JPS6234849A - 電動式パワ−ステアリング装置 - Google Patents

電動式パワ−ステアリング装置

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JPS6234849A
JPS6234849A JP60173465A JP17346585A JPS6234849A JP S6234849 A JPS6234849 A JP S6234849A JP 60173465 A JP60173465 A JP 60173465A JP 17346585 A JP17346585 A JP 17346585A JP S6234849 A JPS6234849 A JP S6234849A
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power supply
supply voltage
control signal
motor
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Yasuo Shimizu
康夫 清水
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電動機を用いた操舵力倍力装置により補助トル
クを発生する電動式パワーステアリング装置に関する。
(従来の技術) 従来の゛電動式パワーステアリング装置は、電動機を動
力源とする操舵力倍力装、“d及びその制御回路を備え
、ステアリングホイールに付!トされる操舵トルクを検
出し、この操舵トルク信号に基づいて制御回路によって
電動機に補助トルクを発生させることにより、ハンドル
操舵力の軽減を図っている。又、従来の制御回路は、ア
ナログ回路で構成され電動機の駆動回路をPWM駆動し
ている。
従って、電動機の制御をフィードバック制御することが
簡単で、しかも速い速度で電動機制御を可能とし、適切
な操舵性能の向上を図っている。ところが、上記電動機
の制御をマイクロコンピュータにより同様に実施する場
合には、マイクロコンピュータの特性上、多くの入力を
同時に読み込むことができないことや、マイクロコンピ
ュータが内nに右するクロックパルスに基づいて動作す
る為信号処理に所定の面間を要すること等により。
特にフィードバックループを何度も繰り返す従来の如き
フィードバック制御によれば、制御完了まで所要時間を
要して応答性が低下する恐れがあり、ステアリング装置
の種々の変化に充分追従できず、適切な操舵フィーリン
グの向I−を図ることが困難となる。そこで、マイクロ
コンピュータにおいて操舵トルク検出信号とその他操舵
回転に関する検出信号に基づき電動機の制御信号を決定
し、該制御信号にて゛電動機駆動手段を動作させること
でフィードバック制御を行なわずに電動機の地答性能を
高め、その結果ステアリング装置の動作に充分対応でき
適切な操舵フィーリングが得られる電動式パワーステア
リング装置として、 「特願昭60−9545号」およ
び「特願昭80−9548号」が未願出順人により出願
されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、ト記電動機を用いた電動パワーステアリング
装置にあっては、決定された制御信号(デユーティ比で
与えられる)が一定であっても、電動機駆動手段に供給
される電源電圧が変動した場合にはその出力である電機
子電流も変動することとなり、その結果書られる補助ト
ルクも変動する。
第10図はこの制御信号(横軸)と電機子電流(縦軸)
との関係を電源電圧(VI”V4)をパラメータとして
示した実験結果であり、同一の制御信号(デユーティ比
)であっても電源電圧が大きいほど、゛電機子に供給さ
れる電機子′電流は大きくなり、得られる補助トルクは
大きくなることが分かる。
従って寒冷地等において温度が低下し、バッテリ市源が
低下したような場合、あるいは負荷効果、消耗等により
/<ツテリ電源が低下したような場合においては、同一
の制御信号対して得られる補助トルクが変動し、所望の
トルクが得られず、その結果操舵フィーリングが低−ド
