JPS62274391A - 貨幣取込装置 - Google Patents

貨幣取込装置

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JPS62274391A
JPS62274391A JP61117953A JP11795386A JPS62274391A JP S62274391 A JPS62274391 A JP S62274391A JP 61117953 A JP61117953 A JP 61117953A JP 11795386 A JP11795386 A JP 11795386A JP S62274391 A JPS62274391 A JP S62274391A
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JP
Japan
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banknotes
coin
taking
backup member
rotating shaft
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JP61117953A
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Inventor
渡辺 嘉宏
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえばキャッシュカードを用いて取引され
る自動預出金機に適用される貨幣取込装置に係わり、特
に紙幣と硬貨を混合一括して受け入れ、それぞれ別々に
取込めるようにした貨幣取込装置に関する。
(従来の技術) 近年、自動預出金機等においては単純な紙幣の入出金だ
けでなく撮り込みなどの複雑な機能を実現するために、
紙幣と硬貨の両方の自動取り扱いを可能としたものが出
現している。
しかしながら、従来のこの種装置に有っては、紙幣の投
入口と硬貨の投入口とをそれぞれ別個に備え、利用者は
これら投入口から紙幣と硬貨を個別に投入するようにな
っており、その操作が面倒であるばかりでなく、誤投入
があった場合には正常な取引が行なえずトラブルの原因
となったり故障の原因となるといった重大な問題がある
そこで、この問題点を解決する紙幣と硬貨を混合一括し
て受入れ処理可能な貨幣処理装置として、特願昭60−
255286号に示されるものが本願発明者等によって
提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記提案されている貨幣処理装置に採用
されている貨幣取込装置は、紙幣と硬貨を混合一括して
受入れる受入口を相互対向面間で形成する支持部材およ
びバックアップ部材をそれぞれ別個の駆動源を用いて駆
動するとともに支持部材をスライドさせる構成となって
おり、機構が複雑かつ大型となるとともにコストも高い
といった問題があった。
本発明は、上記事情に基づきなされたもので、その目的
とするところは、簡単かつ安価な構成でありながら混合
一括して受入れた紙幣と硬貨を確実に分離して取り込め
るようにした貨幣取込装置を提供しようとするものであ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、紙幣と硬貨を混
合一括して受け入れる受入口を有し、紙幣を取込み手段
を介して上方へ、硬貨を硬貨排出部を介して下方へ搬出
する貨幣取込装置であって、上記受入口をその相互対向
面間で構成する支持部材およびバックアップ部材と、こ
れら支持部材およびバックアップ部材を回転自在に支持
する同一の回転軸と、この回転軸を正逆両方向に回転し
得る軸駆動手段と、この軸駆動手段により所定方向に回
転する回転軸の回転力を上記支持部材およびバックアッ
プ部材にそれぞれ独立して伝達して回動変位させる回転
力伝達手段とを具備し、上記回転軸の正逆転により、受
入れ空間を確保した受入れ状態あるいは取込み動作状態
にさせる構成としたものである。
(作用) 本発明は、受入口をその相互対向面間で構成する支持部
材およびバックアップ部材を一つの回転軸に回動支持す
る構成としたから、従来のように支持部材をスライドす
る構成のものに比べて装置が大型化することなく受入口
上方の開放空間を十分広くできて貨幣の投入がし易くな
り、しがも、モータ等の駆動源が1つで済むため安価で
信頼性の高い貨幣取込装置を実現できる。
(実施例) 以下、本発明を口面を参照して説明する。図中1は貨幣
処理装置の操作部2に形成された入出金口であり、この
入出金01に対応する位置には紙幣Pと硬貨Kを混合一
括して受入れる受入口3を有し、紙幣Pを取込み手段4
を介して上方へ、硬貨Kを硬貨排出部5を介して下方に
取込む貨幣取込装[6が配置されているとともに、紙幣
P。
硬貨にの受入時、および紙幣Pの放出時に入出金01を
開放し、通常これを閉鎖するシャッタ装置7が設けられ
た構成となっている。
上記貨幣取込装[6はつぎのような構成となっている。
すなわち、図中10は支持部材としてのフロア−111
はバックアップ部材であり、これらの相互対向面間で上
記受入口3を構成するようになっている。
上記フロア−10はL字状に形成されていて、上記受入
口3の前側面部と底面部を構成するようになっていると
ともに、第3図に示すようにその前側面下部には硬貨排
出部5としての大きな孔10a・・・が複数形成されて
いる。
また、フロア−10およびバックアップ部材11は、同
一の回転軸12に含油軸受13・・・を介して回転自在
に支持された状態となっている。この回転軸12は、第
3図に示すようにフレーム14.14に含油軸受13.
