JPS62288616A - スルホン酸型官能基を有するパ−フルオロカ−ボン重合体の製造方法 - Google Patents

スルホン酸型官能基を有するパ−フルオロカ−ボン重合体の製造方法

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JPS62288616A JP61130398A JP13039886A JPS62288616A JP S62288616 A JPS62288616 A JP S62288616A JP 61130398 A JP61130398 A JP 61130398A JP 13039886 A JP13039886 A JP 13039886A JP S62288616 A JPS62288616 A JP S62288616A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明は、スルホン酸型官能基を有するパーフルオロカ
ーボン重合体の製造方法に関し、更に詳しく言えば、水
性媒体中の乳化共重合によりヌルホン酸型モノマーの含
有割合の高い、即ち高イオン交換容量のスルホン酸型パ
ーフルオロカーボン重合体を製造し得る新規な方法に関
する。
従来、テトラフルオロエチレンの如き含フツ素モノマー
の水性媒体中乳化重合においては、CIF+5COON
Ha、 CsF+7GOONH4などのパーフルオロカ
ルボン酸型乳化剤を用いる重合系が採用されている。 
CF2=CFO(CF2)3CODCH3の如きカルボ
ン酸型官能基を有するモノマーと02F4などの共重合
においても、同様のパーフルオロカルボン酸型乳化剤が
用いられており、水性媒体中乳化共重合により高イオン
交換容量のパーフルオロカーボン重合体が円滑有利に製
造されている。
一方、CF2 =CFOCF20FOCF2CF2 S
O2Fの如きスル昆 ホン酸型官能基を有するモノマーと02F4などとの共
重合において、高イオン交換容量を達成するためには、
重合媒体を使用しない塊状重合、あるいはトリクロロト
リフルオロエタンの如きフッ素系溶剤を媒体とする溶液
重合が採用されている。スルホン酸型モノマーと02F
4などの共重合に水性媒体中乳化重合を採用する方法は
、文献上では一般に知られている。然るに、本発明者の
研究によれば、従来のパーフルオロカルボン酸型乳化剤
を用いた通常の水性媒体中乳化重合においては、超音波
乳化処理を施す場合(特開昭80−250009号公報
参照)以外はイオン交換容量が極めて低いものしか得ら
れず、陽イオン交換膜原料として用いる場合の少なくと
も0.5 ミリ当量/グラム乾燥樹脂を達成することが
非常に難しいことが判明した。
本発明者は、上記の如き問題点の認識に基いて、超音波
処理のような特殊な処理を必要としない水性媒体中の乳
化共重合により高イオン交換容量のスルホン酸型パーフ
ルオロカーボン重合体を容易に製造できる手段を提供す
べく、種々の研究、検討を重ねた結果、次のような興味
深い知見を得るに至った。
即ち、水性媒体中乳化重合において、乳化剤として従来
用いられている 07 Fl !1cO2NHa 。
C8F l 7 CO2NH4などのカルボン酸型乳化
剤の化わりにCaFlzSO:+NHa などのスルホ
ン酸型乳化剤を用いて、スルホン酸型官能基含有パーフ
ルオロカーボンモノマーとパーフルオロオレフィンとの
乳化共重合を行うことにより、円滑有利に高イオン交換
容量のスルホン酸型室部基含有パーフルオロカーボン重
合体を製造可能であるという新規知見を得たものである
0本発明は、この乳化剤を用いたスルホン酸型室部基含
有パーフルオロカーボン重合体の製造方法に関する下記
の発明である。
水性媒体中で重合開始源の作用によりスルホン酸型官能
基含有パーフルオロカーボンモノマーとパーフルオロオ
レフィンとを乳化共重合せしめる方法において 一般式 %式% Rf :ポリフルオロアルキル基 M:H、アルカリメタル、あるいは NR1R2R3R4(R1、R2、R3、R4はそれぞ
れ独立にHまたはアルキル基) で表わされる乳化剤を用いることを特徴とするスルホン
#型官能基を有するパーフルオロカーボン重合体の製造
方法。
本発明に用いられるスルホン酸型乳化剤は炭素1a3〜
20.好ましくは6〜12のポリフルオロアルキル基好
ましくはパーフルオロアルキル基を有するものまたはそ
れらの混合物を用いることが、乳化作用が太きく、連鎖
移動作用が小さいため好ましい、R1#R4はいずれも
水素原子であることが好ましく、それがアルキル基の場
合は低級アルキル基が好ましい、好ましいにはNH4、
またはKあるいはHaであり、特にNH4が好ましい、
かかる含フツ素乳化剤は通常は水性媒体中0.001〜
5重量%、好ましくは0.05〜3重量%、さらに好ま
しくは0.1〜2重量%の濃度で使用され得る。乳化剤
の使用が多くなる程スルホン酸型官能基の多い重合体が
得られるが、過剰であると重合体の洗浄やコストの面で
好ましくないので、その使用量のL限は上記程度である
ことが適当である。
本発明において採用されるスルホン酸型官能基含有パー
フルオロカーボンモノマーとしては、従来より公知乃至
周知のものなどが広範囲にわたって例示され得る。好適
