JPS6237134Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6237134Y2 JPS6237134Y2 JP1982031845U JP3184582U JPS6237134Y2 JP S6237134 Y2 JPS6237134 Y2 JP S6237134Y2 JP 1982031845 U JP1982031845 U JP 1982031845U JP 3184582 U JP3184582 U JP 3184582U JP S6237134 Y2 JPS6237134 Y2 JP S6237134Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- water
- water passage
- wall surface
- passage section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 32
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水道メータにおける整流装置に関す
る。
る。
従来、この種の水道メータにおいて、第1図に
示すような、整流器内壁面4aと軸受ボスの外周
面4bとにより形成される通水部9の流水状態
は、その水量がある一定以下の場合は層流とな
り、またある一定以上の場合は乱流となる。乱流
状態の場合は、各部の流速が平均化し実流量を示
す。しかし層流状態における流速は、整流器内壁
面4a、軸受ボスの外周面4b及び通水部9に放
射状に設けた整流板10の通水面に近い部分は緩
速となり、該面より離れた部分は急速となる。し
たがつて計量用羽根車5は、前記急速部の最も速
い水によつて回転され、メータの指針は、実流量
より多い計量値を表示する。これを器差性能で示
すと、第5図の性能曲線Aの状態となり、ある一
定以上の流量ではその流れが乱流となつて器差が
少なく、ある一定以下の流量になると実流量より
高い器差のピークを生ずる。
示すような、整流器内壁面4aと軸受ボスの外周
面4bとにより形成される通水部9の流水状態
は、その水量がある一定以下の場合は層流とな
り、またある一定以上の場合は乱流となる。乱流
状態の場合は、各部の流速が平均化し実流量を示
す。しかし層流状態における流速は、整流器内壁
面4a、軸受ボスの外周面4b及び通水部9に放
射状に設けた整流板10の通水面に近い部分は緩
速となり、該面より離れた部分は急速となる。し
たがつて計量用羽根車5は、前記急速部の最も速
い水によつて回転され、メータの指針は、実流量
より多い計量値を表示する。これを器差性能で示
すと、第5図の性能曲線Aの状態となり、ある一
定以上の流量ではその流れが乱流となつて器差が
少なく、ある一定以下の流量になると実流量より
高い器差のピークを生ずる。
このピークを少なくする方法として、従来、計
量室内2aに流通面積変化をもたせるようにした
ものもあるが、このものにあつては、その性能曲
線は第5図のBの状態となり、今1つ満足できる
ものではない上に、この面積変化を大きくとりす
ぎると、微流時の正確さを欠く幣害がある。
量室内2aに流通面積変化をもたせるようにした
ものもあるが、このものにあつては、その性能曲
線は第5図のBの状態となり、今1つ満足できる
ものではない上に、この面積変化を大きくとりす
ぎると、微流時の正確さを欠く幣害がある。
本考案は前記に鑑み、前記のような器差のピー
クをより一層減少させると共に微流時においても
正確に計量できる装置を提案することを目的とす
るもので、すなわち、整流器4における内壁面4
aと軸受ボスの外周面4bと整流板10の壁面と
により形成される通水部9に、該通水部における
半径方向の中央部を通るリング状の杆体を上記整
流板10の上端面に架設したことを特徴とするも
のである。
クをより一層減少させると共に微流時においても
正確に計量できる装置を提案することを目的とす
るもので、すなわち、整流器4における内壁面4
aと軸受ボスの外周面4bと整流板10の壁面と
により形成される通水部9に、該通水部における
半径方向の中央部を通るリング状の杆体を上記整
流板10の上端面に架設したことを特徴とするも
のである。
次に本考案をたて型軸流羽根車式水道メータに
適用した図面に示す実施例について説明する。
適用した図面に示す実施例について説明する。
1はメータケース、2は流入口、3はストレー
ナ、4は整流器、5は計量用羽根車、6は計量
室、7aは流入側室、7bは流出側室、8は計量
用羽根車の軸5aを支持する支持穴、9は整流器
4の内壁面4aと軸受ボスの外周面4bとにより
形成された通水部、10は該通水部9内に、前記
支持穴8を中心として放射状に形成された整流板
で、これらは従来構造と同様である。11aは被
計量水の流通を阻害するリング状杆体で、第2図
に示す如く、羽根車軸5aを中心とし整流器の内
壁面4aと軸受ボスの外周面4bとの間の中央部
を半径とする円周線に添つてすなわち通水部9に
おける半径方向の中央部に位置し、かつ整流板1
0の上端に位置して、架設されている。
ナ、4は整流器、5は計量用羽根車、6は計量
室、7aは流入側室、7bは流出側室、8は計量
用羽根車の軸5aを支持する支持穴、9は整流器
4の内壁面4aと軸受ボスの外周面4bとにより
形成された通水部、10は該通水部9内に、前記
支持穴8を中心として放射状に形成された整流板
で、これらは従来構造と同様である。11aは被
計量水の流通を阻害するリング状杆体で、第2図
に示す如く、羽根車軸5aを中心とし整流器の内
壁面4aと軸受ボスの外周面4bとの間の中央部
を半径とする円周線に添つてすなわち通水部9に
おける半径方向の中央部に位置し、かつ整流板1
0の上端に位置して、架設されている。
以上のようであるから、被計量水が流入口2よ
りストレーナ3を通つて流入側室7a内に流入す
ると、その被計量水は整流器4内の通水部9を通
つて計量用羽根車5を回転させ、流出側室7bへ
流出する。これにより計量用羽根車5は回転し、
周知の如く計量指示部を回転させて流量を表示す
る。このとき通水部9内を通過する被計量水は、
整流板10で整流されるが、その流量が一定値以
上のときはその流れは乱流となつて通水部9内の
速度分布は壁面付近を除いて平均流速に近いが、
流量が一定値以下のときは層流となつて、通水部
9の中央部付近の流速は、他の部分に比較して早
くなる。しかし本考案の如く、通水部9の半径方
向の中央部を通るリング状杆体11a,11bを
設けたことにより、該中央部を通過する被計量水
