JPS62275739A - 装飾木材の製法 - Google Patents

装飾木材の製法

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JPS62275739A
JPS62275739A JP11987886A JP11987886A JPS62275739A JP S62275739 A JPS62275739 A JP S62275739A JP 11987886 A JP11987886 A JP 11987886A JP 11987886 A JP11987886 A JP 11987886A JP S62275739 A JPS62275739 A JP S62275739A
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JP
Japan
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wood
metal
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uneven surface
film
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JP11987886A
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豊康 大隅
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 C産業上の利用分野〕 この発明に、装飾性に富んだ装飾木材を響造する方法C
二関し、木質基材表面l:うず(り力り工を帰し、つい
で面凸面C:金べを溶射するとと!二より、木目状の立
体的でかつメタ7ノツクな77[l飾が行オ、るよう(
−したものである、 〔従来技術とその問題点〕 従来、この種の装飾木材としては、木質基材表面にうず
(り加工を施し、基材表面の軟かい春材部を研削し、木
目状の凹凸面を形成し、この凹凸面に着色処理を施した
のち透明塗料を塗布[、fc、ものが知られている。
しがしながら、このような装飾木材は、木質基材の木目
模様が強調でれ、木質感が得られるものの意匠性などで
斬新でを要求される用途等には適さないと云う不満があ
った。
E問題点を解決するたぬの手段〕 そこで、この発明にあっては、木質基材ン而Cうずぐり
加工を姻して木目状の凹凸面を形成し、この凹凸面に金
属を溶射することC:より、木質感とと本C二金馬質略
、金属光沢が得られ、まった(新しい外観を有する装飾
木材が得られるように【また。
第1図ないし@6図に、この発明の装飾木材の製法の一
例を工程順C:示したもので、第1図中符号1は木質基
材である。この木質基材1としては、倒えばスギ、マツ
、ブナ、カエデ、ナラ、ケヤキ、マカンパなどの天然木
ムク材やこれら天然木単板を貼り合せた化粧合板などが
用いられる。、また、図中符号2は木質基材1の春材部
を、符号3は夏材部をそれぞれ示す。
この木質基材lは、まずうず(り加工が施をれる。うず
(り加工とは、木質基材1表面をブラスト処理や金属ブ
ラシ、サンダーなどの研削手段によって、歌い春材部2
を主に研削し、硬い夏材部3を残し、$2図に示すよう
C二基材1表面C:木目模様になぞられた木目状の凹凸
面4を形成する加工である、 ブラスト処理としては、砂、ケイ砂、金剛砂、ジルコン
サンド、ガラスピーズ、スチールグリッド、スチールシ
ョット、ステンレスカットワイヤー、プラスチックグリ
ッドなどの研掃材を加圧突気とともに噴射する通常のブ
ラスト装置を用いて行われる。加圧突気の圧力は0.3
〜0.7MPa、程瓦と妊れ、研掃材の粒径ぽ20〜2
40メツシユの範囲とてれ、また研掃材の投射密度は5
〜1(10に41/rIL’の範囲とされる゛が、木質
基材1の樹種、研削度合など(ユ応じて適宜決められる
、このうず(、す力0工が施された木質基材1の凹凸面
4には、必要(二応じて着色処理が翔される0M色処理
は、木質基材1の凹凸面4を好みの色v4C;着色する
もので、着色剤を塗布後、たたちに着色剤を拭き取るワ
イピング1色法などが採用される。
着色剤としては、染料、順料などの色剤を溶剤に溶解し
た色剤濃度0.1〜10重i−優の着色溶液が用いられ
、必要C二応じてこれζユ了ルキツド樹脂、ボリウレク
ン樹脂、アミノアルキッド樹脂などの樹脂分や炭酸カル
シウム、ケイソウf、71J力などの充填材を添力口し
、作業性、目止め効果等を向上させたものも用いられる
0着色剤の塗布は、刷毛塗す、スプレー、ワイピングロ
ールなどC二よって行われ、塗布tは5〜30,9/8