するという問題が生ずる。
そこで本発明の[]的とする処は、電源電圧が変化して
も所9ノのトルクが得られ、常時良好な操舵フィーリン
グが得られる電動式パワーステアリング装置を提供する
にある。
(問題点を解決するための手段及び作用)第1図は本発
明に係る実施例の全体構成図である。電源が投入される
と操舵トルク検出手段(41)の出力信号は電動機制御
信号発生手段(84)に入力され、この電動機制御信号
発生手段(64)は1例えばステアリング系の回転速度
を検出する操舵回転検出手段(45)等からの情報信号
とともに前記操舵トルク検出信号に基づいて制御信号を
決定する。
一方、電源電圧検出手段(85)は、電動機駆動手段(
55)に供給されている電源電圧を検出し、前記制御信
号はこの電源電圧の検出値に基づき補正手段(66)に
て補正され、かかる後に電動機駆動手段(55)に入力
される。
従って電動機駆動手段(55)に供給される電源電圧が
変動した場合、制御信号をその変動に伴なって補正する
ことができ、電源電圧の変動の影響を受けない電動機の
制御が行い得る。
(実施例) 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて説明
する。
第2図は本実施例の電磁型倍力装置(1)を90”切断
面で折曲させて示す縦面図である。第2図において、(
1)は電動式パワーステアリング装置。
(2)はステアリングコラム、(3)はステータ、(4
)と(5)は〃いに同軸状に配設された入力軸および出
力軸である。
そして人力軸(4)の内端部が出力軸(5)の内端部内
に軸受(11)を介して回転自在に支承される一方、こ
れらの内端がトーションバー(12)により連結され、
入力軸(0が軸受(11)、(13)により、出力軸(
5)が軸受(14)、(15)により夫々回動自在に支
承されている。さらに、入力軸(4)の周囲に操舵回転
センサ(16)と、入出力軸(0と(5)の嵌合部の周
囲に配設された操舵トルクセンサ(17)と、出力軸(
5)の周囲に配設された電動機(1B)、減速機(19
)、操舵回転センサ(18)および操舵トルクセンサ(
17)からの各検出信号に基づき電動機(18)を駆動
制御する制御装置(20)とを備えている。
更に詳述すると、上記操舵回転センサ(16)は。
コラム(2)外周に固着された直流発電fi(113a
)により構成されている。この発電機(lea)は、そ
の回転軸が入力軸(4)の軸心に沿い配設され、千〇軸
端に取付けられたプーリ(+6b)に対応して入力軸(
4)の外周にベルト溝(4a)が形成されている。
このベルト溝(4d)とブー9(+6b)にはベルト(
+6c)が懸は渡されており、人力軸(4)の回転に伴
って発電機(tea)が回転し、入力軸(4)の回転方
向と回転速度に応じた検出信号が出力される。
」−記操舵トルクセンサ(17)は、人力軸(4)と出
力軸(5)の嵌合部外周に軸方向変位可能に設けられた
筒状の可動鉄心(1?a)と、ステアリングコラム内周
に固着されたコイル部(17b)とから成る差動変圧器
により構成されている。可動鉄心(17a)は、出力軸
(5)の各突片(5a)に突設されたピン(17e)と
、このピン(17e)に対し80″ずらして人力軸(4
)に突設されたピン(17F)に夫々係合する長孔(1
7g)と(17h)を備えており、可動鉄心(17a)
は、入力軸(4)と出力軸(5)との間で周方向に角度
差が生ずるとこれらの保合関係により軸方向に変位する
こととなり、この変位量は入力軸(4)に1j、えられ
る操舵トルクに対応する。可動鉄心(+7a)は中央部
が磁性材ネ°1から成り、両端に良導体の非磁性材料(
+7i)が一体重に設けられている。又、r+(動鉄心
(+78)は右端から非磁性材料のスプリング(+?D
によりイ・1勢され、ピン(+7e)、(17F)と長
孔(17g)、(17h)の間隙によるロストモーショ
ンを防lニジている。可動鉄心(17a)の周囲に配設
されているコイル部(17b)は、パルス等の交流信号
が人力される一次コイル(17k)と、+1[動鉄心(
17a)の変位に対応した出力信号を出力し一次コイル
