JPS6227406Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6227406Y2 JPS6227406Y2 JP1981132556U JP13255681U JPS6227406Y2 JP S6227406 Y2 JPS6227406 Y2 JP S6227406Y2 JP 1981132556 U JP1981132556 U JP 1981132556U JP 13255681 U JP13255681 U JP 13255681U JP S6227406 Y2 JPS6227406 Y2 JP S6227406Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- doctor
- roll
- curved
- ink
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 8
- 238000007646 gravure printing Methods 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 7
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 4
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、グラビア印刷機の弯曲凹型刻印ロー
ル用ドクターに関するものである。
ル用ドクターに関するものである。
周知のように、グラビア印刷機においては刻印
の版表面にインクを塗布した後、余分のインクを
掻取るためのドクターを必要とする。一般にこの
ドクターのかけかたとしては、第１図に示す刻
印ロールの回転方向に順ずる向きにドクターをか
ける順ドクター方式と第１図に示す刻印ロール
の回転方向に抗してドクターをかける逆ドクター
方式とがある。同図において３は刻印ロールであ
り、４はインク掻取具であるドクターである。こ
れは主にインクの性状に応じて使い分けされるも
のであり、例えば比較的に遅乾性のインクを使用
する場合においては掻取り時、まだインクの流動
性が残つているので掻取りが容易であるから、順
ドクター方式を用い、速乾性インクを使用する場
合においては、掻取り時、既に乾燥が始まつてい
るので逆ドクター方式を用いなければならない。
この逆ドクター方式の場合には、ドクター先端部
の刻印ロール版面との接触抵抗が大きいものとな
ることから、先端部の消耗が激しいものである。
ドクターは刻印ロールの版面に対して均一に、か
つ均一な圧力をもつてかからなければ、インクの
掻取りに斑ができ、印刷精度に悪影響を及ぼす。
従つてドクター先端部の消耗が激しい逆ドクター
方式の場合には、適宜調整、ドクターの交換等の
作業を必要とする。
の版表面にインクを塗布した後、余分のインクを
掻取るためのドクターを必要とする。一般にこの
ドクターのかけかたとしては、第１図に示す刻
印ロールの回転方向に順ずる向きにドクターをか
ける順ドクター方式と第１図に示す刻印ロール
の回転方向に抗してドクターをかける逆ドクター
方式とがある。同図において３は刻印ロールであ
り、４はインク掻取具であるドクターである。こ
れは主にインクの性状に応じて使い分けされるも
のであり、例えば比較的に遅乾性のインクを使用
する場合においては掻取り時、まだインクの流動
性が残つているので掻取りが容易であるから、順
ドクター方式を用い、速乾性インクを使用する場
合においては、掻取り時、既に乾燥が始まつてい
るので逆ドクター方式を用いなければならない。
この逆ドクター方式の場合には、ドクター先端部
の刻印ロール版面との接触抵抗が大きいものとな
ることから、先端部の消耗が激しいものである。
ドクターは刻印ロールの版面に対して均一に、か
つ均一な圧力をもつてかからなければ、インクの
掻取りに斑ができ、印刷精度に悪影響を及ぼす。
従つてドクター先端部の消耗が激しい逆ドクター
方式の場合には、適宜調整、ドクターの交換等の
作業を必要とする。
通常の円筒状刻印ロールに対する逆ドクターの
場合においてはドクターと刻印ロールの接点は直
線となるため、ドクターの先端部の消耗も直線状
となることから、ドクターのかかり具合の調整も
比較的容易であり、掻取り斑も生じにくいもので
ある。（例えば特公昭52−45242号公報図面の符号
９および１１参照）しかしながら弯曲凹型刻印ロ
ールに対するインクの掻取りは、凹面に対してお
こなわなければならないので、先端の係合部が凸
曲している平板状ドクターでは版面に対する各接
触点において均質圧を維持することが困難であ
