JPS62274390A - 入出金口のシヤツタ装置 - Google Patents

入出金口のシヤツタ装置

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JPS62274390A
JPS62274390A JP61117951A JP11795186A JPS62274390A JP S62274390 A JPS62274390 A JP S62274390A JP 61117951 A JP61117951 A JP 61117951A JP 11795186 A JP11795186 A JP 11795186A JP S62274390 A JPS62274390 A JP S62274390A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、キャッシュカードを用いて紙幣、硬
貨を自動的に入出金する自動取引装置Et(ATV)の
入出金口を開閉するシャッタ装置に関する。
(従来の技術) 自動取引装置(以下、ATMという)の入出金口を開閉
するシャッタは、入金時は利用客がこれで入金が終了と
いう確認の意味も含めて、利用客自身の手Ill閉鎖が
行われるようになっており、出金時には、紙幣の残留検
知が「無」になると紙幣が扱きとられたとして自動閉鎖
していた。この自動閉鎖時に、紙幣の取り損ない等があ
った時、利用客が再度手を突っ込むことがあり、この指
を挟まないように、一度途中までは閉めて、後はゆっく
り閉じ、しかも、シャッタの駆動系にスリップ機構を設
け、万一、シャッタによって指を挟まれても利用客が痛
い思いをしないような構成となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、ATVが普及し、かつ休日運用などで、
営業窓口が閉鎖するようになり、それまで、ATVなど
の機構操作が苦手であった利用客も使わざるを得なくな
ってきており、入金時のシャッタの閉め忘れ、出金時の
手の再挿入により手の挟まれ等が増えてきており、スム
ースな運用が行われておらず、また、利用客に不安感を
与える等の問題があった。
本発明は、上記事情に基きなされたもので、その目的と
するところは、入金投入時、および出金紙幣の抜去り時
に利用客の紙幣取扱操作の終了直後にシャッタを閉動作
できるので利用客の閉め忘れなどの防止による稼動率の
向上が図れるとともに機構全体の処理時間が短縮され、
もし、万一、利用客が再度摺や手を入れてもこれを検出
して退避することにより安全な入出金口のシャッタ装置
を提供しようとするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するために、紙幣の受入時、
および、放出時に入出金口を開放し、通常これを閉鎖す
るシャツ°り装置であって、上記入出金口を開閉すべく
出退自在に設けられたシャッタと、このシャッタを駆動
するシャッタ駆動手段と、このシャッタ駆動手段により
出退するシャッタのやや前方をシャッタと平行して移動
しながら監視する第1の検知手段、上記入出金口から投
入された紙幣の通常の高さよりわずかに上方位置を監視
する第2の検知手段、および紙幣の通常の高さの約半分
の位置を監視する第3の検知手段と、これら第1.第2
.第3の検知手段からの検知信号により上記シャッタ駆
動手段を制御するシャッタ制御手段とを具備し、上記シ
ャッタ制御手段は、入金時にはシャッタ開放後に第3の
検知手段の検知信号が「有」で第1.第2の検知手段の
検知信号が「無」であればシャッタを閉鎮し、出金時に
はシャッタ開放後に第1.第2.第3の検知手段の検知
信号が「無」であればシャッタを閉鎖するように制御す
る構成としたものである。
(作用) 入金投入時、および出金紙幣の抜去り時に利用客の紙幣
取扱操作の終了直後にシャッタを閉動作できるので利用
客の閉め忘れなどの防止による稼動率の向上が図れると
ともに機構全体の処理時間が短縮され、もし、万一、利
用客が再度指や手を入れてもこれを検出して退避するこ
とができるものである。
(実施例) 以下、本発明を口面を参照して説明する。図中1は貨幣
処理装置の操作部2に形成された入出金口であり、この
入出金01に対応する位置には紙幣Pと硬貨Kを混合一
括して受入れる受入口3を有し、紙幣P′を取込み手段
4を介して上方へ、硬貨Kを硬貨排出部5を介して下方
に取込む貨幣取込!置6が配置されているとともに、紙
幣P。
硬貨にの受入時、および紙幣Pの放出時に入出金口1を
開放し、通常これを閉鎖するシャッタ装置7が設けられ
た構成となっている。
上記貨幣取込装置6はつぎのような構成となっている。
すなわち、図中10は支持部材としてのフロア−111
はバックアップ部材であり、これらの相互対向面間で上
記受入口3を構成するようになっている。
上記フロア−10はL字状に形成されていて、上記受入
口3の前側面部と底面部を構成するようになっていると
ともに、第3因に示すようにその前側面下部には硬貨排
出部5としての大きな孔10a・・・が複数形成されて
いる。
また、フロア−10およびバックアップ部材11は、同
一の回転軸12に含油軸受13・・・を介して回転自在
に支持された状態となっている。この回転軸12は、第
3図に示すようにフレーム14.14に含油軸受13.