(17k)の両側に配置没された一対の二次コイル(1
7文)、(17m)とから成る。従って、トーションバ
ー(12)の捩れに伴って入力軸(4)と出力軸(5)
の角度差は、IIT動鉄心(17a)の軸方向変位とな
り、二次コイル(171)、(17m)により電気信号
に変換されて出力される。
上記電動42(u+)はステアリングコラム(2)に一
体重に設けられたステータ(3)と、このステータ(3
)の内周面に固着された少なくとも一対の磁石(3a)
と、出力+l+(5)の周囲に回転自在に配設された回
転子(18a)と、ステータ(3)に固定されるブラシ
ホルダー(18b)内で半径方向にスプリング(18c
)で押圧されるブラシ(18d)とから成る0回転子(
18a)は軸受(21)およびに(22)より回転自在
に支承される筒軸(18e)を備え、この筒袖(18e
)の外周にはスキュー溝を有する積層鉄心(18f) 
多重巻線(18g)が順次一体重に環装され、前記磁石
(3a)と鉄心(18F)の外周には微小な空隙が設け
られている。又、筒軸(18e)には多重巻線(18g
)に接続する整流子(18h)を備え、前記ブラシ(1
8d)が押接される。
上記減速機構(19)は出力軸(5)の周囲に配設され
た2段のM星機構(23)と(24)とからなる、tJ
段の遊星機構(23)は、ケース(25)の内周面に設
けられ、ケース(25)とステータ(3)間に形成され
た当接部(3a)にスプリング(2B)により弾圧支持
されてなるリングローラ(27)と、前記筒軸(18e
)の他端側(図中左端側)に噛合され、該軸方向に移動
可能に、且つ周方向には一体回転可能に設けられ。
その外周に摩擦面(28b)・・・が形勢されてなるサ
ンローラ(28)と、これらに介設され、外周に摩擦面
(29b)・・・が形成されたプラネタリ−ローラ(2
9)と、このプラネタリ−ローラ(29)を枢支する第
1キャリヤ部材(30)とからなる。後段の遊星機構(
24)は、前記共用のリングローラ(27)と、出力軸
(5)の周囲に嵌装された前記第1キャリヤ部材(30
)に一体重に連結された筒体の外周を摩擦面とするサン
ローラ(31)と、これらに介設され外周を摩擦面とす
るプラネタリ−ローラ(32)と、このプラネタリ−ロ
ーラ(32)を枢支する第2キャリヤ部材(33)とか
らなり、この第2キャリヤ部材(33)は、その内端部
が出力軸(5)の後端部に環装された環体(34)に取
り付けられ、この環体(34)はケース(3)側に取り
付けられた支持部材(35)に軸受(15)を介して回
動自在に支持されるとともに、出力軸(5)の後端部に
スプライン結合により連結されている。
さて、1;記リングローラ(27)、各サンローラ(2
8)、(31)及びプラネタリ−ローラ(29) 、 
(32)はそれぞれ金属(例えば、鉄、アルミニューム
等)により形成され、各摩擦面がqいに嵌合できる断面
路V状の溝を有するが、このうちリングローラ(27)
とプラネタリ−ローラ(29)、(32)とは(27b
)・・・、 (29b)・・・、(32b)・・・であ
る略V字状の溝の各項部において、軸方向に分割され、
この分;1.11された各分割部材(27a)・・・、
 (29a)・・・、(32a)・・・が夫々独立して
軸方向に移動可能となるように設けられている。
かかる構成において、入力軸(4)に操舵トルクが加わ
り、入力軸(4)からトーショハ−(I2)を介して出
力軸(5)にトルク伝達が行われると共に、操舵トルク
(17)に及び操舵回転センサ(16)によって操舵ト
ルクの方向とトルクtIl′が検出されると制御装置(
20)によって信号処理がなされ、ブラシ(+8d)を
介して多重巻線(18g)に制御電圧が供給され、電動
機(18)が操舵トルクと同方向に回転作動する。電動
機(18)の回転子(18a)に回転トルクは減速機構
(19)によって減速され、前段の遊星機構(23)、
後段のが星機構(20を介して出力軸(5)に伝達され
る。
次に1−記制御信t;(20)について第3図に基づき
j説明する。
第3図において、(67)は制御部であり、 (40)
はマイクロコンピュータ、(47) if A / D
