JPS62294606A

JPS62294606A - 毛髪化粧料組成物

Info

Publication number: JPS62294606A
Application number: JP13797186A
Authority: JP
Inventors: Akira Kiyomiya; 清宮　章
Original assignee: Lion Corp
Current assignee: Lion Corp
Priority date: 1986-06-13
Filing date: 1986-06-13
Publication date: 1987-12-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明狡亙分災本発明は、セットローション、ヘアスプレーなどとして
用いられる毛髪化粧料組成物に関する。

盗」ｑ【４セットローションなど毛髪化粧料組成物において、セッ
ト性を付与するのにポリビニルピロリドン、ポリビニル
ピロリドン・酢酸ビニル共重合体、アクリル系樹脂など
高分子化合物を用いることが知ら九でいる。このような
高分子化合物を含む毛髪化粧料のセット保持性と毛髪の
風合いを改善する技術としては、アクリル系樹脂とソル
ルビット脂肪酸エステル酸化エチレン付加物などの特定
の可塑剤を配合すること（特開昭５３−９９３３８号）
や、特定のポリジメチルシロキサン・ポリオキシアルキ
レンブロック共重合体を用いること（特開昭４９−４１
５４７号公報）などが提案されている。

しかしながら、これらの毛髪化粧料は、セット保持性お
よび毛髪の風合いが未だ不十分であった。

ｉ＋口り蝮本発明は、セット保持性が良好で、しかも、毛髪に良好
な風合いを付与することができる毛髪化粧料組成物を提
供することにある。

見更立豊戒本発明の毛髪化粧料組成物は、以下の（ａ）および（ｂ
）成分を含むことを特徴とする。

（ａ）　　高分子化合物。

（ｂ）　　多糖類。

以下、本発明についてさらに詳細に説明する。

（ａ）成分の高分子化合物としては、カチオン性高分子
化合物、アニオン性高分子化合物、両性高分子化合物、
非イオン性高分子化合物が用いられる。

カチオン性高分子化合物の具体例としては、以下のもの
が例示される。ここで、カッコ内対応するは市販品の商
品名を示す。

１）　ヒドロキシエチルセルロースとグリシジルトリメ
チルアンモニウムクロリドとのエーテル等のカチオン化
セルロース（レオガードＧニライオン■製、ポリマーＪ
Ｒ−３０Ｍ−１２５および同一４００　：ユニオンカー
バイド社製）２）　ビニルピロリドン・ジメチルアミノ
エチルメタクリル酸共重合体の４級化物（ＧＡＦＱＵＡＴ７３４および７５５　：　ＧＡＦ社製
）、３）　ジメチルジアリルアンモニウムクロライド重
合体（ＭＥＲＱＵＡＴ　１００　：メルク社製）、４）
　ジメチルジアリルアンモニウムクロライド・アクリロ
アマイド共重合体（ＭＥＲＱＬＩＡＴ５５０　：メルク
社ＩＩ）。

アニオン性高分子化合物の具体例としては次のものが挙
げられる。

１）　アクリル酸エチル・アクリル酸アミド・アクリル
酸共重合体（ウルトラホールド８：チバカイギー社製）
、２）　メチルビニルエーテル・無水マレイン酸共重合体
（ガントレッツＡＮ−１１９、同ＡＮ−１３９、同ＡＮ
−１６９：　ＧＡＦ社製）、３）　メチルビニルエーテル・マレイン酸モノアルキル
エステル共重合体くガントレツツＥＳ−２２５、同ＥＳ
−４２５：　ＧＡＦ社製）、４）　アクリル酸エステル
・メタクリル酸エステル・アクリル酸共重合体またはこ
の中和物（プラサイズＬ−５３０，同Ｌ−５３Ｐ　：互
応化学■製、以上いずれも中和物）、５）酢酸ビニル・クロトン酸共重合体（レジン２８−１
３１０、同２８−２９３０：ナシヨナルスターチ社製）
。

両性高分子化合物としては、メタクリル酸エステル共重
合体の両性化物などが用いられ、特に下記一般式（■）
で表されるものが好適である。

（式中、各記号は次のものを表わす。）ＲＬ、Ｒ，、Ｒ
，：　−Ｈまたは−ＣＨ３、Ｒ２、ＲいＲ，：Ｃ工〜Ｃ
１，のアルキル基、Ｒ，：　Ｃ１〜Ｃ４のアルキレン基、Ａニー０−または−ＮＨ−１Ｘ：１０”〜１０’ ｙ、ｚ：Ｏ〜１０’ （ｙ＋ｚ）／ｘ　：　８／２〜Ｏ／１０（モル比）、好
ましくは７／３〜２／８゜ｘ＋ｙ＋ｚ：１０”〜１０５、好ましくは１０２〜１０
４゜）このような両性高分子化合物は、商品名ユカフォーマー
ＡＭ−７５１、同２０２、同ｗ）ｌ、同２０５．同２０
６（三菱油化ファイン■ｆＲ）として市販されている。

非イオン性高分子化合物としては、以下のものを例示す
ることができる。

ｌ）　ポリビニルピロリドン（ＰＶＰ　Ｋ−３０、同に
−６０、同に−９０：　ＧＡＦ社製）２）　ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体（ルビス
コールＶＡ　８２Ｂ、同７３Ｅ、同６４Ｅ、同５５Ｂ、
同３７Ｅ：油化パーデイツシユ■製）。

（ａ）高分子化合物は、単独であるいは２種以上併用し
て用いられ、毛髪化粧料組成物中に０．１〜１０重量％
配合することが適当であり、好ましくしは０．２〜５重
量％である。配合量が０．１重量％未満であるとセット
保持性が低下し、一方１０重量％を超えると毛髪の風合
いが悪くなる傾向がある。

