効率が減小する。本発明
は単一ローブ液体リングポンプに使うものとして
説明されているが、この技術分野の専問家には本
発明の教示が複式その他の多ローブポンプにも適
用できることが理解できよう。
続けて第2図および第3図を参照すると、ポン
プに入る気体の流れ通路は、吸込口24を経て第
1段入口充満室62に至り、それから吸込孔64
を通るが、この吸込孔は第1段端板65に配置さ
れている。入口流れはまた一体のマニホールド2
6を経て並列に進み、平行の第1段入口充満室6
6に至り、この充満室は第1段中央板16と第2
段中央板18の間に形成されている。流れは充満
室66から吸込孔68を通り、この吸込孔は第1
段中央板16に配置されている。第1段室54か
らの吐出流れは、第1段端板65に配置された吐
出孔72を通つて第1段吐出充満室70に入る。
段1段ではまた、吐出孔76(第4図)を経て中
央板16,18の間にある第1段吐出充満室74
に並列に吐出する。充満室66,70からの流れ
は充満室74およびマニホールド28の中で混合
する。第1段からの吐出物の一部は、マニホール
ド28、第2段入口充満室78、および第2段端
板81上の吸込孔80を通つて流れる。第1段か
らの吐出物の残部は、平行な第2段入口充満室と
して役立つ充満室74を通る。第2吸込孔84
は、吸込孔80と対向した位置で板18を貫通し
ている。第2段からの吐出物は、端板81にある
吐出孔88を通つて、吐出端ケーシング22にあ
る吐出充満室86に流入する。その後で気体は吐
出口30を経て装置を去る。本発明の対向端吸込
孔および対向端吐出孔の実際の寸法と円周方向位
置は、望まれる吸込圧力、吐出圧力、ポンプ運転
速度、圧送される流体などの条件、および技術専
問家によく知られた関係条件に応じて、ポンプの
特定用途によつて決められる。
さて第4図を見ると、ハウジングすなわちケー
シング10が示してあり、本発明による斬新な流
れ指向マニホールドの分解図が具体的に表わされ
ている。吸込端ケーシング12は内部壁100
(仮想線で示す)を有し、この壁は充満室62と
充満室70を分離している。内部壁100はまた
軸48を通すための貫通孔をもつている。第1段
端板65は内部壁102を有し、この壁は内部壁
100と合致して孔64と孔72とを分離してい
る。
第1段中央板16は半径方向に延びた内部壁1
04,106を有し、これらの壁は孔68と孔7
6とを分離している。第2段中央板18は半径方
向に延びた内部壁108,110を有し、これら
の壁は壁104,106と合致するような向きに
置かれている。周壁セグメント112が半径方向
内部壁108と110との間に延びており、充満
室66を充満室74から分離している。中央板1
6,18の詳細は、後に第5図および第6図で詳
しく説明する。
第2段端板81と吐出端ケーシング22とは、
相合致した内部壁114(仮想線で示す)および
内部壁116を有し、これらの内部壁は内部壁1
00,102と機能および位置が近似している。
壁114,116は充満室78,86を吸込孔8
0および吐出孔88から分離している。
吸込マニホールド26は、吸込端ケーシング1
2の一体的に半径方向に延びている部分、第1段
端板65、第1段胴体部分14、第1段中央板1
6、第2段中央板18によつて形成されている。
組立てられたポンプにおいては、上記の部分は第
1図に示すように貫流関係をもつて一緒に接合さ
れている。
同様に、吐出マニホールド28は、吸込端ケー
シング12の一体的に半径方向に延びている部
分、第1段端板65、第1段胴体部分14、第1
段中央板16、第2段中央板18、第2段胴体部
分20、第2段端板81および吐出端ケーシング
22によつて形成されている。組立てられたポン
プにおいては、これらの部分もまた貫流関係に接
合されている。
第5図を見ると、第1段中央板16は、軸48
の入口孔を囲んでいる中央ボス122をもつた本
質的に平らな円板120よりなる。軸線方向に延
びている周辺唇部124は円板120を取り囲ん
で平らの組合面126をもち、この組合面は唇部
124の厚みを横切つて拡がつている。半径方向
に延びたフランジ128,130が設けられ、こ
のフランジは第4図に示すように、組立てられた
ポンプにマニホールド26,28の一部を形成す
るような向きに置かれた貫通路をもつている。孔
68および孔76は半径方向に延びた壁104,
