JPS6235186Y2 - - Google Patents

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JPS6235186Y2
JPS6235186Y2 JP8354879U JP8354879U JPS6235186Y2 JP S6235186 Y2 JPS6235186 Y2 JP S6235186Y2 JP 8354879 U JP8354879 U JP 8354879U JP 8354879 U JP8354879 U JP 8354879U JP S6235186 Y2 JPS6235186 Y2 JP S6235186Y2
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JP
Japan
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radio
tape
tape recorder
fast
section
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JP8354879U
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JPS562193U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテープレコーダとラジオとを兼備し
た音響装置に関する。
従来この音響装置において、テープレコーダた
とえばカセツトテープを用いた従来のカーステレ
オの使用中、録音済のカセツトテープをテープデ
ツキに装着して、早送り操作をすると録音された
ソースが異常な信号として録音再生ヘツドから読
み出されて、スピーカから異常な不快な音となつ
て再生される欠点があつた。
この種の不快な音の発生を防止するには従来の
カーステレオでは、早送り動作期間中ボリウムを
しぼる必要があり、一方所定のテープ位置まで早
送りした後、所望のソースを正常に再生するため
に再びボリウムを上げる操作をしなければなら
ず、操作上不便であつた。また上記早送り操作
時、録音再生ヘツドをシヨートして上記異常な不
快な音の再生を防止しても、テープ走行音やモー
タ音が不快な音として強調される欠点がある。
この考案はこの上述のような欠点を除去するた
めになされたもので、録音テープの早送り作動期
間中はラジオで受信したソースをスピーカから再
生することにより、簡単でかつ安価な装置で早送
り時の異常音を消去し得るようにした音響装置を
提供することを目的とするものである。上述の目
的を達成するために、この考案の音響装置はラジ
オ部とテープレコーダ部とを備え、テープレコー
ダの早送り検出スイツチをラジオの電源供給路に
ラジオ−テープレコーダの切換回路と並列に接続
してなり、早送り作動期間中、上記早送り検出ス
イツチがオンになると、ラジオ受信部から出力信
号が発生し、該出力信号が供給され、音響再生部
が駆動されることを特徴とする。
以下にこの考案の一実施例を図面とともに説明
する。
第1図において、10は適宜電圧の直流電源、
20はカーステレオ等のテープレコーダ、30は
同調回路を含むラジオ受信部31と低周波増幅器
(音響再生部)32を備えたカーラジオ部であ
る。また、33は低周波増幅器32からの信号を
音声に変換するスピーカである。
テープレコーダ20はたとえば公知のカーステ
レオと同様にテープデツキ21にカセツトテープ
22が着脱自在に装着されるとともに、装着され
たカセツトテープ22を走行させながら、録音再
生ヘツド23により、該カセツトテープ22に録
音された音楽などのソースを電気信号として読み
出し、この電気信号を再生回路24に供給するよ
うになつている。
再生回路24の出力端子はカーラジオ部30の
低周波増幅器32の入力端子に接続されている。
なおテープレコーダ20には公知のものと同様
に、録音、再生、早送り、巻戻し、停止等の種々
の動作モードを選択する複数の操作ボタン(いず
れも図示せず)を備えており、いずれかの操作ボ
タンの操作によつて、所望のモードでテープレコ
ーダが動作するようになつている。
25はラジオとテープレコーダの動作を切換え
る切換スイツチで、この切換スイツチ25の可動
接点26はカセツトテープ22が装着されていな
い常時にはラジオ側の接点25−1に接してい
る。
一方、カセツトテープ22がテープデツキ21
に装着されると自動的にテープレコーダ側の接点
25−2に切換えられる。
切換スイツチ25の可動接点26は直流電源1
0に接続されている一方、テープレコーダ側の接
点25−2は、再生回路24の電源供給端子に接
続されるとともに、逆流阻止用のダイオート34
を介して低周波増幅器32の電源供給端子に接続
されている。一方、ラジオ側の接点25−1はラ
ジオ用の電源スイツチ35を介してカーラジオ部
30のラジオ受信部31の電源供給端子に接続さ
れるとともに、逆流阻止用のダイオード36を介
して低周波増幅器32の電源供給端子に接続され
ている。
この回路構成によつてカセツトテープ22がテ
ープデツキ21に装着されていないときは切換ス
イツチ25を介して直流電源がラジオ受信部31
と低周波増幅器32に供給され、ラジオの音声が
再生されるようになる一方、カセツトテープ22
をテープデツキ21に装着したときは、切換スイ
ツチ25の可動接点26がテープレコーダ側の接
点25−2に切換えられ、ラジオ部30は直流電
源10から遮断されるとともにテープレコーダ部
20の再生回路24と低周波増幅器32に直流電
源が供給され、テープレコーダとして作動する。
27は、テープレコーダ部20の早送り操作ボ
タン(図示せず)の操作と連動してオンとされる
早送り検出スイツチであり、上記切換スイツチ2
5と並列にラジオの電源供給路に接続される。す
なわち、この早送り検出スイツチ27の一方の接
点は切換スイツチ25の可動接点26に、すなわ
ち、直流電源10に接続されるとともに、他方の
接点はラジオ受信部31の電源供給端子に接続さ
れ、切換スイツチ25がテープレコーダ側に切換
わつている場合でも早送り操作時には、上記早送
り検出スイツチ27を介して直流電源がラジオ受
信部31、低周波増幅器32に供給されるように
なつている。
上記のように構成した音響装置において、カセ
ツトテープ22がテープデツキ21に装着されて
いない常時には、切換スイツチ25の可動接点2
6はラジオ側の接点25−1にあつて直流電源が
電源スイツチ35に供給されている。従つて電源
スイツチ35をオンとすれば直流電源がラジオ受
信部31、ならびにダイオード36を介して低周
波増幅器32に供給され、ラジオ受信部31で同
調した放送局のソースをスピーカ33から再生す
