JPH0341501Y2 - - Google Patents

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JPH0341501Y2
JPH0341501Y2 JP1985198224U JP19822485U JPH0341501Y2 JP H0341501 Y2 JPH0341501 Y2 JP H0341501Y2 JP 1985198224 U JP1985198224 U JP 1985198224U JP 19822485 U JP19822485 U JP 19822485U JP H0341501 Y2 JPH0341501 Y2 JP H0341501Y2
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JP
Japan
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band
wiring
fixture
hole
head
Prior art date
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JP1985198224U
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JPS62107489U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気配線等を所定の箇所に容易に固定
するための固定具に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車、各種電気機器等の電気配線にお
いて、ワイヤハーネスの配線あるいは複数本の電
線を集束しながら配線する場合の作業性あるいは
外観を向上させる見地から、これらの電気配線
(以下単に配線という)を車体あるいは機器の壁
面等に固定させるための固定具が使用されてい
る。
この固定具としては、従来実開昭51−3094号に
開示されるようなものが知られている。
すなわち、この固定具Mは、第7図に一部切欠
側面図、第8図に使用状態の斜視図で示されるよ
うに、合成樹脂等でほぼ長方体状のブロツクに成
形され、一方に取付孔aが設けられ、他方の下面
に固定具の長手方向に直交した横溝bと横溝bに
直交した縦溝cが設けられていて、縦溝cの一方
は取付孔aの方向に向い、かつ固定具の上方に向
つて貫通孔dに接続させて構成されるものであ
る。
しかして固定具Mに対する配線Wの固定は、先
ず固定具Mを取付孔aにおいてボルトeにより取
付面に螺着したのち、一端に環状の頭部fを設
け、片面にラチエツトgを形成したバンドhを固
定具Mの横溝b又は縦溝cと貫通孔dに通して配
線Wを固定具Mの上面に一体に締付けることによ
り行なわれる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、かかる従来の固定具にあつては、バン
ドhをその頭部fに挿入して配線Wを締付けるに
際して、バンドhが自由に移動するため締付けの
作業性が悪く、又、頭部fの位置が定まらないの
で固定具Mの周囲に締付け作業に要するスペース
を十分に確保しておく必要がある。さらにバンド
hの締付部が配線Wの上面に位置し、バンドの端
部が配線Wの上方に延在して締付後の外観が悪い
などの問題点がある。
本考案は、かかる従来の固定具の問題点に着目
してなされたもので、バンド締付けの作業性及び
締付部の外観を向上しうる固定具を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以下に本考案を、実施例を示す添付の図面に基
づいて詳細に説明する。
第1図aに本考案の固定具の平面図、第1図b
に第1図aのA−A断面図第2図に締付用バンド
の斜視図を示した。
図において本考案の固定具Aは、支柱1の上端
部に支柱1に対し鋭角に屈折形成された電線載置
部2と、支柱1の下端部に屈折形成された固定部
3とを有し、電線載置部2の屈折部4に上面から
裏面に貫通する貫通孔5を設けると共に、電線載
置部2の先端部2aに上面から裏面に貫通する貫
通孔6を設け、貫通孔6に臨む裏面部に拡開部7
を形成することにより、硬質樹脂材料等により一
体に構成される。
この構成において、電線載置部2は上面を配線
Wが載置され易いように円弧状の凹面とした板状
体に形成されると共にその支柱1に対する屈折角
度は締付作業を容易にするため約30〜45゜に形成
されることが望ましい。又、電線載置部2の屈折
部4及び先端部2aに貫設される貫通孔5及び6
は、夫々バンドBの帯部11が挿通される孔で、
帯部11が挿通され易い形状、大きさに形成され
る。
又、電線載置部2の裏面部に貫通孔6に臨んで
形成される拡開部7は、バンドBの頭部12が位
置決めされる箇所で、特に電線載置部2の先端部
側の面に頭部12の後壁12aが当接され易いよ
うにテーパ7aが形成される。
又、支柱1の下端部に形成される固定部3には
固定具Aをボルト等により螺着するための取付孔
8が設けられるが、取付孔8の代りに公知のクリ
ツプその他適宜の取付手段を設けることができ
る。
なお、9,10は夫々電線載置部2及び固定部
3の補強壁である。
一方、バンドBは片面にラチエツト部11aを
設けた帯部11とその一端部に形成された頭部1
2とからなり、頭部12に帯部11が挿通される
通孔13が貫設されると共に、通孔13に臨んで
帯部11のラチエツト部11aが係止される係止
突起12bが形成されている。
〔作用〕
第3図に示されるように、固定具Aの貫通孔6