り、インクの掻取り斑も発生し易いものであつ
た。
場合においてはドクターと刻印ロールの接点は直
線となるため、ドクターの先端部の消耗も直線状
となることから、ドクターのかかり具合の調整も
比較的容易であり、掻取り斑も生じにくいもので
ある。（例えば特公昭52−45242号公報図面の符号
９および１１参照）しかしながら弯曲凹型刻印ロ
ールに対するインクの掻取りは、凹面に対してお
こなわなければならないので、先端の係合部が凸
曲している平板状ドクターでは版面に対する各接
触点において均質圧を維持することが困難であ
り、インクの掻取り斑も発生し易いものであつ
た。
他方、実開昭48−66606号全文明細書には、被
印刷物の曲面状の被印刷面へのスキージ押圧力を
均一にするスクリーン印刷機のスキージホルダー
が示されている。このスキージは被印刷面へ均一
な押圧力を付与すべき機能を有している点は前記
ドクターに類似してはいるが、しかし、平板状に
形成されているので前記したように均質圧を維持
することは困難である。
印刷物の曲面状の被印刷面へのスキージ押圧力を
均一にするスクリーン印刷機のスキージホルダー
が示されている。このスキージは被印刷面へ均一
な押圧力を付与すべき機能を有している点は前記
ドクターに類似してはいるが、しかし、平板状に
形成されているので前記したように均質圧を維持
することは困難である。
従つて本考案の目的は、刻印ロールの表面に均
質圧を維持し得る彎曲凹型刻印用ドクターを提供
することにある。
質圧を維持し得る彎曲凹型刻印用ドクターを提供
することにある。
本考案によれば、グラビア印刷機における彎曲
凹型刻印ロール表面の余剰インクを該ロールの回
転方向に抗する向きに掻取るドクターにおいて、
ハガネ材帯鋼の端縁を彎曲して少くとも前記ロー
ルの彫刻面に接線的に密着するように形成してい
る。
凹型刻印ロール表面の余剰インクを該ロールの回
転方向に抗する向きに掻取るドクターにおいて、
ハガネ材帯鋼の端縁を彎曲して少くとも前記ロー
ルの彫刻面に接線的に密着するように形成してい
る。
従つてドクターの端縁は彎曲されロールの彫刻
面に接線的に密着して彫刻面に均質圧を維持する
ことができ、その結果、インクの掻取り斑の発生
を防止するとともに、摩耗を低減することができ
る。
面に接線的に密着して彫刻面に均質圧を維持する
ことができ、その結果、インクの掻取り斑の発生
を防止するとともに、摩耗を低減することができ
る。
以下第２図および第３図を参照して本考案の実
施例を説明する。
施例を説明する。
第２図においてドクター保持器２の先端部側
面２ａには、ドクター１ａが取付けられていお
り、このドクター１ａはその先端部５ａが半円形
となるように長手方向軸線を中心として帯鋼を弯
曲させて成形されている。また第２図に示す実
施例ではドクター保持器２の先端面２ｂにドクタ
ー１ｂが取付けられており、この実施例では帯鋼
は長手方向に弯曲させて筒状の先端部５ｂが形成
されている。第２図に示す実施例ではドクター
１ｃは円筒状の帯鋼で構成され、ドクター保持器
２の先端部側面２ａに取付けらている。
面２ａには、ドクター１ａが取付けられていお
り、このドクター１ａはその先端部５ａが半円形
となるように長手方向軸線を中心として帯鋼を弯
曲させて成形されている。また第２図に示す実
施例ではドクター保持器２の先端面２ｂにドクタ
ー１ｂが取付けられており、この実施例では帯鋼
は長手方向に弯曲させて筒状の先端部５ｂが形成
されている。第２図に示す実施例ではドクター
１ｃは円筒状の帯鋼で構成され、ドクター保持器
２の先端部側面２ａに取付けらている。
本考案を実施したドクターは、少なくとも弯曲
凹型刻印の彫刻部と接触する範囲において、刻印
ロールの回転方向に抗する向きに、その端縁が刻
印ロールの凹面に接線的に密着するように、帯鋼
を弯曲して形成されている。したがつて第２図
ないしに例示した以外に、状況に応じて種々の
構造のものを用いることができる。
凹型刻印の彫刻部と接触する範囲において、刻印
ロールの回転方向に抗する向きに、その端縁が刻
印ロールの凹面に接線的に密着するように、帯鋼
を弯曲して形成されている。したがつて第２図
ないしに例示した以外に、状況に応じて種々の
構造のものを用いることができる。
第３図は第２図に示した本考案によるドクタ
ーを弯曲凹型刻印６に適用した場合の斜視図であ
る。
ーを弯曲凹型刻印６に適用した場合の斜視図であ
る。
図示の如くドクター１ａの先端５ａは弯曲凹型
刻印６の凹面６ａと接触している。この接触する
範囲は少なくとも刻印６の彫刻部の所であればよ
いが、凹面６ａの全面に接触するようにしてもよ
い。
刻印６の凹面６ａと接触している。この接触する