13を介して回転自在に軸支されており、その一端部は
軸駆動手段としてのパルスモータ15と連結し正逆両方
向に回転し得る構成となっている。
また、パルスモータ15より所定方向に回転する回転軸
12の回転力は、回転力伝達手段16・・・を介してそ
れぞれ独立して上記フロア−10およびバックアップ部
材11に伝達されるようになっている。すなわち、回転
力伝達手段16は、フロア−10およびバックアップ部
材11の下部に突設された従動ピン17と、この従動ピ
ン17に当接し得る状態で回転軸12に突設された駆動
ピン18と、上記回転軸12に中途部を巻掛けて両端部
を上記従動ピン17と駆動ピン18に連結させこれら両
ピン17.18が互いに当接する方向に常時付勢するコ
イルスプリング19とから構成されている。
従って、コイルスプリング19・・・の張力によりフロ
ア−10およびバックアップ部材11は回転軸12に対
してピン17.と18とが接して位置決めされるととも
に、上記回転軸12の正逆転により、第1図に示すよう
に十分な受入れ空間を確保した受入れ状態あるいは第2
図に示すように取込み動作状態になるようになっている
上記バックアップ部材11は、回転軸12に回動支持し
た駆動アーム2oと、この駆動アーム20に対して、ね
じ21.21を介してとポット支持されるとともに、張
力の異なるスプリング22.22.23.23で支持さ
れた揺動可能なしへい押圧部としてのバックアップ板2
4とからなっている。
このバックアップ板24は、構造材の上に発砲ウレタン
フオームを貼り、その表面にさらにポリエステルフィル
ムを貼り付けたもので、このバックアップ板24の紙幣
押圧面24aが、取込み手段4を構成する取込みローラ
25・・・の曲線と一致する湾曲状態に形成されている
バックアップ板24の最下端位置とフロア−10の底面
との間の寸法しは硬貨にの最大直径りよりも高い位置に
あり、従って、硬貨Kが立っていたとしてもバックアッ
プ板24が押すことはない。
また、ピボット支持するねじ21.21に掛けられた上
のスプリング22.22の張力よりも下に掛けられたス
プリング23.23の張力の方が相当強くなっているの
で第1図でみればバックアップ板24は常に左方向(反
時計方向)へねじ21.21を支点にして回転しようと
しているが、図示しないストッパに規制されて第1因の
形状を保っている。
また、第1図で示すように取込みローラ25・・・は、
その一部分に紙幣取込み用の高am係数のゴムチツブ2
5aを有しており、この上方部位には紙幣Pの一枚分の
ごく僅かな隙間を存して対向し、かつ周速的1/1oで
逆転する2枚取り防止用のグートローラ26・・・が設
けられている。これらゲートローラ26・・・も表面は
ゴムで形成されているが、取込みローラ25のゴムチッ
プ25aの摩擦係数よりかなり低い*m係数となってい
る。
また、取込みローラ25・・・の下方部位には送込みロ
ーラ27・・・が配置されている。
つぎに、入出金01を開閉するシャッタ装置7に付いて
第1図を参照して説明する。
図中30はシャッタであり、シャッタ駆動手段31によ
り入出金口1を開閉すべく駆動されるようになっている
。すなわち、シャッタ30の下面には歯車32と噛み合
うラック33が設けられているとともに、シャッタ30
は上記歯車32とガイドローラ34とで挟まれた状態と
なっている。
そして、上記歯車32がパルスモータ35により正逆両
方向に回転することにより入出金01を開閉すべくシャ
ッタ30を出退させるようになっている。
また、シャッタ30のわずか前方をシャッタ30と平行
に移動しながら監視する指検知用の第1の検知手段40
が設けられている。この第1の検知手段4oは、発光ダ
イオード41と光学センサ42で構成される光学的検出
器からなり、シャッタ30のほぼ指一本分前方をシャッ
タ30の移動方向と直交する方向に全面にわたって監視
している。そして、通常は明の状態となって「無」の検
