JPS6229603A - 軌道々床の改良装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軌道々床の改良装置に関する。

従来の技術 従来、軌道路盤の改良装置として、軌道のレールに沿っ
て台車を移動させ乍ら、該台車に備えた撹拌軸にょシ路
盤を機械的に撹乱しつつ路盤改良を行うような装置が提
案されている（例えば特開昭５９−１９２１０２号公報
参照）。

ところが上記方式の従来装置によれば、路盤改良のため
に道床バラストの撤去作業が必要となり、バラストの撤
去及び再覆装に多大の労力を必要とする欠点があった。

この問題は、例えば水出願人が先に提案（特願昭５９−
２６２４６８号、特願昭６０−１２８７９８号）した路
盤改良工法のように道床バラストの撤去なし釦、路盤を
機械的に撹乱しつつ改良するようにすることにより解決
できるが、このようＫすると、機械的撹乱部に充填した
地盤改良剤釦より、路盤土の体積が増え、その結果道床
バラストに起伏を生じたり、更には道床バラスト内に地
盤改良剤が浸入するなど、道床バラストの機能低下を招
く虞的としてなされたものである。

本発明は、軌道レール上を移動される作業台車に１ ■　台車の移動につれて軌道レールの下方より道床バラ
スト及び路盤土を一緒に掻出しながら地上へ搬出して行
く搬出装置１ ■　搬出装置より搬出物を、受取りながら、こｔしを道
床バラストと路盤土に分離して行く分離装置１ ■　分離装置より路盤土を受取り々からこれに改良剤を
添加し混合して改良して行く路盤土改良装置、 ■　改良装置より、改良路盤土を受取りながら、これを
元の路盤位置へ返送して行く路盤土返送装置、 ■　路盤土返送に後続して、路盤面を所定高さに整地し
て行く整地装置、及び ■　路盤整地に後続して、路盤整地面に、分離装置より
の分離バラストを返送して行くバラスト返送装置 を、備えたことを特徴とする＠道々床の改良装置に係る
。

実　　施　　例 以下に本発明の一実施例を添附図面にもとづき説明する
と、次の通りである。

ｆ’ｌＥ業台車（１）は軌道レール（ａ）上に設置され
、例えばその前端に連結されたモータカー（図示せず）
の牽引力によって軌道レール（ａ）に沿って移動される
。

上記台車（１）Ｋは、その移動にっれて、軌道レール（
ａ）の下方より道床バラス）　（ｂ）及び路盤土（Ｃ）
を−緒に側方へ掻出しつつ、地上忙向けて搬送する搬出
装置（２）が備えられている。

搬出装置（２）の−具体例が第２図に示され、図示の搬
出装置ｉｔ　（２）は、平面三角環状のガイドレールＱ
υと、該レールシυに沿って循環走行される掻出し用の
エンドレスチェーン■がら構成されている。ガイドレー
ルＱυは下端に掬取り部（２１ａ）を有し、該掬取り部
（２１ａ）は軌道レール（ａ）の下方に設置され、台車
（１）の移動にっれ路盤土（Ｃ）及び道床バラスト（ｂ
）を掬取って行く。一方エンドレスチェーン（イ）はそ
の循環走行中、掬取シ部（２１ａ）の通過時に、掬取ら
れたバラスト及び路盤土をガイドレールに沿って側方へ
掻出して行き一更にそこから斜上方に延びる一側部（２
１ｂ）を経て上端の落下口（２ＩＣ）まで搬出して行く
。エンドレスチェーン（イ）ニハ、コのような掻出し及
び搬出を行うため釦、多数のビン乃至羽根状部材（２２
ａ）が列設されている。このような搬出手段そのものは
、例えば特開昭５８−１１０７０１号公報から明かなよ
うに公知であり、公知の各種方式め搬出手段を採用でき
る。

このようにして搬出された搬出物を再び道床バラス）　
（ｂ）と路盤土（Ｃ）に分離するために、台車（１）上
に分離装置（３）が備えられる。

分離装置（３）として、例えば振動篩いｃ３υを用いる
ことができ、振動篩い０ルは、一端が上記搬出装置（２
）の上端の落下口（２１Ｃ）に、他端が当該篩いＯＩ）
に接続された第１フンペア（至）を通じて送られてぐる
道床バラストと路盤土の混合物を、道床バラスト及び路
盤土に篩い分け、これに接続する第２及び第８のコンベ
ア（至）及び弼を通じて個別に送シ出して行く。

分離された路盤土の品質改良を目的として、台車（１）
上に路盤土改良装置（４）が備えられる。

改良装置ｉｔ　（４）は、例えば分離路盤土搬送用の第
３コンベア■に接続するミキサーθ〃と、該ミキサー０
１）の入口部（４１ａ）　して於て、路盤土に改良剤例
えばセメントを加える改良剤添加装置（６）を具備し、
路盤土はミキサーθη内で改良剤と混合撹拌され改良さ
れる。改良された路盤土は、ミキサー＠υの出口部（４
１ｂ）に接続する第４のコンベア卿により送シ出されて
行く。

改良路盤土を元の路盤位置に返送するために、台車（１
）に返送装！（５）が備えられる。路盤土の返送は、路
盤の金山に亘って略々均一な層をなすように行うことが
有利であり、例えば基端部（５１ａ）を支点として水平
方向に揺動される揺動フンペア６υヲ用い得る。この揺
動コンベアＧυの基端部に、改良路盤土搬送用の第４コ
ンベア（財）が接続される。

