JPS6228451A - 編機用選針装置 - Google Patents

編機用選針装置

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JPS6228451A
JPS6228451A JP60161965A JP16196585A JPS6228451A JP S6228451 A JPS6228451 A JP S6228451A JP 60161965 A JP60161965 A JP 60161965A JP 16196585 A JP16196585 A JP 16196585A JP S6228451 A JPS6228451 A JP S6228451A
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knitting
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knitting machine
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昌則 渡辺
渡辺 雄司
文雄 渡辺
敏雄 渡辺
渡辺 千晴
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WATANABE KUTSUSHITA KOGYO KK
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/94Driving-gear not otherwise provided for
    • D04B15/99Driving-gear not otherwise provided for electrically controlled
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/66Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements
    • D04B15/68Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements characterised by the knitting instruments used
    • D04B15/78Electrical devices

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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は編機用選針装置に関する。より詳しくはフィン
ガを圧電素子によって湾曲させることによって編成針の
選針を行わせる選針装置に関する。
〔従来の技術〕
柄編み丸編機や柄編み横編機等の柄編み編機において、
ピンドラム、テープ又はフロンピディスク等の記憶装置
に記憶された柄編成手順を編成針の上下動に伝達するた
めに選針装置が用いられている。例えば柄編み丸編機用
として、第12図に例示するように、選針装置の主要部
を複数枚の相互に平行に配置されたフィンガ50で構成
しているものが知られている。この種の選針装置では記
憶装置からの信号によってフィンガ50を摺動させるこ
とによって編成針の下方に当接するジャック51を編成
シリンダ52の中心側にずらし、それによってジャック
51の下方のカム用バット53の上げカム54への係合
を選択させている。
一方近来柄編み編機の高速化が要望されている。
高速化に対応するためには選針装置の応答も又高速化す
る必要がある。しかしながら前述のような平板を摺動す
る構成の選針装置では応答速度、すなわち摺動速度の高
速化にも限界がある。応答速度が高速化されないままで
編機を高速化するには平板の枚数を増やせばよい。しか
し平板の枚数を増やせば選針装置が大きくなり、選針装
置を設置するための空間上の問題が発生する。
−力木発明と同一の出願人は昭和59年4月21日に特
願昭59−079347として「丸編機用選針装置」の
名で複数枚のフィンガを揺動可能に構成した選針装置を
提案している。揺動可能なフィンガを有するこの選針装
置は従来広く用いられている摺動型のフィンガよりも機
構的に早い応答速度を達成することができ、したがって
編機の高速化に対応しやすく且つ選針装置を小型にし、
さらに消費電力の節減にも役立つ。
しかしながら前述の摺動型および揺動型のフィンガを有
する選針装置では、フィンガの摺動また揺動がフィンガ
に対する電磁石の吸引または反発力を利用して与えられ