知信号を出力し、シャッタ30が閉鎖したり、指などが
あれば暗となって「有」の検知信号を出力するようにな
っている。
さらに、上記入出金01から投入された紙幣P  ′の
通常の高さよりも僅かに上方位置を監視する高さ検知用
の第2の検出手段43、および紙幣Pの通常の高さの約
半分の位置(送込みローラ27より上方)を監視する残
留検知用の第3の検知手段44が設けられている。
第2の検知手段43は、発光ダイオード45と光学セン
サ46で構成される光学的検出器からなり、紙幣Pがフ
ロア−10の底面にきちんと押し付けられた状態にある
ときは「無」の検知信号を出力するようになっている。
第3の検知手段44は、2つの発光ダイオード47.4
7と光学センサ48.48で構成される2組の光学的検
出器からなり、紙幣Pが受入口3にあるときは「有」の
検知信号を出力するようになっている。
また、上記第1.第2.第3の検出手段40゜43.4
4の検知信号は、第4図に示すように制御手段としての
υ制御装@50に入力され、これらの信号により前記回
転軸駆動用パルスモータ15およびシャッタ用パルスモ
ータ35を制御できるようになっている。
なお、第1図および第2図に示す55はゲートであり、
このゲート55は出金時には右方向に回動して第1図の
二点鎖線位置に変位して図示しない出金機構部から放出
された紙幣Pを上記受入口3内に集積すべく搬送する紙
幣放出搬送路56を開放し、また、入金時には第1図の
実線位置に変位して上記紙幣放出搬送路56を閉鎖して
紙幣放出搬送路56へ紙幣Pおよび硬貨にの落下を防ぐ
ようになっている。
なお、57は取込み手段4により取り込まれた紙幣Pを
金種判別等を行なう鑑査部(図示しない)に搬送する紙
幣取込搬送路であり、その中途部には紙幣Pの取り込み
状態を検出する検知手段58が設けられている。59は
硬貨排出部5から排出された硬貨Kを金種判別等を行な
う鑑査部(図示しない)に排出する排出シュートである
次に紙幣Pおよび硬貨にの取込み動作について説明する
貨幣処理装置の取引動作状態が紙幣Pおよび硬貨にの投
入指示段階になると、第1図に示すようにシャッタ30
が自動的に開く。このときフロア−10とバックアップ
部材11との間に十分な受入れ空間が形成された状態に
ある。そして、利用者は図示しない操作部による操作案
内にしたがって入出金口1から紙幣Pおよび硬貨Kを混
合一括して投入し、ついでシャッタ3oを閉じる。
しかして、シャッタ30が閉じられ図示しないロック装
置で完全にロックされたことが確認されると回転軸用パ
ルスモータ15が所定方向、すなわち、回転軸12を第
1図および第2図の状態で左方向に回転させるべく駆動
する。最初のうちは、フロア−10,バックアップ部材
11ともに回転力伝達手段16・・・のコイルスプリン
グ19・・・の力により回転軸12の回転につれて一緒
に左方向へ回転する。
バックアップ部材11のバックアップ板24は図示しな
いストッパー゛から離れるに従って、スプリング23.
23の方が22.22より強いのでピボット支持用のね
じ21.21を支点として反時計方向へ回動する。
ついで、最初にフロア−10が図示しないストッパーに
より左方向への回転を阻止され、取込みロー516.送
り込みロー522と所定の位置関係になる。
パルスモータ15の駆動を続は回転軸12の回転をざら
に続けると、フロア−10に突設されたピン17.17
と回転軸12に突設されたピン18.18とは徐々に離
れてゆき、その分コイルスプリング19.19を巻きあ
げてゆく。
そして、受入口3内の紙幣Pの量が多く厚さが厚い時に
は、バックアップ板24の上端が紙幣Pに当ってくる。
この時バックアップ板24は、紙幣Pを取込みローラ2
5・・・のカーブに合せて変形させ、かつ、。
最適な押圧荷重で紙幣P・・・全体を取込みローラ26
・・・および送込みローラ27・・・に押し付ける。
すなわち、紙幣Pの先端を曲げる荷重F1、バックアッ
プ板24の最適押圧荷重F2、コイルスプリング22.
