JPS62280214A - ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents

ポリウレタン樹脂組成物

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JPS62280214A
JPS62280214A JP61123004A JP12300486A JPS62280214A JP S62280214 A JPS62280214 A JP S62280214A JP 61123004 A JP61123004 A JP 61123004A JP 12300486 A JP12300486 A JP 12300486A JP S62280214 A JPS62280214 A JP S62280214A
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JP
Japan
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compound
polyurethane resin
resin composition
carbonate
polyhydroxy compound
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JP61123004A
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English (en)
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Kanji Shirota
城田 寛治
Hideyuki Ishizu
石津 秀行
Katsuhide Nishimura
勝英 西村
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定の線状ポリヒドロキシ化合物を用いた新
規なポリウレタン樹脂組成物に関する。更に詳しくは、
機械的強度、耐熱性、耐加水分解性、耐寒性、耐摩耗性
に優れたポリウレタン樹脂組成物に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
高分子量の線状ジヒドロキシ化合物、有機ジイソシアネ
ート及び必要に応じイソシアネート基と反応する水素原
子を少なくとも2個有する低分子量化合物から成るポリ
ウレタン樹脂組成物はよく知られている。高分子量の線
状ジヒドロキシ化合物としては、主としてヒドロキシル
基を有するジカルボン酸ポリエステル、一般にアジピン
酸ポリエステルが使用される。アジピン酸ポリエステル
から得られるポリウレタン樹脂は、一般に優れた機械的
性質を有するが、アジピン酸ポリエステル中に存在する
グリコール成分によって多少の差はあるものの耐加水分
解性に劣る欠点を有する。アジピン酸ポリエステルに代
えてカプロラクトンの開環重合体が使用されたポリウレ
タン樹脂も提供されるが、耐加水分解に若干の改善が見
られるが充分溝足し得るものではない。又、ポリウレタ
ン樹脂の耐加水分解性を改善する為にヒドロキシル基を
有するポリエーテル、一般にテトラヒドロフランを開環
重合したポリテトラメチレンエーテルジオールが高分子
の線状ジヒドロキシ化合物として使用されている。しか
しながら、このポリテトラメチレンエーテルジオール系
ポリウレタン樹脂は、機械的強度、耐熱性、耐摩耗性に
劣る欠点がある。ポリウレタン樹脂の機械的強度を保持
し耐加水分解性を改善する為に、例えばヒドロキシル基
を有する1、6−へキサメチレンジオール−ポリカーボ
ネートを高分子量の線状ジヒドロキシ化合物として使用
することが提案されているが、このポリウレタン樹脂は
耐寒性に劣る欠点を有する。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明者らは、かかる欠点を改善し、機械的強度、耐熱
性、耐加水分解性、耐寒性、耐摩耗性のいずれの性質も
優れたポリウレタン樹脂組成物を提供することを目的と
して鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った
即ち、本発明は、線状ポリヒドロキシ化合物、有機ジイ
ソシアネート及び必要に応じイソシアネート基と反応す
る水素原子を少な(とも2個有する低分子量化合物から
