JPS6227506Y2 - - Google Patents

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JPS6227506Y2
JPS6227506Y2 JP813783U JP813783U JPS6227506Y2 JP S6227506 Y2 JPS6227506 Y2 JP S6227506Y2 JP 813783 U JP813783 U JP 813783U JP 813783 U JP813783 U JP 813783U JP S6227506 Y2 JPS6227506 Y2 JP S6227506Y2
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JP
Japan
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case
case body
chain
hole
fitting
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Expired
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JP813783U
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JPS59113282U (ja
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Priority to JP813783U priority Critical patent/JPS59113282U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自転車用チエンケース、特に全ケー
ス型チエンケースの改良に関するものである。
全ケース型チエンケースは本考案に係る全ケー
ス型チエンケースを示す第1図を利用して説明す
ると、後端aを切除したケース本体1と、前記後
端aに嵌合連結するケース尾端部材2とからな
り、ケース本体1の中途から尾端部材2にわたり
自転車のフレームにおけるチエンステーを嵌合す
る(チエンステーを避ける)ための長孔11が形
成してある。
12はケース本体の先端側に形成した、ペタル
ギヤを露呈させるめがね孔であり、この孔はフレ
ームにギヤクランクを装備した後に蓋(図示省
略)が装着される。
従来上記この種全ケース型チエンケースの自転
車フレームへの固定は、ケース本体の長孔11に
位置するチエンステーに1対の金属バンドを表裏
両側から抱持するように添え、両金属バンドの両
端を前記長孔11の孔縁部分にねじ止めする方法
が行なわれている。
ところで上記1対の金属バンドによるチエンケ
ース固定は、一方の金属バンドをチエンステーの
裏側で作業者が手に持ち、両端のねじ通し用孔を
チエンケース側のねじ通し用孔に一致させてねじ
を通す操作をするのであるが、実際には熟練を要
し困難な作業である。
チエンケース取付けの上記従来の困難性に鑑み
チエンケースの尾側を、チエンステー後端に後車
輪軸を固定するための締着ナツトを利用して後車
輪軸に固定する提案がある(実開昭57−88689
号)。
ところで上記提案のチエンケース固定手段は、
チエンケースの尾端部材にケース本体の方に向け
て上下1対の張出片を、又は尾端部材には下側の
張出片、ケース本体には上側の張出片を両張出片
が並行且つ対向状となるようにして設け、この張
出片を前記後車輪軸の締結用ナツトで共に締結す
るものであり、この手段ではチエンの外れを修復
したりするために尾端部材を外す際に一々締結ナ
ツトを緩めなければならず、又締結ナツトを緩め
ることにより、及び再締結する際に余分な作業も
派生するという不都合がある。
この考案は全ケース型チエンケースを後車輪軸
の締結ナツトで共に締結する際の問題点を解決し
たもので、その目的とするところはチエンケース
を後車輪軸の締結ナツトで締結固定する構造であ
るにもかゝわらず締結ナツトを緩めなくてもケー
ス本体や尾端部材を外し得るチエンケースとする
にある。
以下この考案を添付図面に基いて説明すれば、
要部拡大図である第2図にも示すようにケース本
体1の後端でチエンステー嵌合用長孔11の上下
縁部内面には、長孔の孔縁側に開口する溝13
a,13bが金属板片14a,14bの溶接によ
り形成してある。15a,15bは金属板片の溶
接部分である。しかし金属板片の溶接によること
なく、孔縁に舌片を連成しこれを折返し更に折返
して溝を形成することもできる。
3は後輪軸の一端ねじ部に螺着するナツトの座
金を兼用する、チエンケース(ケース本体1用)
の支持金具あり、第4図にも示すように金属板片
31からなり、中央部に後輪軸を通す孔32をそ
なえており、且つこの金具はその対向縁が前記上
下の溝13a,13bに嵌入し得る寸法としてあ
る。
ケース本体支持金具3によりチエンケース(ケ
ース本体1)を自転車のフレームに取付けるに
は、第3図に示すようにチエンステー後端の2叉
部4に後輪軸5の一端を嵌入し、2叉部4の外側
にワツシヤー6を介在する等して後輪軸5にケー
ス本体支持金具3を孔32により装着し、この状
態で後輪軸5のねじ軸部51にナツト7をねじ込
み締結することでケース本体支持金具3は完全固
定となる。
次いでケース本体1をチエンステーに添わせ且
つ長孔11にチエンステーを嵌合した状態でめが
ね孔12部でフレームに既に取付けられたクラン
ク軸にギヤを固定した状態でケース本体後端の溝