なものとしては、一般式CF2=CF−(OCF2CF
X)l−(0)q−(CF2)n−(CF2C;FX’
)I−A (式中、1はO〜3,11ハ0〜3、nは0
〜12、qはO又は1であり、Xは−F又は−CF3 
テあり、X′は−F 又4t −CF3 テアリ、Aは
スルホン酸型官能基である)で表わされるフルオロビニ
ル化合物が例示される0通常は入手容易性などの点から
、X及びX′は−CF3.1は0又ハ1、mは0、nは
 O〜8、qはO又はlであり、またAは共重合反応性
などから−502Fが好ましい。
かかるフルオロビニル化合物の好ましい代表例としては
CF2=CFO(OF2)+〜8 S02 F 。
CF2−CFOGF2CFO(CF2 )1〜8502
F 。
晶 CF2 =CF (C10) o −a SO2F 。
Ch −OF (OCF2CF ) +〜5 S02 
F晶 などがあげられる。
本発明においては、パーフルオロオレフィンと上述の如
きスルホン酸型室部基含有パーフルオロカーボンモノマ
ーとが水性媒体中で乳化共重合せしめられるが、スルホ
ン酸型官能基含有パーフルオロカーボンモノマーを二種
以上で使用できるだけでなく、これら七ツマ−の他に、
他の成分、例えばカルボン酸型官能基含有パーフルオロ
カーボンモノマー、CF2 =CFORf(Rfは炭素
数1〜10のパーフルオロアルキル基を示す)、あるい
はCF2−CF−CF=Ch 。
CF2−CFO(CF2 ) +〜a 0CF=CF2
の如きジビニルモノマーなどの一種又は二種以上を併用
することもできる。而して1本発明においては、水性媒
体中の乳化共重合によりスルホン酸型官能基含有パーフ
ルオロカーボンモノマーが高割合で共重合したパーフル
オロカーボン重合体を目的としているので、通常は該ス
ルホン酸型官能基含有パーフルオロカーボンモノマーの
共重合割合が20重量%以上であるパーフルオロカーボ
ン重合体を生成せしめるべく、上記各種モノマーの使用
割合を選定するのが望ましい、特に、スルホンm fr
 官能基含有パーフルオロカーボンモノマーの共重合割
合が25〜60重量%程度のパーフルオロカーボン重合
体を生成せしめるべく、選定されるのが好ましい。
本発明により得られるスルホン酸型パーフルオロカーボ
ン重合体をイオン交換膜として使用する場合には、その
イオン交換容量は、0.5〜2.0ミリ当量 1グラム
乾燥樹脂という広い範囲から選択されるが、以下に述べ
る如き条件を採用することにより、イオン交換容量を大
きくしても、生成共重合体の分子量を高くでき、従って
共重合体の機械的性質や耐久性は低下することがないの
である。イオン交換容量は、上記の範囲でも、共重合体
の種類に応じて異なるが、好ましくは0.7ミリ当量/
グラム乾燥樹脂以上、特に0.8ミリ出量/グラム乾燥
樹脂以上の場合が、イオン交換膜としての機械的性質及
び電気化学的性能上好ましい、また、本発明で得られる
スルホン酸型パーフルオロカーボン重合体の分子量は、
イオン交換膜としての機械的性能及び製膜性と関係する
ので重要であり、T。
の値で表示すると、150′C以E、好ましくは170
〜340℃、特に 180〜280℃程度とするのが好
適である。
本明細書中においてrToJなる言葉は、次の−ように
定義されるものである。即ち、共重合体の分子量に関係
する容量流速100mm’/秒を示す温度がToと定義
される。ここにおいて容量流速は、共重合体を30kg
/am2加圧下、一定温度の径1m+* 、長さ2mm
のオリフィスから熔融流出せしめ、流出する共重合体量
を1履37秒の単位で示したものである。尚、「イオン
交換容量」は、次のようにして求めた。即ち、H型の陽
イオン交換樹脂膜を、INのHCI中で60°C15時
間放置し、完全にH型に転換し、HCIが残存しないよ
うに水で充分洗浄した。その後、このH型の膜0.5g
を、O,1NのNaOH25mQに水を25+aQ加え
てなる溶液中に、室温で2日間静置した。次いで膜をと
り出して、溶液中のNaOHの量をO,INの)1G+
で逆滴定することにより求めるものである。
本発明においては、スルホン酸型モノマーなど官ta 
性単i 体とパーフルオロオレフィンとの共重合反応を
、水性媒体の使用量を水性媒体/官能性単量体の重量比
で20/1以下にし、好ましくは10/1以下に制御し
て実施することが好適である。水性媒体の使用量が多す
ぎる場合には、反応装置の大型化あるいは共重合体分離
回収など作業操作面の不利があげられる。
次に、本発明においては、2kg/cm2以上の共重合
反応圧力を採用することが好適である。共重合反応圧力
が低すぎる場合には、共重合反応速度を実用り満足し得
る高さに維持することが困難であり、高分子量の共重合
体の形成に難点が認められる。又、共重合反応圧力が低
すぎると、生成共重合体のイオン交換容量が高くなり、
含水量増大などによる機械的強度、イオン交換性簡の低
下傾向が増大することになる。
尚、共重合反応圧力は、工業的実施における反応装置上
又は作業操作上などを考慮して、50kg/c112以
下から選定されるのが望ましい、かかる範囲よりも高い
共重合反応圧力の採用は可能であるが、本発明の目的を
比例的に向上せしめ得るものではない、従って1本発明
においては、共重合反応圧力を2〜50kg/am2.
