JP3461131B2 - 給湯器の制御装置 - Google Patents

給湯器の制御装置

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JP3461131B2
JP3461131B2 JP32122198A JP32122198A JP3461131B2 JP 3461131 B2 JP3461131 B2 JP 3461131B2 JP 32122198 A JP32122198 A JP 32122198A JP 32122198 A JP32122198 A JP 32122198A JP 3461131 B2 JP3461131 B2 JP 3461131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、シャワー
においてマッサージ効果を得るために、給湯温度を刻々
と変動させるゆらぎ運転機能を備えた給湯器の制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】給湯器にあっては、ガスバーナにより加
熱され、給水管から供給される水を昇温させる熱交換器
と、熱交換器から給湯される湯の温度を検出する給湯温
度センサと、熱交換器を通過する流水の有無を検出する
流水センサとを備えている。給湯管に設けられているカ
ランが開かれたときには、熱交換器への給水が開始さ
れ、これにより流水センサで流水が検出される。この流
水の検出に応じてガスバーナが燃焼を開始し、熱交換器
が加熱される。ガスバーナの燃焼量は、給湯温度センサ
で検出される温水の温度が設定温度に一致するように、
給湯制御手段で調整され、ガスの供給量が制御される。
【0003】この様に湯水の温度が設定温度になるよう
に制御される給湯器において、通常は、使用者がアップ
・ダウンスイッチにより設定温度を一旦設定すれば、ア
ップ・ダウンスイッチによりその設定温度を変更しない
限り、その設定温度になるように制御される。本明細書
では、この制御を「通常給湯制御」と称し、この通常給
湯制御による給湯運転を「通常給湯運転」と称する。
【0004】給湯器では、浴室等でシャワーを使用する
際に、振りかかる湯の温度を刻々と変動させることによ
ってマッサージ効果を得るようにしたゆらぎ運転があ
る。このゆらぎ運転では、熱交換器を通過する水を一定
温度に加熱するのではなく、給湯設定温度を所定のパタ
ーンで変化させ、それに応じて熱交換器を加熱するガス
バーナ(加熱手段)の加熱量を刻々と変動させることに
よって、水に与えられる熱量を変動させて湯温が絶えず
変動するようにしたものである。給湯器には、前述の
「通常給湯運転」と、この「ゆらぎ運転」とができる所
謂「ゆらぎ運転機能付き給湯器」がある。
【0005】ところで、給湯器本体には、各給湯場所で
設定温度等を設定する操作部と設定された設定温度等を
表示する表示部とを備えた2つのリモコンが接続されて
いる。リモコンとしては、浴室に設置される風呂リモコ
ンと台所等に設置されるメインリモコンがあり、それぞ
れの操作部には、前記給湯制御手段を作動状態にするか
停止状態にするかを選択する運転スイッチと、設定温度
等を設定するための給湯温度設定手段(例えば、アップ
・ダウンスイッチ)が設けられている。各リモコンの給
湯温度設定手段では、それぞれ設定温度を設定すること
ができ、それぞれの給湯温度設定手段で設定された設定
温度は、各リモコン毎に個々に記憶される。
【0006】給湯器本体は一つの熱交換器によって水を
加熱するため、給湯制御手段は一つの設定温度に基づい
て制御を行う必要がある。そのため、風呂リモコンに
は、どちらのリモコンによって設定される設定温度に基
づいて給湯制御手段の制御を行うかを選択するため切替
えスイッチとして優先スイッチが設けられており、優先
スイッチにより選択された側のリモコンで設定された設
定温度に基づいて温調制御が行われる。尚、設定温度の
設定(変更)は、優先スイッチにより選択されたリモコ
ンのみで設定(変更)可能であり、どちらのリモコンの
給湯温度表示部にも、選択された側のリモコンで設定さ
