JPS6227911B2 - - Google Patents
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- JPS6227911B2 JPS6227911B2 JP16436879A JP16436879A JPS6227911B2 JP S6227911 B2 JPS6227911 B2 JP S6227911B2 JP 16436879 A JP16436879 A JP 16436879A JP 16436879 A JP16436879 A JP 16436879A JP S6227911 B2 JPS6227911 B2 JP S6227911B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- signal
- arc
- limit value
- burn
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
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- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、消耗電極のワイヤーを連続して送給
し、溶接を行う消耗電極式アーク溶接における溶
融プールの溶け落ちを検出する方法に関する。
し、溶接を行う消耗電極式アーク溶接における溶
融プールの溶け落ちを検出する方法に関する。
消耗電極式アーク溶接により特に薄板を自動溶
接する場合、溶接条件の不適正な変化や溶接用ワ
イヤーの狙い位置の狂い等に起因して溶融プール
が溶け落ち、溶接途中でアーク切れ、アーク再ス
タートを繰り返し、溶接部に孔が不連続に生じた
り、アークは連続して発生していても、溶融金属
がポタポタと溶け落ち、またアークにより吹き飛
ばされたりして溶断状態が生じ被溶接物を破損す
ることがある。
接する場合、溶接条件の不適正な変化や溶接用ワ
イヤーの狙い位置の狂い等に起因して溶融プール
が溶け落ち、溶接途中でアーク切れ、アーク再ス
タートを繰り返し、溶接部に孔が不連続に生じた
り、アークは連続して発生していても、溶融金属
がポタポタと溶け落ち、またアークにより吹き飛
ばされたりして溶断状態が生じ被溶接物を破損す
ることがある。
そこで、溶融プールの溶け落ちを可及的速やか
に検出することによつて、溶接条件を変更する
か、もしくはアーク発生を停止させ、被溶接物の
損傷を軽減する必要がある。
に検出することによつて、溶接条件を変更する
か、もしくはアーク発生を停止させ、被溶接物の
損傷を軽減する必要がある。
さて、消耗電極式アーク溶接において、正常な
アークが発生し、満足な溶接が行われている途上
で、なんらかの原因で溶融プールが溶け落ちる
と、アークが切れることにより電圧は瞬間的に溶
接電源の無負荷電圧(約50V程度)に上昇し、溶
接電流はアーク切れにより持続せずいきなり零に
なるが、自動溶接ではトーチは前進走行とワイヤ
ーの送給が続行しているので、次の瞬間には溶け
落ちた孔のヘリにワイヤーが接触し、短絡電流が
流れるといつた電圧、電流の変化がある。
アークが発生し、満足な溶接が行われている途上
で、なんらかの原因で溶融プールが溶け落ちる
と、アークが切れることにより電圧は瞬間的に溶
接電源の無負荷電圧(約50V程度)に上昇し、溶
接電流はアーク切れにより持続せずいきなり零に
なるが、自動溶接ではトーチは前進走行とワイヤ
ーの送給が続行しているので、次の瞬間には溶け
落ちた孔のヘリにワイヤーが接触し、短絡電流が
流れるといつた電圧、電流の変化がある。
本発明は、上記の点に着目してなされたもので
あつて、溶融プールの溶け落ちと同時に生じるア
ーク電圧または溶接電流の変化を検出するため、
溶接するに適正な溶接条件の通常のアーク電圧、
または溶接電流の変動域を越えた値を検出するた
めに上限値と下限値を設定する。
あつて、溶融プールの溶け落ちと同時に生じるア
ーク電圧または溶接電流の変化を検出するため、
溶接するに適正な溶接条件の通常のアーク電圧、
または溶接電流の変動域を越えた値を検出するた
めに上限値と下限値を設定する。
即ち、上限値以上、或いは下限値以下となつた
時、アーク電圧で検出の場合はアーク切れ、また
溶接電流で検出の場合は短絡と見なし検出する。
また正常な溶接でも溶接電流の低いシヨートアー
ク域ではアーク発生、短絡を繰り返しており、そ
れ以外の高電流域においても溶滴移行等の瞬時に
短絡したり、ワイヤ送給不良等により瞬時のシー
ク切れ等が発生している。
時、アーク電圧で検出の場合はアーク切れ、また
溶接電流で検出の場合は短絡と見なし検出する。
また正常な溶接でも溶接電流の低いシヨートアー
ク域ではアーク発生、短絡を繰り返しており、そ
れ以外の高電流域においても溶滴移行等の瞬時に
短絡したり、ワイヤ送給不良等により瞬時のシー
ク切れ等が発生している。
これ等は通常単独で発生することが大部分であ
る。しかし、溶け落ち現象が発生した場合、これ
等検出値の上限値を越えた信号と検出値の下限値
を下まわつた信号とが一定時間内に必ず発生す
る。この現象をとらえるため、どちらか一方の信
号が発生した時この信号を一定時間保持し、この
時間内に後続の信号の有無を監視することによ
り、溶け落ちを検出し、これを溶接条件の変更信
号、あるいはアーク停止信号等に使用して溶接欠
陥を解消することを目的とするものである。
る。しかし、溶け落ち現象が発生した場合、これ
等検出値の上限値を越えた信号と検出値の下限値
を下まわつた信号とが一定時間内に必ず発生す
る。この現象をとらえるため、どちらか一方の信
号が発生した時この信号を一定時間保持し、この
時間内に後続の信号の有無を監視することによ
り、溶け落ちを検出し、これを溶接条件の変更信
号、あるいはアーク停止信号等に使用して溶接欠
陥を解消することを目的とするものである。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
図はブロツク図であり、判かり易くするため、
各ブロツクにはその作用を表す装置名が記入して
ある。
各ブロツクにはその作用を表す装置名が記入して
ある。
溶接電流をシヤント1で検出し、増幅器2で増
幅する。アーク切れ、または溶融プールの溶け落
ちで溶接電流が予め設定された下限値以下になる
と、比較判別回路3が働き、低電流検出パルス出
力を保持回路4に与える。保持回路4ではこの低
電流検出パルスの入力があつて一定時間この低電
流検出パルス信号aを保持する。
幅する。アーク切れ、または溶融プールの溶け落
ちで溶接電流が予め設定された下限値以下になる
と、比較判別回路3が働き、低電流検出パルス出
力を保持回路4に与える。保持回路4ではこの低
電流検出パルスの入力があつて一定時間この低電
流検出パルス信号aを保持する。
一方、溶融プールの溶け落ちが生じ、アーク切
れの後、自動送給されるワイヤーが母材に接触し
て溶接電流が予め設定された上限値以上になる