好ましくは4〜30kg/cm2の範囲から選定するの
が最適である。
本発明の共重合反応に際しては、前記反応条件の他の条
件や操作は、特に限定されることなく広い範囲にわたっ
て採用され得る0例えば。
共重合反応温度は1重量開始源の種類や反応モル比など
により最適値が選定され得るが、通常は余りに高温度や
低温度は工業的実施に対して不利となるので、20〜8
0℃、好ましくは30〜80℃程度から選定される。
而して、本発明において重合開始源としては、前記の好
適な反応温度において高い活性を示すものを選定するの
が望ましい1例えば、室温以下でも高活性の電離性放射
線を採用することもできるが、通常はアゾ化合物やパー
オキシ化合物を採用する方が工業的実施に対して有利で
ある0本発明で好適に採用される重合開始源は前記共重
合反応条件下に20〜90℃程度で高活性を示すジアシ
ルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロ
イルパーオキサイド、ジペンタフルオロプロピオニルパ
ーオキサイド等のジアシルパーオキサイド、2.2゛−
アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩、4.4′−
アゾビス(4−シアノワレリアン酸)、アゾビスイソブ
チロニトリル等のアゾ化合物、t−ブチルパーオキシイ
ソブチレート、t−ブチルパーオキシピバレート等のパ
ーオキシエステル類、ジイソプロピルパーオギシジカー
ポネート、ジー2−エチルヘキシルバーオキシジカーポ
ネート等のパーオキシジカーボネート、ジイソプロピル
ベンゼンハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオキ
サイド類、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の無
機過酸化物及びそれらのレドックス系等である。
本発明においては、重合開始源濃度は、全モノマーに対
して0.0OQ1〜3重量%、好ましくは0.0001
〜2重量%程度である。開始源濃度を下げることによっ
て、生成共重合体の分子量を高めることが可能であり、
高イオン交換容量を保持することが可能である。開始源
濃度を余りに高くすると、分子量の低下傾向が増し、高
イオン交換容量で高分子量の共重合体の生成に対して不
利となる。
その他通常の水性媒体中乳化共重合において用いられる
分散剤、緩衝剤、分子量調整剤等を添加することもでき
る。又1本発明における共重合反応を阻害しないもので
、連鎖移動の少ないものであれば1例えばフロン系溶媒
として知られている弗素化系又は弗素化塩素化系飽和炭
化水素等の不活性有機溶媒を添加することもできる。
而して、本発明においては、生成共重合体濃度を40重
量%以下、好ましくは30重量%以下に制御して実施す
るのが好適である。余りに高濃度にすると、共重合体組
成の不均一性の増大、ラテックスの分散破壊などの難点
が認められる。
本発明のスルホン酸型パーフルオロカーボン重量体は、
適宜手段にて製膜され得る0例えば、必要により官能基
を加水分解でスルホン耐火に転換するが、かかる加水分
解処理は製膜前でも製膜後でも可能である0通常は製膜
後に加水分解処理する方が望ましい、製膜手段には種々
のものが採用可能であり、例えば加熱熔融成形、ラテッ
クス成形、適当な溶液に溶解させての注型成形など公知
乃至周知の方法を適宜採用し得る。更に、異なるイオン
交換容量を有する膜或いはカルボン酸基等の異なる官能
基を有する膜と2層以上に積層することも可1七である
。また、クロス、繊維、不織布等による補強を加えるこ
ともできる。
本発明のスルホン酸型パーフルオロカーボン重合体から
のイオン交換膜は、種々の優れた性能を有するために、
各種分野、目的、用途などに広範囲に採用され得る0例
えば、拡散透析、電解還元、燃料電池の隔膜などとして
、特に耐触性が要求される分野で好適に使用される。な
かでも、アルカリ電解用の陽イオン選択性隔膜として使
う場合には、カルボン酸型膜との積層膜などにおいて高
い性能を発揮し得るものである0例えば、上記のような
陽イオン交換樹脂膜にて、陽極と陰極とを区画して陽極
室と陰極室とを構成し、陽極室に塩化アルカリ水溶液を
供給して電解し、陰極室から水酸化アルカリを得る所謂
二基型槽の場合でも、2規定以Eの濃度の塩化ナトリム
水溶液を原料にして5〜50A/d諺2の電流密度で電