成るポリウレタン組成物において、線状ポリヒドロキシ
化合物がヒドロキシル基を有する脂肪族及び/又は脂環
族炭化水素ジオールのポリカーボネートにラクトンをラ
クトン成分が5〜60重量パーセントとなる様に開環付
加重合したポリヒドロキシ化合物であることを特徴とす
るポリウレタン樹脂組成物を提供するものである。
本発明に使用されるヒドロキシル基を有する脂肪朕及び
/又は脂環族炭化水素ジオールのポリカーボネートにラ
クトンをラクトン成分が5〜601世パーセントになる
様に開環付加重合したポリヒドロキシ化合物は、ヒドロ
キシル基を有する脂肪族及び/又は脂環族炭化水素ジオ
ールのポリカーボネートを最初に得、次いでこれに、ラ
クトン成分が5〜6oTL−jlパーセントになる様忙
ラクトンを開環付加重合することによって得られる。
ヒドロキシル基を有する脂肪族及び/又は脂環族炭化水
素ジオールのポリカーボネートは、公知の方法で製造さ
れる。例えば、脂肪族及び/又は脂環族炭化水素ジオー
ルと炭酸ジアリル又は炭酸ジアルキルを減圧反応するこ
とによって或は脂肪族及び/又は脂環族炭化水素ジオー
ルと環状のアルキレンカーボネートを減圧反応すること
によって得られる。
前記炭酸ジアリル(ジアリルカーボネート)とは、例え
ばジフェニルカーボネート、ビスクロロブエニルカーボ
ネート、ジナフチルカーボネート、ジアルキルカーボネ
ート等が挙げられる。又炭酸ジアルキル(ジアルキルカ
ーボネート)とは、例えば、ジメチルカーボネート、ジ
エチルカーボネート、ジプロピルカーボネート、ジイソ
プロピルカーボネート、ジブチルカーボネート等が挙げ
られる。史に前記環状のアルキレンガ−ボネートとは、
例えばエチレンカーボネート、トリメチレンカーボネー
ト、テトラメチレンカーボネート、1,2−プロピレン
カーボネート、1,2−プチレンカーボネート、1,6
−ブチレンカーボネート、2、ろ−ブチレンカーボネー
ト、1,2−ペンチレンカーボネート、1,5−ペンチ
レンカーボ不一ト、1,4−ペンチレンカーボネート、
1,5−ベンチレンカーボネート、2.3−ベンチレン
カーボネート、2,4−ベンチレンカーボネート等が挙
げらする。
本発明に用いる脂肪族炭化水素ジオールとしては炭素数
が4〜12のものが好ましく、例えば1,3−ブタンジ
オール、1,4−ブタンジオール、1,5−ベンタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−へブタン
ジオ−ル、1,8−オクタンジオール、1,10−デカ
ンジオール、2,2−ジメチル−1,3−グロバンジオ
ール、2−エチル−1,6−ヘキサンジオール、2,2
.4−トリメチル−1,6−ヘキサンジオールなどが挙
げられ、脂環族炭化水素ジオールとしては、炭素数が4
〜12のものが好ましく、例えば1,3−シクロヘキサ
ンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,3
−ジメチロールシクロヘキサン、1,4−ジメチロール
シクロヘキサン、1,6−ジヒドロキシエチルシクロヘ
キサン、1,4−ジヒドロキシエチルシクロヘキサンな
どが挙げられ、単一のジオールでも2種以上のジオール
の混合物でもよい。
ヒドロキシル基を有する脂肪族及び/又は脂環族炭化水
素ジオール−ポリカーボネートの分子量は、反応する脂
肪族及び/又は脂環族炭化水素ジオールと炭酸ジアリル
又は炭酸ジアルキル或はアルキレンカーボネートとの反
応モル比によって制御される。そのモル比は、ジオール
二カーボネート=1:9〜9:1であるのが望ましい。
又その分子量は、300〜4,000が好ましい。
ヒドロキシル基を有する脂肪族及び/又は脂環族炭化水
素ジオールのポリカーボネートに開環付加重合反応され
るラクトンとしては1例えばδ−バレロラクトン、β−
エチル−バレロラクトン、ε−カプロラクトン、α−メ
チル−C−カプロラクトン、β−メチル−ε−カプロラ
クトン、γ−メチルーε−カプロラクトン、β、δ−ジ
メチルーε−カプロラクトン、3,3.5−トリメチル
−ε−カプロラクトン、エナントラクトン(7−へブタ
ノリド)、ドデカノラクトン(12−ドデカノリド)な
どが挙げられる。
本発明のラクトンを開環付加重合したポリヒドロキシ化
合物中のラクトン成分は、5〜60重量パ重量ント好ま
しくは10〜50重量パーセントである。ラクトン成分
が5重量パーセントより少ない場合は耐寒性に劣り、一
