JPS62291719A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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Publication number
JPS62291719A
JPS62291719A JP13477086A JP13477086A JPS62291719A JP S62291719 A JPS62291719 A JP S62291719A JP 13477086 A JP13477086 A JP 13477086A JP 13477086 A JP13477086 A JP 13477086A JP S62291719 A JPS62291719 A JP S62291719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic layer
magnetic
corrosion resistance
layer
iron nitride
Prior art date
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Pending
Application number
JP13477086A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Morita
廣 森田
Hiroyuki Ikeda
裕幸 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13477086A priority Critical patent/JPS62291719A/ja
Publication of JPS62291719A publication Critical patent/JPS62291719A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は磁気記録媒体に関する。
(従来の技術) 近年、従来の塗イ5型磁気記録媒体とは異なり、蒸着、
スパッタリング法や湿式めっき法のように非磁性基板上
に直接、強磁性層を形成する方法にJ:す、磁気記5′
1媒体を製造する方法が検討さ゛れでいる。このように
して11ノられた磁気記録媒体は、塗イ1;型のものに
比べて極めて高い記録密層が達成される。
磁気記録媒体に対してなされる要求は磁性層が薄く、し
かも充分な再生出力が1qられることである。このよう
な媒体として最も注目されているのがNiを20〜30
at%含有するco−Ni系合金やあるいはCrを18
〜20at%含有するCo−Cr系合金を磁性層とする
ものである。この種のla磁気記録媒体通常第2図のよ
うに、非磁性の基板(1)上に平滑層(2)を形成した
上に更にCrを主とした下地層(3)を形成し、その上
に磁性層(4)が形成され、最表面に保進・潤滑層(5
)を設りた構造を有している。
Co−Ni系合金を磁性層とする場合、充分な再生出力
を得るために磁性層の厚みは500乃至2000人で充
分である。しかし、Co−Cr系合金のみでは耐食性に
劣り、それを補うために磁性層上に更にCr等の耐食性
に優れた非磁性層を1000人近くムジリなければなら
ない。しかし再生出力を考えた場合、一般にヘッドのデ
ィスクからの浮上ωが2000乃至3000人でなけれ
ばならないと言われている。このため、1ooo人近い
非tfi 41層の厚みは、ヘッドから磁性層までの距
離がこの分遠ざかる結束、スペーシングロスによる再生
出力の低下につながる。
一方、Co−Cr系合金を磁性層とする場合、耐食性に
関しては優れているものの、材料固有の問題として飽和
磁化但が小さいために充分な再生出力を得るために磁性
層の厚みを1ooo乃至4000人とらなりればならな
い。
このため、Co−Ni系合金は耐食性の点で、またCo
−r系合金は薄膜化に限度がある点で、高密度記録を実
現する磁気記録媒体の実用化の大きなさまたげとなって
いる。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の磁気記録媒体では記録の高密度化と耐食性の確保
の両立が困難であった。本発明は、より一層耐食性に優
れ、なおかつ再生出力を1[1うことのない磁性層を有
する磁気記録媒体を提供することを目′的とする。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) 本発明は非磁性基板上にコバルトを成分元素に有する第
1の磁性層の上に窒化鉄を主成分とする第2の磁性層を
v1層することにより上述の問題点を解決した。
(作用) 第1の磁性層は、膜厚が大きくなるのを抑え、なおかつ
良好な再生出力を得るためのものである。
第2の磁性層は、第1の磁性層の耐食性を向上させると
ともに、磁性を持つことにより膜厚増加によるスペーシ
ングロスを改善するためのものである。
第1の磁性層としては、コバルトを成分元素に右じ、C
O及びNiからなるもの、Co及びNiに更にFc、 
P、 W、 Pt、 Crのなかから選ばれた少なくと
も1つの元素を添加したもの、更にはCoとPt、Y、
La、Cc、Pr、 Sm、 Nd、 Pmの内から選
ばれた少なくとも1つの元素とからなるもの、等が挙げ
られる。co−nrの場合は、Niを10〜30a t
%金含有、厚さが2000人を越えないものが用いられ
る。Co−Niに電ri1変換特性向上のために第3の
元素を添加したものは、Co −Niのみの磁性層と同
じ厚みの磁性層を形成した場合、飽和磁化あるいは保持
力において優れる。添加元素をFeとした場合には、飽
和磁化及び角形比に優れる。また添加元素をpt、wあ
るいはPとした場合には、保持力及び角形比に優れる。
添加元素をOrとした場合には、保持力を増強させると
ともに耐食性を向上させることができる。またCOとp
t、 Y、 La、 Cc、 Pr、 Sm、 Nd、
 Pmの内から選ばれた少なくとも1つの元素とからな
るものは、Pt、 Y、 La、 Cc、 pr。
Sm、Nd、Pmが5〜40at%含有され、2000
人を越えない厚さで形成される。
第2の磁性層としては、窒化鉄を主成分とする。
窒化鉄は、鉄を原料素材として窒素ガスやアンモニアガ
スを導入しながら形成される、反応性蒸着法や高周波反
応性スパッタ法、高周波反応性イオンブレーティング法
により形成される。通常は、FOxNと表記される組成
を有する種々の結晶状態の集合体が形成される。この膜
は恒温、恒湿試験等の耐食性テストで極めて良い耐食性
が得られ、第1の磁性層よりも耐久性に優れる。更に基
体温度等の伯の成膜条件を選択することにJ:り得られ
るγ−FON、α−FC3Nなどの結晶状態の窒化鉄を
形成したものは、高耐食性は勿論のこと、飽和磁化、保
持力等の磁気特性にも優れていることを確認した。第2
の磁性層は、耐食性を有する限り薄い方が良く、100
