JPS62271827A - 段差を有する物品を集積した包装物の開封方法及びその装置 - Google Patents

段差を有する物品を集積した包装物の開封方法及びその装置

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JPS62271827A
JPS62271827A JP11340486A JP11340486A JPS62271827A JP S62271827 A JPS62271827 A JP S62271827A JP 11340486 A JP11340486 A JP 11340486A JP 11340486 A JP11340486 A JP 11340486A JP S62271827 A JPS62271827 A JP S62271827A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば第13図に示すように端縁部に段差(
alが形成されている物品(A)を多数集積しその外側
を第14図に示すように包装材料(B)で1まとめに包
装した包装物(C)の開封方法及びその装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
例えば、牛乳、ジュースなど液体飲料を入れる容器とし
て、第12図に示すような角筒状のものがある。このよ
うな容器は嵩張らないように折り畳み、これを多数集積
してその外側を第14図に示すように包装材料(B)で
1まとめに包装して保管しておき、液体飲料を重点する
際これを開封している。
しかして、この開封は従来手で行うのが普通である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、第13図に示すように扁平に折り畳まれてい
るものを第12図に示すように角筒状に拡開したり、そ
の底部を成型する作業はすべて機械により行われるから
、この機械のマガジン部分には常に扁平に折り畳まれた
もの(第13図)をセットしておく必要があり、そのた
めの開封作業を手で行うのはきわめて非能率的である。
特に、上記機械が高速で運転される場合には、マガジン
内にある扁平に折り畳まれた容器がすぐに無くなるから
、度々補充しなければならない、ところが、そのための
開封作業を手で行っていると、オペレーターはきわめて
急がしくなり、その疲労度は相当なものとなる。
本発明は例えばこのような場合において、取扱われる物
品(A)に段差(a)が形成されていることに着目し、
これを多数集積して包装材料(a)で1まとめに包装し
たとき該段差(a1部分において物品(A)と包装材料
(B)と間に形成される空隙部(d)を有効に利用する
ことにより、その開封を自動的かつ能率よく行い得るよ
うにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による開封方法とは、この段差(a)部分におけ
る物品(A)と包装材料(B)との空隙部(dlに向っ
て切断刃(E)を作用させて該部分において包装材料(
B)を切断するとともに、この切断された面を含む連続
する3つの面において前記切断方向と直交する方向に包
装材料(B)を切断するものである。
また、本発明による開封装置とは、段差(a)が形成さ
ている物品(A)を多数集積しその外側を包装材料(B
)で包装した包装物(C)の搬送方向に平行であって上
記段差(a1部分における物品(A)と包装材料CB)
との空隙部+dlに向って作動する切断刃(E)と、該
切断刃(E)により切断された面を含む3つの面におい
て前記切断方向と直交する方向に包装材料(B)を切断
する切断刃(F)。
(Gt)、(Gt)とを備えたものである。
〔作 用〕
例えば、第12図に示すような牛乳、ジュースなどの液
体飲料を入れるための物品(A)には、(alで示すよ
うな段差が存在し、これを第13図に示すように折り畳
んで多数集積しその外側を包装材料(B)で包装すると
、第14図に示すような包装物(C)となる。このよう
な包装物(C)には物品(A)の段差(a)部分におい
