JPS6232999Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232999Y2 JPS6232999Y2 JP18215381U JP18215381U JPS6232999Y2 JP S6232999 Y2 JPS6232999 Y2 JP S6232999Y2 JP 18215381 U JP18215381 U JP 18215381U JP 18215381 U JP18215381 U JP 18215381U JP S6232999 Y2 JPS6232999 Y2 JP S6232999Y2
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- JP
- Japan
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- cooled
- steel plate
- ejector
- cooling
- water
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- Expired
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- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 23
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Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、焼ならしあるいは焼入れ時における
厚肉の半円筒状鋼板を加速冷却するための冷却装
置の改良に関するものである。
厚肉の半円筒状鋼板を加速冷却するための冷却装
置の改良に関するものである。
圧力容器等は、一般に炭素鋼、低合金鋼の厚肉
鋼板が使用され、その鋼板の機械的性質即ち引張
り強さ、伸び、衝撃値等は、熱処理方法によつて
大きく左右される。
鋼板が使用され、その鋼板の機械的性質即ち引張
り強さ、伸び、衝撃値等は、熱処理方法によつて
大きく左右される。
焼ならし又は焼入れ時の冷却を、浸水冷却ある
いは水噴霧冷却に依らざるを得ない場合は、所定
の温度に加熱した鋼板を、水槽中に浸漬するか、
水を鋼板に噴霧する方法が一般に採用されてい
る。
いは水噴霧冷却に依らざるを得ない場合は、所定
の温度に加熱した鋼板を、水槽中に浸漬するか、
水を鋼板に噴霧する方法が一般に採用されてい
る。
一般に、圧力容器の製作段階における鋼板の形
状は、熱間加工により、長手方向に半円筒形にな
ることが多い。熱間加工後は同鋼板に焼ならしあ
るいは焼入れを施すことが必要であるために、前
述のような冷却方法が採用される。
状は、熱間加工により、長手方向に半円筒形にな
ることが多い。熱間加工後は同鋼板に焼ならしあ
るいは焼入れを施すことが必要であるために、前
述のような冷却方法が採用される。
また、従来の噴霧冷却方法としては、水噴出ノ
ズルから鋼板の任意の位置、方向へ向けて水を噴
射し、噴射された水を扇風機によつて霧状に吹き
飛ばす方法がとられていた。
ズルから鋼板の任意の位置、方向へ向けて水を噴
射し、噴射された水を扇風機によつて霧状に吹き
飛ばす方法がとられていた。
(ア) 上述の水噴霧による場合は、鋼板の冷却速度
が不均一になり、従つて鋼板の機械的性質に満
足なものが得られにくい。
が不均一になり、従つて鋼板の機械的性質に満
足なものが得られにくい。
(イ) 浸水冷却の場合は、水槽等の冷却設備に多大
の費用を要する下具合がある。
の費用を要する下具合がある。
本考案は、上記従来方式の欠点(ア)，(イ)を解消
し、効率よく、しかも鋼板の機械的性質が均一で
十分満足なものが得られる半円筒状鋼板の冷却装
置を提供することを目的として提案されたもの
で、被冷却体と間隔をへだてて対設し、内部に冷
却用の流体が通る中空体の外周面に沿つて、複数
個の噴射ノズル噴出孔が被冷却体側向きに穿設さ
れている下部噴出器１と、同下部噴出器１の上方
に上記被冷却体と間隔をへだてて対設し、かつ彎
曲した内周面に沿つて複数個の噴射ノズル噴出孔
が被冷却体側向きに穿設されている曲管状の上部
噴出器２と、 上記下部噴出器１と上部噴出器２を互に結合
し、かつ調整バルブ４を介して通水パイプ５に連
結されている配管３とによつて構成された冷却機
６を互に間隔を隔てて複数個平行に配列組立てて
なることを特徴とする半円筒状鋼板の冷却装置に
係るものである。
し、効率よく、しかも鋼板の機械的性質が均一で
十分満足なものが得られる半円筒状鋼板の冷却装
置を提供することを目的として提案されたもの
で、被冷却体と間隔をへだてて対設し、内部に冷
却用の流体が通る中空体の外周面に沿つて、複数
個の噴射ノズル噴出孔が被冷却体側向きに穿設さ
れている下部噴出器１と、同下部噴出器１の上方
に上記被冷却体と間隔をへだてて対設し、かつ彎
曲した内周面に沿つて複数個の噴射ノズル噴出孔
が被冷却体側向きに穿設されている曲管状の上部
噴出器２と、 上記下部噴出器１と上部噴出器２を互に結合
し、かつ調整バルブ４を介して通水パイプ５に連
結されている配管３とによつて構成された冷却機
６を互に間隔を隔てて複数個平行に配列組立てて
なることを特徴とする半円筒状鋼板の冷却装置に
係るものである。
以下、第１図及び第２図に示す実施列により、
本考案につき具体的に説明する。
本考案につき具体的に説明する。
それらの図において、１は内側を冷却流体が通
る下部噴出器で、中空の筒体状をなし、２個の噴
射ノズル１ａが外半径方向に取付けられている。
２は内側を冷却流体が通る上部噴出器で、曲管状
をなし、下部噴出器１の上方に間隔をへだてて相
対しており、彎曲した内周部に、６個の噴射ノズ
ル２ａが下向に取付けられている。〔第１図で
は、２本の曲管状体で円弧状をなしているが第３
図のように１本の曲管状体でもよい〕 ３は配管で、上記下部噴出器１と、上部噴出器