コン八−タである。
操舵トルク検出手段(41)は、前記操舵トルクセンサ
(17)と、この操舵トルクセンサ(17)の−次コイ
ル(17k)へマイクロコンピュータ(40)内部のク
ロックパルスを通出に分周して、矩形波又はサイン波の
交流に変換して本論増幅するドライブユニー)−(42
)と、可動鉄心(17a)の変位に対応して二次コイル
(llj)と(17m)から得られた各電気信j、′f
を夫々整流する整流回路(43A)、(43B) 、及
び晶周波分を除去し安定した直流電圧に変換するローパ
スフィルタ(44A)、 (44B)から構成されてい
る。
操舵回転検出手段(45)は、操舵回転センサ(16)
の直流発電機(lea)と、この直流発電機(lea)
の出力を減算してその方向と大きさを検出する減算回路
(48A) 、(48B)とこれらの出力を安定した直
流電圧に変換するローパスフィルタ(48A) 、(4
8B)とから構成されている。
マイクロコンピュータ(40)は、I10ポート、メモ
リ、演算部、制御部、及びクロックジェネレータ等によ
り構成されている。マイクロコンピュータ(40)等を
駆動する電源回路(49)は、車載のバッテリ(50)
の(+)端子にイグニションキーのキースイッチ(51
)、ヒユーズ(52)を介して接続され、異常時に電源
を切断するリレー回路(53)と、このリレー回路(5
3)の出力側に接続される定電圧回路(54)とから構
成され、リレー回路(53)の出力側のA端子から後述
する電動機駆動手段(55)に電源を供給し、定電圧回
路(54)の出力端子であるB端子からはマイクロコン
ピュータ(40)、各検出手段(41)、(45)およ
びその他の制御ユニットに一、If源を供給する。この
とき電動機駆動手段(55)に供給される電源電圧は、
電源1TL圧検出手段である電圧検出センサー(Ei5
A)により検出される。この電圧検出センサ(65A)
は例えば電源電圧を抵抗分割してA/Dコン八−へ(4
7)に入力する抵抗等からなる。以−1−の構成におい
てキースイッチ(51)が投入されると、マイクロコン
ピュータ(40)は命令に基づき各検出手段(41) 
、(45) 、(f35A)の出力信号S1〜S5をA
/Dコンバータ(37)でディジタル変換して取り込み
、メモリに書き込まれたプログラムに従って処理し、電
動J11(18)を駆動する制御信号T2 、T3及び
T4’を電動機駆動手段(55)に出力し、電動機(1
8)を駆動制御する。
電動機駆動手段(55)は、ドライブユニット(51(
)とFET (電界効果トランジスタ) (57)、(
5B)。
(59)、(60)及びこれらに並列に接続された抵抗
とコンデンサの直列回路(6B)、(87)、(8B)
、(89)から成るブリッジ回路より構成されている。
ブリッジ回路はF E T (57)と(60)の夫々
のドレイン端子が電源回路(48)のA端子に接続され
る一方、これらのソース端子が他方のF E T (5
8)と(58)のドレイン端子に夫々接続されている。
FET(48)と(49)のソース端子は夫々コモン側
に接続されている。
F E T (57)、(58)、(59)、(Go)
の夫々のゲート端子はドライブユニー/)(5B)の出
力側に接続され、ブリンシ回路の出力側となるF E 
T (57)のソース端子とF E T (80)のソ
ース端子が前記電動機(18)の電機子巻線(18g)
に接続されている。前記ドライブユニット(5B)は、
マイクロコンピュータ(40)からの電動機回転方向制
御信号T2 、T3に基づいてF E T (57)を
ON駆動すると同時にF E 、T (59)を駆動可
能状態にし、PWM信号から成る電動機駆動信号T4°
に基づいてF E T (59)をドライブするか、又
は、FET(Go)をON駆動すると同時にF E T
 (5B)を駆動可能状態にし、PWM信号から成る電
動機駆動信号T4°に基づいてFET(58)をドライ
ブする。従って、電動機駆動手段(55)においては、
一方のF E T (57)のON駆動とF E T 
(59)のPWM駆動、又は他方のF E T (80
)のON駆動とF E T (5B)のPWM駆動によ