範囲は少なくとも刻印６の彫刻部の所であればよ
いが、凹面６ａの全面に接触するようにしてもよ
い。
以上の如き、本考案は安価に入手できるハガネ
材よりなる帯鋼を弯曲させることによつて形成さ
れるものであるから、刻印ロール６の凹面６ａに
対する密着性や追従性に富み、インクの掻取りを
斑なく行うことができるほか、ローコストで製作
できる等の優れた効果を有するもである。
材よりなる帯鋼を弯曲させることによつて形成さ
れるものであるから、刻印ロール６の凹面６ａに
対する密着性や追従性に富み、インクの掻取りを
斑なく行うことができるほか、ローコストで製作
できる等の優れた効果を有するもである。
第１図は順ドクター方式を示す平面図、第１
図は逆ドクター方式を示す平面図、第２図は
本考案の一実施例を示す斜視図、第２図は他の
実施例を示す斜視図、第２図はさらに別の実施
例を示す斜視図、第３図は本考案によるドクター
が弯曲凹型刻印の凹面のインクを掻取つている所
を示す斜視図である。 １ａ，１ｂ，１ｃ……ドクター、２……ドクタ
ー保持器、５ａ，５ｂ……先端、６……弯曲凹型
刻印、６ａ……凹面。
図は逆ドクター方式を示す平面図、第２図は
本考案の一実施例を示す斜視図、第２図は他の
実施例を示す斜視図、第２図はさらに別の実施
例を示す斜視図、第３図は本考案によるドクター
が弯曲凹型刻印の凹面のインクを掻取つている所
を示す斜視図である。 １ａ，１ｂ，１ｃ……ドクター、２……ドクタ
ー保持器、５ａ，５ｂ……先端、６……弯曲凹型
刻印、６ａ……凹面。
Claims (1)
- グラビア印刷機における彎曲凹型刻印ロール表
面の余剰インクを該ロールの回転方向に抗する向
きに掻取るドクターにおいて、ハガネ材帯鋼の端
縁を彎曲して少くとも前記ロールの彫刻面に接線
的に密着するように形成したことを特徴とする彎
曲凹型刻印用ドクター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13255681U JPS5838441U (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 彎曲凹型刻印用ドクタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13255681U JPS5838441U (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 彎曲凹型刻印用ドクタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5838441U JPS5838441U (ja) | 1983-03-12 |
| JPS6227406Y2 true JPS6227406Y2 (ja) | 1987-07-14 |
Family
ID=29926083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13255681U Granted JPS5838441U (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 彎曲凹型刻印用ドクタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838441U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5245242A (en) * | 1975-10-08 | 1977-04-09 | Hitachi Ltd | Automatic gain control circuit |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5128162Y2 (ja) * | 1971-11-27 | 1976-07-16 |
-
1981
- 1981-09-08 JP JP13255681U patent/JPS5838441U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5245242A (en) * | 1975-10-08 | 1977-04-09 | Hitachi Ltd | Automatic gain control circuit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5838441U (ja) | 1983-03-12 |
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