JPS62295959A - 室温硬化性組成物 - Google Patents

室温硬化性組成物

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JPS62295959A
JPS62295959A JP62083101A JP8310187A JPS62295959A JP S62295959 A JPS62295959 A JP S62295959A JP 62083101 A JP62083101 A JP 62083101A JP 8310187 A JP8310187 A JP 8310187A JP S62295959 A JPS62295959 A JP S62295959A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
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    • C08G77/14Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
    • C08G77/16Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups to hydroxyl groups
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は室温で硬化してエラストマータイプの生成物と
なる組成物に係る。
〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕多くの
種類の非常に有用な組成物が室温で硬化して広範囲の物
理的および化学的性質を有するエラストマー材料になる
。しかしながら、それぞれの望ましい性質と共に、望ま
しくない性質もあるようであり、その1つは特定の用途
のために適正な組成物を選択しなければならないという
問題が継続的に存在することである。室温硬化性組成物
を適用できる用途は増加し続けており、用途の種類が増
えると共に、特定の種類の所要特性も変化し続けている
。従って、新しい性質を持つ新しい室温硬化性組成物の
需要がある。市場は新しい所望の性質を有しかつ上記の
′不所望な性質を有さないものを求め続けている。
1種の室温硬化性組成物が米国特許第3,189.57
6号(Sweet、 1965年6月15日発行)に記
載されている。Swee tは室温硬化性組成物を作成
するのに有用であるオキシムシラン架橋剤を記載してい
る。
Swee tは架橋剤として三官能性ケトキシモジラン
と四官能性ケトキシモジランを教示する。これらの架橋
剤はそれらを水酸基末端封鎖ポリジオルガノシロキサン
と混合して室温硬化性シリコーンエラストマー組成物を
作成するために用いることができる。これらの組成物は
充填剤および硬化触媒も含むことができる。Swee 
tのケトキシモ触媒の製造方法は酸受容体の存在におけ
るクロロシランとケトキシムの反応による。この方法は
シランを製造するのに使用できるが、発熱があり、爆発
のおそれがあるので問題があることが見い出された。
得られる生成物は望ましいものであるが、この方法は室
温硬化性組成物の架橋剤としてケトキシモジランの有用
性が限られている。
特公昭49−39967号公報(和国ら、1974年1
0月30日発行)はシランを含むオキシムを教示する。
和国らは酸受容体および溶剤の存在においてテトラクロ
ロシランとメチルトリクロロシランをオキシムと反応さ
せることからなる、ケイ素原子に直接結合しているオキ
シム基を含むオルガノシランの製造方法を教示する。和
国らはこの方法がいくつかの困難を含むことを教示して
いる。和国らは、この方法が驚くほど多量の溶剤と、有
毒でありかついやな臭いを有するアミンを驚くほど多量
に必要とし、無水の環境を必要とし、反応生成物を濾過
しかつ無水条件を保持するために特殊な装置を必要とし
、塩化水素とアミンの塩を除去するために極めて困難な
措置を必要とすることを報告している。和国らはこれら
の欠陥はケイ素原子と直接に結合するオキシムを含むオ
ルガノシランの下記製法を利用することによって克服で
きることを教示する。和国らのこの方法は、R’ as
i (QC)+3) a−aを式X=JIO1(のオキ
シムで脱メタノール化することからなり、式中aは0ま
たはiR’は炭化水素、ハロゲン化炭化水素またはシア
ン炭化水素、XはR’2C=またはR” C= C式中
R″は2価の炭化水素基またはハロゲン化炭化水素基で
ある。)である。必要であれば脱メタノール化のために
触媒を用いることができる。和国らが得た生成物は下記
式を有する。
R’ 、Si (OCH3) b (ONC= X) 
4− (−−b。
和国らは、出発メトキシシランの代りにエトキシシラン
、プロポキシシランおよびブトキシシランのようなアル
コキシシランを用いることも考えうるが、これらの他の
アルコキシシランはいずれもその方法に用いるのに適当
でないように思われると教示する。例えば、エトキシシ
ランを用いる場合、脱エタノール化反応が最小限に進行
し、オキシム基を含む所期のオルガノシランを得ること
が困難である。和国らはプロポキシシランとブトキシシ
