JPS62273647A - 磁気記録再生装置のテ−プロ−デイング機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 五　発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕。

本発明は、携帯用としての小型化に好適な磁気記録再生
装置のテープローディング機構に関する。

〔従来技術〕

回転ヘッドを搭載したシリンダを備える磁気記録再生装
置において、ローディングリング及び複雑なローディン
グ用リンク機構を用いないで該シリンダに所定の角度で
テープを巻装する方法としては、例えば特公昭５０−２
６２０４号公報に記載のように、テープローディング専
用に設けられたスライド板上にシリンダ近傍のガイドを
設け、このスライド板を上記シリンダに対し直線状に移
動させることによってテープをシリンダに巻装する方法
がある。

また、装置の小形軽量化を実現可能な方法として例えば
特公昭５５−８３１号公報に記載の様にテープカセット
の開口部にシリンダを収納する方法がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来例では、前者の場合は装置の大型化は避けられ
ず、超小型の携帯用磁気記録再生装置としては適してい
ないという問題がちシ、後者の場合はカセット筒体内に
設けた固定ガイドポストにより、テープをシリンダに巻
装するものであシ、使用されるカセットが特殊なものに
限定され実用的とは言えない。

このように１従米の技術ではテープローディング、アン
ローディング機構が複雑・大を化し、小形軽重化に適さ
ないという離点かあり、又、特にカセット開口部にシリ
ンダを収納しメカニズムの小形軽量化を図ろうとする場
合にはカセットローディング（カセットのシリンダ方向
への移動動作）と同時にテープローディングを行なう必
要がｓｂ、スペース的にも制約を受けるため、さらにテ
ープローディング機構が複雑になるという問題があった
。

本発明は、テープローディング機構の簡素化を図シ、メ
カニズムの小型軽量化とテープローディング動作の信頼
性を同上させた磁気記録再生装置のテープローディング
機構を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点は、カセット開口部に小径化したシリンダを
収納可能とした磁気記録再生装置の構造において、カセ
ットリール台を載置してシリンダ方向に移動可能なサブ
シャーシに、シリンダ近傍でテープ走行規制を行なうテ
ープガイド類を所定位置に係止し、同一の移動手段によ
ってカセット及びシリンダ近傍のテープガイド類の移動
及び位置決めを行なうよう構成することにより解決され
る。

〔作用〕

前記サブシャーシは、カセット装着前には、シリンダと
は離間し、後退した位置にある口この状態でカセットを
装着し、小径シリンダをカセット開口部に収納するため
、サブシャーシをシリンダ方向に移動させるにの時刻サ
ブシャーシ上に、シリンダ近傍で、テープ走行規制を行
なうテープガイド類が係止されてお９、サブシャーシの
移動により、テープガイド類は所定位置に、ＩＩｗＪ、
及び位置決めされ、テープ走行系を形成する。これによ
り、従来必要だった複雑なテープローディング機構は削
除され、誤動作することなく、確実にしかも迅速にテー
プローディングを行なうことが可能となる。

〔冥施例〕

以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。

第１図は１本発明のテープローディング機構を塔載した
磁気記録再生装置のテープ走行系及び駆動系の一実施例
を示す概略平面図でめシ、テープ巻＠始めにおける記録
／再生状態を示している。

同図において、カセット１からテープ引き出し部材２．
３により引き出され、回転ヘッドを内蔵するシリンダ４
ヘテープ走行規制部材５，６により所定角度範囲螺旋状
に添接装架された磁気テープ７は、キャプスタン駆動モ
ータ８に直結されたキャプスタン９とピンチローラ１ｏ
とによって矢印方向に定速駆動される。−万、キャプス
タン駆動モータ８の回転は、該キャプスタン駆動用モー
タ８の同軸上に設けられたプーリ１１に掛けられたベル
ト１２によりプーリ１３に伝達され、更に、該プーリ１
３に同軸的に連結された減速ギヤ１４゜第１中継ギヤ１
５９首振シアイドラギャ１６を各々介して巻き取＃）＃
！Ｊ−ル台１７に伝達され、定速駆動されたテープを巻
き取る。ここで、１８は、テープ供給側リール台、１９
は、ベルト張力調整用のプーリを示す。