れた設定温度が同じように表示される。
【0007】このように、2つのリモコンを備えた給湯
器において、前述のゆらぎ運転を行うようにしたもので
は、通常は、浴室内でのシャワー使用時にゆらぎ運転を
行うため、ゆらぎ運転モードを選択するためのゆらぎ運
転スイッチは、風呂リモコンに設けられている。ゆらぎ
運転モードでは、湯温を変化させるために、例えば、各
リモコンで設定された設定温度と関係なく予め設定され
たゆらぎ運転モード用の温度変化パターンに応じて、設
定湯温を変動させるものや、風呂リモコンのみ或いは優
先スイッチによって選択された優先側のリモコンの温調
スイッチで設定された設定温度に基づいてゆらぎ運転モ
ード用の温度変化パターンの基準温度(例えば、上限温
度、中心温度、下限温度)を決定するものなどがあり、
それぞれの温度変化パターンに応じて、加熱手段の加熱
量が変動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のとおり構成され
たゆらぎ運転機能付き給湯器においては、ゆらぎ運転モ
ードが選択されている場合は湯温が変動するが、浴室内
のシャワー使用者は、ゆらぎ運転モードが選択されてい
ることをうっかり忘れていると、ゆらぎ運転の湯温変動
により湯温が下がった場合に設定温度を上げようとし
て、温調スイッチを操作する場合がある。このような場
合には、ゆらぎ運転を解除して通常給湯運転モードへ切
り替えれば済むのに、ゆらぎ運転の解除をすることより
も、設定温度を変更することへ関心があるため、温調ス
イッチを操作してしまったり、ゆらぎ運転中に温調スイ
ッチを操作しても給湯温度を所望の温度にできず、使い
勝手が悪いという問題がある。
【0009】一方、ゆらぎ運転モード中に、台所等で給
湯使用すると、ゆらぎ運転により給湯温度が変動する。
そのため、使用者は、メインリモコンで設定温度の変更
を行うことがある。この場合、ゆらぎ運転モード中は温
度変更されず、台所等の使用者は機器の故障と勘違いし
てしまう不具合がある。
【0010】本発明は、ゆらぎ運転機能付き給湯器にお
いて、ゆらぎ運転モード中における誤った操作を的確に
報知し、使い勝手を向上させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1は、
加熱手段により加熱され通過する水を昇温する熱交換器
と、 該熱交換器で加熱された湯が出湯される給湯管
と、前記熱交換器で加熱されて前記給湯管から出湯する
湯の目標温度を設定するための給湯温度設定手段と、前
記給湯管から出湯する湯の温度を前記給湯温度設定手段
によって設定された設定温度と一致するように前記加熱
手段を制御する通常給湯運転制御手段と、前記給湯管か
ら出湯する湯の温度を時間変化に応じて変動させるよう
に前記加熱手段を制御するゆらぎ運転制御手段と、前記
通常給湯運転制御手段の制御による通常給湯運転モード
と前記ゆらぎ運転制御手段によるゆらぎ運転モードとを
切り替えるゆらぎ運転スイッチとを備えた給湯器の制御
装置において、前記ゆらぎ運転モードが選択されている
最中又は際に、前記給湯温度設定手段の操作が操作があ
った場合、前記ゆらぎ運転制御手段による前記ゆらぎ運
転モード中であることを報知するゆらぎ報知制御手段を
備えたことを特徴とする。請求項2は、請求項1におい
て、浴室に設置され、前記ゆらぎ運転スイッチ及び前記
給湯温度設定手段が設けられた第1リモコンと、浴室外
に設置され、給湯温度設定手段が設けられた第2リモコ
ンとを備え、前記ゆらぎ運転制御手段は、前記ゆらぎ運
転モードが選択されたとき、前記第1リモコンの給湯温
度設定手段で設定された設定温度に基づいてゆらぎ運転
モードの目標温度を決定するとともに、ゆらぎ運転モー
ド中に前記給湯温度設定手段が操作されたときはゆらぎ
運転モードの目標温度を該操作に応じて変更し、前記ゆ
らぎ報知制御手段は、ゆらぎ運転モードが選択されてい
る最中又は際に、前記第1リモコンの給湯温度設定手段
または前記第2リモコンの給湯温度設定手段が操作され
た場合、ゆらぎ運転モード中である旨を音声により報知