２を互に結合し、調整バルブ４を介して通水パイ
プ５に連結されている。また該通水パイプ５は、
図示省略の冷却流体供給源に通じている。
る下部噴出器で、中空の筒体状をなし、２個の噴
射ノズル１ａが外半径方向に取付けられている。
２は内側を冷却流体が通る上部噴出器で、曲管状
をなし、下部噴出器１の上方に間隔をへだてて相
対しており、彎曲した内周部に、６個の噴射ノズ
ル２ａが下向に取付けられている。〔第１図で
は、２本の曲管状体で円弧状をなしているが第３
図のように１本の曲管状体でもよい〕 ３は配管で、上記下部噴出器１と、上部噴出器
２を互に結合し、調整バルブ４を介して通水パイ
プ５に連結されている。また該通水パイプ５は、
図示省略の冷却流体供給源に通じている。
そして、下部噴出器１と上部噴出器２及び配管
３等によつて冷却機６を構成している。そして該
冷却機６を複数個、互に間隔をへだてて平行に配
列組立てることによつて本考案の半円筒状鋼板の
冷却装置が形成されている。
３等によつて冷却機６を構成している。そして該
冷却機６を複数個、互に間隔をへだてて平行に配
列組立てることによつて本考案の半円筒状鋼板の
冷却装置が形成されている。
なお、図における７は冷却される半円筒状の鋼
板、８は鋼板７を支持する架台、９は冷却機６を
互に結合する結合部材を示す。なお、冷却流体と
しては水の他に、油等を用いることもできる。
板、８は鋼板７を支持する架台、９は冷却機６を
互に結合する結合部材を示す。なお、冷却流体と
しては水の他に、油等を用いることもできる。
本考案装置は、上記のように構成されており、
図示のように置かれた半円筒状の鋼板７を水で冷
却する場合、調整バルブ４を開いて通水すると、
水は噴射ノズル１ａ，２ａから噴射され鋼板７の
上下面を均一に水冷する。
図示のように置かれた半円筒状の鋼板７を水で冷
却する場合、調整バルブ４を開いて通水すると、
水は噴射ノズル１ａ，２ａから噴射され鋼板７の
上下面を均一に水冷する。
なお噴射水は鋼板７の面に沿つて流下する。図
中Ａは鋼板７表面に沿つて排除される水流を示
す。
中Ａは鋼板７表面に沿つて排除される水流を示
す。
本考案装置は、上記のような構成作用を具有す
るものであるから、本考案によれば、半円筒状の
鋼板を内外の両面から全面均一に冷却することが
できるという実用的効果を挙げることができる。
るものであるから、本考案によれば、半円筒状の
鋼板を内外の両面から全面均一に冷却することが
できるという実用的効果を挙げることができる。
第１図及び第２図は、本考案の一実施例の概略
説明図で、第１図は正面図、第２図は第１図の
−線矢視図、第３図は本考案の他の実施例の略
示的正面図である。 １：下部噴出器、２：上部噴出機、３：配管、
４：調整バルブ、５：通水パイプ、６：冷却機、
７：半円筒状鋼板、８：架台、９：結合部材。
説明図で、第１図は正面図、第２図は第１図の
−線矢視図、第３図は本考案の他の実施例の略
示的正面図である。 １：下部噴出器、２：上部噴出機、３：配管、
４：調整バルブ、５：通水パイプ、６：冷却機、
７：半円筒状鋼板、８：架台、９：結合部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 被冷却体と間隔をへだてて対設し、内部に冷却
用の流体が通る中空体の外周面に沿つて、複数個
の噴射ノズル噴出孔が被冷却体側向きに穿設され
ている下部噴出器１と同下部噴出器１の上方に上
記被冷却体と間隔をへだてて対設し、かつ彎曲し
た内周面に沿つて複数個の噴射ノズル噴出孔が被
冷却体側向きに穿設されている曲管状の上部噴出
器２と、 上記下部噴出器１と上部噴出器２を互に結合し
かつ調整バルブ４を介して通水パイプ５に連結さ
れている配管３とによつて構成された冷却機６を
互に間隔を隔てて複数個平行に配列組立ててなる
ことを特徴とする半円筒状鋼板の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18215381U JPS5887860U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 半円筒状鋼板の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18215381U JPS5887860U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 半円筒状鋼板の冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5887860U JPS5887860U (ja) | 1983-06-14 |
| JPS6232999Y2 true JPS6232999Y2 (ja) | 1987-08-24 |
Family
ID=29980267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18215381U Granted JPS5887860U (ja) | 1981-12-09 | 1981-12-09 | 半円筒状鋼板の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5887860U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101129845B1 (ko) | 2009-10-29 | 2012-03-23 | 현대제철 주식회사 | 트랙 슈용 냉각장치 |
-
1981
- 1981-12-09 JP JP18215381U patent/JPS5887860U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5887860U (ja) | 1983-06-14 |
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