JPS6233414Y2 - - Google Patents

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JPS6233414Y2
JPS6233414Y2 JP1977058338U JP5833877U JPS6233414Y2 JP S6233414 Y2 JPS6233414 Y2 JP S6233414Y2 JP 1977058338 U JP1977058338 U JP 1977058338U JP 5833877 U JP5833877 U JP 5833877U JP S6233414 Y2 JPS6233414 Y2 JP S6233414Y2
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JP
Japan
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pedestal
piece
messenger wire
tightening
tightening piece
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JP1977058338U
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JPS53152532U (ja
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  • Cable Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテレビ等の共同受信回路(CATV)
に介設して設けられる分配器(分岐器、分波器も
同種)のハウジングに関するもので、詳しくはハ
ウジングにおけるメツセンジヤーワイヤー取付部
のナツトをわずかに緩めるのみでハウジングを架
設されたメツセンジヤーワイヤーに取付ける事が
できるという極めて作業効率の高い且つ作業の安
全性向上の上に効果のあるCATV用屋外用ハウジ
ングを提供しようとするものである。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。周知のハウジング1において、2はハウジン
グの蓋体、3はハウジング本体で、これらは一般
的にアルミダイカストで製造される。4はハウジ
ング本体3と蓋体2とを固定する固定ネジ、5は
ハウジング本体3の側壁に取付けられた接栓座で
自体には入力又は出力のケーブルが接続される。
6はハウジング本体の下面に取付けられた接栓座
で自体には分岐、分配用のケーブルが接続され
る。次に7は蓋体2の上側に取付けられたメツセ
ンジヤーワイヤー取付部で、これにおいて8は台
座を示し自体の上面には溝9が形成されている。
この溝9はメツセンジヤーワイヤー10が取付け
易い形状たとえば図示されるような形状あるいは
その断面が半円形又は断面矩形に形成しても良
い。11は台座8から立設させたネジ棒で、自体
の頭部は台座8の中に埋設されている。一般には
これは台座8をアルミダイカストで形成する際に
一体に埋設して固定されているものである。次に
12は締付片(以下固定片ともいう)で、自体の
下面には溝13が形成されている。この溝13は
上記の台座8に設けられた溝9とでメツセンジヤ
ーワイヤー10を挾み得るような形状にされてい
る。尚この溝13の形状は上記台座8に設けられ
た溝9と同様半円形でも矩形でもよい。14は、
固付片12のほぼ中央部に穿設された孔で、形状
としては図示されるような楕円形状の他に長方形
に形成してもよいが、挿入口Iの方向に長い長溝
にしてある。15は立上状の凸片で、台座8から
一体に立設されている。16,16は固定片12
の後端部に設けられたガイド片で上記の凸片15
を挾むような位置に設けられ、これらの間に噛合
用の凹部15′が形成されるようにしてある。尚
これらは相対的なもので反対の部材に夫々設けて
もよい。17はワツシヤで、これの上又は下にス
プリングワツシヤを設けてもよい。19はネジ棒
11に螺合された固定用ナツトである。
上記構成のものを空中に架設されたメツセンジ
ヤーワイヤー10に取付ける場合には、先ず固定
ナツト19を緩める。緩めた状態で固定片12に
おける溝13を設けた側を第3図に示される如く
持上げる。次にこのメツセンジヤーワイヤー取付
部7を台座8における溝9と固付片12における
溝13との間にメツセンジヤーワイヤー10が入
り込むように位置させる。そのように位置させた
後はメツセンジヤーワイヤー10に対し固定片1
2の溝13を当接させる。この状態で固定ナツト
19を締めて、台座8における溝9と固定片12
における溝13とによりメツセンジヤーワイヤー
10を締付ける。固定ナツト19を締める場合に