することを特徴とする。
【0012】
【発明の作用・効果】本発明の請求項1では、ゆらぎ運
転スイッチによりゆらぎ運転モードが選択されていない
場合に給湯を行うと、通常の加熱手段の制御が行われ
て、給湯管から出湯する湯は、目標温度を設定するため
の給湯温度設定手段によって設定された温度を変更しな
い限りこれと一致するように加熱されて、安定した給湯
温度で出湯する。一方、ゆらぎ運転スイッチによってゆ
らぎ運転モードが選択されている場合に給湯を行うと、
給湯温度が時間変化に応じて変動するゆらぎ運転が行わ
れる。このゆらぎ運転モード中に、給湯温度設定手段の
操作が行われると、ゆらぎ報知制御手段によってゆらぎ
運転制御手段によるゆらぎ運転中であることが報知され
る。
【0013】この結果、使用者は、ゆらぎ運転モード中
であることを認識した上で、必要に応じてゆらぎ運転ス
イッチの切り替え等を行うことができる。
【0014】請求項2では、ゆらぎ報知制御手段は、ゆ
らぎ運転モード中に第1リモコンの給湯温度設定手段ま
たは第2リモコンの給湯温度設定手段が操作された場合
には、ゆらぎ運転中である旨を音声により報知する。こ
の報知によって、その湯温の変動がゆらぎ運転によるも
のであることを確実に認識できる。従って、希望する安
定した湯温が得られていないのはゆらぎ運転が原因であ
ることを確認できるため、ゆらぎ運転の必要がなければ
それを解除して、通常給湯運転モードに切り替えるなど
の処置を選択できる。
【0015】以上のとおり、本発明の請求項1では、ゆ
らぎ運転モードが選択されている場合に、出湯温度を変
更しようとして給湯温度設定手段を操作すると、ゆらぎ
運転モード中であることが報知されるため、出湯する湯
温が希望する湯温でない場合、それがゆらぎ運転によっ
て引き起こされていれば、ゆらぎ運転を解除して、通常
給湯運転モードに切り替えることができる。また、請求
項2では、設定温度を変更しようとした場合に、浴室
で、ゆらぎ運転モードが選択されていることが容易に認
識できるため、機器の故障と勘違いしてしまうなどの不
具合を生じる恐れがない。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図に基づいて以
下に説明する。図1に示す給湯装置1は、給湯部2と、
追焚き部3とからなり、コントローラ4により給湯部2
と追焚き部3とを制御する。
【0017】給湯部2は、加熱手段としての給湯バーナ
5によって加熱される給湯熱交換器6、図示しない水道
管と接続されて給湯熱交換器6に給水する給水管7、給
水管の開度を制御する水量サ−ボ8、給水される水の温
度を検出してコントローラ4に出力する給水温度センサ
9、給水管を通過する水流の有無を検出してコントロー
ラ4に出力する水流センサ10、給湯熱交換器6で加熱
された湯が出湯される給湯管11、給水管7に供給され
る水の一部を給湯管11に混合させるバイパス管12、
バイパス管12の開度を調節するバイパスサ−ボ13、
バイパス管12との合流点の下流の給湯管11の中の湯
の温度を検出してコントローラ4に出力する給湯温度セ
ンサ14及び給湯熱交換器6の出口付近の温度を検出し
てコントローラ4に出力する熱交温度センサ15を備え
る。
【0018】ガスを供給するガス供給管16には、開閉
制御される元ガス電磁弁17が備えられ、元ガス電磁弁
17の下流でガス供給管16から分岐して給湯バーナ5
に燃料ガスを供給する給湯ガス管16aには、給湯ガス
電磁弁18、19と開度制御される給湯ガス比例弁20
とが備えられる。21は給湯バーナ5に燃焼用空気を供
給する給湯燃焼ファンであり、コントローラ4の制御信
号により回転速度が可変される。22はコントローラ4
からの制御信号により作動するイグナイタ23を介して
高電圧が印加されて給湯バーナ5に点火する給湯点火プ
ラグであり、24は給湯バーナ5の燃焼状態を検出する
給湯フレームロッドである。
【0019】給湯管11は、給湯温度センサ14の下流
で、浴室25に給湯する浴室給湯管26と、台所27に
給湯する台所給湯管28に分岐しており、浴室給湯管2
