JPS6228944A - 光学情報記録再生デイスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、大容量のデータの記録、再生、消去。

高速アク十スを可能にする光ディスクの分野に用いられ
る光学情報記録再生ディスクに関するものである。

従来の技術 光ディスクに１５、レーザ光を高精度にトラッキングす
る必要があり、このため、記録再生、あるいｄ：消去可
能光ディスクでｄｌ、λ／８の光路長の段差を有する溝
を基板上に設け、この段差からの反射光のファーフィー
ルド回折光の強度分布の変化を検出して、トラッキング
制御を行う方法が、既におこなわれている。

さらに、トラックの番地あるいは、セクター信号を凹凸
ピット信号で、基板上にあらかじめ形成しておき、再生
専用の信号を含み、空溝部では、情報の記録、再生を行
う方法が用いられている。

発明が解決しようとする問題点 これら、λ／８の光路長の段差を有する溝トラックへの
記録再生信号は、段差の深さｄおよび、そのトラックの
幅Ｗ１　によって変化する。

又、再生専用の凹凸ピットからの再生信号もこ３・− このピットの段差ｄ及び、そのピットの幅Ｗ２によって
変化する。

上記の２種の信号は、互いに相反する深さ、　ｔｉｌｌ
πで最適条件を有する。

さらに、トランキング制御のためのドラッギング振幅は
、又深さｄとその溝の幅Ｗ１　によって変化する。

これら３種類の信号を最適にする溝トラック。

凹凸ピットを、同一基板上に設けることが必要である。

問題点を解決するだめの手段 本発明は、光学的に情報を記録再生できる薄膜層と、凹
凸からなるレーザ光のガイド溝トランクと凹凸ピットか
らなるセクター信号とを含む基板からなるディスクにお
いて、ガイド溝のトラック幅Ｗ　とピット信号のピット
幅Ｗ２をＷ２〈Ｗｌになるように選ぶとともに、溝トラ
ックＪ、・よびピットの深さを同一としλ／８の光路長
よりも浅く選ぶことを特徴とした光学情報記録再生ディ
スクである。

作　　用 上記の」：うに構成すると記録信号の再生幅、ピット信
号の再生振幅が増大し、トラソギングの振幅が溝幅変動
に対して安定になる。

実Ｍｌｉ例 本発明では、１ず第１に、溝トラックの幅Ｗ１と凹凸ピ
ット信号のピ、７］・幅ｗ２を、第１図１゜２に示すよ
うに、Ｗｌ〉Ｗ２なるように形成する、。

つぎに、溝および、ピットの段差をλ／８の光路長よ晩
深ぐ選ぶ。

そして、溝部では、薄膜層に情報を記録し、そのドツト
信号を再生する。

ピット信（じの再生振幅は、第２図に示すように、ピッ
ト幅が、小さくなる方向、お３１−び、レーザ光のスポ
ット径をＳ　とすると、ｓｏより大きい方向でその振幅
は低下する。

最大になるの−１、はぼピッ）幅Ｗ２がＨｓ。になる領
域である。ただしピントの段差の深さについて目１、深
さが基板の屈折率をｎとするときλ／４ｎのときであり
、浅くなるにしたがって低下してゆこのため、ピット幅
Ｗ２についてシ」１、はぼＷ２−ＴＳｏに選ぶ。

つぎに、溝部への記録再牛信弓振幅は、第３図に示すよ
うに、溝がない方向つ丑り溝幅ｗ、＝−〇および、溝幅
が、無限大になる領域で、大きい振幅が得られる。

ただし、ｊ・ランキング振幅を得るため、溝幅が重要で
ある。第４図に、トランキング振幅と、溝幅を示す。

溝幅Ｗ１　が小さいと、ドラッギング振幅は小さく、ｗ
＞ｓ　　でほぼ飽和する。

１　々　Ｏ 第３図および第４図から、溝トランクの幅Ｗ１について
は、広い方が好捷しく、記録画生信じ振〉 幅が増大する。Ｗ　としてｄ：、Ｗ１〜Ｓｏ　Ｋなるよ
うに選ぶ。