22を合計した張力に1、コイルスプリング23.23
を合計した張力に1′、スプリング19.19を合計し
た張力に2とした場合、 Kl−−K>Ft K2■F2 F2>F となるようにスプリング22.23.19のばね定数、
変位量を求めて最適のスプリングを選択すればよい。
こうしたスプリング22.23.19が取り付けられて
いると、バックアップ板24は上端が当たって十分に紙
幣P・・・の先端を曲げてから、次第に右方向(時計方
向)へ回転して、やがて第2図に示すように取込みロー
ラ25のカーブと合致した状態になる。
一方、この時も回転軸24は左方向への回転を続けてい
るのでフロア−10と同じように、バックアップ部材1
1の駆動アーム20に突設されたピン17.17と回転
軸12に突設されたピン18.18とが徐々に離れてゆ
き、その分コイルスプリング19.19を巻きあげてゆ
く。
所定のF2と等しいに2を発生する位置でパルスモータ
15の回転を停止してこの状態を保持する。
次に取込ローラ25・・・を回転させると、紙幣Pはゲ
ートローラ26・・・の逆転によって2枚目以降の紙幣
Pがしごかれ、これらの間に形成された約紙幣1枚分の
隙間を通って1枚づつ送り出される。
受入口3内の紙幣P・・・は取出しに伴って次第にその
厚みが減少してくるがパルスモータ15は停止したまま
で、回転軸12に巻掛けられたコイルスプリング19.
19の張力のみで、バックアップ板24も徐々に取込み
ローラ25に近づくべく追従してゆく。
こうして順次取出され第3の検知手段44の2つの光学
センサ48.48が「明」、すなわち、紙幣無しの検知
信号が発せられるまで紙幣Pの取り込み動作が行われる
一方、受入口3内に硬貨K・・・が混入している場合、
バックアップ板24の下端は、硬貨にの最大外径寸法り
より高いところに位置するようになっているため、直接
硬貨Kを押圧することはない。
また、紙幣Pと混在している時は紙幣Pを介して押され
ることはあるが送込みローラ27・・・が硬貨にの最大
外径寸法りよりも上方にあるため、上方の取込ローラ2
5・・・の位置まで吸い上げられることはない。
フロア−10の前側面下部には、硬貨排出部5としての
大きな孔10a・・・が形成されているため、フロア−
10を傾けたとき、硬貨には滑るか転がるかして孔10
a・・・から排出されたり、あるいは紙幣Pにより押さ
れて孔10a・・・から排出され、確実に排出シュート
59へと落下してゆく。
また、万一、紙幣Pの残留を検出しているにもかかわら
ず、取込搬送路57へ紙幣Pが出てこないことがある。
このような時には、通常、バックアップ板24の押圧力
F2を強くすれば紙幣Pの変形などが解消して取り出し
易くなることが多い。
そこで、この装置では紙幣Pの取り込み状態を検出する
検知手段58からの信号にもとづいて回転軸12を更に
左方向に回転させるようにパルスモータ15を駆動して
コイルスプリング19゜19を巻上げることによりに2
の値を大きくすることになる。
また、逆にに2をあまり大きくとると紙幣P・・・同士
の密着力も大きくなり、重ね取り率が轟くなるので、こ
のつまり状況を解消したら、ただちに元の最適なF2の
値に戻すため回転軸12を右回転して当初の位置に戻す
べくパルスモータ15を駆動する。
なお、紙幣P・・・が新券ばかりの時は逆に出退ぎにな
り、紙幣Pが連続してゾロゾロとつながって出てしまう
、いわゆる「ゾO出」という現象が生じ易いが、このよ
うなときには最適なF2を減少させた方が良いので、回
転軸12を右方向に回転すべくパルスモータ15を駆動
させ、K2を若干弱くする事もできる。
いずれにせよ、この装置では、回転軸12の回転量を変
えるだけで様々なバックアップ板24の押圧力を選択で
きるし、また、回転軸12の回転量を変えるための動力
にパルスモータ15を使用しているので微妙な調整も可
能である。
次に取込みを完了した後、回転軸12を右方向へ回転す
べくパルスモータ15を駆動すると、最初のうちは巻き
上げられたコイルスプリング19・・・が元へ戻るだけ
だが、回転軸12に突設されたピン18・・・がフロア
−10およびバックアップ部材11に突設されたピン1
7・・・に接触して、フロア−10およびバックアップ
部材11をそれぞれ元の位置に戻すことができる。
また、共通の回転軸12を、フロア−10の底板部下方
に位置するように設けているため、フロア−10および
バックアップ部材11の相互対向面間で形成される受入
口3が自然に上方が広く、底の方が狭い、極めて使い勝
手の良い受入口3を構成することができる。
また、こうした回転軸12を共通にした方式とすると上
方へ開いているので、通常は平行リンクや、カムなどを