6、台所給湯管28の末端にはそれぞれカラン29、3
0が設けられており、浴室給湯管26には、シャワーヘ
ッド用の分岐給湯管29Aがカラン29と分岐して設け
られている。
【0020】コントローラ4は、CPU、ROM、RA
M等により構成され、浴室25に設けられた風呂リモコ
ン40または台所27に設けられたメインリモコン50
によって指示される各種運転情報に応じて給湯部2及び
追焚き部3の制御を行う。以下では、給湯部2に関して
説明し、追焚き部3に関する制御構成については省略す
る。
【0021】風呂リモコン40は、コントローラ4との
間で通信を行い、各種の制御信号の伝送を行うよう構成
されたもので、図2に示すように、操作手段として、コ
ントローラ4に運転を指示する運転スイッチ41と、ク
レームの「目標温度」である給湯設定温度を設定するア
ップ・ダウンの1組のスイッチからなる温調スイッチ4
2と、優先切替手段としての優先スイッチ43を備えて
いる。尚、優先スイッチ43は、押すたびに2つのリモ
コンの間で優先が切り替わる。更に、本実施例の風呂リ
モコン40には、シャワーの使用時に、マッサージ効果
を得るための機能として、出湯湯温を時間変化とともに
刻々と変動させるゆらぎ運転を行うためのゆらぎ運転ス
イッチ44を設けている。
【0022】風呂リモコン40の表示手段としては、優
先されたリモコンで設定された給湯設定温度を表示する
表示器45、優先スイッチ43により風呂リモコン40
が選択されている場合に温調スイッチ42が操作可能で
あることを示す優先表示ランプ46、ゆらぎ運転中であ
ることを表示するゆらぎランプ47がある。他に、風呂
リモコン40には、追焚き、自動湯張り等のための幾つ
かのスイッチ及び表示部がある。
【0023】同様に、メインリモコン50においても、
図3に示すように、運転スイッチ51と、温調スイッチ
52と、表示器54、風呂リモコン40の優先スイッチ
43によりメインリモコン50が選択されている場合に
温調スイッチ52が操作可能であることを示す優先表示
ランプ55等がある。
【0024】さらに、本実施例では、使用者の各リモコ
ンの操作状態に応じた各種の音声ガイドを行うためのス
ピーカ48、56が、各リモコン40、50にそれぞれ
備えられている。
【0025】次に、上記構成からなる各リモコン40、
50における各種の制御動作のための機能構成につい
て、風呂リモコン40を例にして説明する。図4に示す
ように、風呂リモコン40の内部には、運転スイッチ4
1の操作に応じて運転開始及び停止を制御するための運
転制御部410、ゆらぎ運転スイッチ44の操作に応じ
て、ゆらぎ運転の際に時々刻々出湯湯温を変化させるた
めの所定パターンで変化する給湯設定温度を発生させる
ためのゆらぎ温度発生部411、温調スイッチ42の操
作に応じて給湯設定温度を設定するための温度設定部4
20、優先スイッチ43の操作に応じて給湯設定温度を
設定するためのリモコンの選択を制御するための優先切
替部430、操作状態に応じて各種の表示を行うための
表示部440、各種の音声ガイドを制御するための音声
発生回路等からなる音声制御部450の各機能部、コン
トローラ4との間で通信を行うための通信部460が、
マイコンおよび各種回路素子によって構成されている。
【0026】運転制御部410は、運転スイッチ41の
操作毎に、運転状態と停止状態を切り替え、その旨を通
信部460を介してコントローラ4へ送出する。また、
ゆらぎ運転スイッチ44が操作される毎に、ゆらぎ運転
モードと通常給湯運転モードとを切り替える。ゆらぎ温
度発生部411は、予め設定された湯温変化パターンで
給湯設定温度を変更するものであり、例えば、図5に示
すような湯温変化パターン特性を有する。この湯温変化
パターン特性は、例えば、リモコンで設定される給湯設
定温度を、この湯温変化パターンの上限温度と一致させ
るものであるが、リモコンで設定される給湯設定温度を
湯温変化パターン内の中間の特定の温度や下限温度等、
任意の温度と一致させた湯温変化パターンとしてもよ
い。また、予め固定された温度範囲内のみで上記湯温変