る。すなわち電極石の両極に+、−逆転するように電流
を与えることによってフィンガが摺動また揺動される。
したがって電磁石を用いている場合には電磁石自体の機
能面から応答速度の高速化に限界が生じ、その上限はせ
いぜい80サイクル程度である。−万雷磁石では電力消
費効率が約1%(残りは熱等で散失される)程度に留ま
るので、消費電力が大きくなるという問題を有する。
前述のように、従来の電磁石を用いた編機用選針装置で
はその高速化に限界があると共に消費電力が大きい。し
たがってこの種選針装置では例えば針本数240本、回
転数22Or、p、mのソックス用丸編機には対応でき
ても、例えば針本数400本、回転数400r、p、m
〜1.00Or、p、mのパンティストッキング用丸編
機に用いることのできる選針装置を提供することができ
ない。したがって現在する選針装置の応答速度に合せて
該当す、る編機の回転速度を柄mW成に際して下げてい
るのが実状である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は従来の編機用選針装置の有する前述の問題点を
解消して、より応答速度が早く、且つ消費電力が低く、
さらにより小型化され選針装置を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、編機の針床に配置された複数の編成針
に摺動運動を与える上げカムと、前記編成針の上げカム
用バットあるいは前記編成針の下端に当接して配置され
たジャックの上げカム用バットとの係合を編機本体のコ
ントローラからの所定の手順に基づいて形成又は解除さ
せることによって、所定の柄組織の編地の編成を可能に
する編機用選針装置であって、前記選針装置がノ\ウジ
ングと、そのハウジングにその後端が支承されて前記編
成針の摺動方向に間隔をあけて実質的に重ねて配置され
た複数のフィンガを含んで成り、前記フィンガが、その
一端にハウジングへの取付部が設けられ且つその取付部
の反対側の端部に編成針またはジャックのフィンガ用ノ
\゛ツドの案内用ガイド部分が設けられているプレート
と、そのプレートの片面または両面に取付けられ且つ導
線で前記コン1ヘローラに連結されている圧電素子を含
んで成り、前記コントローラから所望の柄組織に対応し
た手順でパルスが前記圧電素子に印加された時に、フィ
ンガが前記取付部を支点としてプレートの表面に平行な
面の上下何れか一方または両方向に湾曲し、それによっ
てフィンガの先端のガイド部分と、編成針のフィンガ用
バッドあるいは前記編成針の下端に当接して配置された
ジャ・ツクのフィンガ用バットとの係合が形成又は解除
され、前記上げカムと編成針またはジャックの上げカム
用バットとの係合の形成または解除が前記ガイド部分と
編成針またジャックの選針用バ・ノドとの係合の形成ま
たは解除によって生じて、編成針の摺動運動が規定され
ることを特徴とする編機用選針装置によって達成される
丸編機では針床、すなわち編成シリンダは丸編機の機台
に対して回転し、選針装置は丸編機の機台に対して固定
して設けられる。丸編機に本発明による選針装置が用い
られる場合には、機台に固定されている選針装置中の個
々のフィンガのガイド部分が揺動した時に、回転してい
る編成シリンダ中の編成針のフィンガ用バットあるいは
編成針の下端に当接して配置されたジャックのフィンガ
用バットの移動軌道中に前記フィンガのガイド部分が進
入又は離脱するように構成することが必要である。
一方本発明による選針装置は横編機にも用いることがで
きる。横編機では、針床が横編機の機台に固定して設け
られ、選針装置と糸供給装置とを含んで成るスライダが
針床に沿って摺動することによって柄編地が編成される
ので、前記スライダが摺動する際に、前記選針装置のフ
ィンガのガイド部分が揺動して、固定している針床中の
編成針のフィンガ用バットあるいは前記編成針の下端に
当接して配置されたジャックのフィンガ用バットに当接
する位置に予め進入または予めその位置から離脱するよ
うに構成されていることが必要である。
前記フィンガのプレートの圧電素子が取付けられている
部分に少くとも1個の開口部が設けられていると好まし
い。開口部が設けられているとプレートの重量を軽くす
ることができるのでプレートが曲げやすくなりより低い
電圧でプレートを曲げることができる。又圧電素子は通
常プレートに接着剤、例えばエポキシ系接着剤を用いて
貼合わされるので開口部があれば確実な接着を行うこと
ができる。これは圧電素子がプレートの両側に取付けら
れるときに特に有効である。
圧電素子としては逆圧電効果を有する素子であればどの