106によつて隔離され、これらの壁は吸込孔6
8の各側において周辺唇部124からボス122
まで延びている。
第6図は第2図の線6−6に沿つた断面の図で
あつて、第2段中央板18の形態を示している。
中央板18は実質上平らな円板120′よりな
り、この円板は軸48の入る中央孔のある中央ボ
ス122′をもつている。周辺唇部124′が設け
られ、この唇部124′はこれの厚みを横切つて
延びた平らな組合面126′をもつている。半径
方向に延びた壁108,110と唇部124′の
組合面とは第1段中央板16の対応部分と合致し
ている。シール板138は壁112からボス12
2まで延びていて、充満室66を充満室74から
隔離している。すなわち吸込孔68は吸込孔84
から隔離されている。
第5図および第6図はまた、従来の液体リング
ポンプに見られる普通のさねはぎ組合せ継手の形
態を使わないで平らな組合端面の使用を可能する
という本発明の斬新な組合せ特徴を示している。
実質上、直径上で対向し半径方向に延びた1対の
タブ132/132′および134/134′が設
けられ、これらのタブはある深さの孔または凹所
をもつている。同様のタブおよび孔は、第4図お
よび第7図に示すように他のケーシング部分にも
設けられている。ポンプを組立てるため、ドエル
136が孔に挿入され、幾つかの構成部分のタブ
とこれに隣接する構成部分の組合面のタブの孔と
は、ドエルの部分の上を滑らされる。ケーシング
部分間にこの形式の継手形態を用いると、装置の
製造中に機械の作業数が相当に減り、平らな継手
面が一層容易に切削または研磨される。製造中に
これらの面を切削または研磨する能力は、時とし
て耐食性のため使われるガラスなどの変則仕上げ
によつてケーシング部分が被覆されるとき、非常
に重要になる。
第7図は第4図に示したポンプケーシングと多
くの点で似ているポンプケーシング10の分解図
であるが、このケーシングは第4図に示した2段
複式ポンプと違つて、2つの単段ポンプの並列運
転を許す形態になつている。ケーシング部分1
6,18,81,22が変形ケーシング部分1
6′,18′,81′,22′によつて代えられてい
る。第1段中央板16′は、半径方向壁104,
106を適宜除去し内部壁140(仮想線で示
す)に必要な付加をした点で第1段中央板16と
異つており、上記内部壁140は中央板16を実
質上直径方向に横切つて延び、孔68と孔76を
隔離している。第2段中央板18′は、半径方向
に延びている壁108,110、周壁部分112
およびシール板138を適宜除き、中央板16′
の内壁140に合致した内壁142を加えた点で
第2段中央板18と相違している。それでマニホ
ールド26を流れる流体は両方の吸込孔68,8
4に達する。端板81′は、入口孔80を除いた
ことおよび内壁114の頂部をマニホールド28
の他側に置き換えたことを除いて、端板81と同
じである。端ケーシング22′は、内部壁116
の頂を端板81′内で壁114と合致させるよう
に置き換えるため、同様に変形している。この具
体例の第1および第2インペラを通る流れは、イ
ンペラ58の両端に位置した吸込孔64,68を
もつた第1段と、インペラ60の一端にある吸込
孔84およびインペラ60の他端にある吐出孔8
8をもつた第2段とに、完全に並列である。
第8図は第2図の線8−8に沿つた略式断面図
であり、液体リングポンプの普通の内部形態およ
び操作原理を図解して本発明の斬新なインペラを
示すためのものである。インペラは図示の通り、
室54内の偏心位置で反時計方向運動をするよう
に軸48上に設けられている。ポンプが運転して
いるとき、封鎖されている液体144はインペラ
58によつて胴体部分の周辺に投げ出されて中央
空所のまわりに運動する液体のリングを作る。イ
ンペラ58の羽根146は、軸48と同心的であ
るが液体リング144に関して偏心的に、回転す
る。吸込孔64と吐出孔72とは中央空所に曝さ
れているが、インペラの羽根および液体リングに
よつて互いに隔離されている。気体が吸込孔64
から吸引されると、この気体は羽根146と液体
リング144の間の半径方向容積室に捕捉され
る。回転中、羽根146は吐出孔72に近づくに
従つて液体リング144内に深く入り、気体を普
通の様式で圧縮する。
回転機械の部品におけるように、本装置の種々
の構成部分の振動特性は、許容可能な作動振動お
よび騒音レベルを確保するため必要なように、調