ネジ棒11を固定片12における長孔14の内部
に貫通させていると共に、固定片12に設けるガ
イド片16が台座8から立設させた凸片15に向
合つている為に固定ナツト19を回転させても固
定片12が共廻りする事は防止され、固定ナツト
19の締付けが容易に行なう事ができる。これに
よりこのハウジング1はメツセンジヤーワイヤー
10に固定される。尚固定ナツト19を締付ける
場合には固定片12に対して溝13を設けている
ため、この溝がメツセンジヤーワイヤー10に引
かかつた状態となつてハウジング1から手を離し
てもハウジング1が誤つて落下するという事は防
止される。このようにしてハウジング1をメツセ
ンジヤーワイヤー10に取付けた後は良く知られ
ているように入力側あるいは出力側のケーブル更
には分岐分配側のケーブルをそれぞれの接栓5,
6に継げば良い。
以上のようにこの考案にあつては、台座8に対
向させると共に自体に穿設した孔14にネジ棒1
1を貫通させ、かつ上記台座8に対しては遠近自
在にしてある固定片12においては、上記ネジ棒
11を貫通させる孔14がメツセンジヤーワイヤ
ー10の挿入口Iの側に向けて長形となる長孔に
構成してあるから、現場使用時においてメツセン
ジヤーワイヤー10にハウジング1を装着する
時、ネジ棒11に附着する固定ナツト19を僅に
緩めて締付片12の持上りを可能にすれば上記貫
通孔14が長孔であるためメツセンジヤーワイヤ
ー10挿入側の間隙Hは大巾に広がり、メツセン
ジヤーワイヤー10を締付片12と台座8との間
に形成される溝9,13内へ導入する作業を極め
て簡易にする特徴がある。この事は固定ナツト1
9に緩める手間を著るしく減少させると共に又締
付ける手間も同様に減少させる作業上の効果を伴
う。更に前記の構成であるからメツセンジヤーワ
イヤー10を締付片12と台座8との間へ導入す
る作業において締付片12の導入側口先12′が
大きな傾度で開口する関係上そこが漏斗状となつ
てガイドの役割を果し、メツセンジヤーワイヤー
10の溝内への導入を容易にする効果もある。更
に上記の如く締付片12の導入側を大巾に開口さ
せるように、即ち締付片12を傾斜させてメツセ
ンジヤーワイヤー10を迎い入れる場合は締付片
12及び台座8における溝9,13相互間の間隔
と締付片12と台座8における導入側相互の間隔
とがほぼ等しい寸法に近ずく為、メツセンジヤー
ワイヤー10を導入してこれを溝内に位置させた
状態においてもそこに大きなガタつきが生ずる事
が防止され、その結果仮止め効果を発揮させ得る
特徴もある。この事は通常メツセンジヤーワイヤ
ー10が空中にあり、その空中にあるメツセンジ
ヤーワイヤー10に体をぶら下げる状態で上記ハ
ウジング1を取付けねばならぬという非常に危険
な態様の作業者にとつては上記仮止め効果は大き
な恩恵であり墜落事故防止の上に画期的効果を発
揮する。さらに挿入口Iの側とは反対の側に、相
対向して噛合う凸片15と凹部15′を形成した
から、締付片12を持上げた状態で固定ナツト1
9を回しても締付片12が共回りすることのない
利点があり、その上凸片15と凹部15′を形成
してあつても、締付片12の両側面12a,12
bを指で摘んで持上げ操作できる作業上の効果を
損じない実用効果もある。
しかも本願考案にあつては、締付片12を持上
げて挿入口Iを開口させる場合、ネジ棒11は下
端を台座部8に埋込み自由端側をネジにした構成
だから、上記ネジ棒11は上記挿入口の開口を大
とする為に充分に長いものを用いることができる
特長があり、その結果、固定用ナツト19を台座
部8から上方へ大きく離間させて大きな開口を得
ることのできる効果がある。
しかも上記の場合、台座部8に固定のネジ棒1
1に対して固定用ナツト19を上昇させるもので
あつて、その上昇限度は目視可能な為、固定用ナ
ツト19がネジ棒11の上端から外れる寸前を見
極めることができる(固定用ナツト19がネジ棒
11から外れて地上に落下してしまうことを予め
防止できる)効果もある。
更にその上、第2図の状態で固定用ナツト19
を強く締め付ける場合、ネジ棒11はその下端の
太径の頭部を台座部8に予め埋め込んであるか
ら、台座部8に対する一体性は極めて強固で、固
定用ナツト19を極めて強く締付けることを可能
にできる効果がある。このことは、第5図に示す
如き従来構造のもの(例えば特開昭51−86340号
公報や実開昭52−10744号公報に示されたものと
同様のもの)は、台座部8fに形成した雌ネジ孔
21に対し、ネジ棒11fのネジ部を螺合させる
ものである為、上記細かなネジ孔21は比較的弱
く、ネジ棒11fを強く締め付けるとネジ孔21
のネジ山が潰れてしまつて締付が不能となつてし
まう問題点があつたのに対し、その問題点を解消
できる有用性がある。