ランが殆んど反応しないことを報告している。
米国特許第4,371,682号(橋本、1983年2
月1日発行)は式R’ @5i(ON=X)4−iのオ
キシム基含有化合物と式R’ )Si(QC)lz)4
−b(式中、bはOまたは1である。)のメトキシ基含
有化合物をオキシム基対メトキシ基の比を170.2〜
1:2で用いるオキシム基−メトキシ基交換反応で生成
したオキシム含有化合物を含む室温硬化性ポリオルガノ
シロキサン組成物を教示する。橋本はこの反応生成物を
用いると水分に暴露したときにより速く硬化する室温硬
化組成物を提供することを教示する。
橋本の組成物は短時間に硬化生成物を得るためには硬化
触媒の存在を必要とする。
欧州特許出願第98.369号(Chempolilら
、1984年1月18日)は、式R4−65!Y6 (
式中、nは2〜4め整数である)のハロゲン化ケイ素を
炭素原子1〜24個のアルコールおよび式R’ 、C=
NOHのオキシムと反応して、式R4−n5i(OR)
p(ON=CR’ x)、l−p〔式中、pは1〜3の
整数であるが、nより少なくともl小さい。)の少なく
とも1種のアルコキシオキシミノシランとオキシム副生
成物のハイドロハライドを生成することによる、アルコ
キシオキシミノシランの製法を教示する。アルコール対
ハロゲン化ケイ素のモル比はm:1(ここにmは少なく
とも0.1nでありかつnより小さい。)であり、オキ
シム対ハロゲン化ケイ素のモル比は少なくとも(2n−
m) : 1である。しかしながら、Che+++po
lil らは四官能性シランとそれから得られる生成物
は何も示していない。Chempolil らの方法で
はクロロシランと副生成物に伴う困難を克服できなかっ
た。
本発明の目的は硬化剤なしで迅速に硬化し、良好な反転
抵抗(reversion resistance)を
有し、無毒性の成分を使用し、かつ良好な包装安定性を
有する室温硬化性組成物を生成することである。
〔問題点を解決するための手段および作用効果〕本発明
は、水分から保護されれば包装中に貯蔵可能であるが、
包装から取り出して水分に暴露されると硬化する生成物
であり、かつ下記成分を混合して得られる生成物である
組成物に係る。
(A)25℃で0.5〜100Pa秒の平均粘度を有し
かつケイ素原子に結合したオルガノ基が1価の炭化水素
基および1価のハロゲン化炭化水素基からなる群から選
ばれた水酸基末端封鎖ポリジオルガノシロキサン、およ
び (B)0〜80重量%のテトラケトキシモシラン、20
〜70重量%のモノエトキシトリケトキシモシラン、1
〜60重量%のジエトキシジケトキシモシランおよび0
〜20重世%のトリエトキシモノケトキシモシランから
なり、ケトキシモ基が式−0−N=CR’ R’ (式
中、それぞれのR′は炭素原子1〜4個を有するアルキ
ル基である。)を有する四官能性エトキシ−ケトキシモ
シラン混合物、成分(B)の量は成分(A)中の水酸基
の1モル当り少なくとも0.8モルの四官能性エトキシ
−ケトキシモシランを提供するのに十分な量で存在する
本発明の組成物は水分から保護した場合室温で安定であ
るが、水分に暴露すると硬化する。組成物は、密封され
て特に大気中の水分を含む水分が入らないような包装中
に入れることによって水分から保護することが可能であ
る。本発明の組成物は貯蔵安定性に影響を与えるような
量の水を含む成分から作成すべきではない。組成物中に
含水成分が存在すると貯蔵包装中で組成物が硬化するの
で、組成物の有用性がなくなる。単一の包装に貯蔵して
後で組成物を包装から押出して水分に接触させることに
よって硬化することが可能である組成物はワンパッケー
ジ組成物とか1成分組成物とかワンパート組成物とか(
また、1液性組成物とも)として知られている。
本発明の組成物は少なくとも2種の成分、(A)水酸基
末端封鎖ポリジオルガノシロキサンおよび(B)四官能
性エトキシ−ケトキシモシランを含む。これら2種の成
分を含む組成物は、硬化触媒の必要なしで室温で迅速に
例えば30分以内に硬化し、大気中の水分に暴露される
と皮ができ、1時間のように短時間で粘着力を失なうよ
うになるであろう。
成分(A)の水酸基末端封鎖ポリジオルガノシロキサン
は0.5〜100Pa秒、好ましくは1〜50Pa秒の
25℃での平均粘度を有する。ポリジオルガノシロキサ
ンのオルガノ基は1価の炭化水素基または1価のハロゲ
ン化炭化水素基であることができる。1価の炭化水素基
の例はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、フ
ェニル基、ビニル基、アリル基、シクロヘキシル基、ト
リル基およびイソプロピルがある。1価のハロゲン化炭
化水素基の例はクロロプロピル基、3,3.3−トリフ
ルオロプロピル基、クロロフェニル基、ベーター(ペル
フルオロブチル)エチル基、およびクロロシクロヘキシ
ル基がある。好ましいオルガノ基はメチル基、ビニル基
、エチル基、フェニル基および3,3.3−!−リフル
オロプロピル基である。ポリジオルガノシロキサンはジ
オルガノシロキサン単位の他にモノオルガノシルセスキ
オキサン単位、トリオルガンシロキシ単位およびSiO
,単位を含むことが可能である。トリオルガンシロキシ
