JPS6230362Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6230362Y2
JPS6230362Y2 JP12273580U JP12273580U JPS6230362Y2 JP S6230362 Y2 JPS6230362 Y2 JP S6230362Y2 JP 12273580 U JP12273580 U JP 12273580U JP 12273580 U JP12273580 U JP 12273580U JP S6230362 Y2 JPS6230362 Y2 JP S6230362Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
polarity reversal
signal
thyristor
loop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12273580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5746358U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12273580U priority Critical patent/JPS6230362Y2/ja
Publication of JPS5746358U publication Critical patent/JPS5746358U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6230362Y2 publication Critical patent/JPS6230362Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Prepayment Telephone Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は公衆電話機回路に係り、特に電話機制
御型交換機あるいは交換機制御型交換機などの異
種交換機において共用される公衆電話機回路に関
するものである。 諸外国においては、卓上公衆電話機からは市外
発信をさせない場合がある。しかしながら、この
ような諸外国においては一般に1つの交換機に一
般加入回線と公衆電話回線が共通に接続されてい
るために、公衆電話機からの市外発信のみを防止
し、一般加入電話機からの市外発信は可能とする
識別が必要であつた。 このため、交換機側からフツクオフ時などにフ
リーテイング・テスト・レバース信号(瞬間転極
信号)を端末電話機側に送出し、この瞬間転極信
号のループが形成されるものについては一般加入
電話機と判断し、他方ループが形成されないもの
については公衆電話機と判断して市外接続を防止
していた。 そして、このような電話機において、課金信号
として16KHzなどの交流信号が到来する場合には
何ら問題がなかつたが、課金信号として転極信号
が到来する場合には、上記瞬間転極信号を課金信
号と誤認して硬貨を誤収納しないよう何らかの対
策を施こさなければならなかつた。 例えば、瞬間転極信号の機能に基づいて大別し
て一般に交換機制御型交換機と呼称される型に
おいては、端末側の電話機で送受器を上げると、
瞬間転極信号が交換機より端末側へ送出され、公
衆電話機を、瞬間転極信号の間(100〜150ms)
は電話機内部を高抵抗にしておくことにより、交
換機側では一般電話機か公衆電話機かの識別がつ
くように構成され、そして、公衆電話機から市外
ダイヤルすると、交換機側で制御して市外接続を
行なわないように構成され、また型において
は、瞬間転極信号がダイヤル第1指転のダイヤル
中に交換機より送出される以外は上記型と同じ
である。そして、この型および型において
は、公衆電話機および一般電話機の識別および市
内,市外の識別をも交換機側で行ない、例えば、
瞬間転極信号が到来したときには、電話機側を高
抵抗にしておき、ここで、利用者が公衆電話機を
使つて市外ダイヤルを行なうと、交換機側ででは
市外発信と判断して接続を行なわない、所謂交換
機制御が行なわれていて、未然に市外通話を防止
することができるように構成され、瞬間転極信号
の到来までは課金信号受信回路を局線より切り離
し、瞬間転極信号の終了後にリレー接点を用いて
課金信号受信回路を局線に接続して硬貨の誤収納
を防止している。 したがつて、従来のこの種の公衆電話機におい
ては、局線と課金信号受信回路とを切り離すリレ
ー等を必要とし、また、リレーの駆動回路も複雑
になるという欠点を有していた。 本願は以上の点に鑑み、このような欠点を除去
すべくなされたもので、その目的は、リレーを何