の流れは阻害されてその流速は他の部分と平均化
され、層流域においても乱流時の速度分布に近ず
くことになる。このリング状杆体材を設けた本考
案の水道メータを用いて実験した結果、その性能
曲線は、第5図のCの値を示し、従来構造の性能
曲線A,Bにみられたピークが極めて小さくな
り、器差が減少した。なお、本考案においては、
従来のように計量室内2aに流通面積変化をもた
せる構造を必要としないので、前記のような微流
時の正確さを欠くことがない。
りストレーナ3を通つて流入側室7a内に流入す
ると、その被計量水は整流器4内の通水部9を通
つて計量用羽根車5を回転させ、流出側室7bへ
流出する。これにより計量用羽根車5は回転し、
周知の如く計量指示部を回転させて流量を表示す
る。このとき通水部9内を通過する被計量水は、
整流板10で整流されるが、その流量が一定値以
上のときはその流れは乱流となつて通水部9内の
速度分布は壁面付近を除いて平均流速に近いが、
流量が一定値以下のときは層流となつて、通水部
9の中央部付近の流速は、他の部分に比較して早
くなる。しかし本考案の如く、通水部9の半径方
向の中央部を通るリング状杆体11a,11bを
設けたことにより、該中央部を通過する被計量水
の流れは阻害されてその流速は他の部分と平均化
され、層流域においても乱流時の速度分布に近ず
くことになる。このリング状杆体材を設けた本考
案の水道メータを用いて実験した結果、その性能
曲線は、第5図のCの値を示し、従来構造の性能
曲線A,Bにみられたピークが極めて小さくな
り、器差が減少した。なお、本考案においては、
従来のように計量室内2aに流通面積変化をもた
せる構造を必要としないので、前記のような微流
時の正確さを欠くことがない。
以上のように本考案においては、従来構造にみ
られた器差のピークを極めて減少させることがで
きる上に微流時における計量も正確に行なえ、し
かもその構造も簡易であるから、その製作が容易
かつ安価であるなど実用上有効なものである。
られた器差のピークを極めて減少させることがで
きる上に微流時における計量も正確に行なえ、し
かもその構造も簡易であるから、その製作が容易
かつ安価であるなど実用上有効なものである。
第1図は本考案をたて型軸羽根車式水道メータ
に適用した側断面図、第2図及び第3図はリング
状杆体の2つの実施例を示したものでAは平面
図、BはX−X′線断面図、第4図は器差性能曲
線を示す図である。 4……整流器、4a……内壁面、4b……軸受
ボスの外周面、9……通水部、10……整流板、
11a,11b……リング状杆体。
に適用した側断面図、第2図及び第3図はリング
状杆体の2つの実施例を示したものでAは平面
図、BはX−X′線断面図、第4図は器差性能曲
線を示す図である。 4……整流器、4a……内壁面、4b……軸受
ボスの外周面、9……通水部、10……整流板、
11a,11b……リング状杆体。
Claims (1)
- 整流器4における内壁面4aと軸受ボスの外周
面4bと整流板10の壁面とにより形成される通
水部9に、該通水部における半径方向の中央部を
通るリング状の杆体を上記整流板10の上端面に
架設したことを特徴とする水道メータにおける整
流装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184582U JPS58134726U (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 水道メ−タにおける整流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184582U JPS58134726U (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 水道メ−タにおける整流装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58134726U JPS58134726U (ja) | 1983-09-10 |
JPS6237134Y2 true JPS6237134Y2 (ja) | 1987-09-22 |
Family
ID=30043498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3184582U Granted JPS58134726U (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 水道メ−タにおける整流装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58134726U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS611129U (ja) * | 1984-06-08 | 1986-01-07 | 株式会社 金門製作所 | 軸流羽根車式水道メ−タ |
JPH067313Y2 (ja) * | 1985-04-25 | 1994-02-23 | 大阪機工株式会社 | 竪型軸流水道メータ |
JP5042489B2 (ja) * | 2005-11-30 | 2012-10-03 | アズビル金門株式会社 | 軸流羽根車式水道メーター |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56137112A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-26 | Ricoh Co Ltd | Adjusting device for instrumental error of flowmeter |
-
1982
- 1982-03-05 JP JP3184582U patent/JPS58134726U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56137112A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-26 | Ricoh Co Ltd | Adjusting device for instrumental error of flowmeter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58134726U (ja) | 1983-09-10 |
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