単位を含むポリジオルガノシロキサンは、末端封鎖基の
一部がトリオルガンシロキシ基であり、また一部が水酸
基であるように、部分的に末端封鎖することが可能であ
る。例えば、水酸基末端封鎖とトリオルガンシロキシ末
端封鎖の両方を有するこれらのポリジオルガノシロキサ
ンは、これらのポリマーとその製法を記載している米国
特許第3、274.145号(Dupree、 196
6年9月20日)に知られている。ジオルガノシロキサ
ン単位以外の単位は小割合、例えば存在する全単位の5
モル%以下で存在することが好ましい。成分(A)は、
混合物の平均粘度が前記の粘度範囲内である限り、2種
以上のポリジオルガノシロキサンの混合物であることが
好ましい。例えば、成分(A)は異なる粘度の2種類の
ポリジメチルシロキサンの混合物からなるか、または成
分(A)はすべてが水酸基末端封鎖されたポリジメチル
シロキサン、ポリメチルフェニルシロキサンおよびポリ
メチルビニルシロキサンからなることが可能である。成
分(A)の粘度は、その25°Cでの平均粘度が0.5
 Pa秒〜100Pa秒の範囲内である限り、一部のポ
リマーが0、5 Pa秒以下(例えば0.08Pa秒)
あるいは100Pa秒以上(例えばガムの粘度(〉10
00Pa秒))の粘度を有する2種以上の水酸基末端封
鎖ポリジオルガノシロキサンの混合物から得られてもよ
い。成分(A)中のポリジオルガノシロキサンの混合物
は未硬化組成物ならびに硬化生成物に性質を付与するこ
とができる。このような性質は、低粘度では可塑性を与
え高粘度では凝可塑性を与える未硬化組成物の流動特性
であることができる。硬化生成物は改良された反転性(
reversion properties)を有する
ことができ、その弾性率は成分(A)にポリジオルガノ
シロキサン混合物を用いて制御することができる。
成分(B)の四官能性エトキシ−ケトキシシランはシラ
ン種の混合物、すなわち、0〜80重世%のテトラケト
キシモシラン、20〜70重量%のモノエトキシトリケ
トキシモシラン、1〜60重量%のジエトキシジケトキ
シモシラン、および0〜20重量%のトリエトキシモノ
ケトキシモシランの混合物である。ケトキシモ基は式−
0−N=CR’ R’(式中、各R′はメチル基・、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、またはブチル基
である。)を有し、メトキシエトキシケトキシモ基、ジ
メチルケトキシモ基、およびジエチルメチルケトキシモ
基のように、ケトキシモジランを作成するのに普通に用
いられるもののいずれでもよい。好ましいケトキシモ基
はメチルエチルケトキシモ基である。好ましい成分(B
)は2〜40重量%のテトラケトキシモシラン、45〜
65重量%のモノエトキシトリケトキシモシラン、8〜
45重量%のジエトキシジケトキシモシランおよび0〜
8重世%のトリエトキシモノケトキシモシランの混合物
である。最適の粘着特性は5〜15重量%のテトラケト
キシモシラン、55〜60重量%のモノエトキシトリケ
トキシモシラン、22〜35重量%のジェトキシジケト
キシモノシランおよび1〜3重量%のトリエトキシモノ
ケトキシモシランの混合物を用いて得られる。
四官能性エトキシ−ケトキシモシランは、共沸溶媒(例
えばトルエン)に溶かしたエチルオルソシリケートとケ
トキシムの混合物を加熱し、還流して、エタノールが生
成するときに除去することによって作成することが可能
である。反応平衡は反応式のかなり左に存在し、本発明
で用いる四官能性エトキシ−ケトキシモシランを生成す
る反応を推進するためにはエタノールが生成すると同時
に除去しなければならないので、上記の還流は必要であ
る。頭部の還流温度は生成物の分解を防1卜するために
100℃より低く保つことが好ましい。
この反応は大量のテトラキシモジランを含む混合物を得
るためには長時間かかり、例えば、50重量%以上にす
るためには12時間以上が必要である。簡単な形の反応
式は次の通りである。
Si (OCHzC)l*) a + )lON=cR
R’= Si (OCH2CL) 、1(ON=CRR
’ ) 、 + HOCHzGHz過剰量のケトキシム
を用いて反応を右へ推し進める。Xおよびyの値は特許
請求の範囲に記載された混合物を提供するような値であ
り、すなわち、混合物の各分子においてXは0,1.2
または3であり、yは1,2.3または4であることが
できる。
本発明の組成物は、また、充填剤も含むことが可能であ
る。充填剤は増量剤あるいは強化用充填剤であることが
できる。増量剤は炭酸カルシウム、珪藻土、二酸化チタ
ン、アルミナ、石英粉および酸化鉄であることができる
。強化用充填剤の例はシリカフニーム、次降シリカ、お
よびカーボンブランクである。強化用シリカは疎水性充
填剤表面を提供するように処理することができる。その
他の充填剤も処理してよい。充填剤の量は成分(A)の
100重量部当り1重量部はどの僅かの量から成分(A
)の100重量部当り100重量部以上まで広範囲に変
わることができる。増量剤は強化用充填剤より大量に使
用することができ、200重量部あるいはそれ以上存在
することが可能である。用いる充填剤の量は最終硬化生
成物に求められる特定の性質に依存する。強化用充填剤
