JPS6236767Y2 - - Google Patents

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JPS6236767Y2
JPS6236767Y2 JP1981004755U JP475581U JPS6236767Y2 JP S6236767 Y2 JPS6236767 Y2 JP S6236767Y2 JP 1981004755 U JP1981004755 U JP 1981004755U JP 475581 U JP475581 U JP 475581U JP S6236767 Y2 JPS6236767 Y2 JP S6236767Y2
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chip
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tape
electronic component
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【考案の詳細な説明】 本考案はチツプ形電子部品収納帯に関するもの
で、特に自動製造、自動マウントの行ないやすい
形態としたものである。
従来リード線をもたない、あるいはもつていて
もごく短い、いわゆるチツプ形電子部品とよばれ
るものを、多数個連続して収納する収納帯として
は、第1図、第2図に示したものがある。第1図
は収納帯の巻回状態を示す斜視図であり、第2図
は同じく要部を示す斜視図である。
ここに示すチツプ形電子部品収納帯は、紙、プ
ラスチツク、鉄もしくはアルミニウム等の金属、
またはゴムなどから構成される可撓性のテープ状
体10を含む。テープ状体10の長手方向に沿つ
て複数個の収納凹部11が形成される。この複数
個の収納凹部11は、隣り合うものとは互いに独
立しかつ等間隔に形成されている。収納凹部11
は、テープ状体10にプレスまたはホツトプレス
などを施すことによつて形成される。この収納凹
部11には、それぞれ1個ずつチツプ形電子部品
Cが、その方向や表裏を決めて収納される。また
テープ状体10には、収納凹部11の配列ピツチ
に相関して複数個の送り孔12が等間隔に設けら
れる。この送り孔12は例えばチツプ形電子部品
Cの自動マウント時において、チツプ形電子部品
Cを供給するために、テープ状体10をピツチ送
りするときに用いられるものである。このような
チツプ形電子部品収納帯は、第1図で示したよう
に、適宜の巻芯13またはリール(図示せず)が
用意され、その周面に渦巻状に巻回される。この
とき必要に応じて層間紙14を介在させてもよ
い。
このようにして、チツプ形電子部品Cは可撓性
テープ状体10に保持された状態で収納されるの
で、これを巻回状態にすれば、多数のチツプ形電
子部品Cをコンパクトにまとめることができ、そ
の状態で運送し、そのまま自動マウント装置に装
着することができる。そしてテープ状体10の長
さを長くすればするほど、より多くのチツプ形電
子部品Cが収納できるので、このような収納帯の
1回の交換作業で長時間の連続供給を実現でき
る。
ところが、この従来の収納帯においては、その
テープ状体10の収納凹部11の底壁11aが、
第3図に拡大して示すように、外側(下側)に膨
出したように弛んでしまうことが多い。これはテ
ープ状体10の材質として0.2〜0.3mmの厚みの樹
脂フイルムを用い、前述したようなプレスやホツ
トプレス法で加工した場合に特に顕著に現れてい
た。このような弛みが生じると、底壁11aが波
形となつて不均一面になり、これに収納するチツ
プ形電子部品Cの収納状態が傾いたりして不均一
になり、電子部品Cの収納、取り出しに不都合を
生じていた。また第4図に示したように、このテ
ープ状体10をその送り孔12を利用して搬送ス
プロケツト15で搬送する場合には、前記の弛み
がスプロケツト15外周面によつて突き上げられ
ることになつて、収納凹部11内に収納されてい
るチツプ形電子部品Cが突び出したり、回転した
りして良好な収納状態を保持できなくなるという
欠点もあつた。またこのテープ状体10を搬送す
る場合、前記弛みがあると、不可避的に生じる機
械の振動によつてテープ状体10が共振(いわゆ
るビビリ現象)しやすく、収納されているチツプ
形電子部品Cが傾いたり、突び出したりするとい
う欠点があつた。さらに前記弛みがある場合、収
納凹部11の大きさと電子部品Cの大きさとが異
ると、前述のような電子部品Cの傾きや突び出し
が顕著になるため、寸法精度の向上が要求され
る。このことは逆に、寸法の異る電子部品Cを同
じテープ状体10の収納凹部に収納させ、テープ
状体10に汎用性をもたせることができなくなる
ことであり、電子部品Cの寸法が変る度に、テー
プ状体10を取り換えなければならないという欠
点をも有していた。
本考案は上述の従来の諸欠点を除去せんとして
なされたもので、テープ状体に形成されるチツプ
形電子部品の収納凹部の底壁が、外側に膨出する
ことのないように、底壁の少なくとも一部を、収
納凹部の開口端側に向つて突出させ、かつ突出頂
部を平坦面に構成するようにしてなることを特徴
とするチツプ形電子部品収納帯を提供せんとする
ものである。
以下図面とともに本考案の実施例を説明する。
第5図〜第9図のそれぞれaは、収納帯の一部
を示した平面図、第5図〜第9図のbはそれぞれ
aに対応する−線断面図である。
第5図のものは、収納凹部11の底壁を、内側
に突き出るように角錐台形の突出部20aを、設
けたものである。この突出部20aの形成方法
は、例えば第10図の概略図で示したような、角
錐台形の凹部が形成された押型P1と、角錐台形の
凸部が形成される押型P2とを、テープ状体10の
収納凹部11の底壁を介在させて嵌合させ、プレ
スすることにより実施される。なお収納凹部11
の形成と、底壁の突出部20aの形成とを、前記
押型P1とP2によつて同時に行なわせてもよい。こ
のようにすることにより、各凹部11に収納され
るチツプ形電子部品Cは、突出部20aの平面上
に安定に載置され、凹部11内での傾きを防止で
きる。
第6図のものは、収納凹部11の底壁に、テー
プ状体10の幅方向に突条20bを設けたもので
ある。