方6ON量パーセントを越えると耐加水分解性が劣る欠
点が生じる。
本発明のヒドロキシル基を有する力行肪族及び/又は脂
環族炭化水素ジオールのポリカーボネートにラクトンを
ラクトン成分が5〜603iパーセントになる様に開環
付力ロ重合したポリヒドロキシ化合物の分子量は、特に
限定されないが好ましくは500〜5,000である。
本発明に使用される有機ジイソシアネートとしては、脂
肪族、r+h環族、及び芳香族ジイソシアネート例えば
、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、リジンジイソシアネート、1,4−シ
クロへキサジイソシアネート、インホロンジイソシアネ
ート、1−メチル−2,4−シクロヘキサンジイソシア
ネート、1−メチル−2,6−シクロヘキサンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、4,4′−ジ
フェニルジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシ
アネート、2 、6−トリレンジイソシアネート、m−
フ二二レンジイソシアネート。
p−フ二二レンジイソシアネート、4,4′−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、1,5−ナフチレンジイソ
シアネートなどの単独或は2種以上の混合物が挙げられ
る。
本発明に必要に応じて使用されるイソシアネートと反応
する水素原子を少なくとも2個有する低分子量化合物と
しては、通常ポリオール及びポリアミン例えば、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、1,3−プロピ
レングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,5
−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロ
パンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シ
クロヘキサンジオール、1,4−ジメチロールヘキサン
、1,4−ジヒドロキシエチルシクロヘキサン、1.4
−ジヒドロキシエチルベンゼン、4.4’−メチレンビ
ス(ヒドロキシエチルベンゼン)、クリセリン、トリメ
チロールプロパン、ペンタエリスiJ )−ル、N−メ
チルエタノールアミン、N−エチルエタノールアミン、
エチレンジアミン、1,3−ジアミノプロパン、ヘキサ
メチレンジアミン、4,4′−ジフェニルメタンジアミ
ン、メチレンビス(0−クロロアニリン)、ヒドラジン
、ピペラジン、N 、 N’−ジアミノピペラジン、水
などの単独或は2種以上の混合物が挙げられる。
本発明のポリウレタン梨脂組成物は、公知の方法でポリ
ウレタン樹脂に製造される。例えば無浴剤系のポリウレ
タン園脂を得るには、線状ポリヒドロキシ化合物と必要
に応じ使用されるイソシアネート基と反応する水素原子
を少なくとも2個有する低分子量化合物とを混合しこれ
に有機ジイソシアネートを混合反応するか或はイソシア
ネート基と反応する水素原子を少なくとも2個有する低
分子量化合物を使用する場合には、線状ポリヒドロキシ
化合物と有機ジイソシアネートを反応して得られるイソ
シアネート基を有するプレポリマーを得て更にイソシア
ネート基と反応する水素原子を2個以上有する低分子量
化合物を混合反応することによって得られる。更に有機
浴剤浴液のポリウレタン樹脂を得るには、線状ポリヒド
ロキシ化合物をイソシアネート基に対して不活性の有機
溶剤例えば、ジメチルフォルムアミド、ジエチルフォル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド、テトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、メチル
インブチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、トルエン、キシレンの単独或は2種以上の混合物に
浴解し、必要に応じ使用されるイソシアネート基と反応
する水素原子を少なくとも2個有する低分子量化合物を
混合した後有機ジイソシアネートを混合反応するかも、
或はイソシアネート基と反応する水素原子を少なくとも