は増量剤よりも未硬化組成物により擬凝固性の性質を与
え、また硬化生成物により高い引張強度を与える。充填
剤混合物を用いることができ、例えば強化用シリカと炭
酸カルシウムは好ましい混合物である。
本発明の組成物は、また、硬化触媒を含むことができる
。硬化触媒は、特定の用途において組成物が迅速に硬化
する必要がある場合、表面が短時間に粘着性がなくなる
(乾燥表面、不粘着性)必要がある場合、および特定の
用途特性に合致するために弾性率の変化が必要である場
合のように、特定の状況で用いられる。しかしながら、
本発明の組成物の1つの利点は殆んどの用途において硬
化触媒が不要であることである。これらの組成物は迅速
に硬化して不粘着性表面になり、特に高温条件下の限定
領域での反転抵抗を有し、改良された熱安定性を有し、
そして他のケトキシム系や他のメトキシ系よりもアルミ
ニウムや鋼などの金属に対するより良好な接着性を有す
る。これらの性質の多くは、反転を引起こすおそれのあ
る硬化触媒を用いる必要がないことによって得られるも
のである。反転を引起こすおそれのある硬化触媒には錫
のカルボン酸塩、例えばカルボン酸錫、ジブチル錫ジラ
ウレート、ジブチル錫ジラウレート、およびオクタン酸
第−錫、ならびにその他金属カルボン酸、例えばカルボ
ン酸鉛およびカルボン酸亜鉛が含まれる。反転を引起こ
すおそれのあるその他の硬化触媒はアミンである。硬化
触媒を用いる必要がある場合には、非反転性硬化触媒が
好ましい。非反転性硬化触媒にはオルガノチタネート、
例えばテトラブチルチタネート、テトライソプロピルチ
タネート、ビス−(アセチルアセトネート)−ジイソプ
ロピルチタネートおよびその他のキレート触媒がある。
好ましい非反転性触媒はオルガノチタネートである。テ
トラアルコキシチタネートはよく知られており、その例
はチタネート触媒を示している米国特許第3,151,
099号(Ceyzeriats。
1964年9月29日発行)に見い出すことが可能であ
る。キレート化チタネートもよく知られており、その例
はキレート化チタネート触媒を示している米国特許第3
,334,067号(Weyenberg、 1967
年8月1日発行)および同第3,689,454号(S
mithら、1972年9月5日発行)に見い出すこと
ができる。
本発明の組成物にはその他の成分、例えば、熱安定剤、
可塑剤、顔料その他の着色料、接着促進剤、溶剤、難燃
剤などを用いることが可能である。
これらの成分は、未硬化組成物を包装中で硬化させたり
、水分に暴露したとき硬化しなくしたり、硬化して得ら
れる生成物が所期の用途にとって特性が劣化するような
場合には用いるべきではない。
本発明の組成物は、水分の不存在で安定でありかつ水分
に暴露されるとエラストマー材料に硬化するワンパッケ
ージ組成物を提供するのに十分な量で成分(A)および
(B)を混合して作製する。
本発明の組成物は無水条件下で成分(A)および(B)
を混合することが望ましい。すなわち、用いる成分、例
えばポリジオルガノシロキサン、充填剤および触媒が水
分または水を組成物をして包装中で硬化させるような量
で含むべきではない。
同様に、組成物は、混合物の貯蔵特性、硬化特性あるい
は硬化後特性を劣化させるのに十分な量の水分が系内に
入るのを許さない条件下で混合すべきである。組成物を
作製した後、それらは水分をしめ出した包装中に貯蔵す
る。水分および水がない条件下で組成物を作製し貯蔵す
ることによって最大の貯蔵安定時間を得ることが可能で
ある。組成物を無水条件下でより良好に保持するほど、
組成物は貯蔵包装中により長く未硬化のまま残る。
同様に、組成物は成分(B)を過剰に用いて偶然かつ事
故により入る水分から保護することが可能である。本発
明の組成物は成分(A)中の水酸基1モル当り少なくと
も0.8モルの四官能性エトキシ−ケトキシモシランが
存在する成分(A)および(B)の混合物から得られる
。水酸基1モル当り0.8〜1.0モルのシランを含む
組成物は、製造中あるいは貯蔵中のいずれかに組成物に
入る少量の水によって硬化生成物が生成するので、貯蔵
安定な条件に保持するのが最も困難である。しかしなが
ら、製造と貯蔵包装に十分に注意深くあれば、これらの
組成物は作製できる。本発明の好ましい組成物は水酸基
1モル当り少なくとも1モルのシランを含むものである
。これらの組成物は水酸基1モル当り0.8〜1モルの
シランを有する組成物はどには極めて少量の水分の侵入
に対して敏感ではない。最も好ましくは、本発明の組成
物は、水酸基1モル当り1モルより多くのシランを含む
もの、例えば水酸基1モル当り1.2モル以上含むもの
である。
本発明の組成物は硬化してエラストマー材料、例えば、
ゴム状シール材、コーキング材、接着剤、コーティング
および封止材(パンケージ材)になる。本発明の組成物
の利点はそれらが硬化触媒の存在なしで、特に反転を引
き起こすおそれのある錫触媒その他の触媒なしで迅速に
硬化することである。触媒を使用しない利点には、組成
物が安価であること、硬化生成物が制限条件下で加熱さ
れても反転しないこと、組成物が改良された貯蔵安定性
を有すること、組成物がより良好な耐候性、難燃性およ
び耐油性を有することがある。触媒を用いない本発明の
組成物は、ビニルトリケトキシモジランまたはメチルト