化パターンを変化させるようにしてもよい。
【0027】温度設定部420は、後述する優先切替部
430によって風呂リモコン4が選択されている場合
に、温調スイッチ42の操作に応じて給湯設定温度を設
定・変更し、その給湯設定温度を記憶する。また、優先
切替部430によって優先切替が風呂リモコン4からメ
インリモコン5へ切り替えられた場合には、メインリモ
コン5の温度設定部で記憶された給湯設定温度が、再び
メインリモコン5から風呂リモコン4へ優先切替が行わ
れた場合には、風呂リモコン4内に記憶された給湯設定
温度が、表示器45に表示される。
【0028】優先切替部430は、風呂リモコン4に備
えられた優先スイッチ43の操作毎に、給湯設定温度を
設定・変更可能なリモコンの優先切り替えを行う。この
結果、風呂リモコン4が優先となっている場合には、風
呂リモコン4の温度設定部420が機能して、温調スイ
ッチ42の操作のみが受け付けられ、メインリモコン5
の温度設定部は機能しないため温調スイッチ52の操作
は受け付けられない。逆に、メインリモコン5が優先と
なっている場合には、メインリモコン5の温調スイッチ
52の操作のみが受け付けられ、風呂リモコン4の温調
スイッチ42の操作は受け付けられない。
【0029】表示部440は、ゆらぎ運転スイッチ44
の操作に応じて通常給湯運転状態になると、温度設定部
420によって優先状態のリモコンに記憶される給湯設
定温度を表示して運転状態にあることを使用者に明示
し、優先状態にある側のリモコンの優先表示ランプ46
又は55を表示する。また、コントローラ4において、
水流センサ10によって流水が検出されて給湯バーナ5
の燃焼が開始されて、給湯フレームロッド24によって
炎検出が行われると、燃焼ランプ等を表示して、燃焼状
態にあることを明示する。また、ゆらぎ運転スイッチ4
4によってゆらぎ運転モードが選択された場合には、ゆ
らぎランプ47を点灯させて、ゆらぎ運転モード中であ
ることを表示し、出湯する湯温がゆらぎ運転によって時
々刻々と変動することを使用者に知らせる。その他に、
自動湯張り、追焚き等に応じて風呂バーナの燃焼表示等
を行う。
【0030】音声制御部450は、使用者によるリモコ
ンの操作時に、それぞれの操作が適切であるか否かなど
をスピーカ48を介して音声ガイドする。本実施例の音
声ガイドとしては、ゆらぎ運転中に、温調スイッチ42
が操作された場合に、「ゆらぎ使用中です」又は「出湯
温度がゆらぎます」とスピーカ48からアナウンスす
る。また、温調スイッチ52が操作された場合に、「ゆ
らぎ使用中です。」又は「出湯温度がゆらぎます。」と
メインリモコン50のスピーカ56を介してアナウンス
して、操作した者に注意を促す。これにより、シャワー
の使用時に、ゆらぎ運転によって湯温が変動しているこ
とを使用者に認識させて、適切なリモコン操作を指示さ
せることができる。また、出湯する湯温が変動して希望
する湯温が得られない場合に、使用者がゆらぎ運転モー
ド中であることを認識していない場合であっても、湯温
の変動がゆらぎ運転によるものであることを知らせるこ
とができ、これによって、ゆらぎ運転モードを解除して
通常給湯運転モードに切り替えるなどの適切な処理を速
く行うことができ、誤って希望する給湯設定温度に変更
しようとして温調スイッチ42を操作してしまうことが
なくなる。
【0031】また、台所27でメインリモコン50によ
って給湯設定温度を変更しようとした場合に、浴室25
で、ゆらぎ運転モードが選択されていることが容易に認
識できるため、給湯設定温度が変更できないのは器具の
故障ではないことが分かる。
【0032】その他に、優先スイッチ43によって優先
状態にない側のリモコンにおいて、給湯設定温度を設定
・変更しようとして温調スイッチ42、52を操作した
場合に、優先状態にないことを音声でガイドし、優先ス
イッチ43の操作を促すようにしている。ここでは、例
えば、優先側でないリモコンでは、「給湯設定温度は変
更できません。優先スイッチを押してから温調スイッチ
を押して下さい。」とアナウンスし、優先側のリモコン