用いてバックアップ板24の首撮り動作をさせる必要が
あるが、本発明のものにあっては3種類のスプリング1
9.22.23の選択で最も簡単なピボットとしてのね
じ21.21を支点して取込みローラ25・・・の曲線
カーブに馴染むように変位することができる。なお、バ
ックアップ板24の紙幣押圧面24aも取込みローラ2
5・・・としつかり馴染む曲線をもって形成している。
次にシャッタ装置!7の動作についてのべる。
紙幣Pの投入ステップで閉鎖しているシャッタ30を開
放する。には、シャッタ30の下面に形成されたラック
33と噛合する歯車32を第1図および第2図の状態で
反時計方向に回転させるようにパルスモータ35を駆動
させる。
この時、シャッタ30の上面はガイドローラ34で案内
されているとともに両側縁部をローラ等のガイド手段(
図示しない)で案内されており、シャッタ30はブレる
ことなくスムースに動ける。
シャッタ30の先端には第1の検知手段40が取付けら
れ指一本分前方を左右から監視している。
ついで、シャッタ30が開いた状態において、残留検知
を行なう第3の検知手段44から「有」の検知信号が出
力され、また、指検知用の第1の検知手段40および高
さ検知用の第2の検知手段43から「無」の検知信号が
出力、されれば紙幣Pの投入が完了したとして、直ちに
シャッタ30の閉動作に移る。
もし、紙幣Pの投入が完了していない場合、たとえば紙
幣Pを手で掴んで挿入していれば高さ検知用の第2の検
知手段43の光路が手で遮られて、「有」信号が出力さ
れ、また、一度手をはなしてから再度直そうとして指を
入れる時にはシャッタ30が指に当たる前に指検知用の
第1の検知手段40の光路を指が遮り、「有」の信号が
出力される。
なお、第1の検知手段40の監視方向と第2の検知手段
43の監視方向とを略直交させたから、必要最少限の量
で利用客のあらゆる手の動きを検知することができる。
こうして、シャッタ30の閉動作中に指検知用の第1の
検知手段40あるいは高さ検知用の第2の検知手段43
のいずれか一方から「有」の信号が出力されれば直ちに
閉動作を中止して、約11ぐらい逆転して開く。これは
入出金口1に手の指を挿入したとき、シャッタ3oが出
て来ると利用者に不安感を与えるため、これを防止する
ように直ちに少し退避させた方が良いからである。その
まま「有」の状態が続けば開動作を続け、「無」の状態
になれば閉動作を再開させる。
なお、指検知用の第1の検知手段40は、シャッタ3o
が閉じる直前の状態では入出金01の前端開口縁部に形
成されたストッパー側壁で光路が遮られて必ず「有」の
状態になるので常時これを監視していると閉じることが
できなくなってしまう。
そこで、シャッタ3oを閉じる直前ではこの第1の検知
手段4oの検出動作を止めなければならない。そのため
、安全のためにシャッタ30の前端部と指検知用の第1
の検知手段40との間隔は指一本分く約12amぐらい
)以下にしである。
次に、出金紙幣P・・・が受入口3に集積した場合につ
いて述べる。
集積動作が完了するとシャッタ30を開ける。
この時は、集積紙幣P・・・を確実に受け取ってもらう
事が必要であるので残留検知用の第3の検知手段44が
「無」の状態になるまで待たなければならない。
即ち、入金時と異って指検知用、高さ検知用、残留検知
用の3つの検知手段40.43.44のいずれも「無」
になって初めてシャッタ30を閉鎖動作開始する。一度
量動作を開始したあと、この3つの検知手段40.43
.44のうち、いずれか1つが「有」となれば直ちに閉
動作を中止して、約11:IIぐらい逆転して開く。
そのまま「有」が続けば開動作を続け、「無」になれば
閉動作を再開させる。
このように、2つの検知手段40.43によりほぼ直交
する方向の監視を行なうことにより広範囲を監視し、ま
た、駆動源をパルスモータ35とすることにより瞬時に
停止、逆転を可能となり、高速性と安全性の高いシャッ
タ装置とすることができるものである。
[発明の効果] 本発明は以上説明したように、紙幣と硬貨を混合一括し
て受け入れる受入口を有し、紙幣を取込み手段を介して
上方へ、硬貨を硬貨排出部を介して下方へ搬出する貨幣
取込装置であって、上記受入口をその相互対向面間で構
成する支持部材およびバックアップ部材と、これら支持
部材およびバックアップ部材を回転自在に支持する同一
の回転軸と、この回転軸を正逆両方向に回転し得る軸駆
動手段と、この軸駆動手段により所定方向に回転する回
転軸の回転力を上記支持部材およびバックアップ部材に
それぞれ独立して伝達して回動変位させる回転力伝達手
段とを具備し、上記回転軸の正逆転により、受入れ空間
を確保した受入れ状態あるいは取込み動作状態にさせる