2個有する低分子量化合物を使用する場合には、線状ポ
リヒドロキシ化合物を前記有機浴剤に溶解し有機ジイソ
シアネートと反応した後、イソシアネート基と反応する
水素原子を少なくとも2個有する低分子を化合物を反応
することによって得られる。又、水分散液のポリウレタ
ン樹脂として製造することもできる。
有機ジイソシアネートの使用量は得られるポリウレタン
樹脂の目的とする分子量によって限定されるものではな
いが、エラストマーとして使用される場合は、通常線状
ポリヒドロキシ化合物と必要に応じて使用されるイソシ
アネート基と反応する水素原子を少なくとも2個有する
低分子量化合物との合計に対して化学量論的にCL95
〜t2である。
ル基であってもイソシアネート基であってもよく、また
イソシアネート基と反応する水素原子を少なくとも3個
有する低分子量化合物を使用することにより、或はウレ
タン結合及び/又はウレア結合とイソシアネート基との
反応により一部架橋構造を有してもよい。また、本発明
のポリウレタン樹脂を製造後、イソシアネート基と反応
する水素原子を少なくとも2個有する低分子量化合物或
はイソシアネート基を少なくとも2個有する低分子量化
合物例えば、トリレンジイソシアネート3モルとトリメ
チロールプロパン1モルとの反応生成物もしくはパーオ
キシドと更に反応して蚕分子量化もしくは網状化するこ
とができる。
本発明のポリウレタン樹脂は、使用に際し各種添加剤例
えば着色剤、充填剤、安定剤(熱安定剤等)、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、粘着防止剤、難燃剤、老化防止剤等
を添加混合することができる。
又、本発明のポリウレタン樹脂には、各種重合体例えば
、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルと他のビニル系重合性モ
ノマーとの共重合体、アクリロニトリル−スチレン共重
合体、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、スチレ
ン−ブタジェン共重合体、アクリロニトリル−ブタジェ
ン−スチレン共重合体、ニトロセルロース、セルロース
アセテート、セルロースブチレート、セルロースアセテ
ートブチレート、他のポリウレタン樹脂例えば、ラクト
ン成分を含有しないポリカーボネートジオールから得ら
れるポリウレタン位(万言、ポリエステルジオールから
得られるポリエステル系ポリウレタン樹脂旨、ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹万言、ビニルエステル樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、オレフィン糸衡脂、フッ素樹月百
、ポリアセタール側方d、ポリカーボネート惧f月凱ポ
リアミド樹脂等が挙げられる。
〔発明の効果〕
本発明のポリウレタン樹脂は優れた機械的強度、耐熱性
、耐加水分解性、耐摩性、耐摩耗性を有することから、
機械部品、自動車部品、チェーン、ベルト類、フィルム
、ホース、チューブ、車輪、歯車、靴底、繊維被覆、寛
服被覆、合成皮革素材、バインダー、接着剤などとして
有用である。
〔実施例〕
以下に、実施例を挙げて本発明を更に説明するが、これ
らは本発明を何ら制限するものではない。尚、実施例中
部及びパーセントは全てX置部及び重量パーセントであ
る。
実施例1 分子1i1360の1,6−へキサメチレンポリカーボ
ネートジオールにe−カプロラクトンを61%開環付2
1Oi合した分子−71980の線状ポリヒドロキシ化
合切100部をジメチルホルムアミド666部に浴解し
、1,4−ブタンジオール18部を加え更にジフェニル
メタンジイソシアネート66部を加え、次いでジプチル
錫ジラウレート[101部を加えて60°Cにて12時
間反応して樹脂濃度65%、粘度820ボイズのポリウ
レタン樹脂溶液を得た。このポリウレタン樹脂溶液を離
型性のある支持体に塗布し、120℃にて30分間乾燥
して約150ミクロンの厚さの皮膜を得た。この皮膜の
諸物性を測定した結果を表1に示した。
比較例1 実施例1の分子量19soの線状ポリヒドロキシ化合物
に代えて分子性1982の1,6−ヘキサメチレンポリ
カーボネートジオールを使用する以外は実施例1と同様
にして樹脂濃度35%、粘度822ポイズのポリウレタ
ン浴液を得、実施例1と同様にして皮膜を作成し、諸物