ような圧電素子でも用いることができる。
しかし工業的に安定した品質を有する圧電素子を大量に
供給するためにはチタン酸バリウム等から成るセラミッ
クス圧電素子を用いるとよい。圧電素子は薄い方が電わ
いを高めることができるので好ましく100μから20
0μ程度が用いられ、且つプレートの長手方向に細長く
形成される。圧電素子の両面には電極用に銀ペースト等
が焼付けられ、その電極にはそれぞれ導線が取付けられ
、これら導線の他端にコントローラが接続される。圧電
素子はプレートの片面又は両面に前述ゝのように接着剤
を用いて貼合される。圧電素子を片面のみ1枚貼合せて
もプレートをハウジングを支点して湾曲させることがで
きる。しかし両面に圧電素子を貼合せた方が圧電素子に
印加する電圧を172にすることができるのでより好ま
しい。なお2枚の圧電素子を用いる場合は2枚の圧電素
子の電極と一極を同一方向にして貼合せる必要がある。
圧電素子が取付けられたプレートの数は目的とする柄編
組織に応じて定めればよい。圧電素子は応答速度が迅速
であるので高サイクルのパルスを印加することができる
。例えば240サイクルのパルスを印加すれば従来公知
の電磁石利用の選針装置(通常80サイクル)に比し3
倍の速度で選針作用を行うことができる。この事は同一
の柄編組織を編成する編機に対して、プレートの数を1
73にすることができる。又同じ枚数のプレートを有す
る選針装置では3倍の複雑な柄編組織を編成すること、
すなわち針本数と編成シリンダの回転数(丸編機の場合
)の積が3倍の編機に対して柄編編成をさせることがで
きる。
本発明による選針装置のフィンガは薄いプレートと圧電
素子で構成されているので従来の電磁石利用のフィンガ
に比し、1枚当りの所要高さを小さくし、且つ幅方向も
小さくすることができる。
したがって同一枚数のフィンガを用いた場合でも選針装
置自体の大きさを一段と小型にすることができる。この
ように小型で、且つ応答速度が早い選針装置であるので
従来の電磁石利用の選針装置では、編機上の各種機構上
のスペースの関係で選針装置を配置して柄m!成させる
ことが困難であったパンティストッキング用編機に対し
ても本発明による選針装置を用いて柄編機能を付与する
ことが容易になる。
前記プレートのガイド部分を肉厚の焼入鋼で別部材のガ
イド機素として作り、ガイド部分以外の部分をステンレ
ス鋼で作るとより好ましい。ステンレス鋼の部分の後端
がハウジングに把持され、その前方に圧電素子が貼合さ
れ、さらにその先端に焼入鋼から成るガイド部分が接合
される。ガイド機素との接合は接着剤を用いてもリベッ
ト等の機械的接合等の如何なる方法を用いてもよい。ま
たガイド機素の取付は方はステンレス鋼の前端にガイド
機素を載置して接合しても、ガイド機素の後側にステン
レス鋼の前端の入る溝を設けてこれにステンレス鋼の前
端が挿入できるようにしてもよい・ガイド機素は編機の
作動中に編成針またはジャックのフィ、ンガ用バットに
常に衝突状に当接するので摩耗が激しい。又フィンガ用
バットに確実に当接するためにはガイド機素にも厚さを
必要とする。そこで前述のように肉厚の焼入鋼から成る
ガイド機素を用いれば摩耗しにくく且つフィンガ用バッ
トへの当接を確実にすることができる。
ガイド機素の厚さとして1龍程度のものを用いればよい
前記フィンガのプレートの先端のガイド部分は山形形状
または片方形状に形成されていることが好ましい。この
ようにフィンガ用バットとガイド部分点の当接を傾斜面
に沿って行うようにすれば、フィンガ用バットを円滑に
針床に向って押込むことができる。
圧電素子が接続されるコントローラは、柄編組織を記憶
し、その記憶された編成手順に基き、複数の圧電素子に
パルスを印加する装置である。このような装置は公知の
構造であるので詳細な説明は省略する。
このようにしてコントローラから印加されるパルスに基
づいて複数のフィンガの先端のガイド部分は編成手順に
基づいて上下動されることになる。
その上下動の振幅は上げカム用バットの高さによって左
右されるが、通常1.5 m1mから2.0 m/mが
採用される。
前記フィンガは前述のように後端が支持され、その前端
のガイド部分に横方向から、すなわちフィンガを含む平
面内であって且つフィンガの長手軸に実質的に垂直な方
向からフィンガ用バットが当たることになる。この場合
フィンガ用バット側に何等かの支障があってフィンガ用
バットが円滑に針床側に移動しない場合にはフィンガは
強い力で横方向に押され、その結果フィンガが損傷され
る場合がある。そこで前記ハウジングに前記複数のフィ