13を介して回転自在に軸支されており、その一端部は
軸駆動手段としてのパルスモータ15と連結し正逆両方
向に回転し得る構成となっている。
また、パルスモータ15より所定方向に回転する回転軸
12の回転力は、回転力伝達手段16・・・を介してそ
れぞれ独立して上記フロア−10およびバックアップ部
材11に伝達されるようになっている。すなわち、回転
力伝達手段16は、フロア−10およびバックアップ部
材11の下部に突設された従動ビン17と、この従動ビ
ン17に当接し得る状態で回転軸12に突設された駆動
ビン18と、上記回転軸12に中途部を巻掛けて両端部
を上記従動ビン17と駆動ビン18に連結させこれら両
ピン17.18が互いに当接する方向に常時付勢するコ
イルスプリング19とから構成されている。
従って、コイルスプリング19・・・の張力によりフロ
ア−10およびバックアップ部材11は回転軸12に対
してビン17.と18とが接して位置決めされるととも
に、上記回転軸12の正逆転により、第1図に示すよう
に十分な受入れ空間を確保した受入れ状態あるいは第2
図に示すように取込み動作状態になるようになっている
上記バックアップ部材11は、回転軸12に回動支持し
た駆動アーム20と、この駆動アーム20に対して、ね
じ21.21を介してとポット支持されるとともに、張
力の異なるスプリング22.22.23.23で支持さ
れた揺動可能な紙幣押圧部としてのバックアツプ板24
とからなっている。
このバックアツプ板24は、構造材の上に発砲ウレタン
フオームを貼り、その表面にさらにポリエステルフィル
ムを貼り付けたもので、このバックアツプ板24の紙幣
押圧面24aが、取込み手段4を構成する取込みローラ
25・・・の曲線と一致する湾曲状態に形成されている
バックアツプ板24の最下端位置とフロア−10の底面
との間の寸法りは硬貨にの最大直径りよりも高い位置に
あり、従って、硬貨Kが立っていたとしてもバックアツ
プ板24が押すことはない。
また、ピボット支持するねじ21.21に掛けられた上
のスプリング22.22の張力よりも下に掛けられたス
プリング23.23の張りの方が相当強くなっているの
で第1図でみればバックアツプ板24は常に左方向(反
時計方向)へねじ21.21を支点にして回転しようと
しているが、図示しないストッパに規制されて第10の
形状を保っている。
また、第1図で示すように取込みローラ25・・・は、
その一部分に紙幣取込み用の高rIl擦係数のゴムチッ
プ25aを有しており、この上方部位には紙幣Pの一枚
分のごく僅かな隙間を存して対向し、かつ周速的1/1
0で逆転する2枚取り防止用のゲートローラ26・・・
が設けられている。これらゲートローラ26・・・も表
面はゴムで形成されているが、取込みローラ25のゴム
チップ25aの*1*係数よりかなり低いI!!m係数
となっている。
また、取込むO−ラ25・・・の下方部位には送込みロ
ーラ27・・・が配置されている。
つぎに、入出金01を開閉するシャッタ装置7に付いて
第1図を参照して説明する。
図中30はシャッタであり、シャッタ駆動手段31によ
り入出金口1を開閉すべく駆動されるようになっている
。すなわち、シャッタ30の下面には歯車32と噛み合
うラック33が設けられているとともに、シャッタ30
は上記歯車32とガイドローラ34とで挟まれた状態と
なっている。
そして、上記歯車32がパルスモータ35により正逆両
方向に回転することにより入出金口1を開閉すべくシャ
ッタ30を出退させるようになっている。
また、シャッタ30のわずか前方をシャッタ30と平行
に移動しながら監視する指検知用の第1の検知手段40
が設けられている。この第1の検知手段40は、発光ダ
イオード41と光学センサ42で構成される光学的検出
器からなり、シャッタ30のほぼ指一本分前方をシャッ
タ30の移動方向と直交する方向に全面にわたって監視
している。そして、通常は明の状態となって「無」の検
知信号を出力し、シャッタ30が閉鎖したり、指などが
あれば暗となって「有」の検知信号を出力するようにな
っている。
さらに、上記入出金口1から投入された紙幣Pの通常の
高さよりも僅かに上方位置を監視する高さ検知用の第2