節されなくてはならない。インペラ58と軸48
の機械的不平衡は、注意深く釣り合わせることに
よつて大いに除去することができる。しかし若し
も機械の回転振動数その他の励起振動数が軸の固
有振動数の約20%内にあると、これらの振動およ
び騒音レベルの著しい増幅が起ることがある。こ
れらの励起振動数はまた、回転振動数の調和数す
なわち整数倍および整数分の一のときに著しくな
ることがある。複数羽根のインペラをもつた機械
の場合、一定の基準点を超えた各羽根の運動は、
励起力を生ずる。これらの羽根の数および振動数
によつて、許容できない振動および(または)空
気で運ばれる騒音を起すことがある。
例えば運転速度が1800r.p.mであるとすると、
通常使われる12枚羽根をもつインペラは360cps
の回転羽根励起振動数をもつ。こうして励起力は
この振動数のときおよびその整数倍と整数分の一
の振動数ときに起る。羽根の励起振動数の整数倍
の振動数は容易に起り、仮定した360cpsの回転
羽根励起振動数に対しては720cpsおよび1080cps
のような整数倍の振動数が発生し易い。また羽根
の励起振動数の整数分の一の振動は羽根の“群分
け(grouping)”の結果として起ることを本出願
人は知つている。そこで若しインペラが12枚の羽
根(これは普通)をもつていて羽根が等間隔に置
かれているならば、例えば4枚の羽根の各群はこ
れに対応する整数分の一の振動数を発生し、12枚
羽根のインペラには、かかる4枚羽根の群が3つ
あるから、仮定した条件に対する整数分の一の振
動数は360/3cpsすなわち120cpsである。同様に
6枚羽根の2つの群の各々は360/2=180cpsの
振動数(整数分の一)を発生する。整数分の一に
当る振動数のこの好ましくない発生は、規則正し
い間隔で羽根を群分けすることを避けるように羽
根の間隔が選択されるならば、羽根を不等の角度
間隔にへだてることによつて避けることができ
る。この措置は満足するには程遠いものであり、
それは種々の条件、例えば製作費の増加、次々の
羽根の間の容積が等しくないことなどによる。本
出願人のこの問題に対する新規な解決法は、イン
ペラに等間隔の素数枚の羽根を設けることであ
る。この構成によると、羽根を等間隔にへだてて
複数の連続羽根のどの群をも等角度間隔に置くこ
とが不可能になり、従つてかかる条件に応じて整
数分の一の振動数が起らなくなり、騒音と振動が
大いに減小する。
騒音と振動を減少させるため、本出願人のイン
ペラは素数枚の羽根、例えば3、7、11、13、17
枚の羽根を有し、これらの羽根に対し唯1つの配
置すなわち実際の羽根数が存在している。多くの
場合に13枚羽根のインペラが望ましい。これより
少ない枚数の羽根では半径方向容積室間の圧力降
下が大きくなつて漏洩が多くなるし、羽根の枚数
が非常に大きくなると、インペラの容積量のため
利用できる容積が減る。何れにしても、羽根の枚
数を素数にすると、若干の励起振動数が除かれて
振動および騒音が減る。こうして13枚羽根のイン
ペラを使うことは、羽根の振動数の全効果を約25
パーセント減らす。
本発明の好適な具体例に従えば、インペラの双
方が素数枚の羽根を備え、かつインペラ58とイ
ンペラ60とは相異つた数の羽根をもつている。
こうして都合よくインペラ50は13枚の羽根をも
つことができるし、インペラ60は17枚の羽根を
もつことができる。この結果、この2つのインペ
ラは相異つた励起振動数をもち、従つてこの技術
分野の専問家に分るように、全ポンプの最高騒音
レベルは、両方のインペラが同数の羽根をもつた
ときよりも可成り低くなる。
この技術分野の専問家にとつて本発明装置を製
作および使用できるようにするため、本発明を詳
細に記載した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化して組立てられた複式
ポンプの内部の斜傾図である。第2図は第1図の
線2−2に沿う部分的水平断面図であり、本発明
の内部構成部分を示している。第3図は第1図の
線3−3に沿う部分的水平断面図である。第4図
は本発明に従つた複式ポンプ装置のケーシング部
分の分解図である。第5図は第2図の線5−5に
沿う断面図であり、本発明による第1段中央板と
マニホールドの詳細を示している。第6図は第2
図の線6−6に沿う断面図であり、本発明による
第2段中央板とマニホールドの詳細を示してい