〜1000人の範囲で選ぶことができる。
(実施例1) 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の磁気記録媒体の部分断面図である。
まず、外形95al、内径25Al11、板厚1.27
 amのアルミニウム合金基板(11)を準備する。こ
の表面には、あらかじめ、S厚12μmのニック゛ル・
リンのめつぎ層が形成され1、表面を鏡面研磨仕上げを
して硬化・平滑層(12)が形成されている。
次に、二極式高周波スパッタリング装置により下地層、
磁性層、保護・a滑層を形成した。成膜方法、条件は次
の通りである。膜厚及び磁気特性を均一にするために基
板装着台は自公転運動が可能で、台を6 r、 p、 
m、で回転させた。成膜は初期到達真空度8. Ox 
10’rorrで、導入アルゴン・ガス圧を4 X 1
O−2TOrrとし、スパッタリング・パワー300W
、室温下に於いて行った。まず、磁性層の結晶性を良く
するための下地層(13)としてCrを3000人形成
した。その上に第1の磁性層(15)としてCo−Ni
を500八、次に第2の磁性層(16)としてγ−F 
e 4Nを300人形成し、2層よりなる磁性層(14
)を形成した。ここで第2の磁性層(16)はFcをタ
ーゲットとして、窒素ガスを5 x 10−3丁orr
、導入Arガスと合せT 4 X 1O−2TOrrと
シテスパッタした冑た。また最表面層に200〜300
人のカーボン膜からなる保護・潤滑)Xi(17)を設
けた。
こうして作成した磁気記録媒体の特性を測定したところ
、面内保磁力850エルステツドを冑、また飽和磁化M
、その他の磁気特性に関しても優れた結果を得た。更に
、電磁変換特性及びヘッドとの摩耗試験及び環境試験を
行った結果、次の特性を得た。電磁変換特性については
20〜40kbpiの高密度記録が可能であった。ヘッ
ドとの摩耗試験では通常行なわれている2万回のコンタ
クト・スタート・ストップ・テストを行ない、ディスク
表面に傷がつかないことを確認した。また、耐IMQ性
についても、温度85℃、相対温度85%で1500 
fr、’j間放置したが外観上の変化は全黙認められず
欠陥箇所の増加も皆無であり、十分なFI4食性が確認
された。
(実施例2) 実施例1と同様にアルミニウム合金基板(11目二に陽
極酸化法によりアルマイト層を形成し、表面を研磨して
、硬化・平滑層(12)を形成した。この後、実施例1
と同様に非磁性金属下地層(13)、第1の磁性層(1
5)、第2の磁性層(16)、保護層・潤滑層(17)
の成膜を行った。この実施例にJ3いても実施例1と同
等以上の諸性性が確認された。
(実施例3) 実施例1の第1の磁性層(15)としてNiを17at
%、FOをaat%他をCoとする組成で、Co−Ni
 −reを約700人形成したちのを作成したところ、
面内保持力900エルステッドを得、電磁変換特性は低
域出力LOmVでCo−Niと同程度、線記録密度では
約1割の向上を示し、耐久性、耐環境性は実施例1と同
様良好であった。
(実施例4) 実施例1の第1の磁性層(15)としてSmを16at
%○有するCo−3mを約700人形成したものを作成
したところ、面内保持力900エルステッドを冑、電磁
変換特性、耐久f[、耐環境性は実施例1に遜色ないこ
とがわかった。
(実施例5) 実施例1の第2の磁性層(16)としてα−FC3Nを
約300A形成したものを作成した。α−Feして、基
板温度を120 ’Cとしてスパッタして1!7た。
作成した磁気記録媒体は、面内保磁力870エルスデッ
ドを15.電磁変換特性、耐久性、耐環境性は実施例1
に遜色ないことがわかった。
〔発明の効果〕
以上のにうに、本発明によれば、作用の異なる2つの磁
性層を設りることににす、耐食性に優れ、なおかつ高密
度化へ向ての薄膜化可能な磁気記録媒体を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の磁気記録媒体の部分断面図
、第2図は従来技術の磁気記録媒体の部分断面図である
。 (1)(11)・・・基板、(2)(12)・・・硬化
・平滑層、(3)(13)・・・下地層、(’I)(1
4)・・・磁性層、(15)・・・第1の磁性層、(1
6)・・・第2の磁性層、(5H17)・・・保護・潤
滑層。 代理人 ブ↑埋十 則 近 憲 佑 同  大胡典人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非磁性基板上にコバルトを成分元素に有する第1の磁性
    層と窒化鉄を主成分とする第2の磁性層とを有する磁気
    記録媒体。
JP13477086A 1986-06-12 1986-06-12 磁気記録媒体 Pending JPS62291719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13477086A JPS62291719A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13477086A JPS62291719A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 磁気記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62291719A true JPS62291719A (ja) 1987-12-18

Family

ID=15136155

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13477086A Pending JPS62291719A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 磁気記録媒体

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JP (1) JPS62291719A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01243225A (ja) * 1988-03-24 1989-09-27 Ricoh Co Ltd 磁気記録媒体
JPH02116010A (ja) * 1988-10-24 1990-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01243225A (ja) * 1988-03-24 1989-09-27 Ricoh Co Ltd 磁気記録媒体
JPH02116010A (ja) * 1988-10-24 1990-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体

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