ら必要とせず、全電子化を図るとともに回路構成
が極めて簡単な公衆電話機回路を提供することに
ある。 このような目的を達成するために、本考案は、
通話線間に接続されたダイオード・ブリツジ回路
の転極ループを形成する一辺にサイリスタを接続
し、所定時間幅以上の転極信号の到来によつて上
記サイリスタをゲート・トリガし、このサイリス
タのターン・オン電流によつて上記ダイオード・
ブリツジ回路の転極ループを形成する一辺に接続
された転極信号検出回路を動作させるようにした
もので、以下、図面に基づき本考案の実施例を詳
細に説明する。 図は本考案による公衆電話機回路の一実施例を
示す回路図で、説明に必要な部分のみを示し、先
ループ方式の公衆電話機の場合を示すものであ
る。 図において、L1,L2は局線に接続される局線
端子で、この局線端子L1,L2間にはフツクスイ
ツチHSを介してベルBELLとコンデンサC1の直
列回路が接続されている。D1,D2,D3,D4はダ
イオードで、これらは通話線間に接続されたダイ
オード・ブリツジ回路を構成している。Pdは発
光素子、Ptはこの発光素子Pdからの光を受光す
る受光素子で、これらはフオトカプラPCを形成
し、このフオトカプラPCを形成する発光素子Pd
は上記ダイオード・ブリツジ回路の転極ループを
形成する一辺に接続された転極信号検出回路を構
成している。 R1およびVRは発光素子Pdに直列接続された抵
抗R2との直列回路に並列接続された抵抗および
バリスタ、D5はダイオードD4に直列接続された
ダイオード、R3,R4は直列接続された抵抗で、
この抵抗R3,R4の直列回路はダイオードD5に並
列接続されている。C2は抵抗R3に並列接続され
たコンデンサ、SCRは抵抗R3,R4の直列回路に
並列接続、すなわち、ダイオード・ブリツジ回路
の転極ループを形成する一辺に接続されたサイリ
スタで、このサイリスタSCRのゲート電極は抵
抗R3,R4の接続点とコンデンサC2との接続点に
接続され、この抵抗R3,R4およびコンデンサC2
は所定時間幅以上の転極信号の到来によつてサイ
リスタSCRをゲート・トリガするゲート・トリ
ガ回路を構成している。そして、サイリスタ
SCRのターン・オン電流によつて発光素子Pdか
らなる転極信号検出回路を動作させるように構成
されている。また、このコンデンサC2は瞬間転
極信号に対する誤動作防止回路を構成している。 そして、発光素子Pdの発光を受光する受光素
子Ptは抵抗R5と直列に接続され、その接続点か
らインバータINV1、抵抗R6,R7およびインバー
タINV2を直列に介して課金信号受信信号SGを送
出するように構成されている。C3は抵抗R6,R7
の接続点と接地間に挿入されたコンデンサであ
る。 POWはロジツク回路(制御回路)および硬貨
収納マグネツト(図示せず)の電源回路、FRは
図示しない制御回路の出力により局線を強制的に
開放する強制切断回路、DPGは機械的なダイヤ
ルのインパルス接点と制御回路により制御される
短絡回路とからなるダイヤルパルス発生回路、
TCは通話回路、Dsはダイヤルの指転により動作
し放転終了直前に復旧し通話回路TCを短絡する
ダイヤルのシヤント接点である。 つぎにこの図に示す実施例の動作を説明する。
まず、送受器を上げると、 局線端子L1(+)−フツクスイツチHS−ダイ
オードD1−電源回路POW−強制切断回路FR
−ダイヤルパルス発生回路DPG−通話回路
TC−ダイオードD2−局線端子L1(−)
……(1) のループが形成され、ダイヤル発信が可能とな
る。このとき、任意のタイミング(フツクオフ
時、ダイヤル中)で交換機側から
【表】 のループを介して瞬間転極信号(100ms〜
150ms)が送られてくる。ここで、抵抗R3,R4
は高抵抗であるため、コンデンサC2には微少電
流でしか充電されず、したがつて、サイリスタ
SCRは瞬間転極信号の時間幅ではトリガされな
い。また、上記局線L2(+)の(2)のループでは
抵抗R3,R4が高抵抗であるため、交換機側では
一般加入電話機と区別することができ、市外接続
を防止することができる。 このとき、課金信号受信用のフオトカプラPC
を形成する発光素子Pdにも微少電流が流れる
が、発光素子Pdは発光せず、または発光しても
この発光素子Pdと対をなしフオトカプラPCを形
成する受光素子Ptのスレツシユ・ホールドを越え
ることなく、課金信号受信信号SGは出力されな
い。 しかる後、被呼者応答により課金信号(550ms
または転極しきり)が到来すると、瞬間転極信号
の時間を越えた所定時間後にサイリスタSCRは
トリガされ、ターン・オンする。そして、このタ
ーン・オン電流により発光素子Pdは発光し、受
光素子Ptはこれを受けて課金信号受信信号SGを