ンガのガイド部分に近接した位置で針床中の編成針の編
成針の摺動方向に延びる針床対面部材を設けるとよい。
この針床対面部材には、フィンガのプレートを含む平面
に垂直方向のガイド部分両側面を所定の間隔を介して摺
動可能に支承する1対のフィンガガイド面と、針床中の
編成針の摺動方向に平行であって且つ前記フィンガのガ
イド部分から遠ざかる方向に延びて形成されているフィ
ンガ用バット誘導面とが設けられている。前記フィンガ
用バット誘導面は前記横方向に平行な面として形成され
ても、その平行な面より針床側に近づくように延びる面
、あるいは平行な面から針床から遠ざかるように延びる
面として形成してもよい。このようにフィンガガイド面
フィンガ用バット誘導面を有する針床対面部材を設けれ
ば、編成針またはジャックのフィンガ用バットが作a中
に針床から離れる方向に飛び出した場合にフィンガ用バ
ットを適正なレベルに押込むことができ、適正なレベル
に押込んだ後においてガイド部分による押込むに支障を
生じてもガイド部分がフィンガガイド面によって支えら
れるのでフィンガが破損されることがない。
本発明による選針装置は圧電素子を用いて構成されてい
るので、電力消費効率が高く約70%に達する。したが
って負荷電力の1%程度しか実際の作動に使用されない
従来の電磁石を利用した選針装置に比し消費電力を数十
分の−にすることができる。
〔実施例〕
以下本発明による編機用選針装置の一実施例を添付図面
を参照して説明する。なお以下の説明においては実施例
の選針装置を丸編機に用いた場合について行うが、実施
例の選針装置は横編機にも同様に用いることができるこ
とは明らかである。
第1図および第2図に実施例の選針装置の一部切欠正面
図および編成シリンダ側から見た側面図である。選針装
置1は複数のフィンガ10とフィンガ10を収容するハ
ウジング30から成る。第1図および第2図に示した実
施例ではフィンガ10は図面における縦方向(編成シリ
ンダの軸方向であって同時に編成針の摺動方向)に間隔
をあけて8枚重ねて配置されている。ハウジング30は
後方壁31、前方壁32、上方壁33、下方壁34とで
矩形状に形成されており、後方壁31にはそれぞれのフ
ィンガ10の後端の取付部12(第3図参照)が支持さ
れており、フィンガ10の湾曲運動の支点となる。前方
壁32にはそれぞれのフィンガ10の先端のガイド機素
20が突出するための開口部35が設けられており、さ
らにガイド機素20が上下動する際の行程に対応した幅
を有する溝36が設けられている。
フィンガ10は第3図および第4図に詳細に示すように
、ステンレスSO5301から成り厚さ200μのプレ
ート11とプレートの先端のガイド機素取付部13に取
付けられたガイド機素20とプレート11の上下面に貼
付けられた圧電素子1.5.16から成る。プレート1
1の後端のハウジングの後方壁31に把持される取付部
12が後方壁31の幅に実質的に対応した幅で形成され
ているプレート11の大きさは例えば長手方向で40m
/m、幅方向で1511である。
ガイド機素20は第3図および第5図に特に詳細に示さ
れるように厚さ111の焼入鋼から作られて接着剤によ
ってプレート11の先端13に取付けられている。ガイ
ド機素20は編成針または編成針の下端に当接して配置
されたジャックのフィンガ用バットと当接する傾斜面2
1a、21bとハウジング30の前方壁32に対面する
側面22a、22bが設けられて山形形状に形成される
フィンガ10のプレート11の上面および下面には圧電
素子15 、16がエポキシ系接着剤を用いて接着され
ている。圧電素子は第3図に示すようにチタン酸バリウ
ムを焼成して作られた厚さ100μの逆圧電効果を有す
る矩形状のセラミックであり、その表面に導線17 、
18との電気的接続のために銀鍍金層(図示せず)が設
けられている。導線17゜18の他端はコントローラ4
0に接続される。
圧電素子15 、16は第4図に示すようにプレート1
1の両面に貼合されてもよく、第10図および第11図
に示すように片面だけでもよい。
フィンガ10のプレート11には第8図および第9図に
示すように圧電素子15 、16が貼合される区域で孔
14が設けられていてもよい。孔14の形状、大きさ、
個数は任意であり、この孔によって接着剤を用いた圧電
素子の取付けをより確実にすることができる。またこの
孔14を設けることによってプレート11の重量を軽く
して湾曲しやすくすることができる。
圧電素子をプレートの上下に二枚貼合せる場合には2枚
の圧電素子の土掻を一極を同一方向にする必要がある。
例えば第4図において圧電素子15の上側表面15aを
