JPS604732A - 点火タイマ−表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液体燃料燃焼器等の点火タイマーに関するもの
で、特にその動作状態を示す表示手段に関するものであ
る。

従来例の構成とその問題点 一般に燃焼器の点火タイマーは、設定した時間が経過、
もしくは設定した時刻になると燃焼制御回路が起動し、
燃焼を開始するが、安全性を高める為、燃焼開始後、約
１時間経過すると自動的に燃焼を停止する様になってお
り、連続燃焼もしくは再度燃焼させるには、タイマー運
転を解除する操作を意図的に行々わなければならないよ
うにすることで、使用者がその場所に不在で不安全な状
態の時の燃焼を回避する様になっている。

従来、上記動作を行なう点火タイマーは、同期モータを
用いた回転式の機械タイマーで構成される場合が多く、
例えばタイマーを６時間に設定すると、６時間後に燃焼
を開始し、さらに１時間後には燃焼が停止するようにな
る。

しかしながら最近は、燃焼器の燃焼シーケンスをマイク
ロコンピュータ（以下「マイコン」と称す）で実現する
場合が多くなシ、上記点火タイマーもマイコンに組み込
まれたプログラムの一部で代行するようになり、回転式
機械タイマーの場合ではつまみの回転位置でタイマー設
定中か、タイマー運転による燃焼中であるのか、あるい
は、１時間燃焼した後の状態であるのかを判別すること
が出来たが、マイコンで点火タイマーの動作を行なうと
容易には判別出来ない。

特に、設定時間が経過、もしくは設定時刻になり、燃焼
を開始した後、一定時間燃焼（これを「タイマー燃焼」
と称す）後の燃焼停止期間は、設定時間が経過するまで
の期間、もしくけ設定時刻になるまでの期間の状態と表
面上大きな変わりはなく、見まちがう場合がなかった。

発明の目的 本発明は上記問題点に鑑みてなしたもので、点火タイマ
ーの動作状態を表示する表示手段を設け、かつ燃焼が開
始する時刻もしくは燃焼が開始するまでの経過時間を設
定し、点火タイマーの動作が開始した時点から点火タイ
マーの動作が解除されるまでの期間（これを「タイマー
運転」と称す）の表示状態と、上記タイマー運転期間の
うちタイマー燃焼期間経過後の表示状態を区別すること
で点火タイマーの動作状態を明確化することを目的とし
たものである。

発明の構成 上記目的を達成する為に本発明は、点火タイマーの動作
状態を表示する表示手段を設け、−タイマー燃焼中とタ
イマー燃焼後の表示内容を変えるようにしである。

実施例の説明 以下その一実施例として２４時間タイマーを備え、タイ
マー運転中に現時刻が設定時刻と一致すると燃焼を開始
し、１時間のタイマー燃焼後に自動的に燃焼を停止する
機能を備えだ燃焼装置の場合を例にして説明する。

第１図において、１は電源プラグ、２は２４時間タイマ
ー、３は運転ＳＷ、３’は点火タイマ接点群、４は電源
ランプ、６は気化部予熱用のシーズヒータ、６は気化部
子熱検出用のサーモスイッチ、７は燃焼スイッチ、８１
Ｌは電源トランス−次側コイル、８ｂは電源トランス二
次側コイル、９は燃焼用空気送風器とポンプのモータ、
１０は対流用送風器のモータ、１１は点火装置、１２は
炎検出用のフレームロッド、１３は炎検出回路の比較増
幅器、１４は不着火検出時間用タイマ回路の比較増幅器
、１６は前記比較増幅器１３．１４によって駆動される
トランジスタ、１６はトランジスタ１５によって駆動さ
れ、常開接点１６１Ｌを有するリレー、１７は常開接点
１７１Ｌを有するリレー、１８は対震自動消火装置の接
点、１９は本体過熱時に開となる過熱防止用の温度スイ
ッチ、２Ｑはタイマー運転中を表示するタイマーランプ
、２１は点滅要素、２２はノンロックのブツシュスイッ
チで、１度押すと２４時間タイマー２に記憶されタイマ
ー運転状態となり、再度押すとタイマー運転状態が解除
される。さらに２４時間タイマー２は本実施例では概念
的な動作を説明するもので、実際にはマイクロコンピュ
ータ等で構成され、点火タイマー接点群３′とは信号線
２３にて有機的に結合されている。

