JPS62286325A - 無線通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 Ａ、産業上の利用分野 本発明は発振回路を共用する同時通信無線装置に関する
。

Ｂ１発明の概要 本発明による無線通信装置は、マイクロフォン回路の低
周波出力の一部を補正回路を経て検波回路の中の位相回
路に注入し、中間周波信号に対して、逆相で変調し、自
己の変調音が受信復調されるのを防ぐ。

Ｃ１従来の技術 同時通信装置としては従来第３図に示す装置が知られて
いる。第３図（ａ）は受信機、（ｂ）は送信機の構成を
示すブロック図で、図中、■　は受信機アンテナ、１′
は送信機アンテナ、２は高周波増幅器、３　は混合器、
４　は受信側局部発振器、５　は中間周波増幅段、６　
は検波段、７゜８　は送信側増幅段、９　は発振回路、
１０　　は変調器、１１　は音声増幅回路、１２はマイ
クロフォンを表わす。この方式の装置には高安定度の発
振回路が２個必要であり、このことはコスト高を招き、
かつ広い実装面積が必要で、小型、安価を目標とする場
合問題がある。

そのため、携帯用などの目的のために、以下に述べる方
式が考えられた。

第４図は、特公昭６０−４０２２２　号に開示された方
式（以下本明細書においてはＮＴＴ方式と略称する。）
を示し、図中、第３図と共通する引用番号は第３図にお
けるものと同じか、またはそれに対応する部分を表わし
、１３　は混合器、１４　は中間周波フィルタ、１５　
は打消し回路、１６　は音声スイッチ回路、１７　は逓
倍回路を表わす。

変調信号の一部で、検波出力を打ち消し、またマイクロ
フォンに音声がはいっている間は音声スイッチ回路　１
６　にてミュートをかける方式であるが、検波回路で位
相が回転しやすいので、十分に打ち消しにくく、ミュー
トとの併用が必要であり、コスト高で、しかも音質が良
くないという欠点を持っている。

第５図は他の一つの同時通信装置の構成を示すブロック
図で、図中、第４図と共通する引用番号は第４図におけ
るものと同じか、またはそれに対応する部分を表わす。

この方式（以下本明細書においてはＮＥＣ方式と略称す
る。）は、変調にて周波数偏移かに偏移させ、相殺する
方式であり、第２局部発振器に安定度のよい水晶が必要
であり、コスト高となる欠点がある。

Ｄ０発明が解決しようとする問題点 以上説明したように、ＮＴＴ方式にも　ＮＥＣ方式にも
それぞれ欠点があり、より安価な、冒頭に述べた種類の
無線通信装置を提供することである。

Ｅ８問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明による無線通信装置
は、マイクロフォン回路の低周波出力の一部を受け、中
間周波フィルタおよび変復調時の位相回転に対応する位
相シフトを行なう補正回路と、自己の変調音が受信復調
されるのを防ぐように、上記補正回路の出力を受け、中
間周波信号に対し、逆相で変調する位相回路を含む、位
相差を利用して検波する検波回路とを含むことを要旨と
する。

Ｆ１作用 マイクロフォン回路の低周波出力の一部を中間周波フィ
ルタおよび変復調時の位相回転に対応するための位相シ
フト回路である補正回路を通して、位相差を利用して検
波する検波回路（クオードレーチャ回路）の位相回路に
入力し、自己の変調音が受信復調されるのを防ぐ。

Ｇ、実施例 以下に１図面を参照しながら、実施例を用いて本発明を
一層詳細に説明するが、それらは例示に過ぎず、本発明
の枠を越えることなしにいろいろな変形や改良があり得
ることは勿論である。

第１図は本発明による同時通話無線装置の構成を示すブ
ロック図で、図中、１８　は高周波増幅器、１９　は補
正回路、２０　は低周波増幅器で、補正回路　１９　は
中間周波フィルタおよび変復調時の位相回転に対応する
ための位相シフト回路である。

第２図は本発明による同時通話無線装置で使用されるフ
ォートレーチャ検波回路の回路図で１図中、２１　は乗
算器、２２　は位相回路、２３　は可変容量ダイオード
、２４　は中間周波リミッタ増幅器である。

第１図および第２図に示す無線通信装置はつぎのように
動作する。

発振回路　９　は送信側と受信側で共用される。

送信出力に変調をかけるときは、変調信号を低周波増幅
器　１１　で低周波増幅し、変調回路　１０に印加する
。変調された送信出力は増幅器　１８゜７　で増幅され
アンテナ　１′に導かれる。増幅器１８　の出力の一部
が受信局部発振出力として混合器　１３　に印加される
。このとき受信入力が高周波増幅器　２　を経て混合器
１３　に入ると、中間周波フィルタ　１４　に出力され
る。混合器１３の出力は、変調信号で変調されたのと同
様となる。

混合器　１３　の出力が中間周波フィルタ　１４、混合
器３、中間周波増幅段５．検波回路６　を経て復調され
ると、本来の受信出力に変調信号が混入する。しかるに
、低周波増幅器　１１　の出力の一部を補正回路　１９
　を経て位相回路　２２　の可変容量ダイオード　２３
　に注入することにより、中間周波に対し、逆位相で変
調をかけ、変調信号の混入を相殺できる。

Ｈ６発明の詳細 な説明した通り、本発明によれば、回路の大幅な減少に
よるコスト低下および小型化を図ることができるという
利点が得られる。

本発明による無線通信装置はコードレス電話、微少電力
機器、ワイヤレスインターフオン、等、小型化を要求さ
れる同時通話通信機に有利に利用される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による同時通話無線装置の構成を示すブ
ロック図５第２図は本発明による同時通話無線装置で使
用されるクオードレーチャ検波回路の回路図、第３図か
ら第５図までは３種類の従来の同時通信装置の構成を示
すブロック図である。 １・・・・・・・・受信機アンテナ、１′・・・・・・
・・・送信機アンテナ、２・・・・・・・・高周波増幅
器、３・・・・・・・・混合器、４・・・・・・・・受
信側局部発振器、５　・・・・・・中間周波増幅段、６
・・・・・・・・・検波段、７，８・・・・・・・送信
側増幅段、９・・・・・・・・発振回路、１０・・・・
・・・・変調器、１１・・・・・・・・・音声増幅回路
、１２・・・・・・・・マイクロフォン、１３・・・・
・・・・・混合器、１４・・・・・・・・中間周波フィ
ルタ、１５・・・・・・・・・打消し回路、１６・・・
・・・・・・音声スイッチ回路、１７・・・・・・・・
・逓倍回路、１８・・・・・・・・・高周波増幅器、１
９・・・・・・・・・補正回路、２０・・・・・・・・
低周波増幅器、２１・・・・・・・・・乗算器、２２・
・・・・・・・・位相回路、２３・・・・・・・・可変
容量ダイオード、２４・・・・・・・・・中間周波リミ
ッタ増幅器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 発振回路を共用する同時通信無線装置において、（ａ）
   マイクロフォン回路の低周波出力の一部を受け、中間周
   波フィルタおよび変復調時の位相回転に対応する位相シ
   フトを行なう補正回路、および （ｂ）自己の変調音が受信復調されるのを防ぐように、
   上記補正回路の出力を受け、中間周波信号に対し、逆相
   で変調する位相回路を含む、位相差を利用して検波する
   検波回路 を含むことを特徴とする無線通信装置。