JPS623893Y2 - - Google Patents

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JPS623893Y2
JPS623893Y2 JP1981157305U JP15730581U JPS623893Y2 JP S623893 Y2 JPS623893 Y2 JP S623893Y2 JP 1981157305 U JP1981157305 U JP 1981157305U JP 15730581 U JP15730581 U JP 15730581U JP S623893 Y2 JPS623893 Y2 JP S623893Y2
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JP
Japan
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envelope
protective cap
wire
bellows
terminal
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Expired
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JP1981157305U
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English (en)
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JPS5862557U (ja
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Publication of JPS623893Y2 publication Critical patent/JPS623893Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機器等に設けた電線端子に使用する保
護キヤツプに関するものである。
従来、前記の保護キヤツプは実公昭45−8271号
公報等多数の公知例がある。即ち第1,2図のよ
うに、端子部分に嵌着する釣鐘状の胴部1と、電
線3を内包保護する管状の包線部2を胴部1の側
面に連設した基本形状を有し、ゴムまたは軟質樹
脂等の弾性質絶縁材料で形成されて電線端子部分
の保護に使用される。しかし、例えば自動車等に
使用されるとき、保護キヤツプの良好な着脱性が
特に要求されるので、前記の実公昭45−8271号公
報の公知例では、胴部1の開口端に切込溝を設け
ると共に、切込溝に連続した切込みによつて包線
部2を開けられるようにしており、また第1,2
図の他の公知例では、前記同様の切込溝4に連続
した包線部2の部分的切込み5を設け、何れも電
線端子6への着脱性の向上を考慮している。
しかし、前者の公知例では包線部2が連続した
円周で形成されないため経時的に切込み部分が開
口して電線端子の保護機能を低下する。また後者
の公知例は第2図点線のように予め電線3を包線
部2に挿入し、胴部1を図示A方向に移動させて
電線端子6に嵌着させるとき、包線部2の自由性
が乏しいため作業性が好ましくない等の実用上の
難点がある。
本考案は以上の難点解消を目的とするもので、
円周方向に伸縮自在となる包線部を有し、作業性
および密着性に優れる新規の保護キヤツプを提供
する。
以下実施例図面を参照して説明する。まず一実
施例を示す第3〜6図において、本考案に係る保
護キヤツプはゴムまたは軟質樹脂等の弾性質絶縁
材料で形成されており、釣鐘状の胴部1と、胴部
1の側方に突出する管状の包線部2、ならびに、
包線部2の頂部に形成した蛇腹部7によつて構成
されており、蛇腹部7は、包線部2の周壁を長手
方向に沿つて「ひだ」状に折り曲げて周壁外方へ
山形状に突出させた形状に成つている。
即ち、蛇腹部7は第6図の様に肉厚Tの包線部
2の周壁を「ひだ」状に折り曲げて折り返し微小
空間を介在させる山形状を成し、包線部2の長手
方向の全長に亘つて設けてある。そして、外力を
加えると蛇腹部7が容易に伸びて包線部2の内径
が拡大すると共に、その外力が除去されると原形
に弾性縮少する様に成つている。なお符号4,5
は第1,2図公知例と同一意図で付設した切込溝
と部分的切込みである。
以上の構成からなる保護キヤツプは、蛇腹部7
の存在によつて包線部2が円周方向に伸縮自在に
なり電線端子への着脱性を著しく向上する。そし
て嵌着したとき蛇腹部7の弾性によつて電線外周
に密着し端子の保護機能を円満に安定することが
できる。即ち、本考案の保護キヤツプは第2図と
同じように予め電線3を包線部2に挿入してお
き、図示A方向に胴部1を移動させながら全体を
端子6方向に引き寄せて嵌着される。このとき、
外力によつて蛇腹部7が容易に拡幅するので包線
部2は拡径され、前記の嵌着作用を著しく援助す
る。また嵌着後は蛇腹部7の復元縮少作用によつ
て包線部2が縮径し、電線3の外周を弾性的に密
着保護することができる。従つて、本考案の保護
キヤツプは迅速かつ的確に端子へ嵌着し、かつ脱
離できる優れた着脱性を有するので、例えば、量
産組立工程において電線3に圧着した接続子8
(第2図)を、電線端子6に取着ボルトに取付
け、しかるのち保護キヤツプを端子6に迅速的確
に嵌着することを要求される自動車用として極め
て好適であり、当該生産性を向上することができ
る。そして自動車の整備点検時に端子部分の作業
を容易にする等の効果がある。
なお前記構成において、包線部2は蛇腹部7の
自動復元による電線密着性を向上させるため、そ
の内径は電線外径より僅かに小さくすると好まし
い。また符号4,5の切込溝等は前記の着脱性を
援用するために付設したもので、本考案の構成と
して必ずしも必要ではない。
一方、本考案は前記の実施例のみでなく多様に
変更して実用することができる。詳しくは本考案
の他の実施例を例示する第7〜10図において、
第7図は包線部2外周に3個の蛇腹部7を配設し
ており、また第8図は包線部2の下方に偏平状に
圧縮した形状の蛇腹部7′を配設している。また
第9図は第3図の実施例の蛇腹部7を包線部2の
外端方向に高さが漸増する傾斜状山部9を有する
蛇腹部7″に変更したものであり、第10図は第
3図実施例の蛇腹部7の開口端に伸縮自在の薄膜
10を付設し、保護キヤツプの密閉性を向上した
実施例である。以上の各実施例はそれぞれ前記同
様の作用効果を奏することができる。また本考案
は前記各実施例の組合せ構成によつて実施するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図:保護キヤツプの従来構造を示す斜視
図、第2図:第1図の保護キヤツプの使用状態説
明図、第3図:本考案の一実施例を示す正面図、
第4図:第3図の右側面図、第5図:第3図の底
面図、第6図、第3図のAA断面図、第7,8
図:本考案の他の実施例の包線部の横断面図、第
9,10図:本考案の他の実施例の正面図。 主な符号、1:胴部、2:包線部、3:電線、
6:端子、7,7′,7″:蛇腹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軟質弾性質の絶縁材料で形成されると共に、電
    線端子に嵌着する釣鐘状の胴部と、前記胴部から
    側方に伸長する管状の包線部を有する電線端子用
    保護キヤツプにおいて、前記包線部の周壁の一部
    を包線部の長手方向に沿つて「ひだ」状に折り曲
    げて周壁外方へ突出した蛇腹部を設けた構造を特
    徴とする電線端子用保護キヤツプ。
JP15730581U 1981-10-22 1981-10-22 電線端子用保護キヤツプ Granted JPS5862557U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15730581U JPS5862557U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 電線端子用保護キヤツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15730581U JPS5862557U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 電線端子用保護キヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5862557U JPS5862557U (ja) 1983-04-27
JPS623893Y2 true JPS623893Y2 (ja) 1987-01-28

Family

ID=29949833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15730581U Granted JPS5862557U (ja) 1981-10-22 1981-10-22 電線端子用保護キヤツプ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035088Y2 (ja) * 1986-05-02 1991-02-08

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441977B2 (ja) * 1973-06-29 1979-12-11

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JPS5441977U (ja) * 1977-08-31 1979-03-20

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JPS5441977B2 (ja) * 1973-06-29 1979-12-11

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Publication number Publication date
JPS5862557U (ja) 1983-04-27

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