第２図は、第１図に示した本発明のテープローディング
機構を塔載した磁気記録再生装置の詳細平面−でめバカ
セット１の装着状態を示す。同図において、２０．２１
はサブシャーシ２２に植立嘔れたＩ１１］２６，２４に
回動可能に軸支式れたテ−プ引き出しアーム、２．３は
第１図でも示した様に、該テープ引き出しアーム２０．
２１の一端に設けられたテープ引き出し部材、２５．２
６は。

アーム付勢用ねじシばねを示す◎又、５−（ａ）＊　　
５−（ｂ）は、シリンダ４の磁気テープ７進入側に設け
られたカイトベース２７に植立されたテープ走行高さ規
制用のカイトボスト及びテープ走行方同規制用の傾斜ボ
ストを示し、６−Ｃ＆）＠　　６−（ｂ）は、シリンダ
４の磁気チー１７退出側に設けられたガイドペース２８
に植立されたガイドボスト及び傾斜ポストラ示す０尚該
ガイドベース２７，２８は、サブシャーシ２２に、ビス
２９．５０によフ固定保持されている。又、ピンチロー
２１０は、サブシャーシ２２上に植立された軸３１に回
動可能に軸支されたピンチローラアーム５２の一端に回
転自在に支持されている。又、５５．３４は、メインシ
ャーシ５５上に植立されたテープ引き出しアーム制御ビ
ン、５６．５７はガイドペース２７゜２８のローティン
グ後の位置を規制する、位置規制部材でろる。

第３図はメインシャーシとサブシャーシの係合部拡大図
であって、サブシャーシ２２は、メインシャーシ３５上
に植立された軸３Ｂ（ａ）〜５ｓ（ｈ）に回転可能に支
持されたローラ５９（ａ）〜３９（旬により、第６因に
基す如く上下を挾支され、矢印方向に移動可能となって
おシ、サブシャーシ２２の引き出し位置はテープ引き出
しアーム２０．２１の回動ボス部が、ローラ３９−（ａ
）、　　３９−（ｅ）と係合することにより規制され（
第２図参照）、押し込み位置はサブシャーシ２２に設け
られた切り起こし＠　２２−　（ａ）、　　２２−（ｂ
）と軸５　Ｂ　−（ｃ）、　　３８−（ｇ）とにより、
規制され、移動ｔＩ！が決定される。尚チーブ駆動系（
リール台１７．１８は除く）はメインシャーシ３５に軸
支されている。

次に、本冥施例におけるカセット装着方法及びテープロ
ーディング動作について説明する。

第４図はカセット１の袋層状態を示す装置側面図でるる
。まず刀セット１は、カセットボックス（図示せず）に
破線の状態で挿入され、矢印Ａの動作により、実線で示
す如く、サブシャーシ２２上に装着され、さらにサブシ
ャーシ２２の移動に伴い、メインシャーシ３５上を矢印
Ｂ方向へ移動量ｌだけ移動可能となる。

第５図は本発明のチープローチ４フフ機構を塔載した磁
気記録再生装置のテープローディング状態を示す詳細平
面図、第６図は同詳細側面図、第７図はテープ引き出し
アームの部分拡大図を示す。

第５図において、サブシャーシ２２及びカセット１（破
＃）はシリンダ４万同に手動もしくは他の移動手段によ
り所定量ｌたけ移動し適轟な係止部材（図示せず）によ
り位置同定される。この移動動作に伴いテープ引き出し
アーム２１は第７図に示す様に、テープ引き出しアーム
制御ビン３４により付勢用ねじシばね２６の付勢力に抗
して矢印Ｃ方向に回動し、所定位置に磁気テープ７を引
き出す。又、このテープ引き出し動作は、テープ引き出
しアーム２０に関しても同様に行なわれるＣ又、ガイド
ペース２７．２８はサブシャーシ２２に係止された状態
で、シリンダ４を内側から挾み込む様に所足位ｒＩＩＬ
まで移動する。ここで、ガイドペース２７．２８の位置
決め方法を第８図、第９図により説明する。