  程度とされる。
着色剤塗布後、ただちにウェス(ボロ布)、スポンジ片
などを用いて余分の着色剤を拭き取る。この着色処理(
二よって木質基材1の春材部2が濃色に着色され、夏材
部3が淡色(;着色され、木目模様が一層強調をれる8 ついで、この木質基材1の凹凸面4(:金属溶射処理が
施される。金属溶射処理は、電気アーク方式、プラズマ
方式、火炎方式などの金属溶射法を用いて行われる。電
気アーク方式(二よるものでは、電気アーク中fニアル
iニウム、亜鉛、銅、銅合金などの金属からなる線材を
順次送り込み、了−り中でこれを溶融し、高速で木質基
材1上(−吹き付けることによって行われる。ま之、プ
ラズマ方式f二よるものでは、プラズマ中C二同様の金
属材料やアルミナ(At203)、 シリカ(S102
)などの金属酸化物、セラミックス材料を送り込み、こ
れを溶融して高速で吹き付けることによって行われる。
このプラズマ方式では、プラズマが極めて高温であるの
で、金属以外のセラミックス材料も溶射しうる。火炎方
式では、酸素−アセチレン炎などの火炎中(二金属線材
あるいは金属粉末を送り込み、溶融状態で吹き付けるこ
とによって行われる。
溶射時≦二、木質基材1表面に加圧突気などの冷却用気
体を噴射し、木質基材1表面の加熱、昇温をできるだけ
抑制することが望ましい。この金属溶射処理C:より、
第3図に示すように木質基材lの凹凸面4上C金!4浴
射膜5が設けられる。
金属溶射M5け、金属に銅を便えば赤銅色の、またアル
ミニウム、亜鉛を使えば銀白色の外観を呈し、その表面
は微少な凹凸となって艶、消しくマット)仕上げとなっ
ている。金属溶射膜5の厚烙ば、用途等に応じて任意(
二決められるが、通常は@層性、経済性などの点から1
00〜200μmの範囲とてれる。
また、この金属溶射処理は、初めに亜鉛などの低融点金
属を20〜50μm程度の厚で(:浴射し、この上にア
ルミニウム、銅、鋼合金などの比較的高融点の金属を5
0〜200μm程度の厚ざl’−溶射する2段式を採用
することもできる。この2段法(二よれば、初めに低融
点金属を溶射しているので、素地の木質基材1の熱的劣
化が少な(なジ、金属溶射膜5の密着性が向上する。
さらに、この金R溶射処理に先宜って、木質基材1の凹
凸面4上に合成樹脂膜を設けておき、金属溶射膜5と木
質基材1との密M性を改善することもできる。この合成
樹脂膜としては、アクリル樹i、6酸ビニル樹脂、メラ
ミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などの厚さ10
−100μm程度のものが用いられる。
また、金属溶射膜5は、木質基材1の凹凸面4全而(二
必ずしも設ける必要はな(、マスキング法f二よって所
望の部位にのみ役けることにより、模様付けを行うこと
もできる− 次C:、この金R溶射膜5を研削する。この研削は、+
180へ+400の研、1戦サンダーなどを用いて行わ
れる。この研削によって、主(:凹凸面4の凸部上の金
属溶射膜5が部分的(二研、り取られ、研削度合により
、第4図1:示すようCニ一部上の金属溶射膜5が全部
研り取られ、凸部の基材1素地が表面C″−−露出もの
から、金属溶射膜5がほとんど研り取られず、溶射膜5
がそのまま残っている状態のものまでが得られる。この
ように、この研削(二より得られる!!装飾木材外観を
太き(変化させることができる。
次I:、金属溶射膜5表面を@(パフ研磨などで研磨し
、艶有り面とすることができる6ついで、この金属溶射
膜5上Cm装処理を池し、第5図もしくは第6図に示す
ような塗膜6を設ける。第5図I:示したものば、金属
溶射膜5をほとんど研削せず!:塗膜6を設けたもので
あり、第6図に示したものは、金属溶射膜5の凸部をほ
とんど研ジ取つ之うえ(−塗膜Oを設けたものである。
この塗装は、透明、着色透明、半透明の合成樹脂塗料を
塗布することによって行われ、塗膜6の厚さは用途等I
:よって100〜500μm程度とされる、ここで用い
られる合成樹脂塗料とじてぼ、ウレタン樹脂系、アクリ
ル樹脂系、不飽和ポリエステルm+ 相系、フェノール
樹脂系、アルキッド樹脂系、フッ素樹脂系などのものが
用いられ、必要ζ:応じてブライマー処理を捲してから
塗料を塗布することもできる。
この塗装により、金属溶射膜5に必然的C:生ずる微細
な貫通孔が封孔され、貫通孔を通しての水分等の浸入が
防止されるととも【;任意の着色が施される。
塗装後、塗膜6を研磨し、艶出しを行ってもよい。
〔作用〕
このような装飾木材の製法によれば、うず(り加工で木
目状の凹凸面4が形成され、この凹凸面 −4上に銀色
などの金属溶射膜5が設けられ、さらにこの金属溶射M
