JPS62293042A - 風呂追焚き機能付給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は風呂追焚き機能を備えた給湯装置に関し、詳し
くは給湯設定温度モードをランプ表示できると共に、給
湯部の実際の温度もランプ表示できる風呂追焚き機能付
給湯装置に関する。

〈従来技術とその問題点〉 給湯用の貯湯部の加熱と風呂追焚き用の熱交換パイプの
加熱を同じバーナによる燃焼によって行う１缶２水路の
風呂追焚き機能付給湯装置においては、給湯温度モード
が低（設定されている場合であっても、風呂追焚き運転
が行われる際には、貯湯部の温度（給湯温度）が高く設
定された状態でバーナによる燃焼が行われないと、追焚
きが効果的に行われない。このため、本出願人は追焚き
運転が開始される時には給湯温度モードが自動的により
高温モードに変更されるようになされた給湯装置を提案
した（実願昭６１−５３４０１号）。しかしながらこの
従来の給湯装置は、給湯温度モードが自動的に変更され
た場合において、実際の湯温の変化を安全表示として給
湯使用者に知らせる十分な手段が講じられていなかった
。このため、使用者が気付かずに熱湯を注いでしまうと
いう不都合があった。この不都合を解消する手段として
本山願人は、貯湯部の温度が最高温度モードに達した時
に、これを表示ランプの点滅信号で表示する装置をさら
に提供した（特願昭６１−５２９７６号）。しかしこの
装置は実際の温度が最高温度モードに達した時にのみ表
示するものであり、その途中における温度は表示されず
、実際の温度が現在どの程度の温度にあるか知ることが
できないものであった〈目的〉 そこで本発明は上記従来技術の欠点を解消し、設定され
た給湯温度モードの表示の他に、実際の温度に対応する
温度表示をも行うことにより、給湯温度状態及びその変
化の状況を常に知ることができ、またそれによって設定
モード以上の高温水が供給されるのを予め知ることがで
きる風呂追焚き機能付給湯装置の提供を目的とする。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は、給湯用の貯湯部の加熱と風呂追焚き用の熱交
換パイプの加熱を同じバーナによる燃焼によって行う１
缶２水路の風呂追焚き機能付給湯装置であって、風呂追
焚き運転が開始されると設定された給湯温度モードにか
かわらず最高温度モードに前記貯湯部の湯温が制御され
るものにおいて、給湯のための給湯温度モード設定によ
り該モードに対応する温調ランプを固定的に点灯させて
表示すると共に、その固定的点灯とは別に、現実の貯湯
部内の湯温に対応した温度表示を対応する温調ランプの
点滅信号として表示することを特徴としている。

〈作用〉 設定された給湯温度モードに対応する’／Ａ　１１ラン
プが点灯され、また貯湯部の実際の温度の状態がその温
度状態に対応するＡ１１ランプの点滅信号で表示される
。温度が変化してゆくと、それに応じて点滅する温調ラ
ンプも順次移ってゆく。よって複数の温調ランプからな
る表示部を見ることにより、給湯設定温度と実際の温度
状態の両方を一見で知ることができる。よって風呂追焚
き運転を開始したときには、給湯温度が次第に危険温度
（高温度）に近づいて行く状況も容易に知ることができ
る。

〈実施例〉 第１図は本発明の実施例を示す風呂追焚き機能付給湯装
置の構成図、第２図は制御部の構成を示すブロック図で
ある。

給湯１には、バーナ２による燃焼部３と、該燃焼部３の
天井部隔壁４を介して設けられる給湯用の貯湯部５と、
前記隔壁４の中央部筒状体４ａに巻回された風呂追焚き
用の熱交換バイブロ等が設けられている。外部水源から
入水管７を通って貯湯部５へ冷水が供給され、貯湯部５
で加熱された温水が出湯管８を通って出湯される。追焚
きは、浴槽９から循環路１０を通ってポンプ１１によっ
て送られてくる湯が前記熱交換バイブロで熱交換され、
加熱されて浴槽９に戻ることにより行われる。給湯回路
と追焚き回路を１缶でまかなっているので１缶２水路と
称されている。給湯及び風呂追焚き運転等は遠隔操作盤
２０を操作することにより制御部３０を介して行われる
。前記遠隔操作盤２０には、運転スイッチ２１、風呂追
焚き運転スイッチ２２、及びそれらのパイロットランプ
２１ａ、　２２ａ、温調ランプ２３、給湯温度モード調
節スイッチ２４が設けられている。給湯温度モード調節
スイッチ２４を押すと、複数個のランプからなる温調ラ
ンプ２３のうち対応するランプが点灯する。実施例の場
合は低温から高温への７段階の給湯温度モードに対応し
て７個のランプから温調ランプ２３がなっている。前記
給湯温度モード調節スイッチ２４はアップスイッチ２４
ａとダウンスイッチ２４ｂとからなり、アンプスイッチ
２４ａを押すと、温度モードが高温側へ移行し、それに
つれて前記温調ランプ２３の点灯位置が高温側（図面右
方向）へ移行する。またダウンスイッチ２４ｂを押すと
、温度モードが低温側へ移行する。実施例の度合はラン
プ２３ａの位置に給湯温度モードが設定されている。