土掻とし、下側表面15bが一極の場合には、圧電素子
16の上側表面16aを土掻、下側表面16bを一極に
なるように貼合せる。
複数の圧電素子にそれぞれパルスを発出する装置とを含
んで構成されている。
本発明による選針装置として必須な構成ではないが、フ
ィンガ11の保護と編成針またはジャックのフィンガ用
バットを円滑にフィンガ11のガイド機素20に当接さ
せるために、第5図に示すように、複数のフィンガ11
のガイド機素20に近接した位置で編成シリンダの摺動
方向に延びる針床対面部材37が設けられると好ましい
。この針床対面部材37は前方壁32の縦方向の部材と
して設けられる。針床対面部材37はフィンガガイド面
36とフィンガ用バット誘導面37を有する。フィンガ
ガイド面36はガイド機素20の側端面22aと極く僅
かの間隙を介して対面して設けられ、それによってガイ
ド機素20はフィンガガイド面36に対して摺動可能で
ある。フィンガ用バット誘導面37は編成シリンダより
極度に外側に突出しているフィンガ用バットを正常なレ
ベルに予め押込むのに役立つ。
前述のように構成された本発明による選針装置は小型、
にすることができる。第1図および第2図に示した実施
例では高さ55m、幅30鶴、奥行(フィンガの長手方
向の長さ)50+nであるが、同様に8枚のフィンガを
有する従来の電磁石を利用した選針装置では高さ80m
、幅45鶴、奥行100である。すなわち本発明による
選針装置は従来の選針装置の約174の容積にすること
ができる。
次に第6図および第7図を参照して実施例に示した選針
装置の作動の一例を示す。
第6図はフィンガ11の圧電素子にパルスが印加されて
いない状態を示し、第7図はフィンガ11aの圧電素子
にパルスが印加されてフィンガ11aが湾曲した状態を
示す。第6図の状態ではジャンク51 (編成針自体で
もよい)のフィンガ用バット56がガイド機素20に当
接しジャック51を右方に押す。その結果ジャック51
の下端に上げカム用バット53は上げカム54に係合す
ることができず、その結果ジャック51、したがってジ
ャック51の上方に当接する編成針は上昇運動をせず、
その結果この編成針では腸目の形成は行われない。一方
策7図の状態ではフィンガ11aが湾曲することにより
ガイド機素20がジャック51のジャック用バット56
移動軌道に入らないので、ジャック51は垂直位置を保
ら、その結果ジャ、り51の上げカム用バット53が上
げカムに係合しジャック51を上方に押上げることにな
る。そしてこのジャック51の上方に当接する編成針に
編成作動を与えることになる。
〔発明の効果〕
本発明による編機の選針装置は前述のように構成されて
いるので応答速度を早くすることができると共に選針装
置を小型することができる。この事は従来選針装置を配
置して柄編みを行うことが事実上不可能であった多数本
数の編成針を有し高速度で作動する編機に対しても柄編
作用を与えることができることを意味する。また応答速
度が早いので従来の柄編用編機に対してもその高速化を
はかることが可能になる。さらに本発明による選針装置
は圧電素子によって作動されるので、消費電力が従来公
知の電る9石を利用した選針装置に比し、大幅に低くな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による選針装置の一実施例を示す一部切
欠正面図であり、第2図は第1図に示した選針装置の側
面図であり、第3図は第1図の選針装置中の一枚のフィ
ンガの平面図であり、第4図は第3図に示したフィンガ
の正面図であり、第5図は一枚のフィンガと針床対面部
材の位置関係を示す斜視図であり、第6図および第7図
は1枚のフィンガの作動を示す正面図であって第6図は
圧電素子にパルスが印加していない状態、第7図は圧電
素子にパルスが印加されて湾曲している状態をそれぞれ
示し、第8図および第9図はフィンガの他の実施例を示
す第3図および第4図と同様の平面図と正面図であり、
第10図および第11図はフィンガのさらに他の実施例
を示す第3図および第4図と同様の平面図と正面図であ
り、第12図は従来公知の選針装置の概要を示す正面図
である。 1・・・選針装置、    10・・・フィンガ、11
・・・プレート、   12・・・取付部、15 、1
6・・・圧電素子、  20・・・ガイド機素、30・
・・ハウジング、   31・・・後方壁、40・・・
コントローラ、  51・・・ジャック、53・・・上
げカム用ハ゛ソト、 54・・・上げカム、    56・・・フィンガ用バ
