JPS6235757Y2 - - Google Patents

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JPS6235757Y2
JPS6235757Y2 JP1982060879U JP6087982U JPS6235757Y2 JP S6235757 Y2 JPS6235757 Y2 JP S6235757Y2 JP 1982060879 U JP1982060879 U JP 1982060879U JP 6087982 U JP6087982 U JP 6087982U JP S6235757 Y2 JPS6235757 Y2 JP S6235757Y2
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JP
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rod
coupling
rotating arm
guide shell
shank
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JP1982060879U
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JPS58165089U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、穿孔機用ロツドの回収時にカツプ
リングを固定するためのクランプ装置に関し、特
に、シヤンクロツドと接続される後方カツプリン
グの位置へ、前端部を近接させる回動腕をガイド
シエルに設け、この回動腕の前端部に、開閉可能
な掴み片を枢着することにより、シヤンクロツド
のねじ切離しを確実にする。
一般に、穿孔機で穿孔作業を行なう場合、ガイ
ドシエルに装駕されて送りを与えられるさく岩機
から、さく岩機の前端に装着されたシヤンクロツ
ドカツプリング、ロツド、を介してビツトへ打撃
と回転とを与え、ビツトが岩石を打撃して穿孔す
る。
深い孔を穿孔するときには、第1図に示す如き
雌ねじを有するカツプリング10と、カツプリン
グ10の雌ねじに螺合される雄ねじを両端に有す
る接続用ロツド11とを、第2図に示す如く順次
継ぎ足して穿孔する。所定の深さだけ穿孔し終る
と、ロツド11を回収する。回収は、第3図に示
す如く、ロツド11を1本分だけ引き上げ、落下
しないように前方のカツプリング10bをセント
ラライザ12でクランプし、さく岩機13を後退
させながらシヤンクロツド14を逆回転させて、
シヤンクロツド14に接続された後方のカツプリ
ング10aとシヤンクロツド14との間のねじを
切離し、次に、ロツド11aを手若しくは機械で
回して前方のカツプリング10bとロツド11a
との間のねじを切離し、1本目のロツド11aを
後方のカツプリング10a付のまゝ回収する。そ
れから、さく岩機13を前進させてシヤンクロツ
ド14をカツプリング10bと接続させた後、再
びロツド1本分だけ引き上げ、以後同様の手順を
繰返し、全部のロツド11を回収する。
ところが、シヤンクロツド14を逆回転させ
て、後方のカツプリング10aとシヤンクロツド
14の間のねじを切離す場合、第4図に示す如
く、シヤンクロツド14とカツプリング10aと
が共に回転してロツド11aとカツプリング10
aとの間のねじの方がはずれることも多く、しか
も、このような場合には、シヤンクロツド14と
カツプリング10aとがわずかに引掛つている不
安定な状態であり、ロツド11aを手で回しカツ
プリング10bから切離すときに、カツプリング
10aがシヤンクロツド14からはずれて落下す
ることもあり危険である。また、機械的に回して
回収するときでも、落下したカツプリング10a
を拾つてロツド11aにねじ込まなればならない
ので不便である。さらに、第3図のようにカツプ
リング10aがロツド11a側に残る状態でシヤ
ンクロツド14が離れた場合でも、カツプリング
10aがロツド11aに完全にねじ込まれている
とは限らず、カツプリング10aがロツド11a
から抜け出しわずかに引掛つているようなことも
あり、ロツド11aを手で回しているときにカツ
プリング10aが落下することもある。
この考案は、穿孔機のロツド回収時における
かゝる問題を解決するものである。而して、この
考案の目的は、穿孔機用ロツドの回収の際、シヤ
ンクロツドに接続されたカツプリングを固定し、
シヤンクロツドの切離しを確実に行うことのでき
るカツプリングクランプ装置を提供するにあり、
また、この考案の目的は、ロツド回収の際、ロツ