と、比較判別回路5が働き、高電流検出パルス出
力を保持回路6に与える。保持回路6では、この
高電流検出パルス入力があつて一定時間この高電
流検出パルス信号bを保持する。
れの後、自動送給されるワイヤーが母材に接触し
て溶接電流が予め設定された上限値以上になる
と、比較判別回路5が働き、高電流検出パルス出
力を保持回路6に与える。保持回路6では、この
高電流検出パルス入力があつて一定時間この高電
流検出パルス信号bを保持する。
溶融プールの溶け落ちにより溶接電流の変化幅
が大きくなつて下限値以下になり低電流検出パル
ス信号aを出力し、引続き一定時間内に上限値以
上になつて高電流検出パルス信号bが出力される
と、一致回路7が働き、溶け落ち信号cを出力
し、これによつて適正な溶接条件の変更を行うも
のである。
が大きくなつて下限値以下になり低電流検出パル
ス信号aを出力し、引続き一定時間内に上限値以
上になつて高電流検出パルス信号bが出力される
と、一致回路7が働き、溶け落ち信号cを出力
し、これによつて適正な溶接条件の変更を行うも
のである。
尚、低電流検出パルス信号a、あるいは高電流
検出パルス信号bのどちらが先に出力されても同
じ働きをするものとする。
検出パルス信号bのどちらが先に出力されても同
じ働きをするものとする。
本実施例では、溶接条件として溶接電流
220A、アーク電圧26Vで、検出値の上限値30V、
下限値6V、信号の保持時間0.1秒とした。
220A、アーク電圧26Vで、検出値の上限値30V、
下限値6V、信号の保持時間0.1秒とした。
また、保持回路4,6に入力するパルスは一定
時間持続したもののみを入力することも可能であ
ることは勿論である。
時間持続したもののみを入力することも可能であ
ることは勿論である。
また図中の各ブロツクの部分は、それぞれ任意
既知の装置を用いればよく、本発明のために特別
に限定された構造の装置であることを要しない。
既知の装置を用いればよく、本発明のために特別
に限定された構造の装置であることを要しない。
以上説明したように、本発明の方法を実施する
ことにより、特に薄板の自動溶接において溶接条
件の不適正な変化や溶接用ワイヤーの狙い位置の
ずれ等に起因して被溶接物の突き抜け、または溶
断等の欠陥を確実に最小時間にて検出することが
可能となり、この検出信号によつて溶接条件を一
定時間変更することにより溶接部の欠陥をなく
し、もとの溶接条件を連続して溶接を具合よく行
うことができる効果がある。
ことにより、特に薄板の自動溶接において溶接条
件の不適正な変化や溶接用ワイヤーの狙い位置の
ずれ等に起因して被溶接物の突き抜け、または溶
断等の欠陥を確実に最小時間にて検出することが
可能となり、この検出信号によつて溶接条件を一
定時間変更することにより溶接部の欠陥をなく
し、もとの溶接条件を連続して溶接を具合よく行
うことができる効果がある。
図面はこの発明の実施例を示すブロツク図であ
る。 1……シヤント、2……増幅器、3……比較判
別回路、4……保持回路、5……比較判別回路、
6……保持回路、7……一致回路。
る。 1……シヤント、2……増幅器、3……比較判
別回路、4……保持回路、5……比較判別回路、
6……保持回路、7……一致回路。
Claims (1)
- 1 消耗電極のワイヤーを連続して送給する消耗
電極式アーク溶接において、アーク電圧または溶
接電流の上限値と下限値を設定し、溶接時のアー
ク電圧または溶接電流を検出してその検出値が上
限値または下限値を超えた場合にそれぞれ出力信
号を発生させ、この信号を一定時間保持し、この
一定時間内に後続の下限値を越えた信号、または
上限値を超えた信号が出力された場合に溶け落ち
信号を出力することを特徴とする溶接時の溶融金
属溶け落ち検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16436879A JPS5686681A (en) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | Method of detecting burn through of molten metal in welding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16436879A JPS5686681A (en) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | Method of detecting burn through of molten metal in welding |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5686681A JPS5686681A (en) | 1981-07-14 |
JPS6227911B2 true JPS6227911B2 (ja) | 1987-06-17 |
Family
ID=15791807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16436879A Granted JPS5686681A (en) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | Method of detecting burn through of molten metal in welding |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5686681A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0295705U (ja) * | 1989-01-14 | 1990-07-31 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6133769A (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-17 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 裏波溶接法 |
CN105081525B (zh) * | 2015-09-14 | 2016-09-07 | 山东大学 | 一种电弧加工放电状态检测*** |
-
1979
- 1979-12-17 JP JP16436879A patent/JPS5686681A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0295705U (ja) * | 1989-01-14 | 1990-07-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5686681A (en) | 1981-07-14 |
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