て、物品(A)と包装材料(B)との間に第14図の(
d)で示す空隙部が形成され、しかもこの空隙部(d)
は包装物(C)の端から端迄続いている。
本発明においては、この空隙部(dlに向って切断刃(
E)を作用させる。すると、第8図に示すように段差+
a)が形成されている物品(A)の外側部分、即ち第1
5図の波線(alで示す部分が切断せしめられが、切断
刃(E)の刃先は空隙部(dlが存在しているために物
品(A)に達することがなく、商品に傷が付くことはな
い。
次に、この切断刃(E)により切断された面(eo)を
含む連続する3つの面即ち第14図及び第15図の(e
“)、輸°)、軸゛)で示す3つの面において、前記切
断方向と直交する方向に包装材料(B)を切断する。即
ち、上記切断刃(E)により切断された面(eo)にお
いては第15図に示すように切断線+e+に対して直角
・方向に切断(f)シ、また、他の2つの面(g”)、
(g’)においては該切断線(flの延長線上即ち第1
5図の(gt)及び(g2)部分をそれぞれ切断する。
かくして、1つの包装物(Co)には連続する3つの面
(e’)、 (g’)、 (g’)において、空隙部(
dlの外側に相当する部分に1本の切断線te+と該切
断線(e)と直交する切断線(f)と該切断! (f)
の延長線上において切断線軸+)+ (tz)が施され
る。従って、包装材料(B)のうち第15図の(blで
示す部分は、3つの切断線((L (gt)+ (gz
)から切り離すことができ、また、切断線(Q)が施さ
れている面は該切断線(e)部分から明けることができ
る。
また、本発明による開封装置によれば、段差(alが形
成されている物品(A)を多数集積しその外側を包装材
料(B)で包装した包装物(C)と、その搬送方向に平
行であって上記段差(a1部分における物品(A)と包
装材料(B)との空隙部(dlに向って作用する切断刃
(E)とを相対的に移動させることにより、包装物(C
)の(eo)面にはtelで示す切断線が施され、さら
に、切断線(e)が施された包装物(Co)と、前記切
断刃(E)により切断された面を含む3つの面において
切断線(elと直交する方向に包装材料(B)を切断す
る切断刃(F)、 (Gl)、 (ct)とを相対的に
移動させることにより、切断線telが施された包装物
(Co)の連続する3つの面(e’)、 (g’)、 
(g’)に切断線(f)、(gt)+(g2)が同一線
上に施される。
〔実施例〕
本発明の実施例を添付の図面に基いて説明する。
段差fatを有する物品(A) として実施例では、牛
乳やジュースなどの液体飲料を入れるための容器である
場合について説明するが、必ずしもこれだけに限定され
るものではない。
段差(alを有するこのような物品(A)は嵩張らない
ように一旦第13図に示すように折り畳み、これを多数
集積してその外側を第14図に示すように包装材料(B
)で1まとめに包装して保管しておき、液体飲料を充填
する際これを開封する。実施例では、このような包装物
(C)を開封する場合について説明する。なお、包装材
料(B)とは、包装一般に普通に用いられている包装紙
のほか、合成樹脂製フィルム、熱収縮性フィルムなど切
断刃により切断可能なものをいう。
このような包装物(C)には、段差(a1部分において
物品(A)と包装材料(B)との間に空隙部(dl〔第
14図〕が包装物(C)の長手方向に存在する0本発明
の開封方法においては、この空隙部(dlを有効に利用
する。即ち、この空隙部td)に向って切断刃(E)を
作用させて該部分において包装材料(B)を切断する。
実施例における切断刃(E)はいわゆる回転式のもので
あるが、必ずしもこの形式のものだけに限定されるもの
ではな(、要は空隙部fdlに向って作用するものであ
ればよい、このように、空隙部td)に向かって切断刃
(E)を作用させると、第8図に示すように段差(al
が形成されている物品(^)の外側部分、即ち第15図
の破線(elで示す部分が切断せしめられるが、切断刃
(E)の刃先は空隙部(dlが存在しているために物品