前記制御部３０は入水管７や出湯管８の開閉、ポンプ１
１の作動、バーナ２の操作等を、前記遠隔操作盤２０か
らの指令および貯湯部５の温度センサ１２等からの情報
によって制御する。１３はバーナ２の点火装置、１４は
炎感知センサである。前記制御部３０及び遠隔操作盤２
０による前記温調ランプ２３への表示について、第２図
に沿ってさらに説明する。

給湯温度モード調節スイッチ２４からの信号は給湯温度
モード設定回路３１に入力され、そこで所定の給湯温度
モードが決定されて、その給湯温度モードに対応する制
御信号が表示回路３２及びバーナ制御回路３３に出力さ
れる。前記表示回路３２は回路３１からの制御信号に応
じて対応するランプを点灯する（実施例の場合はランプ
２３ａが点灯されている）。

前記バーナ制御回路３１は前記給湯温度モード設定回路
３１からの制御情報と前記貯湯部５の温度センサ１２か
ら温度検知回路３４を経て入力されてくる実際の温度情
報とを比較して、バーナ２の燃焼を開始するか停止する
かの判断を行う。温度検知回路３４からの実際の温度情
報は表示回路３２にも入力され、温調ランプ２３に点滅
信号として表示する。一方、風呂追焚き運転スイッチ２
２が押されると（第２図では風呂追焚き運転スイッチ２
２がオンの状態を示している）。最高モード設定回路３
５が作動状態となり、給湯温度モードを最高モードとす
る制御信号がバーナ制御■回路３３に出力される。この
最高モード設定回路３５からの命令は前記給湯温度設定
回路３１からの命令に優先する。よって風呂追焚き運転
スイッチ２２がオンすると、給湯温度設定回路３１で設
定された温度モードにかかわらず、最高温度モードでバ
ーナ２の運転が行われる。したがって点滅信号で温調ラ
ンプ２３に示される貯湯部５の実際の湯温が点灯信号で
示される設定給湯温度を越えて、最高温度（ランプ２３
ｃで示す）まで上昇してゆく。すなわち、点灯ランプ２
３ａに一敗していた点滅信号が、該ランプ２３ａを越え
て順次上位（高温側）のランプへ移行し、最終的に最高
温度のランプ２３ｃが点滅する。実施例の図においては
その途中のランプ２３ｂが点滅している状態を示してい
る。勿論、設定給湯温度モードよりも実際の温度が低い
場合も、屯滅信号ですぐにわかる。

〈効果〉 本発明は以上の構成よりなり、風呂追焚き運転が開始さ
れると、設定された給湯温度モードにかかわらず、最高
温度モードに貯湯部の湯温が制御されるものにおいて、
設定給湯温度モードを点灯信号で、また実際の貯湯部５
の湯温を点滅信号でそれぞれ’／Ｌ　３Ｍランプ２３に
表示するようにしているから、設定温度と実際の沸き上
がりの状態が一目瞭然である。よって追焚き運転開始に
より給湯温度が順次危険温度に近づ（状況も容易にわか
り、危険を察知できる。また設定モードまで実際の温度
が上昇しない場合や、追焚き運転を開始しても実際の温
度が設定モード以上に上昇しない場合など給湯機能や追
焚き機能に故障があれば、すぐにそれを知ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す風呂追焚き機能付給湯装
置の構成図、第２図は制御部の構成を示すブロック図で
ある。 １：給湯器　　　　　　２：バーナ ５：貯湯部　　　　　　６：熱交換パイプ２０：遠隔操
作盤 ２２：風呂追焚き運転スイッチ ２３：温調ランプ ２４：給湯温度モード調節スイッチ ３０：制御部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給湯用の貯湯部の加熱と風呂追焚き用の熱交換パイプの
   加熱を同じバーナによる燃焼によって行う１缶２水路の
   風呂追焚き機能付給湯装置であって、風呂追焚き運転が
   開始されると設定された給湯温度モードにかかわらず最
   高温度モードに前記貯湯部の湯温が制御されるものにお
   いて、給湯のための給湯温度モード設定により該モード
   に対応する温調ランプを固定的に点灯させて表示すると
   共に、その固定的点灯とは別に、現実の貯湯部内の湯温
   に対応した温度表示を対応する温調ランプの点滅信号と
   して表示することを特徴とする風呂追焚き機能付給湯装
   置。