構成としたものである。したがって、簡単かつ安価な構
成でありながら混合一括して受入れた紙幣と硬貨を確実
に分離して取り込めるようにした貨幣取込装置を提供で
きるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は側面図
、第2図は取込み動作中の側面図、第3図は正面図、第
4図は制御系を示すブロック図である。 1・・・入出金口、3・・・受入口、4・・・取込み手
段、5・・・硬貨排出部、6・・・貨幣取込装置、10
・・・支持部材(フロア−)、11・・・バックアップ
部材、12・・・回転軸、15・・・軸駆動手段(パル
スモータ)、16・・・回転力伝達手段、17・・・従
動ピン、18・・・駆動ピン、19・・・コイルスプリ
ング、20・・・駆動アーム、21・・・ピボット(ね
じ)、22.23・・・コイルスプリング、24・・・
紙幣押圧部(バックアップ板)、24a・・・紙幣押圧
面、25・・・取込みローラ、P・・・紙幣、K・・・
硬貨。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙幣と硬貨を混合一括して受け入れる受入口を有
    し、紙幣を取込み手段を介して上方へ、硬貨を硬貨排出
    部を介して下方へ搬出する貨幣取込装置であって、上記
    受入口をその相互対向面間で構成する支持部材およびバ
    ックアップ部材と、これら支持部材およびバックアップ
    部材を回転自在に支持する同一の回転軸と、この回転軸
    を正逆両方向に回転し得る軸駆動手段と、この軸駆動手
    段により所定方向に回転する回転軸の回転力を上記支持
    部材およびバックアップ部材にそれぞれ独立して伝達し
    て回動変位させる回転力伝達手段とを具備し、上記回転
    軸の正逆転により、受入れ空間を確保した受入れ状態あ
    るいは取込み動作状態にさせる構成としたことを特徴と
    する貨幣取込装置。
  2. (2)紙幣を取込むための取込み手段およびこれに紙幣
    を押圧するバックアップ部材の紙幣押圧部を、硬貨の最
    大外径よりも上方に位置させるとともに、支持部材の下
    部に硬貨排出部となる孔を設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の貨幣取込装置。
  3. (3)バックアップ部材が、回転軸に回動支持した駆動
    アームと、この駆動アームに対して、ピボット支持され
    るとともに、少くとも一組の張力の異なるスプリングで
    支持された揺動可能なバックアップ板とを具備してなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の貨幣取込装置。
  4. (4)バックアップ板の紙幣押圧面が、取込み手段を構
    成する取込みローラの曲線と一致する湾曲状態に形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    紙幣取込装置。
  5. (5)軸駆動手段が、パルスモータからなり、紙幣の取
    込み状態を検出する検出器の信号に応じて所定の基準停
    止位置に対して正逆転駆動させることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の貨幣取込装置。
  6. (6)紙幣の取込み状態を検出する検出手段が、紙幣の
    詰りを検出した時にはバックアップ部材の紙幣に対する
    押圧力を強くし、ピッチ詰りを検出した時にはバックア
    ップ部材の紙幣に対する押圧力を弱くするように、パル
    スモータの回転方向を変化さ せることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の貨幣
    取込機構。
  7. (7)回転力伝達手段が、支持部材およびバックアップ
    部材にそれぞれ設けられた従動ピンと、これら従動ピン
    に当接し得る状態で回転軸にそれぞれ突設された駆動ピ
    ンと、上記回転軸に中途部を巻掛けて両端部を上記従動
    ピンと駆動ピンに連結させこれら両ピンが互いに当接す
    る方向に常時付勢するコイルスプリングとを具備してな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の貨幣取
    込装置。
JP61117953A 1985-11-14 1986-05-22 貨幣取込装置 Pending JPS62274391A (ja)

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