JPS6229638Y2 - - Google Patents

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JPS6229638Y2
JPS6229638Y2 JP401082U JP401082U JPS6229638Y2 JP S6229638 Y2 JPS6229638 Y2 JP S6229638Y2 JP 401082 U JP401082 U JP 401082U JP 401082 U JP401082 U JP 401082U JP S6229638 Y2 JPS6229638 Y2 JP S6229638Y2
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JP
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torque
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misfire
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JP401082U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関のミスフアイヤ検出装置に関
し、複数のシリンダを備えた内燃機関にミスフア
イヤ(燃焼不良)が生じているときに、どのシリ
ンダにミスフアイヤが生じているかを判別し得る
ように改良したものである。
内燃機関のミスフアイヤを検出する従来方法と
しては、(イ)シリンダの振動、(ロ)排気圧力の変動、
(ハ)吸入負圧、等からミスフアイヤを検出する方法
が知られている。ところが、これらの従来技術で
は、内燃機関の始動時やノツキング発生時におい
て、正確にミスフアイヤを検出することができな
いばかりでなく、どのシリンダがミスフアイヤを
起しているかを判別することができなかつた。
本考案は、上記従来技術に鑑み、定常時のみな
らず始動時やノツキング発生時においても、どの
シリンダがミスフアイヤを起しているかを判別し
得るミスフアイヤ検出装置を提供することを目的
とする。かかる目的を達成する本考案の構成は、
複数のシリンダを備えた内燃機関の出力トルクを
検出してこれに対応したトルク信号を送出するト
ルク検出装置と、特定した一のシリンダが圧縮行
程完了から膨張行程に移行する状態にあることを
検知してこの状態になる度に基準信号を送出する
基準信号送出装置と、前記トルク信号及び基準信
号が入力されることにより、はじめの基準信号が
入力されてから次の基準信号が入力されるまでの
時間をシリンダの数で等分しこの等分された各期
間におけるトルク信号の値を比較して他の期間に
比べ著しく値の低い期間を検出し、この期間に対
応するシリンダにミスフアイヤが発生していると
判定する判定装置とを有することを特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第1図は本考案の実施例を示すブロツク図であ
る。同図に示すように、本実施例は回転速度検出
装置1とトルク検出装置2と基準信号送出装置3
と判定装置4とからなる。このうち、回転速度検
出装置1は、内燃機関の回転速度を検出し、これ
に対応した回転速度信号aを送出する。
また、トルク検出装置2は、内燃機関の出力軸
の出力トルクを検出し、これに対応した脈動する
トルク信号bを送出する。このとき、軸トルクメ
ータが備えられている内燃機関においては、この
軸トルクメータをそのままトルク検出装置2とし
て利用することができる。更に基準信号送出装置
3は、内燃機関の複数のシリンダのうち第1のシ
リンダが圧縮行程完了から膨張行程に移行する状
態となる度に、パルス状の基準信号cを送出す
る。そして、前記基準信号cとしては、具体的に
言うと、第1のシリンダを点火させるための第1
シリンダ点火信号や、2サイクルの内燃機関にお
いては上死点を示す信号(TDC信号)が採用さ
れる。判定装置4は、前記回転速度信号a、トル
ク信号b及び基準信号cを受信してこれらの信号
を後述する手法により処理し、ミスフアイヤが発
生しているシリンダを判定する。このため判定装
置4からは、どのシリンダにミスフアイヤが発生
しているかを示すミスフアイヤ検出信号dが送出
される。
次に本実施例を4気筒の内燃機関に適用した場
合における動作を、トルク信号b及び基準信号c
の特性を示す第2図を参照しつつ説明する。判定
装置4内では、トルク信号bは回転数に応じた微
小なサンプル間隔でサンプリングされ、その値が
検出される。更に、判定装置4により、基準信号
cの第1のパルスが入力されてから次のパルスが
入力されるまでの時間は、シリンダの数で等分、
即ち4等分され、期間,,,に区分され
る。このため、期間においては第1のシリンダ
における爆発に起因するトルク信号cの脈動が発
生し、同様に期間,,において第2、第
3、第4のシリンダにおける爆発に起因する脈動
が発生する。そこで判定装置4は、各期間,
,,におけるトルク信号bの値を比較し、
各期間における前記値がほぼ等しい場合には正常
と判定し、例えば第3図中点線で示すように、期
間における値が小さいことを検出すると第3の
シリンダにミスフアイヤが発生していると判定す
る。そしてミスフアイヤと判定すると、上記の例
では、第3のシリンダにミスフアイヤが発生して
いることを示すミスフアイヤ検出信号dが送出さ
れる。なお、判定装置4には、トルク信号bや基
準信号cのみならず回転速度信号aも記憶・保存
されるため、回転速度の変動によりどのシリンダ
にミスフアイヤが発生したかを知ることができ
る。更に、本実施例では基準信号cのパルス間の
時間をシリンダの数で等分しているため、回転速
度が変動しても悪影響を受けることがないばかり
でなく、各期間,,,におけるトルク信
号bの値を比較することによりミスフアイヤを検
出しているため、判定のための基準値を外部から
プリセツトする必要もない。また、始動時等の不
安定時におけるミスフアイヤを検出する必要がな
い場合には、このような期間であることを示すイ
ンターロツク信号を判定装置4に入力して、かか
る期間での判定動作を停止せしめることにより、
上記要望を実現することができる。
以上、実施例とともに具体的に説明したよう
に、本考案によれば、回転速度が一定であるとき
は言うまでもなくこれが変動しているときにも、
ミスフアイヤが発生しているシリンダを判定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すブロツク図、第
2図はトルク信号及び基準信号の特性を示す特性
図である。 図面中、2はトルク検出装置、3は基準信号送
出装置、4は判定装置、,,,は期間、
bはトルク信号、cは基準信号である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のシリンダを備えた内燃機関の出力トルク
    を検出してこれに対応したトルク信号を送出する
    トルク検出装置と、特定した一のシリンダが圧縮
    行程完了から膨張行程に移行する状態にあること
    を検知してこの状態になる度に基準信号を送出す
    る基準信号送出装置と、前記トルク信号及び基準
    信号が入力されることにより、はじめの基準信号
    が入力されてから次の基準信号が入力されるまで
    の時間をシリンダの数で等分しこの等分された各
    期間におけるトルク信号の値を比較して他の期間
    に比べ著しく値の低い期間を検出し、この期間に
    対応するシリンダにミスフアイヤが発生している
    と判定する判定装置とを有することを特徴とする
    内燃機関のミスフアイヤ検出装置。
JP401082U 1982-01-18 1982-01-18 内燃機関のミスフアイヤ検出装置 Granted JPS58106524U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP401082U JPS58106524U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 内燃機関のミスフアイヤ検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP401082U JPS58106524U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 内燃機関のミスフアイヤ検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58106524U JPS58106524U (ja) 1983-07-20
JPS6229638Y2 true JPS6229638Y2 (ja) 1987-07-30

Family

ID=30016887

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP401082U Granted JPS58106524U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 内燃機関のミスフアイヤ検出装置

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JPS58106524U (ja) 1983-07-20

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