(A)に達することがなく、商品に傷が付くことはない
次に、この切断刃(E)により切断さた面(e゛)を含
む連続する3つの面即ち第14図及び第15図の(e’
)、軸’)、(g’)で示す3つの面において、前記切
断方向と直交する方向に包装材料(a)を切断する。即
ち、上記切断刃(E)により切断された面(e゛)にお
いては、第15図に示すように切断線telに対して直
角方向に切断(f)シ、また、他の2つの面(g’)、
(g’)においては該切断線(f)の延長線上即ち第1
5図の(gl)及び輸2)部分をそれぞれ切断する。こ
れらの部分を切断するに当っても、切断刃(E)と同じ
種類のものを用いることができる。角切断線(al、 
([1,(g+)、 (gz)を施すに当っては、切断
刃を包装物(C)に対して移動させるか、あるいは切断
刃を移動させないで包装物(C)を移動させてもよい、
要は切断刃と包装物(C) とを相対的に移動させるこ
とにより包装材料(B)を切断することができる。
かくして、1つの包装物(Co)には連続する3つの面
(a’)、 (g’)、 (g’)において、空隙部(
d)の外側に相当する部分に1本の切断線(a)と該切
断線(61と直交する切断線(f)と該切断線ff)の
延長線上において切!a線軸+)+ (gz)が施され
る。従って、包装材料(B)のうち第15図の(blで
示す部分は、3つの切断線([1,(g+)、(gz)
から切り離すことができ、また、切断線telが施され
ている面は該切断i te1部分から明けることができ
る。しかして、第15図に示すように包装@IJ(Co
)の両側を、即ちtb)と反対側においても山)側と同
じ位置において切断線(fl、(g山軸8)を施すと、
1つの包装物(C”)の両側おいて3つの切断線(fl
、 (g+)、(gz)からfblと(b゛)部分を切
り離すことができ、また、残りの部分は切断線(elか
ら切り離すことができるので、1つの包装物(C”)は
底を除く5つの面が口を開くように完全に開封せしめら
れる。1つの包装物(Co)の両側における切断は片方
づつ行ってもよいが、両側同時に行うときわめて能率的
である。
なお、切断線(fl、(go、(gz)を施すに当って
は、第10図の(B+)あるいは第11図の(B2)で
示すように包装材料(B)にたるみをもたせ、該部分に
おいて物品(A)と包装材料(B)との間に空隙部(d
o)を形成した状態で包装材料(Is)を切断するとよ
い。このようにすると、切ItIT線(alを施す場合
と同様に物品(^)に誤って傷が付くことを回避するこ
とができる。包装材料(B)にたるみ(B1)あるいは
(Bりをもたせるには、包装物(Co)を第9図及び第
14図のF1方向とF2方向から締め付ける。特に、F
、方向から包装物(Co)を締め付けると、圧縮前t、
o (第9図、第14図)あった包装物の長さは被包装
物たる物品(A)の集積状態によりり、 (第10図、
第11図)にまで縮まり、それに応じて包装物(Co)
の端面付近の上面(e゛)には第10図の(Bl)で示
すように、また、他の2つの面(g″)、(g’)には
第11図の(B2)で示すように包装材料(B)にそれ
ぞれたるみが生じ、被包装物たる物品(A)の集合体と
の間に第10図及び第11図の(do)で示す空隙部が
形成される。従って、この空隙部(do)に向って各切
断刃(F) 、 (G+)、(Gz)を作用させると、
被包装物たる物品(A)を傷付けることなく開封するこ
とができる。なお、F、方向と同時にF2方向から包装
物りCo)を締め付けても、被包装物たる物品(A)の
集積状態により第11図及び第14図のL2の長さは変
らない。
次に、この開封方法を実施するための装置の実施例を添
付の図面に基いて説明する。
第14図に示す包装物(C)は第1図ないし第3図の(
1)で示す搬送装置により第3図矢印方向に搬送せしめ
られ、その直前に設けられたストッパー(2)の手前で
プッシャー(3)により搬送装置+1)から押し出され
るsPIの位置からP2の位置に移った包装物(C)は