リケトキシモジランを架橋剤として用いる場合よりも、
皮の生成時間および不粘化時間がより速い。本発明の組
成物は、架橋材としてメトキシ−ケトキシモジランを有
する類似の組成物よりも、アルミニウムや鋼などの金属
に対するより良好な接着性を有する。本発明の組成物は
、メトキシ−ケトキシモジランと異なり、熱条件(例え
ば100°C以上の温度)下で硬化するとき発泡しない
。本発明の組成物は、触媒なしで、所望の弾性率値を提
供するために四官能性エトキシ−ケトキシモシランの特
定の混合物を選んで決定された弾性率を存することが可
能である。硬化生成物の弾性率は硬化触媒が存在しない
場合には成分(B)中のシラン混合物を変えて変更する
ことが可能である。こうして、成分(B)の混合物中の
トリエトキシモノケトキシモシランの量が増加すると、
硬化生成物の弾性率が増加する。組成物に触媒が存在す
ると、殆んどの状況では、成分(B)のシラン混合物を
して四官能性シランのように作用せしめるが、触媒が存
在しないと成分(B)のシラン混合物は存在する各シラ
ン種の量に応じて四官能性より少ない官能性のシランの
特性を示す。前に述べたように、触媒を使用しなければ
ならない場合、オルガノチタネートが反転を生じないの
で好ましい触媒である。本発明の組成物の硬化生成物は
、同様に、油およびその他の溶剤(例えば、グリコール
や水混合物)に対する耐性を示し、このような性質は耐
溶剤性および耐油性を持つガスケットを必要とする自動
車その他の機械に用いる現場形成ガスケットとして本発
明の組成物を有用にするであろう。
〔実施例〕
以下の実施例は説明のためであって、本発明を限定する
ものではない。以下において「部」は重量部であり、粘
度は25℃での粘度である。
貫−上 85%の末端基が水酸基、15%の末端基がトリメチル
シロキシ基であり、12.5Pa秒の粘度を有するポリ
ジメチルシロキサン78.43部をRossミキサーで
15分間混合し、約0.08Pa秒の粘度を有する水酸
基末端封鎖ポリジメチルシロキサン9.8部、約重量5
%の水酸基を有する水酸基末端封鎖ポリメチルビニルシ
ロキサン8.82部、約4.5重量%の水酸基を有する
水酸基末端封鎖ポリメチルフェニルシロキサン2.94
部をスチーム外被を有するRossミキサーに加えて1
0分間混合した。このポリマー混合物にカーボンブラン
ク2.25部を加えて1分間混合してカーボンブランク
を濡らした後、150d/gの比表面積を有する強化用
シリカ充填剤5.72部を混合物に加えてこの充填剤が
濡れきるまで混合した。さらに5.72部の強化用シリ
カ充填剤を加えてその充填剤が濡れきるまで混合した。
上部各部のシリカ充填剤を添加した後、混合はシリカを
濡れきらせるために必要である約3〜5分間行なった。
次に、得られた混合物を60分間混合し、その間外被に
十分なスチームを送り、かつ混合物に十分な真空を適用
した。こ0手順は、十分に注意して除去しないと充填剤
とポリマー(充填剤よりは少ないが)が組成物中に水を
運ぶので、混合物から水を除去するために行なう。スチ
ームを止め、外被に冷却水を送り、10分間続けた。こ
のときの混合物は基本混合物として指定された。この基
本混合物はミキサーに移した。このミキサーは組成物を
大気中の水分に暴露されることを防止するもので、Se
mco ミキサーとして知られている。
Semco ミキサー中の混合物に、架橋剤として四官
能性エトキシ−ケトキシモシラン混合物12.946I
Sを添加し、混合物を150ストロークさせて内容物を
混合した。それから、組成物を水分が入るのを防止した
容器に入れた。この四官能性エトキシ−ケトキシモシラ
ンは77重量%のテトラ(メチルエチルケトキシモ)シ
ラン、18重量%のモノエトキシトリ (メチルエチル
ケトキシモ)シラン、1重量%のジエトキシジ(メチル
エチルケトキシモ)シラン、および4重量部の公知の高
沸点物質を含んでいた。
テトラエトキシシラン68.4部、メチルエチルケトキ
シム130.5部およびトルエン160.0部を混合し
てシラン混合物を調製し、分子篩上で乾燥した。
この混合物を還流ポットに入れて、ポット温度158℃
、頭部温度109°Cに21.5時間加熱した。残留物
をさらに15mm)Igの圧力、頭部温度95℃で草留
した。ポット温度は165℃に達した。得られた混合物
は上記の組成を有し、収率は93%であった。混合物の
同定はガス液体クロマトグラフィーで行なった。混合物
の色は、トルエンとエトキシシラン種の一部を除去する
ために行なった蒸留の際の高温のために、賄い色であっ
た。その他のシラン混合物をこの同じ方法でより少ない
エタールを除去して(より少ない還流時間)作製すると
より少量のテトラケトキシモとトリケト千シモシランを
混合物中に堤供した。また、得られる生成物を蒸留しな
いと、屡々未反応のケトキシムがシラン混合物中に見い
出された。メトキシ−ケトキシモジランを含むこの例の
その他の混合物は条件を変えてこの方法で作製した。
上記組成物の試験片を、深さl/16インチのチェース
を用いて引落し法でスラブを作って作製し、それを水分
に暴露し、下記の性質を測定した。皮張り時間(SOT
)は組成物を水分に暴露してから硬化中の組成物の表面
に脂で軽く触れて離したときに組成物が脂に移らなくな