り、電動機(18)が制御信号T2 、T3及びT4°
に応じて回転方向とその動力(回転数とトルク)が制御
される。
次にかかる構成に基づく作用を説明する。
第4図はマイクロコンピュータ(40)における電動機
制御処理の概略を示すフローチャートであり、図中のP
1〜P 13はフローチャートの各ステップをイくす。
イグニションキーのキースイッチ(51)がONに投入
されると、マイクロコンピュータ(40)や他の回路に
電源が供給され制御が開始される。まず、マイクロコン
ピュータ(40)においては、ステップPI において
各レジスタ、RAM内のデータがクリアされる。そして
、ステップP2 、P3においては操舵トルク検出信号
S1とS2を順次読み込み、ステップP4で5l−S2
を計算し、これを操舵トルクTとする。ここで、操舵ト
ルクセンサ(17)が差動変圧器より構成されている為
に、操舵トルクと検出信号s、、s2及びTの関係は第
5図の如く示される。
ステ、プP5では、操舵トルクTの作用方向をn別する
為に、正か負かを判別する。そして、正又は零であれば
、ステップP6でF=0としてステップP9に進み、負
であればステップP7に進みF=1とした後ステップP
8において絶対値変換、即ちT=−Tの処理をする。こ
こで、Fは操舵トルクTの符号、即ち作用方向を示すも
のである。ステップP9では、操舵トルクの絶対値Tを
アドレスとするメモリの内容が呼び出される。メモリ内
には、第6図の如く示される操舵トルクの絶対値Tに対
応する電動m(18)の電機子電流Iと、電機子巻線、
ブラシおよび配線等の抵抗Rの積、即ちRM・IMのデ
ユーティ変換値D(T)が格納されるテーブルlが構成
されている。従って、ステップP9においては操舵トル
クの絶対値Tによるアドレスに対応するメモリの内容、
即ちRM・IMのデユーティ変換値D (T)を呼び出
してステップPIGへ進む。ステップP1oでは、アド
レスされたデユーティ変換値D (T)に符号を与える
べく、Fの値を判別する。F=0であれば操舵トルクは
零又は正であるから、デユーティ変換値D (T)をそ
のまま転送し、F=1であれば操舵トルクは負であるか
らステップpHへ進みデユーティ変換値D (T)をマ
イナスの値として転送して記憶し、ステップPI2に進
む。
次に、ステップP121’P13においては、操舵回転
検出手段(45)からの操舵回転速度の検出信号S3と
S4を順次読み込み、ステップP14へ進み、ステップ
P 14においてはS3−54を計算し、これを操舵回
転速度Sとする。ここで、操舵回転検出手段(45)か
らの検出信号S3とS4及びSは、第7図の如く示され
る。
ステップPI5では、操舵回転速度Sの方向を判別する
為に正か負かを判別する。モしてSが正又は零であれば
、ステップP16へ進み、F=0とする。又Sが負であ
れば、ステップP17へ進み、F=1とした後、ステッ
プpH+において絶対値変換即ち5=−Sの処理をする
。ステップPIGでは操舵回転速度の絶対値Sをアドレ
スとするメモリの内容が呼び出される。メモリ内には、
第8図の如く示される操舵回転速度の絶対値Sに対応す
る電動機(18)の回転速度SMを決定すべく、電動機
(18)の誘導起電圧定数にと回転速度SHの積、即ち
kisMのデユーティ変換値D (S)が格納されるテ
ーブル2が構成される。従って操舵回転速度の絶対値S
によるアドレスに対応するメモリ内容、即ちSMのデユ
ーティ変換値が呼び出され。
ステップP 20へ進む。
ステップP 20では、アドレスされたデユーティ変換
値D (S)に符号を与えるべく、Fの値を判別する。
F=Oであれば操舵回転速度は正であるからデユーティ
変換値D (S)をそのまま転送し、F=1であれば操
舵回転速度は負であるからステップP 21へ進みデユ
ーティ変換値D (S)をマイナスの値として転送して
記憶し、ステップP 22において前記操舵トルクTに
基づくデユーティ変換値D (T)と操舵回転速度に基
づ〈デユーティ変換値D (S)を加算し、このイ+f
iをT4とする。
以降はこの得られた制御信号T4を、電動機部・動手段