5上(二合成樹脂膜6が設けられるので、木質基材1の
うすクリ加工による立体的な木質感と、金属溶射、@5
の金属光沢等のメタリックな質感とを併せて有するもの
となる、また、金属溶射膜5の研削度合により、l々の
仕上り状態を得ることができる。研削度合を大きくシ、
第4図に示すようf:素地(木質基材1)の一部を露出
すれば、夏材部3の木目模様が浮き上って見え、木質基
材1が着色処理されていれば、その着色が表面に見える
ようになる。また、金属溶射膜5を微かに残せば膜5が
半透明状となって素地が薄く露出する、 てらC:、会成樹脂塗膜6に着色透明塗膜を用いれば、
カラーメタリック調の表面が得られる。
口実抱例〕 厚さ20騙のスギ板材を次の条件でショツトブラスト処
理し、春材部が凹部となった凹凸面を形成してうず(り
加工とした。
研掃材;0.3RX径スチ一ルボール 投射速度:50m/秒 投射密度:50Ic4!/s2 この凹凸面に電気アーク式溶射装置を用い、電流80〜
100A、を圧28v、空気圧0−5 MPa。
浴射距、t930crnで亜鉛ワイヤを溶射し、厚ざ5
0μmの亜鉛溶射膜を設け、ざら(二この上に電流80
〜100A、電圧30V、空気圧(1,5MPa。
溶射距離30c!nで銅ワイヤを溶射し、厚さ100μ
mの@溶射膜を設けた。
ついで、この溶射膜表面を≠400研磨紙で研削し、凹
凸面の凸部頂部にあたる部分の溶射膜を部分的C二段り
除き、素Mを露出させな。ついでこの上からパフ研磨を
行い、溶射膜全体を艶有り状態としたのち、クリヤウレ
タン樹脂ブライマーヲ4゜厚さ100μmに塗布し、さ
らC:不飽和ポリエヌテル樹脂系クリヤを厚さ400μ
m C塗布し、最後(:研磨仕上げを翔して、装飾木材
とした。
得られた装飾木材は、木目状の凹凸面が形成され、その
凸部の頂部にはスギ材の木目模様が露出し、その他の部
分は銅色のメタリック調に仕上っており、斬新で独特の
外観を呈するものであった。
〔発明の効果〕
以上説明したようC:、この発明の装飾木材の製法は、
木質基材表面!二9ずぐり加工を施して凹凸面を形成し
、この凹凸而に金属を溶射して金属溶射膜を設けるもの
であるので、得らfiた装飾木材は木9基材固有の7体
的な木JX感と金属質感とを兼ねそなえ、斬新な外観を
呈するものとなる。
−1九、金属溶射膜を研削するものでは、素地の木目模
様を部分的に表面に露出きせることかでき、木質感が強
調され、ざらに多様な外観を呈し、金属溶射膜を塗装す
るものでは、カラーメタリック調の外観を有するものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は、との発明の装飾木材の製法の一
例を工程順C:示す概略断面図である71・・・・・・
木質基材 4・・・・・・凹凸而 5・・・・・・金R溶射膜 6・・・・・・重膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木質基材表面にうずくり加工を施して、木目状の
    凹凸面を形成し、ついでこの凹凸面に金属を溶射して金
    属溶射膜を設けることを特徴とする装飾木材の製法。
  2. (2)凹凸面を着色してから金属を溶射することを特徴
    とする 特許請求の範囲第1項記載の装飾木材の製法。
  3. (3)金属溶射膜を研削することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の装飾木材の製法。
  4. (4)金属溶射膜上に塗装することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の装飾木
    材の製法。
JP11987886A 1986-05-24 1986-05-24 装飾木材の製法 Pending JPS62275739A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0449033A (ja) * 1990-06-18 1992-02-18 Tomiyasu Honda 複合材料及びその製造方法
JP2013188906A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Sasaki Mokko Kk 加工天然木材及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0449033A (ja) * 1990-06-18 1992-02-18 Tomiyasu Honda 複合材料及びその製造方法
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