るまでの時間を観察して測定した。不粘着化時間(TP
T)は組成物の暴露から粘着性のない乾燥表面が得られ
るまでの時間の測定値とした。硬化中の組成物は硬化の
際にクラックの発生の有無について観察した。
硬化した膜にナイフで切り目を付けた後、切り目の両側
に力を加えて引裂がひろがるかどうかを観察し、引裂進
展度と呼した。
前記のようにしてその他の試験片を得、77°C150
%R)Iで7日間硬化させた後、下記特性を測定した。
ASTM規格D−2240に従ってシュアA尺度のジュ
ロメータ硬度を測定し、ASTM規格D−212に従っ
て破断時伸びを測定した。熱安定性は、硬化した試験片
を260℃で24時間加熱した後、ジュロメータ硬度、
引張強度および伸びを測定して観察した。耐油性は硬化
した試験片を150℃の温度に加熱した釦30モーター
オイルに14日間浸漬した後、ジュロメータ硬度、引張
強度、および伸びを測定して求めた。硬化した試験片を
100℃の水に5時間浸漬した後、ジュロメータ硬度、
引張強度および伸びを測定した。組成物についてのアル
ミニウムおよび鋼の重ね剪断をASTM規格D−216
に従って測定した。重ね剪断試験用試験片は室温で14
日間硬化し、金属片間の組成物の厚みは約0.0508
cmであり、重なりは1.27cmであった。結果を表
1に示すが、この組成物は組成物Aとして示す。熱流体
に浸漬した試験片を適当な期間老化させた後熱流体より
取り出し、室温の同じ流体に入れ、試験片が室温に冷却
したとき、特性を測定した。
比較のために、組成物Aの架橋剤を下記のものに代えた
組成物を調製した。
組成物B:メチルトリ (メチルエチルケトキシモ)シ
ラン12.94部、弐HzNC)1zCHzNtlCI
lzCII□5i(OClh)sの接着助剤2.55部
および硬化触媒としてのジブチル錫シラフレート0.5
29部。
組成物C:メチルトリ (メチルエチルケトキシモ)シ
ラン12.94部、組成物Bに記載した接着助剤2.5
5部、およびジブチル錫ジラウレート0.0529部。
組成物D:メチルトリ (メチルエチルケトキシモ)シ
ラン12.94部、および組成物Bに記載した接着助剤
2.55部。
組成物E:メチルトリ (メチルエチルケトキシモ)シ
ラン12.94部、およびジプチル錫ジラウレー ト 
0.529部。
組成物F:メチルトリ (メチルエチルケトキシモ)シ
ラン12.94部。
以下余白 組成物G:ビニルトリ (メチルエチルケトキシモ)シ
ラン12.94部、組成物Bに記載した接着助剤2.5
5部。
組成物H:ビニルトリ (メチルエチルケトキシモ)シ
ラン12.94部。
組成物I:テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン1
2.94部、および組成物Bに記載した接着助剤2.5
5部。
組成物J:テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン6
6.4重量%、モノメトキシトリ (メチルエチルケト
キシモ)シラン28.5重量%、ジメトキシン(メチル
エチルケトキシモ)シラン1.2重量%、および公知高
沸点物質3.9重量%を含有する四官能性メトキシケト
キシモジラン混合物。
組成物B、C,D、E、F、G、H,1,Jについて組
成物Aと同じ試験を行なった。その結果を表1に示す。
表1において、組成物jを除いてすべての組成物は皮張
り時間と不粘着化時間に見られるようにゆっくり硬化し
たことがわかる。組成物B、C。
D、Eは硬化時にクラックが発生し、硬化試験体は引裂
進展を示した。組成物B、Eの伸びは熱いモーターオイ
ル中でかなりの1旦失を示した。組成物Fは、室温下1
4日後においてもまだ粘着性を示す事実から、その条件
下では硬化しなかったことがわかる。組成物D 、 H
は非常に遅い硬化性である。組成物G、Iは熱モーター
オイル中および熱グリコール/水混合物(冷媒)中で引
張強度が著しく低下した。組成物Jは良好な特性を示し
たが、毒性のあるメトキシ種の架橋剤を用いるので望ま
しくない。比較組成物によって示されるように、本発明
の組成物は最良の特性を有している。
別−1 例1に記載したようにして基本混合物を作成して組成物
を調製したが、これらの組成物の架橋剤組成物は、架橋
剤組成物を基本混合物と混合する前に水分が成分に接触
しない条件下の室温で、架橋剤、接着助剤および硬化触
媒を混合し、そして5〜10分間放置して調製した。下
記に示す量の架橋組成物を基本混合物119.4部と混
合した。
5−30モーターオイル中または引抜油(drawin
g oil)中に沈めておいた金属片の試験片で重ね剪
断試験を行なった。次に金属片から油をドレインさせた
後、例1に記載した試験片を作製した。硬化試験片の熱
安定性は150℃14日間で測定した。組成物は組成物
を作るのに用いた架橋剤組成物によって以下に特定する
組成物に:モノエトキシトリ (メチルエチルケトキシ
モ)シラン50.9重量%、ジェトキシジ(メチルエチ
ルケトキシモ)シラン40.2重量%、トリエトキシモ
ノ (メチルエチルケトキシモ)シラン5.4重量%、
および未反応メチルエチルケトキシム2.5重量%を有
する四官能性エトキシ−ケトキシモシラン混合物12.