る。
なお、この状態ではテープレコーダ20は不作
動である。
一方、カセツトテープ22をテープデツキ21
に装着すると、切換スイツチ25の可動接点26
はテープレコーダ側の接点25−2に切換わり直
流電源が再生回路24に供給され、テープレコー
ダ20の操作が可能となる。また、この直流電源
はダイオード34を介して低周波増幅器32にも
供給される。そして、例えば、再生ボタン(図示
せず)を操作すると、公知のテープレコーダと同
様に録音再生ヘツド23によつて、カセツトテー
プ22に録音されたソースが電気信号に変換さ
れ、再生回路24に供給される。
再生回路24で所定のレベルに増幅された低周
波信号は低周波増幅器32に供給され、スピーカ
33からカセツトテープ22に録音された音声が
再生される。この状態ではラジオ受信部31に直
流電源が供給されず、ラジオは不作動である。
つぎに、カセツトテープ22の他の部分に録音
されたソースを選択するために、早送りボタン
(図示せず)を操作すると、カセツトテープ22
は早送りされる。
一方、早送り検出スイツチ27がオンとされ、
この早送り検出スイツチ27を介して直流電源が
ラジオ受信部31に供給され、ラジオ受信部31
が同調している放送局のプログラムソースの低周
波信号が低周波増幅器32に供給され、この放送
の音声がスピーカ33から所定の音量で再生され
る。
なお、早送り操作中、再生回路24からはテー
プの早送りによつて録音再生ヘツド23から生じ
る不要の信号が低周波増幅器32に供給される
が、この不要の信号はラジオ受信部31から供給
される信号によりマスクされ、スピーカ33から
はテープ早送りに伴う不快な雑音が再生されるこ
とはない。また、早送り操作中、スピーカ33か
ら音声が発せられることにより、テープ走行音や
モータ音もマスクされ、これが強調されることも
防止できる。
上記の実施例において、早送り検出スイツチ2
5は早送りボタンと連動させたが、テープの早送
り操作時に自動的にオンとなるスイツチであれ
ば、どのような機構で動作するものであつてもよ
い。
また、切換スイツチ25はテープレコーダ20
とラジオ部30の電源側に設けたが、これに代え
て、テープレコーダ20の再生回路24の出力側
およびラジオ受信部31の出力側と低周波増幅器
32の入力側との間に切換スイツチを設け、かつ
早送り検出スイツチを上記切換スイツチと並列に
ラジオ受信部31と低周波増幅器32の間に接続
して、早送り時にラジオ受信部31の信号を低周
波増幅器32に印加するようにしてもよい。
あるいは、早送り検出スイツチを切換スイツチ
と並列にラジオの電源供給路の適宜な箇所に設け
てこの早送り検出スイツチがオンになつたときに
ラジオ受信部を起動してラジオによるプログラム
ソースをスピーカ33から再生するようにしても
よい。なお、この考案は上記実施例以外の回路方
式によるテープレコーダとラジオとを兼備する音
響装置に適用できることはいうまでもない。
以上詳述したように、この考案はテープレコー
ダとラジオとを兼用した音響装置において、テー
プの早送り時にラジオによるソースをスピーカか
ら再生するようにしたので、テープの早送り時で
も不要な異常音が再生される不具合を解消でき、
使用者に不快感を与えることがない。
また、従来の装置においては、テープの早送り
時には異常音の再生を防止するためにはボリユウ
ムを一度下げて早送りが完了したのち、再びボリ
ユウムを上げるというような操作が必要であつた
が、この考案によればテープの早送り時でもボリ
ユウムを操作する必要はなく使用上便利である。
また、回路構成が簡単であるので、テープの早
送り時の雑音を安価に消去できる利点がある。
なお、上述の実施例はカーステレオに関して説
明したが、この考案は他の形式のテープレコーダ
とラジオとを兼用した音響装置にも適用できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す電気回路図
である。 10……直流電源、20……テープレコーダ、
21……テープデツキ、22……カセツトテー
プ、23……録音再生ヘツド、24……再生回
路、25……切換スイツチ、27……早送り検出
スイツチ、30……カーラジオ部、31……ラジ
オ受信部、32……低周波増幅器、33……スピ
ーカ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープレコーダ部と、ラジオ受信部と、上記両
    部からの信号を受けて、その信号に対応する音響
    出力を再生する音響再生部と、テープレコーダと
    ラジオのうちのどちらの音響出力を再生するかを
    選択する切換回路とを備えた音響装置において、
    上記テープレコーダ部のテープ早送り操作を検出
    する早送り検出スイツチをラジオの電源供給路に
    上記切換回路と並列に接続し、早送り作動期間
    中、上記検出スイツチがオンになり、上記ラジオ
    受信部から出力信号が発生し、該出力信号が供給
    され、音響再生部が駆動されることを特徴とする
    音響装置。
JP8354879U 1979-06-18 1979-06-18 Expired JPS6235186Y2 (ja)

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JP8354879U JPS6235186Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18

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JP8354879U JPS6235186Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18

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JPS562193U JPS562193U (ja) 1981-01-09
JPS6235186Y2 true JPS6235186Y2 (ja) 1987-09-07

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JPS5830992U (ja) * 1981-08-24 1983-02-28 アルパイン株式会社 車載用ラジオ受信機付テーププレーヤ

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JPS562193U (ja) 1981-01-09

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