第7図のものは、収納凹部11の底壁に、頂部
のみが四角形の三角錐台形の突出部20cを設け
たものである。
第8図のものは、収納凹部11の底壁に、円錐
台形の突出部20dを設けたものである。
第9図のものは、収納凹部11の底壁に、その
対角線上に沿う突条20eを設けたものである。
第5図〜第9図において、12は送り孔、30
はテープ状体10に可撓性をもたせるためのスリ
ツトである。
これらの各実施例として示したものは、本考案
の理解を助けるためのものであつて、決して本考
案がこれらのものに限定されるものではなく、要
は収納凹部11の底壁が外側に弛まないように開
口端側に膨出され、膨出頂部が平坦面に構成して
あれば、いかなる形状であつてもよいのである。
また本考案では、収納凹部自体の形状や方向も図
示したものに限らない。また本考案においては、
チツプ形電子部品を収納させた収納帯の収納凹部
11の開口端に、収納凹部11を封止するような
カバーシート(図示せず)を、例えば熱シール法
等で被着すれば、この収納帯を巻芯やリールに巻
回させる場合に、第1図で示したような層間紙1
4を省略することもできる。もちろん層間紙14
を併用してもよい。さらにテープ状体10の長さ
方向に収納凹部11を多列に形成したりすること
も設計的なことである。
以上のように本考案は、収納凹部の底壁が外側
に膨らまないように、しかも突出頂部が平坦面と
なるように加工したことにより、収納されるチツ
プ形電子部品が安定に収納凹部内の突部に載置で
きるのである。また本考案は、スプロケツトやロ
ーラーによつて搬送させる場合でも、それらの外
周面に収納凹部の外底壁が当接されても、収納さ
れている電子部品に何らの突き上げ力が作用せ
ず、位置がずれたり、突び出したりすることがな
くなる。また本考案では、収納凹部の底壁を内側
に向つて突出させる結果、収納凹部の底壁とこれ
に連なる側壁との接合部を稜状とすることができ
るため、この部分の強度を大きくでき、電子部品
へ収納時あるいは取り出し時に加えられる力によ
つて、収納凹部が破壊されたりすることがないの
みならず、逆に加えられる力を吸収する機能をも
たせることができるのである。さらに本考案で
は、収納凹部の底壁の弛みをなくしているので、
これを装置内で搬送させる場合に底壁が共振(ビ
ビリ現象)することが殆んどなく、従つて収納さ
れた電子部品が傾いたり、回転したりすることも
ないので、異る寸法の電子部品を良好に収納させ
ることができ、一つの収納帯に汎用性をもたせる
ことができる。なお、短いリード線が下方に突出
しているチツプ形電子部品を収納させる場合に
は、前記突出部により、電子部品の回転をさらに
抑制させることができて好都合となる。
これらのことから、本考案のチツプ形電子部品
収納帯は、チツプ形電子部品を常に安定な状態で
収納凹部に収納させることができるので、電子部
品を収納させる製造時、電子部品を取り出してプ
リント基板などにマウントさせるマウト時の、自
動化に最適なものとして適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のチツプ形電子部品収納帯の巻回
状態を示す斜視図、第2図は同じく要部を示す斜
視図、第3図は同じくさらに要部を示す側断面
図、第4図は同じく搬送状態を示す側面図、第5
図〜第9図は本考案チツプ形電子部品収納帯の要
部を示す平面図および側断面図、第10図は収納
凹部の底壁の加工の態様例を示す概略断面図であ
る。 10……テープ状体、11……収納凹部、12
……送り孔、20a,20b,20c,20d,
20e……突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可撓性のテープ状体と、このテープ状体の少な
    くとも長手方向に沿いかつ隣り合うものとは互い
    に独立して等間隔に形成された複数個の収納凹部
    と、この各収納凹部に収納されたチツプ形電子部
    品と、よりなるチツプ形電子部品収納帯におい
    て、 前記各凹部の底壁の少なくとも一部を、頂部が
    平坦面となるように、凹部の開口端側に向つて突
    出させ、この底壁が外側に膨出することのないよ
    うにしたことを特徴とするチツプ形電子部品収納
    帯。
JP1981004755U 1981-01-17 1981-01-17 Expired JPS6236767Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981004755U JPS6236767Y2 (ja) 1981-01-17 1981-01-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981004755U JPS6236767Y2 (ja) 1981-01-17 1981-01-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57119596U JPS57119596U (ja) 1982-07-24
JPS6236767Y2 true JPS6236767Y2 (ja) 1987-09-18

Family

ID=29803156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981004755U Expired JPS6236767Y2 (ja) 1981-01-17 1981-01-17

Country Status (1)

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JP (1) JPS6236767Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5723920Y2 (ja) * 1978-05-24 1982-05-24

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Publication number Publication date
JPS57119596U (ja) 1982-07-24

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