性を測定した結果を表1に示した。
比較例2 実施例1の分子量1980の線状ポリヒドロキシ化合物
に代え【分子f580の1,6−へキサメチレンポリカ
ーボネートジオールにε−カプロラクトンを71%開環
付加重合した分子ji)19800線状ポリヒドロキシ
化合物を使用する以外は実施例1と同様にして樹脂濃度
65%、粘度828ボイズのポリウレタン溶液を得、実
施例1と同様にして皮膜を作成し、諸物性を測定した結
果を表1に示した。
表1 諸物性測定法 抗張力・伸度:巾10mx、長さ20?I11の試片を
25℃にて引張速度300m1/分の引張試験を行い、
試片が切断する時の負荷及び試片の長さからそれぞれ抗
張力、伸度を求めた。
耐 熱 性:皮膜を120℃の雰囲気中に30日間放置
した後、引張試験を行い抗張力の耐熱性試験前の値に対
する割合を求めた。
耐加水分解性:皮膜を70°C相対湿度95%の雰囲気
中に50日間放置した後、引張試験を行い抗張力の耐加
水分解性試験前の値に対する割合を求めた。
ガラス転位温度:mJ的的外弾性測定し、これよりガラ
ス転位温度を求めた。
実施例2 分子1i1196の1,6−へキサメチレンポリカーボ
ネートジオールにε−カプロラクトンを21%−環付加
重合した分子!に1510の線状ポリヒドロキシ化合物
100部に1,4−ブタンジオール22部を加え、80
’Cに加熱し50℃のジフェニルメタンジイソシアネー
ト76部を加え180℃にて2時間反応し、200’C
におゆる浴融粘度6.3X1c15ボイズのポリウレタ
ン樹脂を得た。このポリウレタン樹脂を約2n厚の試片
に射出成形し、諸物性を測定した結果を衣2に示した。
比較例3 分子1i1515の1,6−へキサメチレンポリカーボ
ネートジオール79部、分子t1510のポリε−カプ
ロラクトンジオール21部及び1,4−ブタンジオール
22部を混合しao’cに加熱し、50℃のジフェニル
メタンジイソシアネート73部を加え、180°Cにて
2時間反応し、200℃における浴融粘度6.7X10
5ポイズのポリウレタン樹脂を得た。このポリウレタン
樹脂を実施例2と同様にして約211m厚の試片を得、
実施例2と同様にして諸物性を測定した結果を表2に示
した。
表2 耐摩耗性:テーパー摩耗試験機(摩耗輪I(〜22、荷
重1k19.1000回)により摩耗減量を求めた。
実施例3 分子1に820の1,4−シクロヘキサンジオールにε
−カプロラクトンを23%開環付加重合した分子量10
60の線状ポリヒドロキシ化合物100部をメチルエチ
ルケトン60部とシクロヘキサノン60部との混合溶剤
に浴解し、2.2−ジメチル−1,3−7’ロパンジオ
ール−1([及びジプチル錫ジラウレートα01部を加
え、更に1,6−へキサメチレンジイソシアネート32
部を加えて80°Cにて18時間反応後、メチルエチル
ケトン267部を加えて樹脂濃度35%、粘度220ポ
イズのポリウレタン四脂溶液を得た。このポリウレタン
g抽宙谷液を実施例1と同様にして約150ミクロン厚
さの皮膜を得、実施例1と同様にして諸物性を測定した
結果を表6に示した。但しく耐加水分解性は類を70℃
、相対湿度95%の雰囲気中に15日間放置した。
比較例4 実施例30分子111060の線状ポリヒドロキシ化合
物に代えて分子11060のポリε−カプロラクトンジ
オール(ラクトン100%)を使用する以外は実施例3
と同様にして樹脂濃度35%、粘度224ボイズのポリ
ウレタン樹脂溶液を得た。このポリウレタン樹脂溶液を
実施例6と同様にして皮膜を作成し、諸物性を測定した
結果を表3に示した。
表 3 (以上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 線状ポリヒドロキシ化合物、有機ジイソシアネート及び
    必要に応じイソシアネート基と反応する水素原子を少な
    くとも2個有する低分子量化合物から成るポリウレタン
    樹脂組成物において、線状ポリヒドロキシ化合物が、ヒ
    ドロキシル基を有する脂肪族及び/又は脂環族炭化水素
    ジオールのポリカーボネートにラクトンをラクトン成分
    が5〜60重量パーセントとなる様に開環付加重合した
    ポリヒドロキシ化合物であることを特徴とするポリウレ
    タン樹脂組成物。
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