第８図は位置規制状態でのテープガイドペースの部分拡
大平面図、第９図は第８図のＥ−Ｅ線断面図でるる。

ガイドペース２７．２８の位置決め方法としては１位置
決め精度がそれ程要求されない場合、ガイドペース２７
．２８はシャーシにねじ止めしただけでもよい◇この場
合の例として、例えば第８図、第９図に示すように、ガ
イドペース２７に一端が円弧状の突起＄２７−（ａ）を
設け、メインシャーシ３５より立設された位置規制部材
３６のＶ字状＄　５６−（ａ）に該突起部２７−（ａ）
が挿入されることによ’）、”＊Ｔ座標が規制される。

さらに、該突起部２７−（ａ）の上面及びＶ字状溝３６
−（ａ）の上面により高さ規制される（２座標）。又、
さらに位置決めａ度を必賛とする一合について第１０図
。

賜１１図により説明する。

第１０図は他の方式による位置規制状態でのテープガイ
ドペースのＳ分拡大平面図、第１１図は第１０図のＦ’
−Ｆ線断面図である。

第１０図及び第１１図に示したものは、ガイドベース２
７とサブシャーシ２２との係合に圧縮ばね４０を介する
ようにしたものである。第１０図及び第１１図において
４１は、ガイ）゛ペース２７に図示の如く植立されサブ
シャーシ２２に設けられたＵ字状溝２２−（ｃ）に移動
可能に係合するガイドベース抜は止めビン、４２は圧縮
ばね４０のサブシャーシ側のストッパであり、サブシャ
ーシ２２にビス４３によ）係止さｒしている。又、４４
は、ガイドベース２７の、Ｕ字状溝２２−（ｃ）からの
抜は止めであり、４５は、抜は止め４４のサブシャーシ
２２へのＩ！ｉ１足用ビスである。位置決め方法は前記
第８図及び第９図に示したものと同一であるが、この場
合は、圧縮はね４０によって、ガイドベース２７の位置
規制部材３６への十分な圧着力が得られるため、前記位
置決め方法に対して、位置決め＆度が＾くなる。

さらに第５図に示す様に、ピンチローラ１０も。

サブシャーシ２２の移動に伴い、図示破線の位置まで移
動し、ピンチローラ圧着手段（図示せず）により矢印り
方向にピンチローラアーム３２が操作され、ピンチロー
２１０がキャプスタン９に所定力で圧着する。それによ
り磁気テープ７が定速駆動される。

以上の様に本実施例においては、サブシャーシ２２に、
シリンダ４近傍のテープ規制ガイド類を係止し、同一の
移動手段によって、テープ規制ガイドを所定位置まで移
＠（テープローディング動作）させることが出来るので
、複雑なテープローディング機構が不要となり、メカニ
ズムの小形。

軽量化及びテープローディング動作のｉＩ６Ｍ頼性を実
現出来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、カセットの移動とシリンダ近傍のテー
プ走行規制ガイドの移動とを同一の手段で行なうことが
出来るので、テープローディング専用の複雑な機＊を削
除出来、メカニズムの小形。

＠重化を図ることが出来る・又、ローディング及びアン
ローティング動作の信頼性を向上させることが可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁気テープカセットと共に使用され、回転磁気ヘッ
   ドを搭載したシリンダと、該シリンダを載置した第１の
   シャーシと、該テープカセット内の磁気テープを巻回し
   たリールと係合するリール台を載置して該第１のシャー
   シに対して可動の第２のシャーシと、該テープカセット
   から磁気テープを引き出して該シリンダに所定の角度に
   亘って巻装するテープ引き出し部材とを備えた磁気記録
   再生装置において、前記テープ引き出し部材を前記第２
   のシャーシ上に配置し、前記第２のシャーシの移動によ
   り前記テープカセットからの磁気テープの引き出し動作
   を行なわせるように構成したことを特徴とする磁気記録
   再生装置のテープローディング機構。 ２、特許請求の範囲第１項記載の磁気記録再生装置のテ
   ープローディング機構において、前記テープ引き出し部
   材の前記シリンダ近傍の所定位置への位置決めを、前記
   テープ引き出し部材が前記第１のシャーシ上に載置した
   位置決め部材と係合することにより行なわせるように構
   成したことを特徴とする磁気記録再生装置のテープロー
   ディング機構。