では何もアナウンスしない。このアナウンスによって、
温調スイッチ42、52の操作が適切でなかったことが
使用者に理解されるため、温調スイッチ42、52によ
る温度設定・変更ができないことが機器の故障であると
誤認することがなく、誤認による不要なサービス依頼な
どを回避することができる。
【0033】音声制御部450では、優先スイッチ43
の操作によって風呂リモコン40からメインリモコン5
0に優先が切り替えられたときには、各リモコンが記憶
する給湯設定温度が異なる場合には、「給湯設定温度が
変更になりました。」、給湯設定温度が同じ場合には、
各音声ガイドを行わず、新たに設定した給湯設定温度が
60℃以上の場合には、「熱いお湯が出ます。」とスピ
ーカ48を介して音声ガイドを行う。なお、この場合に
は、メインリモコン50では、「給湯設定温度が変更で
きます。」、音声ガイドなし、「熱いお湯が出ます。」
の各アナウンスをスピーカ56を介して行う。その他
に、音声制御部450では、自動湯張り操作を行った場
合には、「湯張りをします。」の音声ガイドを行い、ま
た、設定水位などに基づいて、「おふろには、後、何々
分後に入れます。」などの音声ガイドを行う。尚、音声
制御部450では、リモコンにおけるその他の操作時に
は、電子音(ビープ音)を発生して、操作の実行を報知
する。
【0034】通信部460は、各リモコンにおける上記
の各機能部の情報をコントローラ4へ送出したり、逆
に、コントローラ4から送出される給湯装置1の運転状
態、燃焼状態等の情報を受信して、それらの情報を表示
部440を介し表示器45で表示させたり、音声制御部
450によりスピーカ48を介して音声ガイドによって
報知させたりする。尚、メインリモコン50において
も、風呂リモコン40と同様に、運転制御部、温度設定
部、表示部、音声制御部、通信部の各機能部が設けられ
ている。
【0035】次に、以上の構成からなる給湯装置1にお
ける作動、及びコントローラ4による制御動作を説明す
る。使用者が風呂リモコン40(又はメインリモコン5
0)の運転スイッチ41(51)を操作して運転状態に
すると、リモコンの表示部440では記憶されている給
湯設定温度が給湯温度として表示され、運転状態にある
ことを示す。このとき、表示される給湯温度は、優先ス
イッチ43によって優先が設定されたリモコンにおいて
設定されている給湯設定温度である。そして、このと
き、給湯温度が60℃以上の場合には、「熱いお湯が出
ます。」と音声ガイドが行われて、使用者に熱湯の注意
を喚起する。
【0036】使用者が、優先スイッチ43によって優先
設定されている側のリモコンにおいて、温調スイッチ4
2(52)を操作すると、それに応じて表示器44(5
4)で表示されている給湯設定温度が変化し、そのリモ
コンにおいて記憶される給湯設定温度が新たに設定され
る。
【0037】逆に、優先設定されていない側(非優先)
のリモコンにおいて、温調スイッチ42(52)を操作
すると、表示器45(54)で表示されている給湯設定
温度は変化せず、温度設定部420にて新たな給湯設定
温度を設定できない。このとき、音声制御部450によ
り、「給湯設定温度を変更できません。優先スイッチを
操作して下さい。」と、スピーカ48を介して音声ガイ
ドが行われ、給湯温度の変更ができないことを使用者に
知らせる。このき優先側のリモコンでは何もアナウンス
しない。これによって、使用者は、給湯温度の変更がで
きないのは、リモコンおよびコントローラ4の故障では
なく、優先スイッチ43の切り替えが行われていないた
めであることを確認できる。従って、使用者は、優先ス
イッチ43の操作を促されるため、優先スイッチ43の
切替操作を行った後に、優先側のリモコンにおいて、改
めて、温調スイッチ42(52)を操作して、新たな給
湯設定温度を設定することができる。
【0038】一方、使用者が、風呂リモコン40におい
て、優先スイッチ43を操作したとき、優先側のリモコ
ンで設定されていた給湯設定温度が、非優先のリモコン
で設定された給湯設定温度と異なっている場合には、メ