の検出手段43、および紙幣Pの通常の高さの約半分の
位1(送込みローラ27より上方)を監視する残留検知
用の第3の検知手段44が設けられている。
第2の検知手段43は、発光ダイオード45と光学セン
サ46で構成される光学的検出器からなり、紙幣Pがフ
ロア−10の底面にきちんと押し付けられた状態にある
ときは「無」の検知信号を出力するようになっている。
第3の検知手段44は、2つの発光ダイオード47.4
7と光学センサ48,48で構成される2組の光学的検
出器からなり、紙幣Pが受入口3にあるときは「有」の
検知信号を出力するようになっている。
また、上記第1.第2.第3の検出手段40゜43.4
4の検知信号は、第4図に示すように制御手段としての
制御1fi50に入力され、これらの信号により前記回
転軸駆動用パルスモータ15およびシャッタ用パルスモ
ータ35を制御できるようになっている。
なお、第1図および第2図に示す55はゲートであり、
このゲート55は出金時には右方向に回動して第1図の
二点鎖線位置に変位して図示しない出金様構部から放出
された紙幣Pを上記受入口3内に集積すべく搬送する紙
幣放出搬送路56を開放し、また、入金時には第1図の
実線位置に変位して上記紙幣放出搬送路56を閉鎖して
紙幣放出搬送路56へ紙幣Pおよび硬貨にの落下を防ぐ
ようになっている。
なお、57は取込み手段4により取り込まれた紙幣Pを
金種判別等を行なう鑑査部(図示しない)に搬送する紙
幣取込搬送路であり、その中途部には紙幣Pの取込み状
態を検出する検知手段58が設けられている。59は硬
貨排出部5から排出された硬貨Kを金種判別等を行なう
鑑査部(図示しない)に排出する排出シュートである。
次に紙幣Pおよび硬貨にの取込み動作について説明する
貨幣処理@置の取引動作状態が紙幣Pおよび硬IKの投
入指示段階になると、第1図に示すようにシャッタ30
が自動的に開く。このときフロア−10とバックアップ
部材11との間に十分な受入れ空間が形成された状態に
ある。そして、利用者は図示しない操作部による操作案
内にしたがって入出金口1から紙幣Pおよび硬貨Kを混
合一括して投入し、ついでシャッタ30を閉じる。
しかして、シャッタ3oが閉じられ図示しないロック装
置で完全にロックされたことが確認されると回転軸用パ
ルスモータ15が所定方向、すなわち、回転軸12を第
1図および第2図の状態で左方向に回転させるべく駆動
する。最初のうちは、フロア−10,バックアップ部材
11ともに回転力伝達手段16・・・のコイルスプリン
グ19・・・の力により回転軸12の回転につれて一緒
に左方向へ回転する。
バックアップ部材11のバックアツプ板24は図示しな
いストッパーから離れるに従って、スブリング23.2
3の方が22.22より強いのでピボット支持用のねじ
21.21を支点として反時計方向へ回動する。
ついで、最初にフロア−10が図示しないストッパーに
より左方向への回転を阻止され、取込みローラ16.送
り込みローラ22と所定の位置関係になる。
パルスモータ15の駆動を続は回転軸12の回転をざら
に続けると、フロア−10に突設されたビン17.17
と回転軸12に突設されたビン18.18とは徐々に離
れてゆき、その分コイルスプリング19.19を巻きあ
げてゆく。
そして、受入口3内の紙幣Pの量が多く厚さが厚い時に
は、バックアツプ板24の上端が紙幣Pに当ってくる。
この時バックアツプ板24は、・紙幣Pを取込みローラ
25・・・のカーブに合せて変形させ、かつ、最適な押
圧荷重で紙幣P・・・全体を取込みローラ26・・・お
よび送込みローラ27・・・に押し付ける。
すなわち、紙幣Pの先端を曲げる荷ff1Ft 、バッ
クアツプ板24の最適押圧向1iF2、コイルスプリン
グ22.22を合計した張力に1、コイルスプリング2
3.23を合計した張力に1 ′、スプリング19.1
9を合計した張力に2とした場合、 Kr−−K>Ft 2−F2 F2>F となるようにスプリング22.23.19のばね定数、
変位量を求めて最適のスプリングを選択すればよい。
こうしたスプリング22,23.19が取り付けられて
いると、バックアツプ板24は上端が当たって十分に紙
幣P・・・の先端を曲げてから、次第に右方向(時計方