以上のような回路構成にて以下動作説明すると、まず電
源プラグ１をコンセントに接続し、２４時間タイマー２
の現時刻及び設定時刻をセントする。

通常運転は運転ＳＷ３を閉動すると、点火タイマー接点
群３′の接点２−１が導通状態であるので電源ランプ４
が通電される。同時に予熱検出用のサーモスイッチ６の
接点イー口を介してシーズヒータ６に通電され気化部の
予熱が開始される。そして燃焼スイッチ７を閉とした時
、気化部温度が上昇後に予熱検出用のサーモスイッチら
がイーハに切換わると、電源トランス−次側コイル８ａ
に通電されリレー１７が通電され常開接点１７ａが閉と
なる。まだ比較増幅器１４の出力がＨｌとなりトランジ
スタ１５がＯＮし、リレー１６に通電され、常開接点１
６ａが閉となる。すると、燃焼空気用送風器とポンプ用
のモータ９．対流用送風器Ｉ　Ｑ。

点火装置１１に通電され点火が開始されるものである。

そして、この点火中比較増幅器１４の出力が設定時間後
にＨｏからり。に変わる前に炎が発生しフレームロッド
１２からバーナに電流が流れると、比較増幅器１３の出
力がり。からＨ５に切換る。すると、トランジスタ１６
の駆動が継続され燃焼状態に移行する。

以上のように点火燃焼が行なわれるが、次に点火タイマ
ーで自動点火を行なう場合は、運転ＳＷ３を閉動した後
、ブツシュスイッチ２２を一度押すと、タイマー運転状
態となり点火タイマー接点群３′の接点２−３が閉じる
。この時接点６−８が導通状態でタイマーランプ２ｏが
点燈し、接点４−５は非導通状態であるので点火燃焼は
行なわない。現時刻が経過し設定時刻と一致すると、は
じめて接点４−５が導通状態となり、シーズヒータ５等
の回路に通電が開始され、予熱が始まる。この時燃焼ス
イッチ７が閉じていれば、予熱完了後点火燃焼に移行し
、タイマー燃焼となる。この時点火タイマ一群３′の接
点６−８は導通状態のままである。さらに一定時間のタ
イマー燃焼期間を経過すると、２４時間タイマーからの
信号により点火タイマー接点群３′の接点６−８から接
点６−７に反転し、同時に接点４−６は開動する。これ
により燃焼回路への通電は断だれ、停止状態となる一方
、タイマーランプ２ｏは点滅要素２１の働き′で点燈か
ら点滅に変化する。

発明の効果 以上のように本発明によると、タイマー運転中はタイマ
ーランプを点燈させ、しかも、タイマー燃焼後には点燈
をやめ点滅を行なうので点火タイマーの動作状態が明確
に識別出来る。このことより、複雑な点火タイマーの動
作及び、操作を理解する上で容易になり、燃焼器として
の商品価値を高める効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例における点火タイマー表示装置の
回路図である。 ２・・・・・・２４時間タイマー、３・・・・・・運転
ＳＷ、３’・・・・・・点火タイマー接点群、４・・・
・・・運転ランプ、２０・・・・・・タイマーランプ、
２１・−・・・・点滅要素。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）設定時間後もしくは設定時刻になると自動的に動
   作を行なわせて燃焼を開始せしめ、さらに一定時間後に
   燃焼を停止させる点火タイマーと、上記点火タイマーの
   動作を示す表示手段とを備え、この表示手段は、上記点
   火タイマーの一定時間後の燃焼停止時点を境にしてその
   表示内容を変えるようにしたことを特徴とする点火タイ
   マー表示装置。
2. （２）上記点火タイマーの動作を示す表示手段は発振回
   路を備え、点火タイマーセットから燃焼を開始せしめ、
   一定時間後に燃焼を停止させるまでの間、点燈表示もし
   くは点滅表示を行々い、燃焼が停止した後は点滅表示も
   しくは点燈表示に変わるようにしたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の点火タイマー表示装置。
3. （３）上記表示手段は、少なくとも２つの異なる発光色
   の表示体で構成し、上記点火タイマーの一定時間後の燃
   焼停止時点を境にして、第１の発光色から第２の発光色
   に色が変わることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の点火タイマー表示装置。
4. （４）上記表示手段は、上記点火タイマーの一定時間後
   の燃焼停止時点を境にして、表示装置の明るさが変わる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の点火タイ
   マー表示装置。