る。第7図は本発明に従つて並列単段ポンプ装置
のケーシング部分の分解図である。第8図は第2
図の線8−8に沿う略式断面図である。 10……ポンプケーシング(ハウジング)、5
8……第1段インペラ、60……第2段インペ
ラ、64,66……吸込孔、76,88……吐出
孔、146……羽根。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1段ケーシング部分と、別の第2段ケーシ
    ング部と、第1のものが第1段ケーシング部分内
    に回転自在に取付けられ、第2のものが第2段ケ
    ーシング部分内に回転自在に取付けられている少
    くとも2つのインペラとを有し、前記インペラの
    各々は流体を圧送するためインペラに等角度間隔
    に支持された素数枚の半径方向羽根を有し、前記
    第1インペラと第2インペラは互に異なる数の羽
    根を有し、これによつて前記インペラの各々の励
    起振動数、従つてポンプの騒音及び振動を減少さ
    せ、さらに夫々のインペラの異なる数の羽根が前
    記第1と第2のインペラについて異なる励起振動
    数を生じさせてポンプの振動及び騒音を一層減少
    させ、少くとも1つの吸引口及び少くとも1つの
    吐出口を前記インペラの各々に隣接して配置した
    ことを特徴とする気体、液体及びこれらの混合物
    のための液体リングポンプ。 2 少くとも2個のインペラのインペラ羽根の数
    が、素数7、11、13、17および19の中から選択さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の液体リングポンプ。 3 少くとも2個のインペラのうちの一方には13
    枚の羽根があり、他方のインペラには17枚の羽根
    があることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の液体リングポンプ。 4 前記第1段ケーシング部分および第2段ケー
    シング部分が、これらケーシング部分に直列に流
    れを生じさせるための装置を備えたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のポンプ。 5 前記第1段ケーシング部分および第2段ケー
    シング部分が、これらケーシング部分に並列に流
    れを生じさせるための装置を備えたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の装置。
JP15734179A 1978-12-11 1979-12-04 Liquid ring pump Granted JPS5581291A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/968,144 US4273515A (en) 1976-04-07 1978-12-11 Liquid ring pump

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Publication Number Publication Date
JPS5581291A JPS5581291A (en) 1980-06-19
JPS6239278B2 true JPS6239278B2 (ja) 1987-08-21

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ID=25513806

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JP15734179A Granted JPS5581291A (en) 1978-12-11 1979-12-04 Liquid ring pump

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US (1) US4273515A (ja)
EP (1) EP0012544B1 (ja)
JP (1) JPS5581291A (ja)
CA (1) CA1129833A (ja)
DE (1) DE2964174D1 (ja)

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