出力する。 なお、従来のこの種の公衆電話機においては、
受光側のコンデンサC3によつて、ノイズによる
誤動作を防止していたが、比較的幅の長いノイズ
に対しては誤動作するおそれがあつた。 しかるに、本考案は瞬間転極信号の誤動作防止
回路を構成するコンデンサC2もノイズによる誤
動作を防止する機能をはたすため、誤動作を完全
に防止することができる。 以上本考案を硬貨投入前にループを形成する先
ループの場合を例にとつて説明したが、硬貨投入
後にループを形成する後ループの場合も同様であ
る。 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、リレー等を用いない全電子化した簡単な回路
構成により、瞬間転極信号による硬貨誤収納を防
止することができると共に、ノイズに対しても完
全に誤動作を防止することができるので、実用上
の効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による公衆電話機回路の一実施例を
示す回路図である。 L1,L2……局線端子、D1〜D4……ダイオー
ド、Pd……発光素子、Pt……受光素子、PC……
フオトカプラ、SCR……サイリスタ、R3,R4
…抵抗、C2……コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通話線間に接続されたダイオード・ブリツジ回
    路と、このダイオード・ブリツジ回路の転極ルー
    プを形成する一辺に接続された転極信号検出回路
    とを備えてなる公衆電話機回路において、前記ダ
    イオード・ブリツジ回路の転極ループを形成する
    一辺に接続されたサイリスタと、所定時間幅以上
    の転極信号の到来によつて前記サイリスタをゲー
    ト・トリガするゲート・トリガ回路とを備え、前
    記サイリスタのターン・オン電流によつて前記転
    極信号検出回路を動作させるようにしたことを特
    徴とする公衆電話機回路。
JP12273580U 1980-08-28 1980-08-28 Expired JPS6230362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12273580U JPS6230362Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12273580U JPS6230362Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5746358U JPS5746358U (ja) 1982-03-15
JPS6230362Y2 true JPS6230362Y2 (ja) 1987-08-04

Family

ID=29483336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12273580U Expired JPS6230362Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6230362Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5746358U (ja) 1982-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6113523A (ja) 電話機におけるラツチング・リレ−駆動回路
JPS6230362Y2 (ja)
JPH0233423Y2 (ja)
US5131031A (en) Hold circuits for telephone systems
JPS6325792Y2 (ja)
JPS6345094Y2 (ja)
JPS5840679Y2 (ja) 公衆電話機
US4140884A (en) Electronic tone ringer
JPS6312608Y2 (ja)
JPS6325793Y2 (ja)
JPS6318205Y2 (ja)
JPH0246141Y2 (ja)
JPH0349494Y2 (ja)
JPH0127316Y2 (ja)
JPS6342606Y2 (ja)
JP2821297B2 (ja) 料金徴収式電話機の着信回路
JPS5834839Y2 (ja) ダイヤルインパルス検出回路
JPH0115251Y2 (ja)
CN2200894Y (zh) 多功能电话线路监护器
JPS593649Y2 (ja) 公衆電話機
JPS6325794Y2 (ja)
JPH0314859Y2 (ja)
KR920006758Y1 (ko) 비사용 오프훅 전화기 자동복구회로
JPH0325068B2 (ja)
JPH0323732Y2 (ja)