ドからのカツプリングの脱落を防止するカツプリ
ングクランプ装置を提供するにあり、さらに、こ
の考案の目的は、ロツド回収時における安全を確
保し、作業能率を向上させる穿孔機を提供するに
ある。
すなわち、この考案は、図示する実施例の如
く、ガイドシエル5上にさく岩機13を装駕し、
接続用のロツド11を継ぎ足して穿孔作業を行う
穿孔機において、ロツド前方のカツプリング10
bがセントラライザ12でクランプされるときシ
ヤンクロツド14と接続されたロツド後方のカツ
プリング10a位置へ前端部を近接させる回動腕
22,27をガイドシエル5に設け、該回動腕2
2,27の前端部に、上記ロツド後方のカツプリ
ング10aの回転を固定するための、開閉可能な
掴み片32a,32bを枢着したことを特徴とす
る穿孔機用ロツド11のカツプリングクランプ装
置15に係る。
以下、図面に基づいてこの考案を説明する。
第5図は、この考案の一実施例であるロツド1
1のカツプリングクランプ装置15を設けた穿孔
機の全体を示す側面図であり、台車1上に原動部
2、操縦室3が設置され、操縦室3の前方にブー
ム4が俯仰旋回可能に枢着されており、このブー
ム4の先端部には、ガイドシエル5を支持するガ
イドマウンチング6が枢着されている。ガイドシ
エル5上には、さく岩機13を固着したキヤリツ
ジ7が装駕されている。ガイドシエル5には、前
後にホイール8が設けられており、このホイール
8に巻回して張設されたローラチエン9の両端が
各々キヤリツジ7の前後端に固着されている。ホ
イール8の一方は、送り用油圧モータ16によつ
て駆動され、ローラチエン9を介してキヤリツジ
7を前後進させるので、さく岩機13は、ガイド
シエル5に案内されて送りが与えられる。さく岩
機13には、前端にビツト17を取付けたロツド
11とカツプリング10で接続されたシヤンクロ
ツド14が装着されており、ロツド11にさく岩
機13で打撃と回転とを与えて地盤に穿孔を行な
う。ガイドシエル5の先端には、ロツド11を回
転自在に保持し、ロツド11の継ぎ足しや回収の
際にカツプリング10をクランプするセントララ
イザ12と、フートパツド18とが取付けられて
いる。ガイドシエル5の後部には、ガイドマウン
チング6に設けたガイドシエル移動用シリンダ1
9のロツド20の一端が取付けられており、ガイ
ドシエル5は、ロツド20の伸縮により前後移動
できるようガイドマウンチング6上に支持されて
いる。
このガイドシエル5には、前方のカツプリング
10bがセントラライザ12によつてクランプさ
れるとき、シヤンクロツド14に接続された後方
のカツプリング10aをクランプ可能な位置にカ
ツプリングクランプ装置15が設けられている。
第6図は、第5図の6−6線断面であり、ガイ
ドシエル5には取付けたカツプリングクランプ装
置15を拡大して示している。ガイドシエル5の
側面に固定した固定腕21には、第一の回動腕2
2の一端がピン23で枢着されており、固定腕2
1と第一の回動腕22との間にピン24,25で
取付けられた油圧シリンダ26によつて、この第
一の回動腕22は、ピン23を中心として回動さ
れる。第一の回動腕22の他端には、第二の回動
腕27の一端がピン28で枢着されており、第一
の回動腕22と第2の回動腕27との間にピン2
9,30によつて取付けられた油圧シリンダ31
によつて、第2の回動腕27は、ピン28を中心
として回動される。第2の回動腕27の前端部に
は、一対の掴み片32a,32bの中間部がピン
33a,33bで枢着されており、各掴み片32
a,32bの後端部の間には、油圧シリンダ34
がピン35a,35bで取付けられ、この油圧シ
リンダ34の伸縮により掴み片32a,32bの
前端の掴み部が開閉されるようになつている。こ
の掴み片32a,32bの掴み部の形状は、カツ
プリング10の外形に合せ丸形でも、平形でも良
いが、この実施例では、カツプリング10の外形
寸法が変化しても掴み作用に影響を受けないV形
のものを使用している。
通常第一の回動腕22は、さく岩機13がガイ
ドシエル5上を移動するのを妨げないよう、油圧
シリンダ26でBの位置に保持されているが、第
3図に示す様な状態でシヤンクロツド14と後方
のカツプリング10aとを切離す場合、油圧シリ
ンダ26を伸して第一の回動腕22をCの位置に
回動させ、次に、第7図に示すように、油圧シリ
ンダ31を伸して第2の回動腕27を回動させ、
掴み片32a,32bの掴み部が、カツプリング
10aを掴める位置に移動させる。掴み片32
a,32bがカツプリング10aに近接したとこ
ろで、油圧シリンダ34を伸して掴み片32a,