インリモコン50から風呂リモコン40への優先の切替
時には、風呂リモコン40では「給湯温度が変更できま
す。」の音声ガイドが行われ、メインリモコン50では
何もアナウンスしない。風呂リモコン40からメインリ
モコン50への優先の切替時には、風呂リモコン40で
は「給湯設定温度が変更されました。」の音声ガイドが
行われ、その時メインリモコン50では「給湯設定温度
が変更できます。」と音声ガイドがそれぞれ行われる。
【0039】使用者により、上記の手順によって給湯設
定温度が設定・変更された後にカラン29(30)を開
くと、給水管7への給水が開始され、水流センサ10が
給水による水流を検出し、検知信号をコントローラ4に
送出する。コントローラ4は、水流センサ10の検知信
号により給水管7から給湯熱交換器6への給水を確認
し、給湯燃焼ファン21を作動させ、元ガス電磁弁1
7、給湯ガス電磁弁18、19開弁するとともに、給湯
ガス比例弁20を開度調整して、イグナイタ23に高電
圧を印加して給湯点火プラグ22に火花放電を生じさせ
て給湯バーナ5の点火処理を行う。
【0040】コントローラ4は、給湯フレームロッド2
4の出力を検出することにより、給湯バーナ5が着火し
たことを認識して、リモコン40、50の表示部440
で燃焼表示を行うとともに、給湯温度センサ14の検出
温度と、優先設定されたリモコンで設定され、表示器4
5、54で表示された給湯設定温度とが一致するよう
に、給湯ガス比例弁20の開度、給湯燃焼ファン21の
回転速度、給湯ガス電磁弁18、19の開閉、水量サ−
ボ8の開度及びバイパスサ−ボ13の開度を調節する。
【0041】運転中に、温調スイッチ42、52および
優先スイッチ43の操作に伴う給湯設定温度の変更があ
った場合には、新たに設定・変更された給湯設定温度に
基づいて、給湯バーナ5の燃焼量が変更され、新たな給
湯設定温度に加熱された湯が出湯する。
【0042】更に、優先スイッチ43によって風呂リモ
コン40が優先選択されている場合に、浴室25で使用
者が風呂リモコン40のゆらぎ運転スイッチ44を操作
してゆらぎ運転モードを選択すると、ゆらぎ温度発生部
411による所定のパターンで給湯バーナ5の加熱量を
時間変化に応じて時々刻々と変動させて、給湯湯温を変
動させる。これによって、使用者は、シャワーなどにお
いて、マッサージ効果を得ることができる。このゆらぎ
運転モード中に、温調スイッチ42を操作して給湯設定
温度を変更しようとすると、音声ガイドによって「ゆら
ぎを使用中です。」、「ゆらぎ温度を変更します。」と
スピーカ48を介してアナウンスが行われる。従って、
ゆらぎ運転モードが選択されているとき、通常給湯運転
モードと勘違いして温調スイッチ42で湯温を変えよう
とした場合に、ゆらぎ運転モード中であることが分かる
ため、通常給湯運転をしたい場合には、ゆらぎ運転モー
ドを解除して通常給湯運転にすることができる。
【0043】また、台所27のメインリモコン50の温
調スイッチ52を操作すると、「ゆらぎ使用中です。」
又は「出湯温度がゆらぎます。」とメインリモコン50
のスピーカ56を介して音声ガイドが行われて、ゆらぎ
運転モードであることを認識できる。
【0044】カラン29、30が閉じられて、水流セン
サ10により水流が検出されなくなったとき、あるい
は、運転スイッチ41、51によって運転の停止が指示
されたとき、コントローラ4は、元ガス電磁弁17、給
湯ガス電磁弁18、19を閉弁し、給湯燃焼ファン21
を停止して、給湯バーナ5を消火し、給湯装置1の運転
を停止する。
【0045】以上のとおり、本発明では、ゆらぎ運転モ
ードが選択されている場合に、各リモコンの温調スイッ
チを操作すると、ゆらぎ運転モード中であることが音声
ガイドによって報知されるため、ゆらぎ運転モード中に
給湯設定温度を変更した場合、給湯設定温度が変わらな
いのは器具の故障ではなく、ゆらぎ運転が原因であるこ
とがわかる。
【0046】上記実施例では、バイパス管12及びバイ
パスサ−ボ13を有する給湯部2を示したが、給湯熱交
換器6で加熱された湯を給湯管7へ直接供給する構造の