向)へ回転して、やがて第2図に示すように取込みロー
525のカーブと合致した状態になる。
一方、この時も回転軸24は左方向への回転を続けてい
るのでフロア−10と同じように、バックアップ部材1
1の駆動アーム2oに突設されたビン17.17と回転
軸12に突設されたビン18.18とが徐々に離れてゆ
き、その分コイルスプリング19.19を巻きあげてゆ
く。
所定のF2と等しいに2を発生する位置でパルスモータ
15の回転を停止してこの状態を保持する。
次に取込ローラ25・・・を回転させると、紙幣Pはゲ
ートローラ26・・・の逆転によって2枚目以降の紙幣
Pがしごかれ、これらの間に形成された約紙幣1枚分の
隙間を通って1枚づつ送り出される。
受入口3内の紙幣P・・・は取出しに伴って次第にその
厚みが減少してくるがパルスモータ15は停止したまま
で、回転軸12に巻掛けられたコイルスプリング19.
19の張力のみで、バックアツプ板24も徐々に取込み
ロー525に近づくべく追従してゆく。
こうして順次取出され第3の検知手段44の2つの光学
センサ48.48が「明」、すなわち、紙幣無しの検知
信号が発せられるまで紙幣Pの取り込み動作が行われる
一方、受入口3内に硬貨K・・・が混入している場合、
バックアツプ板24の下端は、硬貨にの最大外径寸法り
より高いところに位置するようになっているため、直接
硬貨Kを押圧することはない。
また、紙幣Pと混在している時は紙幣Pを介して押され
ることはあるが送込みローラ27・・・が硬貨にの最大
外径寸法りよりも上方にあるため、上方の取込ローラ2
5・・・の位置まで吸い上げられることはない。
フロア−10の前側面下部には、硬貨排出部5としての
大きな孔10a・・・が形成されているため、フロア−
10を傾けたとき、硬貨には滑るか転がるかして孔10
a・・・から排出されたり、あるいは紙幣Pにより押さ
れて孔10a・・Jから排出され、確実に排出シュート
59へと落下してゆく。
また、万一、紙幣Pの残留を検出しているにもかかわら
ず、取込搬送路57へ紙幣Pが出てこないことがある。
このような時には、通常、バックアツプ板24の押圧力
F2を強くすれば紙幣Pの変形などが解消して取り出し
易くなることが多い。
そこで、この装置では紙幣Pの取込み状態を検出する検
出手段58からの信号にもとづいて回転軸12を更に左
方向に回転させるようにパルスモータ15を駆動してコ
イルスプリング19.19を巻上げることによりに2の
値を大きくすることになる。
また、逆にに2をあまり大きくとると紙幣P・・・同士
の密着力も大きくなり、重ね取り率が高くなるので、こ
のつまり状況を解消したら、ただちに元の最適なF2の
値に戻すため回転軸12を右回転して当初の位置に戻す
べくパルスモータ15を駆動する。
なお、紙幣P・・・が新券ばかりの時は逆に出退ぎにな
り、紙幣Pが連続してゾロゾロとつながって出てしまう
、いわゆる「ゾロ出」という現象が生じ易いが、このよ
うなときには最適なF2を減少させた方が良いので、回
転軸12を右方向に回転すべくパルスモータ15を駆動
させ、K2を若干弱くする事もできる。
いずれにせよ、この装置では、回転軸12の回転量を変
えるだけで様々なバックアツプ板24の押圧力を選択で
きるし、また、回転軸12の回転口を変えるための動力
にパルスモータ15を使用しているので微妙な調整も可
能である。
次に取込みを完了した後、回転軸12を右方向へ回転す
べくパルスモータ15を駆動すると、最初のうちは巻き
上げられたコイルスプリング19・・・が元へ戻るだけ
だが、回転軸12に突設されたピン18・・・がフロア
−10およびバックアップ部材11に突設されたビン1
7・・・に接触して、フロア−10およびバックアップ
部材11をそれぞれ元の位置に戻すことができる。
また、共通の回転軸12を、フロア−10の底板部下方
に位置するように設けているため、フロア−10および
バックアップ部材11の相互対向面間で形成される受入
口3が自然に上方が広く、底の方が狭い、極めて使い勝
手の良い受入口3を構成することができる。
また、こうした回転軸12を共通にした方式とすると上
方へ開いているので、通常は平行リンクや、カムなどを
用いてバックアツプ板24の首撮り動作をさせる必要が
