JPS62290803A - 腕時計用外装部品の製造方法 - Google Patents

腕時計用外装部品の製造方法

Info

Publication number
JPS62290803A
JPS62290803A JP13349986A JP13349986A JPS62290803A JP S62290803 A JPS62290803 A JP S62290803A JP 13349986 A JP13349986 A JP 13349986A JP 13349986 A JP13349986 A JP 13349986A JP S62290803 A JPS62290803 A JP S62290803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
sintered
solidified
binder
melted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13349986A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Muraishi
村石 勝良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP13349986A priority Critical patent/JPS62290803A/ja
Publication of JPS62290803A publication Critical patent/JPS62290803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は、腕時計用外装部品に関する。
(従来の技術) 粉末成形と焼結法を組み合せた製造方法による腕時計用
外装部品としてはWC−Coを代表とする超硬ケース、
また最近では粉末SUS、粉末T1を用いた実用化研究
が知られている。
更に粉末金属と熱可塑性樹脂を用い射出成形にて所望の
形状を得たあと焼結する製法としてライチックプロセス
が知られ、例えば金属、1985年3月号のP57〜P
61に記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし従来の粉末成形、焼結にて作製された腕時計用外
装部品は、超硬ケースのように一般の金属を用いては容
易に得られない高硬fff(Hv1300)が得られる
反面、非常に脆くデザイン面での制約が非電に大きい。
また最近実用化研究の進んでいる粉末SUSあるいは粉
末T1を用いた胴では、HIP法を用いた成形加工等に
より理論音度に対し98%位に到達したが、巣や充てん
ムレを解消することが出来ず、胴の表面を研磨すること
により無数のビットが出現し、本発明に要求される台底
光沢及び耐食性を得ることが出来ず、また成形時のデザ
イン面での制約が大きい等多くの欠点があり実用に到っ
ていない。
粉末金属と熱可塑性樹脂を用いた射出成形法はデザイン
面での制約が殆んどなく所望の形状を得ることが出来る
が、射出成形後の脱バインダー、焼結工程において焼結
金属部内に無数の独立微細空孔を生じ焼結晶の欠点であ
る切欠効果による脆化が防止できる効果がある反面腕時
計周胴のように金属光沢を得るために研磨を行うと微細
空孔が表層部に出現し装飾効果が得られなくなると同時
に耐食性が極めて悲くなる。また研磨後に金属めっきを
施しても耐食性の改善はできないというように外装部品
としては不適であるなどいづれも多くの欠点があった。
そこで本発明は従来のこのような欠点を解決するため腕
時計用外装部品として装飾効果、耐食性、耐衝撃性を向
上させ商品価値の高い部品を安価に製造する方法を提供
することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するために本発明は、最もデザイン自由
度の高い粉末金属を熱可塑性樹脂を混練した原料を用い
た射出成形法にて所望の形状に成形後、脱バインダ、焼
結工程によって生じた独立微細空孔を焼結金属の表層部
を溶融させ熱溶Fli)固層としたあと研磨、あるいは
研磨後に金属めっきをtAすことにより、装飾性、耐食
性、耐衝撃性を向上さけるようにした。
(作用) 上記のように焼結晶の表面層を熱溶融することにより独
立微細空孔が解潤され、一般の凝固金属と同一性質の熱
溶Fj11凝固層が形成されることにより装飾性、耐食
性、耐l!i撃性を向上させることができるのである。
(実施例) 以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は本発明の方法で作製した腕時計用外装部品の1例
の胴であり、1−の焼結層の外周部に、2の溶融凝固層
を作製し、更に研磨により3の研磨層を作製したあと4
の金属めっきを被覆したものである。
第3図は本発明の実施製造方法例であり、第3図にもと
づいて詳jホする。
aの粉末金属として、10μ以下の3 U 3304粉
末とバインダーとしてbの熱可塑性樹脂を混合し、ミキ
サーにおいてCの混練を行ったものを原料に用い、イン
ジェクションマシンによってdの射出成形を行い、腕時
計用銅の原形を所望の形状に作製した。次に高真空雰囲
気中において400℃〜500℃でeの脱バインダーを
行ったあと、アルゴン雰囲気中において1100℃でf
の焼結を行った。次に焼結上り胴をレーザーを用い、パ
ワー密度3〜4kW/caiでqの表面層溶融を0.1
M行い、得られた溶@凝固層の表面をパフを用いて、h
の研磨を行い、更に電気めっき法によりよの金めつきを
5ミクロ被覆してjの完成品を作製した。
次に上記実施例の方法で得られた腕時計用外装部品と第
2図に示した従来の方法による5US304焼結上り十
研磨品の耐食性についての比較を行った。
塩水噴霧試験において従来のWA造方法品は24時間で
赤錆(点曲)が発生し、48時間で全面が赤錆となった
のに対し、本発明品は研磨上り品、研磨+めつき上り品
共に96時間でも何ら変化を生じなかった。人工汗試験
においては従来の方法品は48時間で点曲が生じ、72
時間で全面が赤錆となったのに対し本発明品は研磨上り
品、めっき上り品共に96時間でも何ら変化を生じなか
った。また高温高湿(80℃、95%)試験においても
人工汗試験と同様な結果を示し、本発明品は耐食性が穫
めて良好で、高耐食性を要求される腕時計用外装部品に
充分に使用できる。
機械的強度の比較として行った’ttM試験においては
、本発明品は従来品に比べ10〜20%耐衝撃性が向上
した。この値は溶@凝固層を厚くするほど効果があるこ
とは自明である。
装飾効果としての研磨層の比較をパフ研磨層にて行った
結果、従来品は無数の独立微細空孔が露出しクモリ状の
半光沢であるのに対し本発明品tよ5US304の金属
光沢が得られI;。
本発明の実施例の一部としてりの表面溶融の方法をレー
ザーで説明したが、レーザー以外に高周波熱源等でも同
様な効果が15Iられる。またJの金めつきは腕時計用
外装部品のモデルにより任意のめっぎを選択しても効果
は同様であるし、まためつきが不要なモデルにも前述し
たように金属光沢が得られ適用できる。
(発明の効果) この発明は以上説明したように、金属焼結層の内部に無
数の独立微細空孔を存在させ、表層部に熱溶融凝固層を
作成したあと研磨することにより金属光沢、耐衝撃性、
高耐食性を有し、更にめっきを付与することにより装飾
効果を高める等により、複雑形状でかつ寸法精度を要求
される時計用外装部品を安価な方法で提供する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかわる腕時計用外装部品としての
胴の断面図例、第2図tよ従来の方法における腕時計用
外装部品としての用の断面図例、第3図はこの発明にか
かわる製造方法を示す工程図。 1・・・焼結層 2・・・溶@凝固層 3・・・研磨層 4・・・金属めっき層 本発明d同断面図 第1 図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉末金属と熱可塑性樹脂を混練した原料を用い、射出成
    形、脱バインダー、焼結工程を行い、所望の原形を作製
    後、当該原形の表層部を熱溶融凝固したあと鏡面研磨、
    めっき加工を行ったことを特徴とする腕時計用外装部品
    の製造方法。
JP13349986A 1986-06-09 1986-06-09 腕時計用外装部品の製造方法 Pending JPS62290803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13349986A JPS62290803A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 腕時計用外装部品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13349986A JPS62290803A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 腕時計用外装部品の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62290803A true JPS62290803A (ja) 1987-12-17