解することにより、30%以上の高濃度の水酸化ナトリ
ウムが高い電流効率と低い摺電圧で長期にわたって安定
して製造できる。
次に、本発明の実施例について、更に具体的に説明する
が、かかる説明によって本発明が限定されるものでない
ことは勿論である。
[実施例] 実施例1 イオン交換水100g 、  C5F17sO3NHa
 O,20g。
Na2HPO442H200,50g、 Na2HPO
4・2H20Q、29g。
(NH4)2S20835mg、およびCF21ICF
OC:F2CF(CF3)0(CF2)2s02F 2
0gを内容積0.2Qのステンレス製オートクレーブに
仕込み液体窒素で十分脱気した後、57℃とし、テトラ
フルオロエチレンを[ikg/cmZ迄仕込み重合全仕
込させた0反応中は系外よりテトラフルオロエチレンを
導入し、圧力を一定に保持した。5時間後に未反応のテ
トラフルオロエチレンをパージして重合を終了させ、得
られたラテックスを凝集し、洗浄乾燥を行なって17.
4gの共重合体を得た。該共重合体のイオン交換容量は
1.20ミリ当量/グラム乾燥樹脂であった。該共重合
体を250°Cでプレス製膜すると強靭なフィルムが得
られ、25%HaO)1水溶液で加水分解するとスルホ
ン酸型イオン交換膜が得られた。
次に乳化剤として CaF+7S03NH4の代わりに
CsF+y−CO2NHa  O,20gを用いた以外
は同様にして重合、後処理を行なったところ、得られた
共重合体のイオン交換容量は0.1ミリ当量/グラム乾
燥樹脂以下であった。
実施例2 テトラフルオロエチレンの圧力を9kg/cm2 にし
た以外は実施例1と同様に重合、後処理を行なったとこ
ろ、得られた共重合体のイオン交換容量は0.85 ミ
リ当量/グラム乾燥樹脂であった。
実施例3 乳化剤トLテCaFuSO3K 0.20g ヲ用い、
テトラフルオロエチレンの圧力を5kg/cm2 にし
た以外は実施例1と同様に重合した。得られた共重合体
のイオン交換容量は0.82 ミリ当量/グラム乾燥樹
脂であった。
実施例4 乳化剤としテCsF+7SOzNH41,00g ’t
 用イ、 yドラフルオロエチレンの圧力を9kg/c
+a2 にした以外は実施例1と同様に重合、後処理を
行なったところ、得られた共重合体のイオン交換容量は
1.05 ミリ当量/グラム乾燥樹脂であった。
[発明の効果] 本発明は、従来のカルボン酸型乳化剤を用いた乳化共重
合では超音波処理などの特殊な処理をしない限り得られ
なかったスルホン酸基を多量に有するパーフルオロ共重
合体をスルホン酸型乳化剤を用いることにより、特殊な
処理なしで容易に合成する手段を提供するものである。
乳化剤のスルホン酸型官能基は塩型、酸型のいずれも使
用可能であるが、特にアンモニウム塩型を用いた場合に
スルホン酸型官能基を有する七ツマ−の共重合比を高め
ることが容易である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水性媒体中で重合開始源の作用によりスルホン酸
    型官能基含有パーフルオロカーボンモノマーとパーフル
    オロオレフィンとを乳化共重合せしめる方法において一
    般式 R^_f−SO_3M R^_f:ポリフルオロアルキル基 M:H、アルカリメタル、あるいは NR^1R^2R^3R^4(R^1、R^2、R^3
    、R^4はそれぞれ独立にHまたはアルキル基) で表わされる乳化剤を用いることを特徴とするスルホン
    酸型官能基を有するパーフルオロカーボン重合体の製造
    方法。
  2. (2)一般式においてR_fがパーフルオロアルキル基
    である特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)一般式において、R_fが炭素数6〜12のパー
    フルオロアルキル基である特許請求の範囲第2項記載の
    方法。
  4. (4)スルホン酸型官能基含有パーフルオロカーボンモ
    ノマーが CF_2=CFOCF_2CF(CF_3)O(CF_
    2)_2SO_2Fであって、これと共重合させるパー
    フルオロオレフィンがテトラフルオロエチレンであ り、前者の共重合割合が20重量%以上である特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
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