にバンドBを電線載置部2の裏面からあらかじめ
挿通しておき、次いで固定部3を取付孔8におい
て螺着等の手段で所定位置に固定する。この状態
で配線Wを電線載置部2の上面に載置させ、バン
ドBの帯部11を配線Wを集束させ乍ら巻回した
のち、屈折部4の上方から貫通孔5内を下方に繰
り出させる。
次いで帯部11をその先端部から拡開部7付近
に位置されているバンドBの頭部12の通孔13
に挿通させて引張ることにより、頭部12はその
後壁12aが拡開部7のテーパ部7aに係合され
る。同時に帯部11のラチエツト面11aが頭部
12の係止突起12bに係止されて配線Wの締付
けは完了する。第4図に本考案の固定具Aを用い
て配線Wを固定した状態を示した。
〔他の実施例〕
第5図に本考案の固定具の他の実施例を示し
た。
この実施例の固定具A′はその本体部分の構成
については前述した固定具Aと同様であるが、電
線載置部2の先端部端面2bにバンドBの帯部1
1を保持する保持部14が形成されている。この
保持部14は第6図に示したように一対の挾持片
により形成してもよく、又、トンネル状その他適
宜の手段に形成することができる。このように保
持部14を設けるときは図に示すように貫通孔6
から上方に挿通されたバンドBの帯部11を更に
保持部14に通すことにより、バンドBをあらか
じめ固定具A′に一体に装着しておくことができ
る。
保持部14に装着されたバンドBは配線Wの締
付け時に帯部11を保持部14から引き抜いたの
ち、前述と同様の操作で配線Wに締付けられる。
〔考案の効果〕
本考案の固定具は以上詳細に説明した構成及び
作用よりなり、バンドによる配線の締付けに際し
て、バンド頭部が電線載置部の拡開部に係合固定
されるため、片手でも容易に締付けることがで
き、配線の集束、固定のための作業性を著しく向
上させることができる。又、固定具にバンドの保
持部を設けるときは一層上記の作業性が向上され
る。
更に、バンドの頭部と帯部との係止部が電線載
置部の裏面に位置するため配線締付後の外観も向
上するなどの利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の固定具の平面図、第1図b
は第1図aのA−A断面図、第2図は締付用バン
ドの斜視図、第3図は本考案の固定具の使用状態
における断面図、第4図は同斜視図、第5図は本
考案の固定具の他の実施例を示す断面図、第6図
は同要部斜視図、第7図は従来の固定具の縦断面
図、第8図は従来の固定具の使用状態における斜
視図を示す。 1…支柱、2…電線載置部、3…固定部、4…
屈折部、5,6…貫通孔、7…拡開部、11…帯
部、12…頭部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱1の上端部に該支柱に対し鋭角に屈折形成
    された電線載置部2と、該支柱の下端部に屈折形
    成された固定部3とを有し、電線載置部2の屈折
    部4と先端部2aに上面から裏面に貫通する貫通
    孔5,6を夫々設けると共に、該先端部の貫通孔
    6に臨む裏面に拡開部7を形成してなり、帯部1
    1の端部に該帯部を挿通固定するための頭部12
    を形成してなるバンドBの該頭部を前記拡開部7
    に位置決め固定した状態で締付けることを特徴と
    する固定具。
JP1985198224U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0341501Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985198224U JPH0341501Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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JP1985198224U JPH0341501Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62107489U JPS62107489U (ja) 1987-07-09
JPH0341501Y2 true JPH0341501Y2 (ja) 1991-08-30

Family

ID=31158711

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JP1985198224U Expired JPH0341501Y2 (ja) 1985-12-25 1985-12-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016007091A1 (de) * 2016-06-10 2017-12-14 Xenios Ag Kabelbinder

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6274434U (ja) * 1985-10-29 1987-05-13

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DE102016007091A1 (de) * 2016-06-10 2017-12-14 Xenios Ag Kabelbinder

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JPS62107489U (ja) 1987-07-09

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