Family

ID=15106200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13349986A Pending JPS62290803A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 腕時計用外装部品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62290803A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0257666A (ja) * 1988-08-20 1990-02-27 Kawasaki Steel Corp 鏡面性に優れた焼結合金とその製造方法
JPH0480688A (ja) * 1990-07-24 1992-03-13 Citizen Watch Co Ltd 部品の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0257666A (ja) * 1988-08-20 1990-02-27 Kawasaki Steel Corp 鏡面性に優れた焼結合金とその製造方法
JPH068490B2 (ja) * 1988-08-20 1994-02-02 川崎製鉄株式会社 鏡面性に優れた焼結合金とその製造方法
JPH0480688A (ja) * 1990-07-24 1992-03-13 Citizen Watch Co Ltd 部品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019521243A (ja) 複合部品の製作方法
JPH0728879B2 (ja) 金属義歯の製法
JPH04354839A (ja) 時計用外装部品及びその製造方法
JPS62290803A (ja) 腕時計用外装部品の製造方法
JPH0480688A (ja) 部品の製造方法
RU95110182A (ru) Способ изготовления объемных изделий из порошковой композиции
JPS62280304A (ja) 外装部品
JPH11320026A (ja) TiおよびTi合金精密鋳造用鋳型の製造方法
CN111069608A (zh) 一种听筒网生产工艺
JPH0335840A (ja) 高反応性金属または合金から成る鋳造部品のための個別型の製造方法
KR102109596B1 (ko) 고강도금속표면에 패턴 형성 방법
JPH02277702A (ja) ステンレス鋼焼結体を用いた時計用外装部品、及びこの方法を用いて製造された時計用外装部品
CN109750206A (zh) 用于制造烧结块状金属陶瓷形式的装饰或覆盖制品的粉末冶金模制组合物和所述制品
JPH05179312A (ja) 複数の成形体で構成される焼結部品の製造方法
Kuhn et al. The electroforming of gold and its alloys
JPH08225381A (ja) ジルコニアを基にした物品を得る方法
JPS63223103A (ja) 複合貴金属合金製品の製造方法
JPH0257618A (ja) 表面粗さの小さい焼結体の製造方法
JPH0672773A (ja) 粉末焼結品の製造方法
JPS62177137A (ja) 時計用外装部品の製造方法
JPS6134168A (ja) 時計用ケ−スの製造方法
JP2000219902A (ja) 射出成形による粉末焼結体およびその製造方法
JPH0225505A (ja) 射出成形用入れ子型の製造方法
Grande et al. Powder Metallurgy and precious metals: state of the art and future developments
JPS6240357A (ja) 溶射ケ−スの製造方法