更にまた上記のように大きな頭部を台座部8に
埋込んだということは、上記挿入口Iの開口寸法
を大きくとる為にネジ棒11の長さ寸法を大きく
する割には、台座部8に対する頭部の埋込寸法が
小さくて良い特長がある。このことは、上記従来
構成のものにおいて開口寸法を大きくとる為にネ
ジ棒11fの長さ寸法を大きくすると、上記ネジ
孔21の長さ寸法Lを大きくせねばならず、その
為には台座部8fの厚みもその寸法Lに応じて大
きくせねばならぬという問題解決に役立つ効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はハ
ウジングの側面図、第2図はメツセンジヤーワイ
ヤー取付部を一部破断したハウジングの平面図、
第3図はメツセンジヤーワイヤー取付部の縦断面
図、第4図はメツセンジヤーワイヤー取付部の上
方斜視図。第5図は従来の取付部を略示する縦断
面図。 8……台座、12……締付片、14……孔、1
1……ネジ棒、19……固定ナツト、15……凸
片、15′……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングの上部に台座部を設けると共に、こ
    れの上方に相対向させて遠近自在に締付片を備え
    させ、上記締付片には貫通孔を設けると共にこれ
    には樹立状のネジ棒を貫通させ、更に上記ネジ棒
    の下端に備えられているネジ棒よりも太径の頭部
    は、上記台座部に埋設して固着させる一方、その
    ネジ棒において上記締付片の貫通孔から反台座部
    側に突出する自由端部には固定ナツトを回動自在
    に螺合させてあつて、該固定ナツトを締付操作す
    ることによつて上記締付片と台座部との間に介入
    させるメツセンジヤーワイヤーを上記締付片と台
    座部とで締付固定しうるようにしてあり、更に上
    記台座部と上記締付片における夫々のメツセンジ
    ヤーワイヤー留付け予定位置には凹状のメツセン
    ジヤーワイヤー位置決め用溝を形成すると共に上
    記締付片に設けた貫通孔は上記メツセンジヤーワ
    イヤー位置決め用の溝がある方向に長い長孔状に
    形成し、さらに上記ネジ棒を中心にしてメツセン
    ジヤーワイヤー位置決め用溝のある側とは反対の
    側には、台座部と締付片の相対向する部分に噛合
    用の凸片と、その凸片に対応させた凹部を形成し
    たことを特徴とするCATV用屋外用ハウジング。
JP1977058338U 1977-05-09 1977-05-09 Expired JPS6233414Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977058338U JPS6233414Y2 (ja) 1977-05-09 1977-05-09

Applications Claiming Priority (1)

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JP1977058338U JPS6233414Y2 (ja) 1977-05-09 1977-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53152532U JPS53152532U (ja) 1978-12-01
JPS6233414Y2 true JPS6233414Y2 (ja) 1987-08-26

Family

ID=28957060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977058338U Expired JPS6233414Y2 (ja) 1977-05-09 1977-05-09

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5186340A (en) * 1975-01-27 1976-07-28 Maspro Denko Kk Okugaisetsuchigata catv yokiki
JPS5210744B2 (ja) * 1972-10-28 1977-03-25

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58356Y2 (ja) * 1975-07-10 1983-01-06 宇呂電子工業 (株) 分配器等用ユニツト

Patent Citations (2)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS53152532U (ja) 1978-12-01

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