(55)に供給される電源電圧の変動に応じて補正する
ためのプログラムが実行される。
先ず、ステップP 23において電圧検出センサ(65
A)の検出値S5を読み込みVとし、次のステップP2
4にてこの検出値■をアドレスとするメモリの内容が呼
び出される。メモリ内には第9図に示す如く、電源電圧
Vに対応する制御信号T4の補正係数Kが定められてい
る。そしてステップP25においてこの補正係数を制御
信号に乗算して補正を行い、この値をT4° とする。
ステップP2[1は、出力すべき補助トルクの作用方向
をTl別する為、この補正された値T4 ’ の符1)
を判別する。そしてT4’が正又は零であればステップ
P 2?にて史にlTEか零かを判別し、零の場合はス
テップP2[1にてT2=Ta=Oとして、又正の場合
はステップP29にてT2=1且つTl =0としてス
テップP32にて夫々出力される。一方T4 ’ のf
ffが負の場合にはステップP3GにてT2= OIt
つTz=1とするとともに、ステップP31にてT4°
の絶対値を新たにT4” とした後、ステップP 32
にてT2 、T3の値を出力し5次いでステップP 3
3にてT4 ’の値が出力される。
このようにしてT4°の符号、即ちT2 、 T3の値
により補助すべきトルクの方向が、T4゛の絶対値によ
り補助すべきトルクの絶対値が決定され、第3図で示し
たように電動機駆動手段(55)のドライブユニッ) 
(5B)に出力される。
そしてこのとき、このT4’の値、即ち制御信号は電動
機駆動手段(55)に供給されている電源電圧の変動に
応じて補正されているため、電動機(18)は該電源電
圧の変動による影響を受けることはなく、安定した制御
が行われ、常に良好な操舵フィーリングが得られること
となる。
(発明の効果) 以上の説明より明らかな如く本発明によれば。
電動機駆動手段に供給される電源電圧が変動した場合に
、この変動に伴なって電動機制御信号を補正することが
でき、従って電源電圧の変動の@Wを受けることなく所
望の出力トルクが得られ。
もって常時良好な操舵フィーリングが得られる電動式パ
ワーステアリング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る全体構成図、第2図は電
動式パワーステアリング装置を90°切断面で折曲させ
て示す縦断側面図、第3図は制御装置の全体構成図、第
4図は制御処理の概略を示すフローチャート、第5図は
操舵トルク検出手段の検出特性を示す図、第6図は操舵
トルク検出値とデユーティ変換値の関係を示す図、第7
図は操舵回転検出手段の検出特性を示す図、第8図は操
舵回転速度検出値とデユーティ変換値の関係を示す図、
第9図は電源電圧検出値と補正係数の関係を示す図、第
10図は電源電圧に対するデユーティ値(制御信号)と
電機子電流(出力値)の関係を示す図である。 そして図面中。 (1B)・・・・・・電動機、 (45)・・・・・・操舵回転検出手段、(55)・・
・・・・電動機駆動手段、(64)・・・・・・電動機
制御信号発生手段、(65A)・・・電源電圧検出手段
。 (66)・・・・・・補正手段、 (67)・・・・・・制御信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステアリング系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出
    手段と、該検出手段からの検出信号に基づき電動機の制
    御信号を決定し出力する電動機制御信号発生手段と、該
    手段からの制御信号に基づき電動機を駆動する電動機駆
    動手段を備える電動式パワーステアリング装置において
    、前記電動機駆動手段に供給する電源の電圧を検出する
    電源電圧検出手段を設け、該電源電圧検出手段の検出信
    号に基づき前記制御信号を補正する補正手段を設けたこ
    とを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
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