押送部材(4)により第3図右方へ押しやられる。なお
、図示例において押送部材(4)は第3図の左右方向に
配置されたネジ棒(5)に螺着されており、該ネジ棒(
5)をモータ(6)で回転させることにより第3図右方
に移動せしめられるようになっている。
押送部材(4)による包装物(C)の搬送途中には、そ
の搬送方向に平行であって被包装物たる物品(A)の段
差(a1部分において物品(A)と包装材料(B)との
間に形成される空隙部(dlに向って作用する切断刃(
E)を設置する。実施例では空隙部(d)が包装物(C
)の上面に位置するごとく包装物(C)を搬送するよう
にしであるから、切断刃(E)は包装物(C)の搬送路
上に設置されているが、その設置位置はこの場合に限定
されるものではなく、包装物(C)の搬送の姿に応じて
その位置及び向きを自由に変更することができる。また
、実施例では切断刃(E)を回転式のものとしたが、必
ずしもこれだけに限定されるものではない。
さらに、実施例では切断刃(E)を包装物(C)の搬送
路上に移動しないように固定した場合を示すが、包装物
(C)の搬送方向に移動せしめ得るごとく備え付けても
よい、要は、切断刃(E)と包装物(C)とが相対的に
移動するようになっておればよい、また、包装物(C゛
)の高さに応じて、切断刃(E)の設置位置を変更し得
るようにしておくのがよい。この切断刃(E)により包
装物(C)には第15図の破線telで示す部分に切断
線が施される。即ち、切断刃(E)と包装物(C)とを
相対的に移動させると、第8図に示すように段差+al
が形成されている物品(A)の外側部分、即ち第15図
の破線(elで示す部分が切断せしめられる。この場合
、包装物(C)内において物品(A)と包装材料(B)
との間に空隙部(dlが存在するため、切断刃(E)の
刃先は物品(A)に達することがなく、商品に傷が付く
ことはない。
切断刃(E)の前方(第3図の右側)には、切断刃(E
)によって包装材料(B)の一部が切断された包装物(
C“)の移動位置P、において該包装物(C“)の下降
口(7)(第2図〜第4図)を設け、該部分には第4図
に詳示するように左右一対の受片f81. (a)をそ
れぞれの軸(9)を中心として同図鎖線の状態から実線
の位置まで回動するごとく設けるとともに、両受片f8
1. (a)間に臨ませ得る台αωを昇降可能に設ける
。この台αωは第2図に示すように下降口(7)からそ
の下方である同図実線の位置まで降下する。左右一対の
受片(a1,(a)はP、の位置まで移送せしめられた
包装物(C”)を一旦支受し、両受片(a1,(a1間
に台αΦが臨んでいない場合でも該包装物(C゛)が下
降口(7)から落下するのを防止する役をなす。なお、
左右一対の受片f81. (a)を左右対称的に作動さ
せるに当っては、例えばそれぞれの軸(91,(91に
固定したレバーのいずれか一方をシリンダーで作動せし
め、両レバーを連結した1本のロンドによりその動きを
もう一方のレバーに伝えることにより行うことができる
。しかして、左右一対の受片(a1,(a)がそれぞれ
第4図実線で示すように開(と、今迄両受片(a1,(
a)に乗っていた包装物(C゛)は上昇している台0(
Iのみに支えられ、爾後台αωの降下により第2図のP
4のところまで降下せしめられる。
なお、台αのを昇降させるに当っては、例えば第7図に
示すように台αψに垂直方向のネジ棒αυの上端を取付
け、該ネジ棒aυに螺合する雌ネジ筒αシにベルトαa
を介してモータαすの回転力を伝える方式を採ることが
できる。
一方、上記台αωが最も下ったところにおいてその側方
(第1図、第5図、第6図の左側あるいは右側)には、
上記切断刃(E)により切断された包装物(Co)の1
つの面(eo)を含む連続する3つの面に対して切断刃
(E)の切断方向に直交する方向に作動する切断刃(F
) 、 (Gl) 、(Gz)をそれぞれ配置する。実
施例において、切断刃(F)は切断刃(E)により切断
された包装物(Co)の面(eo)において切断線(Q
)に対して直交する方向の切断線(f)を施すためのも