あるが、本発明のものにあっては3種類のスプリング1
9.22.23の選択で最も簡単なピボットとしてのね
じ21.21を支点して取込みローラ25・・・の曲線
カーブに馴染むように変位することができる。なお、バ
ックアツプ板24の紙幣押圧面24aも取込みローラ2
5・・・としっかり馴染む曲線をもって形成している。
次にシャッタ装[7の動作についてのべる。
紙幣Pの投入ステップで閉鎖しているシャッタ30を開
放するには、シャッタ3oの下面に形成されたうツク3
3と噛合する歯車32を第1図および第2図の状態で反
時計方向に回転させるようにパルスモータ35を駆動さ
せる。
この時、シャッタ30の上面はガイドローラ34で案内
されているとともに両側縁部をローラ等のガイド手段(
図示しない)で案内されており、シャッタ30はブレる
ことなくスムースに動ける。
シャッタ30の先端には第1の検知手段40が取付けら
れ指一本分前方を左右から監視している。
ついで、シャッタ30が開いた状態において、残留検知
を行なう第3の検知手段44から「有」の検知信号が出
力され、また、指検知用の第1の検知手段4oおよび高
さ検知用の第2の検知手段43から「無」の検知信号が
出力されれば紙幣Pの投入が完了したとして、直ちにシ
ャッタ30の閉動作に移る。
もし、紙幣Pの投入が完了していない場合、たとえば紙
幣Pを手で掴んで挿入していれば高さ検知用の第2の検
知手段43の光路が手で遮られて、「有」信号が出力さ
れ、また、一度手をはなしてから再度直そうとして指を
入れる時にはシャッタ30が指に当たる前に指検知用の
第1の検知手段4oの光路を指が遮り、「有」の信号が
出力される。
なお、第1の検知手段4oの監視方向と第2の検知手段
43の監視方向とを略直交させたから、必要最少限の量
で利用客のあらゆる手の動きを倹知することができる。
こうして、シャッタ30の閉動作中に指検知用の第1の
検知手段4oあるいは高さ検知用の第2の検知手段43
のいずれか一方から「有」の信号が出力されれば直ちに
閉動作を中止して、約1tMぐらい逆転して開く。これ
は入出金01に手の指を挿入したとき、シャッタ30が
出て来ると利m者に不安感を与えるため、これを防止す
るように直ちに少し退避させた方が良いからである。そ
のまま「有」の状態が続けば開動作を続け、「無」の状
態になれば閉動作を再開させる。
なお、指検知用の第1の検知手段40は、シャッタ30
が閉じる直前の状態では入出金01の前端開口縁部に形
成されたストッパー側壁で光路が遮られて必ず「有」の
状態になるので常時これを監視していると閉じることが
できなくなってしまう。
そこで、シャッタ30を閉じる直前ではこの第1の検知
手段40の検出動作を止めなければならない。そのため
、安全のためにシャッタ30の前端部と指検知用の第1
の検知手段40との間隔は指一本分(約12m+ぐらい
)以下にしである。
次に、出金紙幣P・・・が受入口3に集積した場合につ
いて述べる。
集積動作が完了するとシャッタ30を開ける。
この時は、集積紙幣P・・・を確実に受は取ってもらう
事が必要であるので残留検知用の第3の検知手段44が
「無」の状態になるまで持たなければならない。
即ち、入金時と異って指検知用、高さ検知用、残留検知
用の3つの検知手段40.43.44のいずれも「無」
になって初めてシャッタ30を閉鎖動作開始する。一度
量動作を開始したあと、この3つの検知手段40,43
.44のうち、いずれか1つが「有」となれば直ちに閉
動作を中止して、約11ぐらい逆転して開く。
そのまま「有」が続けば開動作を続け、「無」になれば
閉動作を再開させる。
このように、2つの検知手段40.43によりほぼ直交
する方向の監視を行なうことにより広範囲を監視し、ま
た、駆#JJmをパルスモータ35とすることにより瞬
時に停止、逆転を可能となり、高速性と安全性の高いシ
ャッタ装置とすることができるものである。
[発明の効果] 本発明は以上説明したように、紙幣の受入時、および、
放出時に入出金口を開放し、通常これを閉鎖するシャッ
タ装置であって、上記入出金口を開閉すべく出退自在に
設けられたシャッタと、このシャッタを駆動するシャッ
タ駆動手段と、このシャッタ駆動手段により出退するシ