94部、式 の接着助剤1.327部、および硬化触媒としてのテト
ラブチルチタネート0.013部。
組成物L:テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン1
3.0重量%、モノエトキシトリ (メチルエチルケト
キシモ)シラン56.3重量%、ジエトキシジ(メチル
エチルケトキシモ)シラン22.7重量%、トリエトキ
シモノ (メチルエチルケトキシモ)シラン3.0重量
%および未反応メチルエチルケトキシム4.8重量%を
有する四官能性エトキシ−ケトキシモシラン混合物12
.94部、組成物Kに記載した接着助剤1.327部、
およびテトラプチルヂタネー ト 0.013部。
組成物M:テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン4
1,5重量%、モノエトキシトリ (メチルエチルケト
キシモ)シラン41.1重量%、ジェトキシモジ(メチ
ルエチルケトキシモ)シラン4.3重量%、および未反
応メチルエチルケトキシム12.9重量%の四官能性エ
トキシ−ケトキシモシラン混合物12.94部、組成物
Kに記載した接着助剤1.327部、およびテトラブチ
ルチタネート0.013部。
組成物N:テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン6
6重量%およびモノエトキシトリ (メチルエチルケト
キシモ)シラン33重里%を有する四官能性エトキシ−
ケトキシモシラン混合物12.94部、組成物Kに記載
した接着助剤1.327部、およびテトラブチルチタネ
ート0.013部。
下記の組成物はメトキシ基含有組成物を用いて作成した
ものであり、比較を目的とするものである。
組成物O:テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン1
2.4重量%、モノメトキシトリ (メチルエチルケト
キシモ)シラン59.5重量%およびジメトキシン(メ
チルエチルケトキシモ)シラン28.4重量%を有する
四官能性メトキシケトキシモシラル12.94部、組成
物Kに記載した接着助剤1.327部、およびテトラブ
チルチタネート0.013部。
組成物P:テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン1
7.3重量%、モノメトキシトリ (メチルエチルケト
キシモ)シラン55.6重量%およびジメトキシン(メ
チルエチルケトキシモ)シラン18.7重量%を有する
四官能性メトキシケトキシモジラン混合物12.94部
、組成物Kに記載した接着助剤1 、327部、および
テトラブチルチタネート0.013部。
組成物Q:テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン3
2.2重量%、モノメトキシトリ (メチルエチルケト
キシモ)シラン47,1重量%およびジメトキシン(メ
チルエチルケトキシモ)シラン9.1重量%を有する四
官能性メトキシケトキシモジラン12.94部、組成物
Kに記載した接着助剤1.327部、およびテトラブチ
ルチタネート0.013部。
組成物R:テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン4
7.5重量%およびモノメトキシトリ (メチルエチル
ケトキシモ)シラン34.9重量%を有する四官能性メ
トキシケトキシモジラン混合物12.94部、組成物K
に記載した接着助剤1.327部、およびテトラブチル
チタネート0.013部。
これらの組成物につき試験を行ない、結果を表2に示し
た。
表2において、組成物に’ 、 L 、 M 、 Nは
エトキシ基を含有し、メトキシ基架橋剤種を用いて作っ
た比較組成物○、P、Q、Rよりも良好な接着性を示し
た。本発明の組成物は組成物を適用した金属が油で汚れ
ている場合に著しい接着性の改良が示された。
±−1 約5000cpの粘度を有する水酸基末端封鎖ポリジメ
チルシロキサン100部を下記に記載する架橋剤4部と
混合して組成物を調製した。組成物を水分に暴露し、皮
張り時間と不粘着化時間を測定した。
組成物Sは、テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン
2.5重量%、モノエトキシトリ (メチルエチルケト
キシモ)シラン44.1重量%、ジエトキシジ(メチル
エチルケトキシモ)シラン44.9重量%およびトリエ
トキシモ(メチルエチルケトキシモ)シラン8.5重量
%を有する四官能性エトキシケトキシモジラン混合物を
用いた。組成物Cは126分の皮張り時間と210分の
不粘着化時間を有した。
組成物Tは、テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン
11.6重量%、モノエトキシトリ (メチルエチルケ
トキシモ)シラン62.8重量%、ジエトキシジ(メチ
ルエチルケトキシモ)シラン24.6重量%およびトリ
エトキシモノ (メチルエチルケトキシモ)シラン1.