ット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、編機の針床に配置された複数の編成針に摺動運動を
    与える上げカムと、前記編成針の上げカム用バットある
    いは前記編成針の下端に当接して配置されたジャックの
    上げカム用バットとの係合を編機本体のコントローラか
    らの所定の手順に基づいて形成又は解除させることによ
    って、所定の柄組織の編地の編成を可能にする編機用選
    針装置において、 前記選針装置がハウジングと、該ハウジングにその後端
    が支承されて前記編成針の摺動方向に間隔をあけて実質
    的に重ねて配置された複数のフィンガを含んで成り、 前記フィンガが、その一端にハウジングへの取付部が設
    けられ且つ該取付部の反対側の端部に編成針またはジャ
    ックのフィンガ用バッドの案内用ガイド部分が設けられ
    ているプレートと、該プレートの片面または両面に取付
    けられ且つ導線で前記コントローラに連結されている圧
    電素子を含んで成り、 前記コントローラから所望の柄組織に対応した手順でパ
    ルスが前記圧電素子に印加された時に、フィンガが前記
    取付部を支点としてプレートの表面に平行な面の上下何
    れか一方または両方向に湾曲し、それによってフィンガ
    の先端のガイド部分と、編成針のフィンガ用バッドある
    いは前記編成針の下端に当接して配置されたジャックの
    フィンガ用バットとの係合が形成又は解除され、前記上
    げカムと編成針またはジャックの上げカム用バットとの
    係合の形成または解除が前記ガイド部分と編成針またジ
    ャックのフィンガ用バットとの係合の形成または解除に
    よって生じて、編成針の摺動運動が規定されることを特
    徴とする編機用選針装置。 2、編機の針床が編機の機台に対して回転し、選針装置
    が編機の機台に固定されている丸編機に用いられる編機
    用選針装置であって、前記フィンガのガイド部分が揺動
    した時に前記編成針のフィンガ用バットあるいは編成針
    の下端に当接して配置されたジャックのフィンガ用バッ
    トの移動軌道中に前記フィンガのガイド部分が進入又は
    離脱するように、構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の編機用選針装置。 3、織機の針床が編機の機台に固定して設けられ、選針
    装置が前記針床に沿って摺動するように設けられている
    横編機に用いられる編機用選針装置であって、前記選針
    装置が摺動する際に、前記フィンガのガイド部分が揺動
    して、前記編成針のフィンガ用バットあるいは前記編成
    針の下端に当接して配置されたジャックのフィンガ用バ
    ットに当接する位置に予め進入または予めその位置から
    離脱するように構成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の編機用選針装置。 4、前記ハウジングが、前記複数のフィンガのガイド部
    分に近接した位置で針床中の編成針の摺動方向に延びる
    針床対面部材を有し、該針床対面部材にはフィンガのプ
    レートを含む平面に垂直方向のガイド部分両側面を摺動
    可能に支承する1対のフィンガガイド面と、針床中の編
    成針の摺動方向に平行であって且つ前記フィンガのガイ
    ド部分から遠ざかる方向に延びて形成されているフィン
    ガ用バット誘導面とが設けられていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第3項迄の何れか1項に記載
    の編機用選針装置。 5、前記フィンガのプレートの圧電素子が取付けられる
    部分に少くとも1個の開口部が設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項から第3項迄の何れか1
    項に記載の編機用選針装置。 6、前記フィンガがガイド部分とそれ以外の部分とで相
    互に接合された別部材で作られており、それ以外の部分
    にはステンレス鋼が用いられ、ガイド部分には前記それ
    以外の部分より肉厚な焼入鋼が用いられることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項から第3項、または第5項の
    何れか1項に記載の編機用選針装置。
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