ャッタのやや前方をシャッタと平行して移動しながら監
視する第1の検知手段、上記入出金口から投入された紙
幣の通常の高さよりわずかに上方位置を監視する第2の
検知手段、および紙幣の通常の高さの約半分の位置を監
視する第3の検知手段と、これら第1、第2.第3の検
知手段からの検知信号により上記シャッタ駆動手段を制
御するシャッタ制御手段とを具備し、上記シャッタ制御
手段は、入金時にはシャッタ開放後に第3の検知手段の
検知信号が「有」で第1.第2の検知手段の検知信号が
「無」であればシャッタをMtllL、出金時にはシャ
ッタ開放後に第1.第2.第3の検知手段の検知信号が
「無」であればシャッタを閉鎖するように制御する構成
としたものである。したがって、入金投入時、および出
金紙幣の後去り時に利用客の紙幣取扱操作の終了直後に
シャッタを閉動作できるので利用客の閉忘れなどの防止
による稼動率の向上が図れるとともにI!構全全体処理
時間が短縮され、もし万一、利用客が再度指や手を入れ
てもこれを検出して遠避することができる安全性の高い
入出金口のシャッタ装置を提供できるといった効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は側面図
、第2図は取込み動作中の側面図、第3図は正面図、第
4図は制御系を示すブロック図である。 1・・・入出金口、30・・・シャッタ、31・・・シ
ャッタ駆動装置、35・・・パルスモータ、40・・・
第1の検知手段、43・・・第2の検知手段、44・・
・第3の検知手段、50・・・制御手段(制御装置)、
P・・・紙幣、K・・・硬貨。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙幣の受入時、および、放出時に入出金口を開放
    し、通常これを閉鎖するシャッタ装置であって、上記入
    出金口を開閉すべく出退自在に設けられたシャッタと、
    このシャッタを駆動するシャッタ駆動手段と、このシャ
    ッタ駆動手段により出退するシャッタのやや前方をシャ
    ッタと平行して移動しながら監視する第1の検知手段、
    上記入出金口から投入された紙幣の通常の高さよりわず
    かに上方位置を監視する第2の検知手段、および紙幣の
    通常の高さの約半分の位置を監視する第3の検知手段と
    、これら第1、第2、第3の検知手段からの検知信号に
    より上記シャッタ駆動手段を制御するシャッタ制御手段
    とを具備し、上記シャッタ制御手段は、入金時にはシャ
    ッタ開放後に第3の検知手段の検知信号が「有」で第1
    、第2の検知手段の検知信号が「無」であればシャッタ
    を閉鎖し、出金時にはシャッタ開放後に第1、第2、第
    3の検知手段の検知信号が「無」であればシャッタを閉
    鎖するように制御する構成としたことを特徴とする入出
    金口のシャッタ装置。
  2. (2)シャッタ制御手段は、シャッタの閉動作途中にお
    いて第1、第2の検知手段の検知信号のいずれかが「有
    」となった場合、ただちにシャッタを開く方向にシャッ
    タ駆動手段を制御することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の入出金口のシャッタ装置。
  3. (3)第1の検知手段の監視方向と第2の検知手段の監
    視方向を略直交させたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の入出金口のシャッタ装置。
  4. (4)第1、第2、第3の検知手段が光学的検出器から
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項の
    いずれかに記載の入出金口のシャッタ装置。
  5. (5)シャッタ駆動手段は、駆動源としてパルスモータ
    を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第3項に記載の入出金口のシャッタ装置。
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