32bの掴み部を閉じ、カツプリング10aを掴
み確実に固定する。このように、カツプリング1
0aを固定した後、シヤンクロツド14を回転さ
せつゝさく岩機13を後退させれば、カツプリン
グ10aとロツド11aの接続は緩むことなく、
シヤンクロツド14を確実に切離すことができ
る。次に、油圧シリンダ34を縮めて掴み片32
a,32bを開き、油圧シリンダ31を縮めて第
2の回動腕27をカツプリング10aから離隔
し、油圧シリンダ26を縮めて第一の回動腕22
をBの位置に戻す。
なお、第8図に示す如く、第2の回動腕27油
圧シリンダ31を省略し、第一の回動腕22の先
端に直接掴み片32a,32bを取り付けること
も可能である。
この考案のカツプリングクランプ装置によれ
ば、上述の如く、穿孔機のロツド回収時におい
て、シヤンクロツドと接続されているカツプリン
グを固定してシヤンクロツドのねじ切離しを確実
に行うことができ、ロツドからのカツプリングの
脱落を防止し、安全で高能率なロツド回収作業が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、穿孔機に使用される接続用ロツドと
カツプリングの説明図、第2図は、ロツドを継ぎ
足した状態を示す説明図、第3図は、ロツド回収
時の作業手順を示す説明図、第4図は、カツプリ
ングがシヤンクロツドと共回りしてロツドとカツ
プリングがはずれた状態を示す説明図、第5図
は、この考案の一実施例であるロツドのカツプリ
ングクランプ装置を設けた穿孔機の全体を示す側
面図、第6図は、カツプリングクランプ装置を拡
大して示す第5図の6−6線断面図、第7図は、
カツプリングクランプ装置の掴み片がカツプリン
グを掴む位置に移動した状態を示す図、第8図
は、この考案のカツプリングクランプ装置の他の
実施例を示す図である。 図中、5はガイドシエル、10aはロツド後方
のカツプリング、10bはロツド前方のカツプリ
ング、11はロツド、12はセントラライザ、1
3はさく岩機、14はシヤンクロツド、15はカ
ツプリングクランプ装置、22,27は回動腕、
32a,32bは掴み片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガイドシエル上にさく岩機を装駕し、接続用の
    ロツドを継ぎ足して穿孔作業を行う穿孔機におい
    て、ロツド前方のカツプリングがセントラライザ
    でクランプされるときシヤンクロツドと接続され
    たロツド後方のカツプリング位置へ前端部を近接
    させる回動腕をガイドシエルに設け、該回動腕の
    前端部に、上記ロツド後方のカツプリングの回転
    を固定するための開閉可能な掴み片を枢着したこ
    とを特徴とする、穿孔機用ロツドのカツプリング
    クランプ装置。
JP6087982U 1982-04-26 1982-04-26 穿孔機用ロツドのカツプリングクランプ装置 Granted JPS58165089U (ja)

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JP6087982U JPS58165089U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 穿孔機用ロツドのカツプリングクランプ装置

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JPS58165089U JPS58165089U (ja) 1983-11-02
JPS6235757Y2 true JPS6235757Y2 (ja) 1987-09-10

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ID=30071108

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JP6087982U Granted JPS58165089U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 穿孔機用ロツドのカツプリングクランプ装置

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JP2021085200A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 株式会社エムズ 二重管ロッド取扱装置

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