0重量%を有する四官能性エトキシケトキシシラン混合
物を用いた。組成物Tは53分の皮張り時間と120分
の不粘着化時間を有した。
組成物Uは、テトラ(メチルエチルケトキシ)シラン1
9.7重量%、モノエトキシトリ (メチルエチルケト
キシ)シラン58.8重量%、ジエトキシジ(メチルエ
チルケトキシモ)シラン20.2重量%およびトリエト
キシモノ (メチルエチルケトキシモ)シラン1.3重
量%を有する四官能性エトキシケトキシモジラン混合物
を用いた。組成物Uは37分の皮張り時間と101分の
不粘着化時間を有した。
組成物Vは、テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン
29.afi量%、モノエトキシトリ (メチルエチル
ケトキシモ)シラン56.6重量%、ジエトキシジ(メ
チルエチルケトキシモ)シラン13.7重量%およびト
リエトキシモノ (メチルエチルケトキシモ)シラン0
.4重量%を有する四官能性エトキシケトキシモジラン
混合物を用いた。組成物■は。
18分の皮張り時間と67分の不粘着化時間を有した。
組成物Wは、ビニルトリ (メチルエチルケトキシモ)
シランを用い、178分の皮張り時間と210分の不粘
着化時間を有した。
組成物Xは、メチルトリ (メチルエチルケトキシモ)
シランを用い、約15時間の皮張り時間と約35時間の
不粘着化時間を有した。
組成物Yは、テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン
40重量%、モノエトキシトリ (メチルエチルケトキ
シモ)シラン51重量%およびジエトキシジ(メチルエ
チルケトキシモ)シラン9重量%を有する四官能性エト
キシケトキシモジラン混合物を用いた。組成物Yは14
分の皮張り時間と27分の不粘着化時間を有した。
組成物Zは、テトラ(メチルエチルケトキシモ)シラン
11重量%、モノエトキシトリ (メチルエチルケトキ
シモ)シラン65重量%、ジエトキシジ(メチルエチル
ケトキシモ)シラン23重量%およびトリエトキシモノ
 (メチルエチルケトキシモ)シラン1重量部を有する
西宮脂性エトキシケトキシモジラン混合物を用いた。組
成物Zは30分の皮張り時間と71分の不粘着化時間を
有した。
隻−立               人   r1甲
u  (′yb)                 
        −230表−」− C”   D”   fi@F”   G    H”
   I”   J”t1+1J     ZDLI 
     IJLI−JLILI      2111
0     J3υ      −畢糸方皿     
         人   旦0*比較例 **試料は室温で14日後もまだ粘着性であった。
l−上(続き) 別−」L−糎 旦0   ■!   旦1   ヱ!   旦°   
且°   ±“   丈。
h−炸                 盈    
1150°C14F] 拳外れilB康 (九)              
     −1.j      −Z、1表−」工 乗りJ−斯〆遭T−K      旦 乞3す!J11 A11−」−−ノ出 *比較例 **CF−凝望破壊 、及−」よ(Vtき)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水分から保護されれば包装中に貯蔵可能であるが、
    包装から取り出して水分に暴露されると硬化する生成物
    であり、かつ下記成分を混合して得られる生成物である
    組成物。 (A)25℃で0.5〜100Pa秒の平均粘度を有し
    かつケイ素原子に結合したオルガノ基が1価の炭化水素
    基および1価のハロゲン化炭化水素基からなる群から選
    ばれた水酸基末端封鎖ポリジオルガノシロキサン、およ
    び (B)0〜80重量%のテトラケトキシモシラン、20
    〜70重量%のモノエトキシトリケトキシモシラン、1
    〜60重量%のジエトキシジケトキシモシランおよび0
    〜20重量%のトリエトキシモノケトキシモシランから
    なり、ケトキシモ基が式−O−N=CR′R′(式中、
    それぞれのR′は炭素原子1〜4個を有するアルキル基
    である。)を有する四官能性エトキシ−ケトキシモシラ
    ン混合物、成分(B)の量は成分(A)中の水酸基の1
    モル当り少なくとも0.8モルの四官能性エトキシ−ケ
    トキシモシランを提供するのに十分な量で存在する。 2、成分(A)が異なる粘度を有する水酸基末端封鎖ポ
    リジオルガノシロキサンの混合物である特許請求の範囲
    第1項記載の組成物。 3、更に充填剤を含む特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 4、更に硬化触媒を含む特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。 5、硬化触媒が不反転性触媒である特許請求の範囲第4
    項記載の組成物。 6、成分(B)の量が成分(A)中の水酸基の1モル当
    り少なくとも1.0モルの四官能性エトキシ−ケトキシ
    モシランを提供するのに十分な量で存在する特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。 7、成分(A)の水酸基末端封鎖ポリジオルガノシロキ
    サンがトリオルガンシロキシ単位と水酸基とで部分的に
    末端封鎖されている特許請求の範囲第1項記載の組成物
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