のであり、また、切断刃(Gl) 、(Gt)は他の2
つの面(g’L(g’)において該切断線<rrの延長
線上に切断線(L)、(gz)を施すためのものである
。しかして、切断刃(E)により切断線te+が施され
た包装物(Co)は台qq上に載置されており、この状
態で包装材料(B)に切断線(fl、 (gl)+ (
g□)をそれぞれ施すには、面(eo)上において切断
刃CF)を切断線telと直交する方向に、また、2つ
の面(g’L(g’)の側方において切断刃(Gl)、
 (Gt)を垂直方向に移動せしめなければならない、
そのために実施例では、切断刃(F)を台αlの側方に
配置した枠体αQに対して水平方向に移動し得るブロッ
クαηに、また、切断刃(Gl)、(Gz)は枠体αe
に対して上下方向に移動し得るブロックa1にぞれぞれ
取付けである(第5図、第6図)、そして、ブロック(
17)はモータQSにより回動する水平状のネジ棒(至
)に螺着されており、該ネジ棒(至)の回動によりその
左右に配置されている水平状のガイド杆(21) 、 
(21)に沿って第6図の上下方向に移動し、また、ブ
ロックα鴫はモータ(22)により回動する垂直方向に
配置されたネジ棒(23)に螺着されており、該ネジ棒
(23)の回動によりその左右に配置されている垂直方
向のガイド杆(24) 、 (24)に沿って第5図の
上下方向に移動する。従って、ブロックαηに取付けら
れている切断刃(F)は台α1に乗っている包装物(C
o)の面(e“)の切断線(e)に直交する部分(fl
を、また、プロ7りα睡に取付けられている2つの切断
刃(Gl)、 (Gz)は台OIに乗っている包装物(
Co)の面(eo)に連続する2つの面(g’)。
(g′)の切断線(f)の延長線上の部分(gl)、 
<gt)  をそれぞれ切断する。かくして、1つの包
装物(Co)には連続する3つの面(e’)、(g’)
、軸゛)において、空隙部(dlの外側に相当する部分
に1本の切断線(e)と該切断線(elと直交する切断
線(flと該切断線Tflの延長線上において切断線(
gl) r (gz)が施される。従って、包装材料(
B)のうち第15図の(blあるいは(b”)で示す部
分は、3つの切断線(f]、軸+)、(gz)から切り
離すことができ、また、切断線(a)が施されている面
は該切断線(a1部分から明けることができる。なお、
上記装置を第2図、第5図に示すように台Qlの左右両
側に対向して設けると、第15図に示すように1つの包
装物(Co)の両側においてそれぞれ上記切断を行い得
るから、きわめて便利である。
また、台αΦの停止位置は包装物(C)の高さ、換言す
れば包装材料(B)で包まれている物品(A)の高さに
応じて変える。このようにすると、包装物(C)の上面
と切断刃(F)との相対位置が絶えず一定となるから、
1つの装置があれば高さの異なる包装物のすべてを切断
することができる。即ち、実施例に示すように物品(A
)が液体飲料を入れるための容器である場合、その容量
に応じて物品(A)の高さが異なるが、上記のように包
装物(C)の高さに応じて台αωの停止位置を変えてや
れば、1つの装置を利用して高さの異なる包装物(C)
のすべてを正確に切断することができる。
一方、実施例においては枠体(119を台(10)の側
方において第5図の左右方向に移動させ得るようにしで
ある。このようにすると、包装物(C)が台01と共に
降下してくる際あるいは切断後の包装物(Co)をさら
に持ち上げる際、切断刃(P)。
(G、)、(G、)が邪魔にならないよう後退させてお
くことができるのみならず、包装物(C)あるいは(C
o)の大きさに応じて台α口上での正確な位置決め及び
各切断刃(F) 、(Gl)、 (Gz)の設定位置の
調整を容易に行うことができる。なお、枠体αeを移動
させるに当って、実施例はシリンダー(25)により枠
体(至)の基台(16’ )を2本のガイド杆(26)
 、 (26)に沿って水平に移動させるようにした場
合を示す。
また、実施例においては、2つの枠体αe、 (16)
の内面即ち台α鴎と向い合う部分に圧着板(27)(第