（ｂ）成分の多糖類としては、アシネト・バクタ一種（
Ａｃｉｎｅｔｏ　ｂａｃｔｏｒ）により製造されるリポ
多糖類が挙げられ、これはいわゆるバイオサーファクタ
ントの一種である。このようなリポ多糖類としては、た
とえばペトロファーム社（Ｐｅｔｒｏｆｅｒｍ：アメリ
カ合衆国）からエマルサン（Ｅｍｕｌｓａｎ）の商品名
で入手することができる。

これは、アシネト・バクタ一種（ＡＴＣＣ寄託黙３１０
１２）により製造される細胞外微生物タンパク質会合リ
ポ多糖類であり、主にエタノールを炭素源とした場合に
得られるα−エマルサン類（ネオエマルサン）；原油、
ヘキサデカンを主たる炭素源とした際に得られるβ−エ
マルサン類（プロトエマルサン）がある。アシネト・バ
クタ一種（ＡＴＣＣ寄託Ｎα：　３１０１２）により製
造されるリポ多糖類については、特開昭５５−１１２２
０１に詳しく記載されている。

（ｂ）多糖類は、（ａ）高分子化合物に対して、重量比
で（ｂ）／　（ａ）　＝０．０２／　１〜５　／　１、
好ましくは０．０２／　１〜２／１の範囲が適当である
。０．０２より低い配合比率では効果が顕著に現われず
、一方、５より高い配合比率では十分な効果が得られな
い。

本発明の毛髪化粧料組成物には、上述の必須成分に加え
て、その用途や使用目的に応じて、適宜の補助成分、例
えばピロリドンカルボン酸ナトリウム等の保湿剤、カチ
オン、アニオン、両性および非イオン界面活性剤、ビタ
ミンＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅ、Ｈ１化粧品に通常使用される
油分、紫外線吸収剤、殺菌剤、清涼感付与剤、熱感付与
剤、色素などを添加することができる。

１皿豊亙米本発明によれば、高分子化合物と多糖類とを併用するこ
とにより、これらが相剰的に作用し、セット保持性に優
れ、しかも毛髪に良好な風合いを付与する毛髪化粧料組
成物を実現することができる。

本発明の毛髪化粧料組成物は、セットローション、ヘア
スプレー、スタイリング剤、ヘアローション等の種々の
製品に適用することができる。

次に実施例により本発明の効果を具体的に説明する。各
実施例の説明に先立って、実施例で用いた試験法につい
て示す。

（１）セット保持性（％）長さ２５Ｇ１重さ１．５ｇの毛束を水で濡らし、タオル
で水気を取った後、調製した試料を０．３　ｇ塗布する
。これをロッドに巻きつけ。

７０℃の熱風で３０分間乾燥した後、ロッドより毛束を
とりはずす。この毛束をつり下げ、直ちにその長さを測
り（２゜とする）、１時間放置後再びその長さを測りＱ
、。とする０次式により、セット保持性（％）を算出し
た。

１００に近いほど、セット保持性が、良好であることを
示す。

（２）毛髪の風合いパネラ−２０名による官能試験を行ない、以下の基準に
より評価した。

Ｏ：かなり良好（８０％のパネラ−が良好）０：良好（
６０〜８０％のパネラ−が良好）Δ：ふつう（４１）〜
６０％以上のパネラ−が良好）×：悪い（４０％未満の
パネラ−が良好）、実施例１〜５第１表に示したセットローション組成物を調製し、その
性能を評価して第１表に示した。

（以下余白）実施例６以下の組成のヘアローション組成物（多糖類／高分子化
合物＝０．１５／１）を調製し、その性能を評価した。

セット保持性二６０％毛髪の風合い：◎ ポリオキシエチレンラノリン（７０Ｅ、Ｏ，）　　　　
０．５カルボキシビニルポリマー　　　　　　　　０．
３トリエタノールアミン　　　　　　　　　　　０．１
ポリビニルピロリドン　　　　　　　　　　　３．０エ
マルサン　　　　　　　　　　　　　　　０．３プロピ
レングリコール　　　　　　　　　ｌ准−α−トコフェ
ロール　　　　　　　　　０．２色素　　　　　　　　
　　　　　　　　　微　量パラベン　　　　　　　　　
　　　　　　　０．３香料　　　　　　　　　　　　　
　　　　適　量精製水　　　　　　　　残部（以下余白）実施例７以下の組成のスタイリング剤（多糖類／高分子化合物＝
０．３／１）を調製し、その性能を評価した。

セット保持性＝７０％毛髪の風合い：０組　　　　　　成　　　　　　　　　　（ｗｔ％）セタ
ノール　　　　　　　　　　　　　　　　　１．５ミリ
スチン酸オクチルドデシル　　　　　　０．３モノテス
アリン酸ソルビタン　　　　　　　０．１ポリオキシエ
チレンヒマシ油（４０Ｅ、０．）　　　　０．５ステア
リルトリメチルアンモニウムクロリド０．３プロピレン
グリコール　　　　　　　　　　２．０パラベン　　　
　　　　　　　　　　　　　０．１メタクリル酸工ステ
ル共重合体の両性化物＊７＋、。

エマルサン　　　　　　　　　　　　　　　　０．３香
料　　　　　　　　　　　　　　　　　適　量エタノー
ル　　　　　　　　　　　　　　　　５．０精製水　　
　　　　　　　　　　　　　　残　部フロン１２　　　
　　　　　　　　　　　　　５．０フロン１１４　　　
　　　　　　　　　　　　　２．０イン＠製）

Claims

【特許請求の範囲】

１、高分子化合物および多糖類を含有することを特徴と
する毛髪化粧料組成物。