つぎに、溝トラックの深さ、およＯ・ピット信号の深さ
については、それぞれ独立に異なる最適条件があるが、
同一基板上に２種以上の深さを設けることは原盤の準備
等に、複雑な方法が必要であ第２図および第３図より、
溝部およびピット部の深さは、λ／８　ｎより浅く選ぶ
。このとき、記録を町生信−弓の振幅としては、第３図
に示すように大きい値を得る。

父、第４図に示す」こうに、溝トラックの幅を、スポッ
ト径Ｓ。より大きくとることにＪ−リ、トラッキング振
幅は、飽和に近づき、溝幅変動に対して、安定な振幅を
得ることができる・ 原盤作成については、７オトレジスト たガラス円盤を用いる。溝部では、ピット信号部の２倍
以上のパワーを照射１〜、これを現像する。

ピット幅ｗ２として０．３μｍ，溝幅ｗ１　　として０
、８７ｚｍの組合せを得る。記録再生のレーザ波長ｄ：
、８３０ｎｍで、ＮＡ−０．５の開１−１数のレンズで
レーザスポットを形成する。スポット径ｓ０は約０．９
μｍとなる。

この原盤から、スタンバを形成し、このスタンパを用い
て、ポリカーボネート樹脂に射出成形に」：り溝および
ピットを転写する。

ポリカーボネート樹脂の屈折率幻１、ｎ＝１．５８であ
る。この基板において、光路長λ／８の段差は、深さλ
／ｓ　ｎでもとめることができ、６６０ｎｍとなる。レ
ジスト厚を選ぶことにより、基板上の深さをλ／８　ｎ
より浅くする。約６００　ｎｍになる。］：うに選ぶ。

この基板上に、Ｔｅ０ｘ（０（ｘ（２，０）（ＴｅとＴ
　ｅ　Ｏ２の混合物）を主成分と１″る薄膜を形成する
。

記録再生信号振幅は、溝幅が−Ｚ　Ｓ。からＳ。Ｋなる
ことによって、約１０％向上し、さらに、浅す溝にする
ことにより、約１０係向十する。

あわぜて、Ｖ／１−、　Ｓ。、ｄ＝λ／ｓｎの溝に比較
して、記録再生信号のＣ／Ｎ比は、約２ｄＢ向十した。

又、広溝のため、ドラッギング振幅は、溝幅に対して安
定になりＷｌ”’、８０．ｄ−λ／８１１の溝に対し、
Ｗｌ　＝　Ｓｏ、　ｄ　＝　６００ｎｍにおいて、同じ
大きさのトラッキング振幅を得ると同時に、溝幅変動に
対して安定な振幅を実現できた。

発明の効果 以上のように、本発明によれば情報の記録再生を行う溝
トラックの幅を大きくし、ピットとしてあらかじめ形成
する信号のピット幅を小さくし、溝お、Ｊ：び、ピット
の深さをλ／８の光路長より浅くすることに」：り記録
信号の再生振幅を増大させることができる。丑た、ピッ
ト信号の再生振幅も増大させることができる。さらにト
ラッキングの振幅が、溝幅変動に対して、安定になる等
の効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光学情報記録再生デ
ィスクの要部平面図、第２図、第３図。 第４図は同ディスク説明のための特性図である。 １・・・・・・溝、２・・・・・・ピット。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ピット邦中　（ｕｆ２！う 第３図 ／２　’　Ｓｏ　　Ｓｏ　　／２’Ｓ。 溝部中　（ＯＪｔ） 第４図 溝１ＶＪ巾（妨う

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）光学的に情報を記録再生できる薄膜層と、凹凸か
   らなるレーザ光のガイド溝トラックと凹凸ピットからな
   るセクター信号を含む基板からなるディスクにおいて、
   ガイド溝のトラック幅Ｗ＿１とピット信号のピット幅Ｗ
   ＿２を、Ｗ＿２＜Ｗ＿１になるように選ぶとともに、溝
   トラックおよびピットの深さを同一とし、λ／８の光路
   長よりも浅く選ぶことを特徴とする光学情報記録再生デ
   ィスク。
2. （２）トラック幅Ｗ＿１を、再生に用いるレーザ光のス
   ポット径ｓ＿０に対して、Ｗ＿１＞ｓ＿０になるように
   選ぶとともに、ピット信号のピット幅Ｗ＿２を、Ｗ＿２
   ≒１／２ｓ＿０になるように選ぶことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の光学情報記録再生ディスク。