5図、第6図)がそれぞれ取付けられている。これは台
αの上にある包装物(C)の2つの端面(bl、(b’
)を押圧するためのものである0両圧着板(27) 、
 (27)により第9図及び第14図のF1方向から包
装物(C)を押圧すると、圧縮前L0(第9図、第14
図)あった包装物の長さは被包装物たる物品(^)の集
積状態によりL+ (第10図、第11図)にまで縮ま
り、それに応じて包装物(C)の端面付近の上面(eo
)には第1O図の(B1)で示すように、また、他の2
つの面(g’)。
(g′)には第11図のくBりで示すように包装材料(
B)にそれぞれたるみが生じ、被包装物たる物品(A)
の集合体との間に第1O図及び第111の(do)で示
す空隙部が形成される。従って、切断刃CF) 、 (
Gl)、 (Gt)による包装材料切断に際し、被包装
物たる物品(A)を傷付けることがない。
なお、第5図、第6図に示すように、包装物(C)の4
つの側面のうち2枚の圧着板(27)、 (27)によ
る押圧面以外の2つの対向面をF、方向から押圧する圧
着板(28) 、 (28)を圧着板(27)とともに
配置すると、包装物(C)を四方から締め付けることが
できるので、包装物(C)にたるみ(B+)及び(aり
 、 (Bりが確実に形成せしめられ、被包装物たる物
品(A)に傷を付けることなくその部分を切断刃(F)
、(Gl)、(Gりにより正確に切断することができる
。実施例において、圧着板(28)は2枚とも台α1に
対して進退自在である。その具体的手段としては例えば
第6図に示すように、圧着板(28)をシリンダー(2
9)に直結し、その作動により圧着板(28)を2本の
ガイド杆(30) 、 (30)に沿って移動する場合
を挙げることができる。
このように2枚の圧着板(28) 、 (28)を移動
自在としておくと、包装物(Co)が台aφと共に降下
してくる際あるいは切断後の包装物(Co)をさらに持
上げる際圧着板(28)が邪魔にならいよう後退させて
おくことができるのみならず、包装物(C)、(C’)
の大きさに応じて台bl上での正確な位置決めを容易に
行うことができる。
また、実施例では、1つの包装物(C)の4つの側面の
うち隣り合う2つの側面(bl、輸°)を押圧する2つ
の圧着板(27) 、 (28)と、隣り合う他の2つ
の側面(b)、q′)を押圧する2つの圧着板(27)
 、 (28)との移動距離を異ならしめであるが、こ
のようにすると、1組の圧着板(27) 、 (28)
により台αΦ上で1つの包装物(C)の位置決めを行っ
た後、もう1組の圧着板(27) 、 (28)とで1
つの包装物(C)を四方から締め付けることができるの
で、包装材料(B)の所定位置を正確に切断することが
できる。
なお、被包装物たる物品(A)の大きさ、換言すれば1
つの包装物(C)の大きさを搬送装置(1)上で検知す
るべく、高さの異なる位置に2つの光電管(図示しない
)を設けたり、中身の異なる包装物であることをマーク
検知するための装置を設けることは、常套手段であり、
本発明の開封装置にもこれらの装置を採用することがで
きる。     。
〔発明の効果〕
本発明の開封方法を採用した場合には、段差を有する物
品を集積した包装物の開封を巧みに行うことができ、ま
た、本発明の開封装置を用いれば、段差を有する物品を
集積した包装物の開封を自動的かつ能率よく行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の詳細な説明するためのもので、 第1図は、その装置全体の立面図、 第2図は、その側面図、 第3図は、平面図、 第4図は、包装物の下降口付近のみの拡大側面図、 第5図は、下降口の下方に相当する部分のみを表わす拡
大正面図、 第6図は、その拡大平面図、 第7図は、その一部をさらに詳しく表わした一部縦断の
側面図、 第8図は、段差を有する部分における包装材料の切断状
態を示す斜視図、 第9図は、1つの包装物を4枚の圧着板で締め付ける直
前の状態を示す平面図、 第10図、第11図は、4枚の圧着板のうち左右2枚の