返送された路盤土（Ｃ１）　　を所定高さに整地するた
めに、台車（１）に整地装置（６）が備えられる。

整地装置（６）は、軌道レール（ａ）の下方に設置され
て、路盤土（Ｃ１）の上面が規定高さより僅かに高くな
るように平らにして行くならし板Ｉυと、平らにならさ
れた路盤±（ＣＩ）面を締固めて規定高さとなして行く
締固め板−を具備し、之等板１１）及び鏝は、脱着自在
であって、軌道レール（ａ）の下方に自由に挿脱し得る
ようになっている。

締固めプレー）（ｉ２の作動手段として、例えば第８図
に示すように、公知の振動式締固め機−を適用でき、こ
のような締固め機−は台車（１）の両サイドに左右一対
が設置され、その振動ロッド（６８ａ）の下ｉＫ締固め
プレー）Ｍが両端部に於て脱着自在に支持される。締固
め機輪には、上下位置調整用のシリンダーと、左右位置
調整用のシリンダーを備えることができる。

整地された路盤（Ｃ２）而に１前記分離装置（３）より
の分離バラストを送返するために、台車（１）上にバラ
スト送返Ｍ　！（７）が傳えられる。バラストの返送は
、道床の金山に亘って略々均一な層をなすように行うこ
とが有利であり、先の路盤土返送と同様に揺動型のコン
ベア（ハ）を用い得る。このコンベア（ハ）の基端部（
７１ａ）に、バラスト搬送用の第２コンベア（至）が接
続される。

金弟１図に示す状態で台車（１）を軌道レール（ａ）に
沿い前方へ移動して行くと、この台車（１）の移動につ
れ、搬出装置（２）による道床バラス）　（ｂ）及び路
盤土（Ｃ）の同時搬出と、この搬出に引続き、分離装置
（３）Ｋよるバラストと路盤土の分離が行なわれ、分離
時にはバラスト中よシ路盤土はもとより、粒径の小さな
不良成分が一掃されるので、分離して得られるバラスト
は真正品であり再生されている。

そして分離された路盤土は改良装置（４）により品質改
良された後、返送装置ｔ　（５）　Ｋより元の路盤位置
に返送され、次いで整地装置（６）Ｋより整地され、整
地面には、返送装置（７）より、先の再生バラストが返
送され、このようにして、改良路盤土かもなる路盤と、
再生バラストからなる道床バラスト層が、台車（１）の
移動につれ連続的に形成されて行く。

元の路盤位置に返送される改良路盤土は、セメントなど
の改良剤やバラスト中より分離された不良成分を含むこ
とになり、当初の路盤土量よりボリュームアップする。

この路盤土量のボリュームアップは、再形成後に於ける
路盤面の高さを、適正値よシ上昇させ、ひいては道床バ
ラストのかぶシ厚さに不足を招くことになる。

本発明では、このような問題を解消するために、例えば
第４図に示すように分離装置（３）例えば振動篩い０］
）の路盤土流下案内用のシュー）　（ａｌａ）の途中に
分岐部（８１ｂ）を設け、路盤土の過剰分をこの分岐部
（ａｘｂ）及びこれに続くコンベア（至）を通じて系外
へ排出することができる。路盤土の処分量の調整を目的
として、シュー）　（８１ａ）に、シリンダ（８１ｃ’
）により開閉されるダンパー（８１ｃ）を備エルことが
できる。（８１ｄ）はバラスト流下案内用のシュートで
ある。

一方再生バラストの量は、不良成分が一掃されているの
で、不足気味となるので、新しいバラストが、返送中又
は送返後に補なわれる。

効　　　果 本発明装置によれば、道床バラストの再生と路盤の改良
を自動機械的に行うことができ、省力化に寄与できると
共に、改良路盤面の高さを、改良剤の添加に拘わらず所
定高さに保持でき、路盤改良の目的を、道床バラスト層
への悪影響なしに達成できる特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例及びその施工時の状況７を概
略的に示す側面図、第２図は搬出装置の詳細を示す拡大
平面図、第８図は整地装置の詳細を示す拡大断面図、第
４図は過剰路盤土の処分の一具体的手段を示す平面図で
ある。 図に於て、（１）は台車、（２）は搬出装置、（３）は
分離装置・（４）は改良装置、＜５）Ｆｉ路盤土返送装
置、（６）は整地装置、（７）はバラスト返送装置であ
る。 （以上） 代理人　弁理士　三　　枝　　英　　二　　ニー１゛１
−や２／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）軌道レール上を移動される作業台車に、（ｉ）台
   車の移動につれて軌道レールの下方より道床バラスト及
   び路盤土を一緒に掻出しながら地上へ搬出して行く搬出
   装置、 （ｉｉ）搬出装置より搬出物を、受取りながら、これを
   道床バラストと路盤土に分離して行く分離装置、 （ｉｉｉ）分離装置より路盤土を受取りながらこれに改
   良剤を添加し混合して改良して行く路盤土改良装置、 （ｉｖ）改良装置より、改良路盤土を受取りながら、こ
   れを元の路盤位置へ返送して行く路盤土返送装置、 （ｖ）路盤土返送に後続して、路盤面を所定高さに整地
   して行く整地装置、及び （ｖｉ）路盤整地に後続して、路盤整地面に、分離装置
   よりの分離バラストを返送して行くバラスト返送装置 を、備えたことを特徴とする軌道々床の改良装置。