ものでもよい。また、上記実施例では、追焚き部3に自
動湯張り等の機能を持たせたものを示したが、湯張り機
能を有しないものでもよい。また、追焚き部3を並設し
た給湯装置1を示したが、追焚き部3のないものでもよ
い。給湯バーナ5は、2連のものを示したが、1連のも
のでもよく、ガスバーナでなく、石油バーナでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す給湯装置の概略構成図で
ある。
【図2】本実施例の風呂リモコンを示す正面図である。
【図3】本実施例のメインリモコンを示す正面図であ
る。
【図4】本実施例の風呂リモコンにおける機能構成を示
すブロック図である。
【図5】本実施例におけるゆらぎ温度発生部の給湯設定
温度の変動パターンを示す特性図である。
【符号の説明】
11 給湯管 2 給湯部(給湯器) 4 コントローラ(給湯器の制御装置) 40 風呂リモコン(第1リモコン) 410 運転制御部() 411 ゆらぎ温度発生部(ゆらぎ運転制御手段) 42 温調スイッチ(給湯温度設定手段) 44 ゆらぎ運転スイッチ 450 音声制御部(ゆらぎ報知制御手段) 48 スピーカ(ゆらぎ報知制御手段) 5 給湯バーナ(加熱手段) 50 メインリモコン(第2リモコン) 52 温調スイッチ(給湯温度設定手段) 6 給湯熱交換器(熱交換器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−302943(JP,A) 特開 平7−336782(JP,A) 特開 平3−25242(JP,A) 特開 平10−122657(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 602 F24H 1/00 604

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段により加熱され通過する水を昇
    温する熱交換器と、 該熱交換器で加熱された湯が出湯される給湯管と、 前記熱交換器で加熱されて前記給湯管から出湯する湯の
    目標温度を設定するための給湯温度設定手段と、 前記給湯管から出湯する湯の温度を前記給湯温度設定手
    段によって設定された設定温度と一致するように前記加
    熱手段を制御する通常給湯運転制御手段と、 前記給湯管から出湯する湯の温度を時間変化に応じて変
    動させるように前記加熱手段を制御するゆらぎ運転制御
    手段と、 前記通常給湯運転制御手段の制御による通常給湯運転モ
    ードと前記ゆらぎ運転制御手段によるゆらぎ運転モード
    とを切り替えるゆらぎ運転スイッチとを備えた給湯器の
    制御装置において、 前記ゆらぎ運転モードが選択されている最中又は際に、
    前記給湯温度設定手段の操作があった場合、前記ゆらぎ
    運転制御手段による前記ゆらぎ運転モード中であること
    を報知するゆらぎ報知制御手段を備えたことを特徴とす
    る給湯器の制御装置。
  2. 【請求項2】 浴室に設置され、前記ゆらぎ運転スイッ
    チ及び前記給湯温度設定手段が設けられた第1リモコン
    と、 浴室外に設置され、給湯温度設定手段が設けられた第2
    リモコンとを備え、 前記ゆらぎ運転制御手段は、前記ゆらぎ運転モードが選
    択されたとき、前記第1リモコンの給湯温度設定手段で
    設定された設定温度に基づいてゆらぎ運転モードの目標
    温度を決定するとともに、ゆらぎ運転モード中に前記給
    湯温度設定手段が操作されたときはゆらぎ運転モードの
    目標温度を該操作に応じて変更し、 前記ゆらぎ報知制御手段は、ゆらぎ運転モードが選択さ
    れている最中又は際に、前記第1リモコンの給湯温度設
    定手段または前記第2リモコンの給湯温度設定手段が操
    作された場合、ゆらぎ運転モード中である旨を音声によ
    り報知することを特徴とする請求項1記載の給湯器の制
    御装置。
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