圧着板を作動させた後の状態を示す正面図ならびに平面
図、 第12図は、段差を有する物品の一例を示す斜視図で、
その物品を筒状に拡開した状態を示す、 第13図は、これを扁平に折り畳んだ状態を示す斜視図
、 第14図は、扁平に折り畳まれた段差を有する物品を多
数集積し、その外側を包装材料で包装した状態を示す斜
視図、 第15図は、その所定位置を切断した後の包装物の斜視
図、 である。 OI・一台1. Qトー枠体、 (27)、(28) 
−・圧着板、(A)−・物品、 +a)・〜段差、 (
B)−・・包装材料、(C)−・−包装物、 (dl・
・−・−空隙部、(E) 、 (F) 、 (Gt)。 (Gi)−・−切断刃。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、段差(a)が形成されている物品(A)を多数集積
    しその外側を包装材料(B)で1まとめに包装した包装
    物(C)を開封するに当り、段差(a)部分における物
    品(A)と包装材料(B)との空隙部(d)に向って切
    断刃(E)を作用させて該部分において包装材料(B)
    を切断するとともに、この切断された面を含む連続する
    3つの面において前記切断方向と直交する方向に包装材
    料(B)を切断することを特徴とする段差を有する物品
    を集積した包装物の開封方法。 2、上記空隙部(d)に向っての切断により切断さた面
    を含む3つの面の両側において、該切断方向と直交する
    方向の切断が行われている特許請求の範囲第1項記載の
    段差を有する物品を集積した包装物の開封方法。 3、段差(a)が形成されている物品(A)を多数集積
    しその外側を包装材料(B)で包装した包装物(C)の
    搬送方向に平行であって上記段差(a)部分における物
    品(A)と包装材料(B)との空隙部(d)に向って作
    用する切断刃(E)と、該切断刃(E)により切断され
    た面を含む3つの面において前記切断方向と直交する方
    向に包装材料(B)を切断する切断刃(F)、(G_1
    )、(G_2)とを備えたことを特徴とする段差を有す
    る物品を集積した包装物の開封装置。 4、包装物の搬送方向に平行な切断刃(E)により切断
    された包装物(C′)を載置する台(10)を備え、該
    台(10)の側方には上記切断刃(E)により切断され
    た包装材料の切断方向に進退する枠体(16)を設け、
    上記3つの切断刃(F)、(G_1)、(G_2)はも
    う1つの切断刃(E)により切断された包装材料の切断
    方向に走行するごとく枠体(16)にそれぞれ配置して
    なる特許請求の範囲第3項記載の段差を有する物品を集
    積した包装物の開封装置。 5、上記第(10)に対して枠体(16)を対向させて
    配置してなる特許請求の範囲第4項記載の段差を有する
    物品を集積した包装物の開封装置。 6、対向して受けられた2つの枠体(16)、(16)
    に、台(10)上の包装物(C′)の端面を押圧する圧
    着板(27)を取付けてなる特許請求の範囲第5項記載
    の段差を有する物品を集積した包装物の開封装置。 7、1つの包装物(C′)の4つの側面のうち上記圧着
    板(27)、(27)による押圧面以外の2つの対向面
    を押圧する圧着板(28)、(28)を台(10)に対
    して進退自在に取付けてなる特許請求の範囲第6項記載
    の段差を有する物品を集積した包装物の開封装置。 8、1つの包装物(C′)の4つの側面のうち隣り合う
    2つの側面を押圧する2つの圧着板(27)、(28)
    と隣り合う他の2つの側面を押圧する2つの圧着板(2
    7)、(28)の移動距離を異ならしめてなる特許請求
    の範囲第7項記載の段差を有する物品を集積した包装物
    の開封装置。
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