13a,13bをケース本体支持金具3に嵌合
し、ケース本体1の前側は従来の周知手段により
固定することでケース本体の取付けを完了し、前
部のギヤと後輪のフリーホイール8にチエンを掛
けた後ケース本体1に尾端部材2を装着する。9
はフリーホイール8とチエンステー尾端の2叉部
4間の介在部材である。
第1図第2図において10はケース本体1と尾
端部材2を連結する蝶番、11は対向側を固定す
るビスを示す。
又第2図第3図において16a,16bはケー
ス本体1の後端において上下の内面に溶接固定し
た、尾端部材2内に嵌入して尾端部材の結合を正
確にするための突出片を示す。
この考案は上記したようなもので、このチエン
ケースはケース本体に形成してあるチエンステー
嵌合用長孔の後端後縁部内面に孔縁側に開口する
上下の溝を形成してこの溝にケース本体支持金具
の対向縁を嵌合させるようにし、ケース本体支持
具は、後輪軸へのチエンステー締結ナツト用座金
を兼ねる金属板片とし中央部に後輪軸を通す孔が
形成してあるから、ケース本体支持金具をチエン
ステー締結ナツトを螺着する際に予め後輪軸に装
着介在しておくことによりケース本体支持金具は
完全固定となり、且つケース本体をこの支持金具
に溝を利用して装着するものであるからケースの
尾端部材を開閉するのに前記支持金具が関係な
く、従つて同様に後輪軸にケース本体と尾端部材
の嵌合部又は尾端部材を、チエンステー締結ナツ
トを利用して締結固定する従来のものに見られ
る、尾端部材を外す際にチエンステー締結ナツト
を一々緩めなければならない煩雑さや、チエンス
テー締結ナツトを緩めたことにより派生する余分
な調整も必要としない等の優れた効果がある。
又ケース本体支持金具における後輪軸通し用孔
を、この金具を構成する金属板片の周縁に達する
長孔にすれば、この金具を後輪軸に取付けるのに
既に螺着してあるチエンステー締結ナツトを外す
ことなく緩めるだけで取付け得るという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る全ケース型チエンケース
の一例の正面図、第2図は同上要部の拡大正面
図、第3図は同上の使用態様における縦断左側面
図、第4図はケース本体支持金具のみの斜視図で
ある。 1……ケース本体、11……長孔、13a,1
3b……溝、2……ケースの尾端部材、3……ケ
ース本体支持金具、31……金属板片、32……
後輪軸通し用孔、4……チエンステーの後端2叉
部、51……後輪軸のねじ軸部、7……ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 後端を切除したケース本体と、前記切除後端
    に嵌合連結するケース尾端部材とからなり、ケ
    ース本体の中途から尾端部材にわたり自転車フ
    レームにおけるチエンステー嵌合用長孔をそな
    える全ケース型チエンケースにおいて、ケース
    本体の後端で前記チエンステー嵌合用長孔の上
    下孔縁部内面に孔縁側に開口する溝を形成して
    両溝に、中央部に後輪軸を通す孔をそなえる金
    属板片からなり後輪軸先端ねじ軸部へのチエン
    ステー締結ナツト用座金を兼用するケース本体
    支持金具の対向縁を嵌入支持させることを特徴
    とする自転車用チエンケース。 (2) 前記ケース本体支持金具は、金属板片の中央
    部の後輪軸を通す孔が金属板片の周縁に達する
    長孔である実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の自転車用チエンケース。
JP813783U 1983-01-22 1983-01-22 自転車用チエンケ−ス Granted JPS59113282U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP813783U JPS59113282U (ja) 1983-01-22 1983-01-22 自転車用チエンケ−ス

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JP813783U JPS59113282U (ja) 1983-01-22 1983-01-22 自転車用チエンケ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS59113282U JPS59113282U (ja) 1984-07-31
JPS6227506Y2 true JPS6227506Y2 (ja) 1987-07-14

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ID=30139630

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JP813783U Granted JPS59113282U (ja) 1983-01-22 1983-01-22 自転車用チエンケ−ス

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JP4721577B2 (ja) * 2001-08-31 2011-07-13 パナソニック株式会社 自転車

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JPS59113282U (ja) 1984-07-31

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